彫刻作品一覧
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-海辺のコテージに住む彫刻家サム・ダガンは、突然の来訪者の顔を見て、驚愕する。事故死した恋人ダミアンの面影を宿した男性…。彼はダミアンの兄、ホテルチェーンを経営する億万長者エイダン・ハーパーだった。抗いがたい魅力を感じながら、サムは不安におののいた。知られてはいけない。お腹に宿した子供の父親が、彼の弟ダミアンだということは…。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「童子」シリーズの彫刻家として、また奈良県のマスコットキャラクター「せんとくん」の生みの親としても知られる籔内佐斗司が、仏像制作・修復の現場で培った経験と、カミとホトケが結びついた日本特有の仏教観を軸に、私たち日本人が忘れつつある心の風景を映し出します。 「ホトケ」という言葉の由来から、ホトケの姿とその意味、仏像解体新書、ワンランク上の仏像鑑賞術まで。 Q&Aスタイルの本文には仏像写真やイメージ写真が満載。丁寧なイラスト解説に、実作者ならではの仏像解体の図版も付した、読んで楽しく見てうれしい、“籔内佐斗司流”仏教入門書です!
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 上高地から横尾へ向かう道、途中から地面が白から黒に変わっていた。 常念山脈では常念岳のピークだけが三角形に尖っている。 イルカ岩に代表される燕岳周辺にだけ存在する不思議な形の岩塔群――。 登山中に周りを見回して、ふと気づいたわずかな地質の変化や特徴的な地形。 そこには実は壮大な大地の営みが隠されています。 特に登山者に人気の北アルプスの槍・穂高・上高地周辺には、日本列島が誕生する以前の1億数千年前から、つい最近ともいえるほんの数万年の出来事まで、さまざまな地形・地質的な歴史が凝縮、しっかりと記憶されているのです。 本書は、美しい写真と数多くの図版で、そんな北アルプス南部の大地の歴史をわかりやすく紐解いていく一冊です。 山歩きの最中、これまでは何気なく目にしていた北アルプスの風景がきっと変わって見えることでしょう。 ■内容 [01]山を地質で眺めるということ [02]地質図を片手に上高地散策 [03]穂高を作る岩石 溶結凝灰岩を知る [04]在りし日の槍・穂高カルデラを想う [05]南岳の礫岩に大地の輪廻を見る [06]穂高に大岩壁ができた理由 [07]なぜ常念岳は三角形に尖っているのか [08]流浪の岩石 槍ヶ岳結晶片岩 [09]世界一若い花崗岩、現わる! 滝谷花崗閃緑岩 [10]槍・穂高を押し上げた巨大な力 [11]雪渓と氷河、どこが違う? 氷河の基本 [12]氷河地形のビフォーアフター [13]槍ヶ岳になれなかった中岳 [14]氷河公園の歩き方 [15]穂高を削った氷河はどこまで流れていたか? [16]槍沢の氷河地形探訪 [17]実践! 前穂を削った氷河を想像する [18]屏風岩の大岩壁が生まれた理由 [19]雲仙普賢岳と焼岳を重ねて見る [20]岩塔を作った天才彫刻家の正体 [21]風と寒気が作る地形 周氷河地形 [22]上高地誕生の物語を想う 槍・穂高の地史
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-幼なじみのラクランがペリカン島に戻ってきて以来、フィオナは落ち着かない日々を送っていた。はるか昔にこの島を出ていった彼を、やっと忘れかけていたのに……。再びラクランを追い出すため、彫刻家である彼女は、彼の経営するホテルの前の砂浜に漂流物を集めた巨大な作品を作った。ラクランは激怒したが、ついにフィオナの頑固さに負けて言った。君の彫りたいものをなんでも提供するから、その作品を撤去しろ、と。フィオナはあえて彼が受け入れられるはずのないことを口にした。「それなら、あなたを彫りたいわ。裸のあなたを」■「楽園の秘密」で顔を見せていたマギリヴレイ家の人々。本作品では、ラクラン・マギリヴレイがヒーローとして登場します。カリブ海に浮かぶ島で展開する熱いロマンスをお見逃しなく!
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-雇い主と揉めて仕事をやめたばかりのダニーは、間近に迫ったクリスマスを思うと憂鬱になった。また家族にけなされるに違いない――落ちこぼれダニーと。特にあの完全無欠で美人の姉が無職の私を見て何というか……。ある日、ダニーは、足首をくじいた隣人のおばさんの代わりに大富豪キャメロンの屋敷の掃除にむかっていた。そこで彼女は、広いベッドに全裸で眠る、完璧な容姿のキャメロンを発見する。彫刻のごとく端整な容貌、男らしい体つき、名声、富。恋人として彼を家に連れて帰ったらどんな騒ぎになるかしら?
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 最適な道具と素材の選び方から、精密な仕上げまで! ★ 美しく造形するポイントを 豊富な写真と図解でわかりやすくご紹介します。 ◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆ 木彫りの仏像彫刻というのは、 千数百年にわたる歴史にはぐくまれてきた 日本独自の文化であり、何世紀にもわたって、 師から弟子へとその努力や技術が受け継がれてきた かけがえのない歴史遺産です。 何百年という時間をかけて育ってきた木に向き合い、 仏像を彫っていると豊かな木の香りに包まれ、 触れているだけで優しくあたたかい気持ちに 心が満たされるのを感じます。 仏像制作は、慣れないとたいへんな作業に 思われるかも知れませんが、 実際に作品が完成した時の喜びはとても大きく、 何物にも代えがたいものです。 ひたむきに作品に向き合い、心を込めて彫ることで、 誰でもその人らしい作品を作り出すことができます。 仏像彫刻は男女年代を問わず、 どなたでも始められるすばらしい趣味です。 ぜひ自らの手で、 仏像彫刻の奥深い世界に触れてみてください。 侊心会 仏像彫刻・木彫刻教室代表 仏師 関 侊雲 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 第1章 材料と道具の選び方 ≪よく使われる材料の種類や特徴を知る≫ * 主な材料の特徴を知って、 作品により使い分ける * 木取りは木口に対しての垂直ではなく、 木目に垂直にする ≪必要な彫刻刀を揃える≫ * 最もよく使う小刀は右向きと左向きが必要 ≪その他の道具を揃える≫ * なるべく専門店で購入し、 使いやすいものを選ぶ ・・・など ☆ 第2章 主な道具の使い方と手入れのしかた ≪彫刻刀を正しく持つ≫ * 3通りの持ち方を知り、 彫る場所により使い分ける * 彫る時は右手薬指と小指を材料に、 左手親指を刃に添える ≪彫刻刀を正しく研ぐ≫ * まず刃裏から研ぎ刃の形を整える * 仕上がりに応じて砥石を替えながら刃表を研ぐ ・・・など ☆ 第3章 失敗しない地紋彫りの方法を知る ≪地紋彫りをきれいに仕上げる≫ * 縦、横、斜めの線は彫刻刀を立ててまっすぐに彫る * 押し彫り、引き彫りとも最初は薄く彫り徐々に深く彫る * V字は最初の線を垂直に彫り、少しずつV字の幅を広げる * 曲線は彫り始めと終わりは浅く 中心部に向かって徐々に深く彫る ・・・など ☆ 第4章 寸法比率の基本を知り粘土像を制作する ≪仏像の寸法比率を知る≫ * すべての仏像に共通する各部の比率を覚える ≪粘土像で全体のイメージをつかむ≫ * 粘土像制作に必要な道具を揃える * 土台の板に枡目を書き、 中心に芯棒を立てる * 芯棒の下から上へ、ゆるまないように針金を巻く ・・・など ☆ 第5章 仏像彫刻作品作りに挑戦 ≪立体制作の基本概念を知る≫ * 球=面の集合体と考え、少しずつ面の数を増やす ≪型紙を使って材料を切り出す≫ * 材料をよく見て仏像の正面を決める ≪徐々に細かく彫る≫ * どの段階の作業でも、さまざまな角度からよく見て彫る ≪手を美しく仕上げる≫ * 手全体をひとつの固まりとしてとらえ 完成時の形をイメージして彫る ・・・など ☆ 第6章 さらに仏像彫刻を深く知る ≪多くの仏像を拝観し見る目を養う≫ * 仏像は全体だけでなく細部をしっかり見る * 光と影のコントラストを意識し 上や下からも角度を変えて観察する ≪教室に通って指導を受ける≫ * 先生に積極的に質問して、疑問はその場で解決する * 短時間でもよいので、教わったことは自宅で復習する ・・・など ※ 本書は2017 年発行の 『よくわかる 仏像彫刻 思い通りに彫る55 のコツ』 の装丁を変更し、 内容を確認し一部必要な修正を行い、 新たに発行したものです。
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-美大でのあたしのライバル・瓜生は、普段はアホなお調子者なのに、彫刻やデッサンなど、創作においては天才的な面を見せる。あいつにだけは負けたくない、追いつきたい、近づきたい、というこの気持ちは…なに? 憧れ?嫉妬?それとも…? 瓜生に対して強がりを言ってしまったことで心が決壊したあたしは、彼のアトリエで…! アートの香りの激情ラブストーリー、読切46P!(この作品はウェブ・マガジン:Love Silky Vol.72に収録されています。重複購入にご注意ください。)
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、医師、解剖学者で彫刻家、製図家でもあるポール・リシェの著書『美術解剖学 ANATOMIE ARTISTIQUE: DESCRIPTION DES FORMES EXTETRIEURES DU CORPS HUMAIN』(フランス語)の日本語版である。130年前に出版され、以来、美術解剖学の教科書としてずっと読み継がれている。110以上の図が並べられ、文章は付属物としての位置づけである。 今回、美術解剖学の専門家が日本語に翻訳し、それを解剖学で多くの翻訳本を手がけている坂井建雄氏が監修している内容充実の本。 美術解剖学や解剖学に関する書籍が多く出版されているが、本書は最もスタンダードな教科書であり、美術解剖学の金字塔とも言える本である。 人体を描いたり触れることを生業にしている画家、彫刻家、漫画家、イラストレーター、アニメーター、CGアーティスト、ゲームクリエーター、デザイナーはもちろん、医師、理学療法士などにもぜひ読んでほしい。
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5.0「全能の神は初めに庭園を造った。それは本当に人間の楽しみの中で最も純粋なものである」フランシス・ベイコンは、「庭園について」という一文をこう始めている。ルネサンス・イタリアにおいて、庭はそれ自体が時代のもっとも繊細な美学の具現化であると同時に、ペトラルカやボッカッチョの抱いた自然観を反映し、占星術の思想によれば植物は地上の星であった。庭は読み解きを必要とする総合芸術だったのである。 歴代の教皇たちやメディチ家ら貴紳たちが、財を蕩尽してつくりあげた庭は、最先端の自然科学・工学技術や博物知識の集積場であり、古代彫刻や同時代アートの屋外展覧スペースであり、強力な政治的メッセージを発するプロパガンダ装置でもあった。ラッファエッロの名を知らしめることになった、ヴァティカン宮殿の「署名の間」の傑作壁画は、部屋から外を眺めたときに生まれる視覚効果を意識して描かれている。室内装飾も庭と同じグランド・デザインの一部であった。 本書では、ヴィッラ・デステに至る数々の名苑奇園を具体的に読み解いていく。狭義の庭園史や美術史の枠におさまらない、領域横断的な視点をもったルネサンス文明史である。
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-※契約等により、掲載許諾が降りなかった物件および、電子書籍対象外の写真、テキストには一部マスク処理をしております。本書ではP7「箱根駅伝」の記事全体にマスクがございます。 この電子書籍は2023年11月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部内容を変更している場合があります。 首都圏から気軽に行けて日帰りでも楽しめる人気のエリア熱海・箱根の情報がギュッと詰まった1冊です。 王道の観光スポットだけでなく最新・最旬のグルメ、スイーツ情報など、たっぷり掲載しています。 <主な特集内容> 【巻頭特集1】 旬な熱海 イマドキとレトロの欲張りTrip ・熱海のイマドキへGO ・熱海レトロを体感 ・旬な熱海もっと欲張りTrip ・ 【エリア特集】 <熱海> ・熱海1泊2日大満喫コース ・ACAO FOREST&ACAO ROSE SQUARE/来宮神社/MOA美術館/ATAMI BAY RESORT KORAKUEN/起雲閣 ・グルメガイド ・熱海駅前商店街 ・熱海銀座商店街 ・駅チカビル活用ガイド ・熱海海上花火大会&ナイトスポット ・初島でゆったり島時間 <箱根> ・箱根1泊2日コース 箱根登山電車/箱根彫刻の森美術館/cu-mo箱根/大涌谷 ・箱根でしたい4つのこと 箱根湯本駅前商店街でおいしいもの探し、アートを楽しむミュージアムめぐり、パワーを感じる箱根三社めぐり、いい湯でくつろぐ日帰り温泉 ・グルメガイド ・箱根の宿 ・御殿場プレミアムアウトレット/三島スカイウォーク/ドラゴンキャッスル <湯河原> ・湯河原のんびりさんぽ ・文人偉人ゆかりの老舗宿 <小田原> ・小田原さんぽ ・小田原地産地消グルメ/最旬グルメスポットetc. 上記のほか、各エリアの名物グルメ、注目宿情報も満載です。 【掲載エリア】 箱根、熱海、湯河原、小田原、箱根湯本、強羅、宮ノ下、小涌谷
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-2023年6月発行の最新版!あたらしい旅の渡航情報はもちろん、SNS映え抜群の話題スポットやニューオープン情報が満載です! <主な特集内容> 【巻頭特集】まだ見たことのない三都絶景 世界で最も美しい図書館のひとつと言われるウィーンのプルンクザールや、カラフルな住居群フンデルトヴァッサーハウス。教会内部が骸骨で飾られたチェコのセドレツ納骨堂や、世界一豪華と称されるチェコのカフェなど。有名観光地ではないけれど、目にしたとたん一瞬で心を奪われてしまう、美しい絶景の数々をグラビアでご紹介します。 【ウィーン特集】ハプスブルク家の宮廷遺産 ハプスブルク家黄金期の遺産「シェーンブルン宮殿」と「ホーフブルク(王宮)」を大特集。敷地内の必見スポットをご案内するのはもちろん、ハプスブルク家の人物像にも迫ります。 【プラハ特集】プラハ2大歴史遺産 ボヘミア王国の栄華を伝える「プラハ城」と、30体の聖像彫刻が彩る「カレル橋」をご紹介。周辺の立ち寄りスポットもチェックして。 【ブダペスト特集】世界遺産の街を歩く 2つの世界遺産を擁し、その美しさから「ドナウの真珠」と言われるブダペスト。ドナウ川を挟み、西のブダ地区、東のペスト地区の街歩きへご案内します。 上記のほか、各エリアの観光スポット、名物グルメ、おみやげ情報も満載です。 【特別付録1】ウィーン・プラハ・ブダペスト便利MAP 3都市のMAPと交通情報を網羅 【掲載エリア】 ウィーン、ヴァッハウ渓谷、ハイリゲンシュタット、ザルツブルク、ザルツカンマーグート、グラーツ、プラハ、チェスキー・クルムロフ、ブダペスト
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-「天才」と呼んだ瞬間に見えなくなる、本当のすごさがわかる! 絵画・彫刻・建築・土木・軍事……多岐にわたるその仕事は、しかしほとんどが未完に終わった。 彼が生きた同時代において、その名声はかならずしも高いものではなかった。 後世にも驚異をもたらすその着想は、実は彼一人の独創ではなく、先達の知見を踏まえてのものだった。 では「天才」というのはまったくの虚像だったのか? いや、そうではない。 現代の美術史研究による精緻な分析によって、まったくあらたな、一人の類い希なる表現者の姿が立ち上がる! 「フレスコ画を描かない画家」だったということにはじまり、ルネサンス期のイタリア各地を転々とする、苦闘と挫折に満ちた創作の人生を追いながら、神格化されたレオナルド像の向こうにある、真価を見いだそうとする試み。 夢想家〈ファンタジスタ〉レオナルド・ダ・ヴィンチの実像をたずねる、スリリングで発見に満ちた探究の美術史! *本書の原本は、2003年に角川書店より『レオナルド・ダ・ヴィンチという神話』として刊行されました。 【本書の内容】 序 章 神格化されたレオナルド 第一章 フレスコ画を描かない画家 一 システィーナ礼拝堂の壁画に参加しなかったレオナルド 二 ヴェロッキオ工房で修業したこと、しなかったこと 三 超えられない先輩ボッティチェッリ 四 ≪東方三博士の礼拝≫―先達への挑戦 第二章 新天地ミラノでの活動 一 ミラノ着任の経緯 二 素描リストの意味 三 技師・発明家・建築家としての真価 第三章 宮廷芸術家の立場と活動 一 舞台美術家としてのレオナルド 二 音楽家・楽器製作者としてのレオナルド 三 スフォルツァ騎馬像制作 第四章 最後の晩餐 一 ついに勝ち得た最大の好機 二 ドラマの表現を完成させたレオナルド 三 成功と悲運 第五章 夢ファンタジスタ想家レオナルド 一 フィレンツェ帰還 二 ≪ジョコンダ(モナ・リザ)≫と晩年のレオナルド 三 絵画による世界の完全な視覚化を目指して 参考文献・図版出典一覧 図版目録 あとがき
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-アイヴィーがフロント係として働くホテルは、20世紀初頭に富豪が建てた屋敷を改装したもの。宿泊客は、一族が収集した絵画や彫刻に彩られた豪華な空間での非日常を楽しみに訪れていた。あるときアイヴィーがチェックインを担当したのは、気難しい老婦人。一緒に来た息子だけでなくホテルスタッフや別の宿泊客にも強い言葉で迫っていた彼女が、ディナーの席で倒れ、そのまま命をひきとってしまった。重度の食物アレルギーがあったため、疑われたのは料理を作ったシェフ。完璧主義者の彼がそんな初歩的なミスを犯すなんてありえない。けれど警察はそれ以外の可能性を探ろうとせず……彼の絶対の無実を信じるアイヴィーはひとり、事件の真相を探ることを決意する!
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 17世紀のオランダは、レンブラント、スピノザ、グロティウスなどの天才が輩出した絢爛たる黄金の時代で、中世的市民文化発展のきわみであった。ホイジンガは、この時代の文化、とりわけ絵画が当時の社会で果たした役割を、概念や理論にたよらず、生き生きと描き出している。著者の芸術的天分が余すところなく発揮されている名著である。 目次 1 この国はいかにして、国家と国民の生誕するやたちどころに極盛に達した文化の地たりえたか バロック 位置と地勢 地域的不均等 海上航行および内陸水路という要因 都市的要素の優位 少ない大土地所有 農民と貴族 聖職者階級 首位にたつ商業 商人階級から都市費族へ 対スペイン戦争 陳腐な、然り、中世的な国民経済観 旧式な産業組織 重商主義を飛び越える 興隆する工業 ホラント州の優位 政治的には保守的な共和国 狭い範囲の統治・行政単位 南・北ネーデルラントの分離 ユトレヒト同盟 州主権 総督の地位 議会 福祉・平和政策 オラニエ家 他のヨーロッパ諸国に対する共和国の優越 優位の終焉 2 国民の社会的類型 稀薄な軍事的性格 外国人の多い陸軍 美術に反映せる陸上戦と海上戦 宮廷生活 オラニエ家と都市費族 土地貴族 都市貴族の生活 アムステルダム 都市美の喪失 都市の力と誇り 諸身分間の境界 依然として市民的なレヘント 文化の享受者と産出者 射撃団と詩人クラブ 人生を高尚にする古典主義 コンスタンテイン・ハイヘンス 画家と詩人 あまねくゆきわたっている絵画 3 教会生活は身分的境界線をかなり除去する 説教師と世論 カルヴィニズムの役割 宗教改革の進展 カトリックと(カルヴィニズム)以外のプロテスタント諸派 再洗礼派 ユダヤ人 反レモンストランス派の勝利 イギリスとの比較 教会と大学 教会と国民文化 カルヴィニズムと芸術I4 人間と事物 素朴と静寂 清潔好き 文芸 コンスタンテイン・ハイヘンス ヤコプ・カッツ ブレーデロー ホーフト フォンデル ヒューホー・デ・フロート 文学の意味と機能 自然科学の勃典 クリスチアーン・ハイヘンス 5 人は油彩画に何を求め、何を見るか 色彩と線への喜び 写生それ自体への関心 画題への関心 絵画作品の用途 蒐集 美的惑党の在り方 自然への忠実さ 含蓄の多い課題 聖害に基づく絵 リアリズムか フランス・ハルス フェルメール 風景画 版画 レンブラントとバロック 彫刻 建築術 教会建築 都市風景図 6 繁栄期の終焉 フランス文化の桟倣か 古典主義 嗜好と才能の衰弱 ぴどい衰退 散文 精神上の変化 信仰の枯渇 大いなる平安 田園生活 利子生活者 十八世紀のまどろみ 黄金の世紀か 訳者あとがき ホイジンガ,ヨハン 1872~1945年。歴史家、文明批評家。フローニンゲン大学卒業。フローニンゲン大学、ライデン大学で教授職を務める。ライデン大学学長。 著書に、『中世の秋』『ホモ・ルーデンス』『エラスムス』『わが歴史への道』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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3.9名画の理由は、 目には見えない。 「美術を理解するためには感性が必要」 はっきり言って、これは誤解です。 西洋美術を本当に理解するためには、 「情報」や「知識」が不可欠です。 深く読み解ければ、1つの作品から 感じられることが増え、より美術が楽しめます。 「でも、どうやって美術を読み解けばいいの?」 そう思った方も安心してください。 本書では、今すぐ実践できる フレームワークを使った鑑賞法を解説します。 見るべきポイントがわかり、どんな作品でも 自分で読み解けるようになります。 美術を深く理解することで、感性も磨かれます。 感性を高める「美術の見方」を手に入れませんか? 【こんな人におすすめ】 ・「美術を深く見られない」と感じている人 ・美術をもっと楽しみたい人 ・感性を高めたいビジネスパーソン 【著者紹介】 堀越 啓(ほりこし・けい) 株式会社SDアート 代表取締役 彫刻家と交流がある家で育ち、 彫刻家・佐藤忠良氏より命名される。 上智大学卒業後、大手一部上場メーカーにて、 企画畑を歩み、主に海外案件を担当。 2012年、SDアート入社。2015年、代表取締役就任。 全国美術館での展覧会の企画や、富山県美術館の三沢厚彦 作品設置プロジェクト、「真鶴町・石の彫刻祭」の企画・ 運営など、自治体や企業へのコンサルティング事業を展開。 2018年から開始した美術鑑賞セミナー「ゼロからわかる! 世界の巨匠から学ぶアート入門プログラム」は、 のべ100名以上が受講し、現在も満足度100%を継続中。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
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2.3「神官になって、両国の平和維持に貢献する」 それが私、アディーラの目標。 海の国リマニ帝国と、 竜を持つハーリカ王国は、文化が異なり古より仲が悪い。 その間を取り持つためにできたのが「教区」。 私はハーリカで生まれ、教区で育ちました。 神官たちは両国のトップと深く関わるため、「響技」を習います。 そして16歳の誕生日の今日、響技のレッスンが始まったのです。 未知の体験に心も身体も緊張の連続なのに、 身の回りの世話をしてくれているカイは このところなにか不機嫌で……どうしてなんだろう? それでも必死に「響技」のレッスンを受けていた ある日、とある事実が発覚し…… 私をめぐって権力者たちが争奪戦を始めたのです。 リマニ帝国では、 「神官になったらもらいに行く」とずっと公言していた皇太子が、 あの手この手で私に襲いかかってくる。 彫刻のように美しく優しげだと評判だけど、私には単なるストーカー。 ぽっちゃり&無神経王子がセクハラしてくるハーリカ王国には帰りづらい。 私を匿ってくれるイケオジのヴァイツ公も、なにやら思惑がありそう。 信頼できるのは小さい頃から一緒にいるカイだけだけど……。 私はいったい、どこへ行けばいいの?
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-青春、それはどんなに奔放自由であっても一抹の憂愁が通底している。自己の存在感や充実感を求めて夢を追い夢に縋り、そして、そのぬかるむ夢に躓き足を掬われ、傷ついてよろける。それでも並大抵でない再起を目指して再びチャレンジする。 プロのジャズピアニストを志しながら、突発性難聴を患って夢を絶たれた茉莉。 幼くして父親を亡くし、母親に早く楽をさせたいと、高校を出て直ぐに印章彫刻師の職に就いた謙一。 ラグビーのスクラムに潰されて首の骨を折り、二十二歳で早逝した達哉。 子供の頃から野球に夢中になり、女子プロ野球リーグ誕生と同時にプロの投手となった由香。 自分を裏切った男を刺して刑務所に入った孤児のホステス遼子。 達哉の葬儀の後で言った謙一の言葉が象徴的である。 「人間、生きている時間じゃ無くて、何を思い、何をしたかが問題なのだ。如何に納得した充実感を持ち乍ら生きるかが重要なのだ。自分の信じるものに向かって闘い続けることが生きるということだ!」
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