大嘗祭作品一覧

  • 銀龍(ワイタハ)から金龍(ヤマト)へ
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    テポロハウ長老は、2011年より毎年来日し、2019年の大嘗祭の時にも 天皇家を見守ってくださっておりました。 「ワイタハ族は銀龍であり、金龍である日本の弟分である」と 日頃から日本の代表、いや世界の代表である 天皇家に対して強い崇敬の念を示しておられます。 テポロハウ長老が世界をリードする 日本の人々に対して伝えたいメッセージとは 一体何なのでしょうか? 長老:日本の天皇は日本だけの天皇ではないとワイタハは知っています。龍族たちが協議する時には、指揮官となるのです。 長老:龍族はすべて、古代シリウスに属しています。金龍族は龍族の兄や姉となる存在です。ワイタハの偉大なる助言者も、日本の天皇も、日本の龍族もみんな親族です。天皇の起源は古代シリウスにあり、龍の法に則っています。 中谷:龍の役割は何ですか? 長老:宇宙のバランスを保つことです。龍がいなければ、地球だけでなく、宇宙が崩壊します。 中谷:では、その中でも金龍の役割は何ですか? 長老:古代の神々や日本人の中にある高貴な血族を守ることです。そして宇宙が崩壊しないように働いています。他のドラゴン達は金龍の指示で働きます。星はいずれ崩壊しますが、太陽のキーパー、すなわちドラゴン達が正しく働くことにより太陽の寿命は延びます。

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  • 麁服と繪服
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    天皇が即位の儀式として執り行う践祚大嘗祭で欠かせない祭祀具「麁服(あらたえ)」と「繪服(にぎたえ)」。 この神聖なる二つの布の成り立ちと歴史に迫り、天皇即位の秘儀を読み解くものです。 忌部神社や愛知県稲武町の献糸会から提供される貴重な写真も多数掲載。 あらたえとにぎたえとは 天皇即位の皇室儀礼である大嘗祭は、7世紀には既に行われていたと言われている。天皇に即位する者たちによる口伝のため、この儀礼自体が秘儀とされてきた。 その中でも大変重要な調度品が、大麻繊維で織られた布「あらたえ」と絹布の「にぎたえ」と呼ばれる二種類の反物である。 令和の大嘗祭でも用意されたが、秘儀であるこの儀礼の根幹であるため、その使い方は明かされていない。 通説では、即位する皇子が儀礼が行われる深夜に、これらの布を身に纏い、祖霊である神々とひとつになることで、本当の天皇になると言われている。 古式に則り作られ供される二種類の布にフォーカスしながら、大嘗祭と日本文化について探っていく。 「あらたえ」は徳島県阿波の三木家によって作られる。三木家は古代から天皇の祭祀を務めていた氏族である忌部氏の末裔だ。彼らの手により育てられ、糸を紡ぎ忌部神社で織られた大麻織物「あらたえ」は宮中へと運ばれる。 大麻(おおあさ)は結界やお祓いの幣、神社の注連縄などにも使われており、日本では古来から神の宿る植物として大切にされていた。この霊力を使って神々との一体化をはかる。 一方の絹織物である「にぎたえ」は愛知県豊田市の稲橋八幡神社を中心に作られる。 植物由来のあらたえと、動物由来のにぎたえを使って神々とどのように儀礼を結ぶのか。誰もそれは知らない。
  • ケガレの起源と銅鐸 射日・招日神話で解く日本文化
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    独自の研究に基づく画期的新説により、日本文化史の新たな時代が拓かれる。 古代史最大の謎とされる銅鐸、日本精神文化の底流を貫くケガレ観。両者を結びつけるのは岩戸神話、その源としての射日・招日神話であった。列島の歴史に深く浸透する神話を紐解くことで、餅やカラスの民俗、大嘗祭などの謎も明らかに。 独自の研究に基づく画期的新説により、日本文化史の新たな時代が拓かれる。 【目次】 はじめに 序 章 第一章 銅鐸 埋められた太陽 第二章 烏勧請の意味とその目的 第三章 餅はケガレの象徴 第四章 境界と銅鐸 第五章 天岩屋戸神話とケガレ忌避観念の発生 終 章 柳田国男と網野善彦が提起した疑問について 資料編 銅鐸はどこに埋めたか 附 編 あとがき 【著者】 木村 成生 木村 成生(きむら・しげお) 1953年1月生まれ。 民俗研究家。元・古書店店主。『散歩の手帖』編集発行人。 古書店を営むかたわら、長年にわたり歴史・民俗について独自に研究。 2000年より個人誌『散歩の手帖』を発行。野鳥観察の記録・随筆から始まったが、24号より「銅鐸」「烏勧請」などに関する研究成果を発表した。個人誌は30号で休刊となったが、その後も民俗に関する研究を続けている。
  • SAPIO (サピオ) 2019年 4月号
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    世界を見れば日本が見える 歴史を見れば現代がわかる 世界で起きている最新情報を伝え、埋もれた歴史の真実に光を当てる。それがSAPIOです。気鋭のジャーナリスト、時代を代表する言論人の寄稿による特集記事から見えてくるのは、あなたが知らない「日本」と「日本人」の本当の姿です。 ※電子版には付録はつきません。 ※電子版からは応募できない懸賞などがございます。 ※電子版では、掲載されないページや、一部マスキングしている写真、掲載順序が違うページなどがある場合がございます。 表紙 天皇「秘儀と謎」 目次 第一部 皇室と日本人のこれから 次代の天皇制を読む 天皇は「譲位」によって国体を守ろうとした ひと目でわかる 皇位継承の儀式のすべて ゴーマニズム宣言 新天皇即位を寿ぐ 新天皇 皇太子が胸に刻む訓戒の書『誡太子書』の苛烈な内容を知るべし ご回復 苦難の道を歩まれた雅子妃の「皇后」へのご覚悟 大図解 上皇の生活はどうなるのか 第二部 秘儀と歴史的視点 特別対談 歴史を紐解けば「新天皇像」が見えてくる 検証 大嘗祭で天皇はどんな秘儀をしているのか 完全保存版 宮中祭祀の一年 第三部 天皇と皇室の課題 教えて下さい!天皇と皇室の未来を考えるための「3つの疑問」 激突! 「皇族になる男系男子はいる!」「ならば、連れて来い!」 天皇家の資産 新天皇即位で「三種の神器」の贈与税はどうなる 第四部 天皇・皇后の慈しみ 歩み 国民とともに 御世替わり 今上陛下「30年間のお言葉」に込められた「伝統の継承者」としての覚悟 国母の言葉 美智子皇后「ありがとう」の深き意味 日本の中心 今こそ改めて心に刻みたい「天皇を戴く日本と日本人の幸福」 歴史的瞬間 「昭和の最後」と「平成の最初」を伝えたアナウンサーが明かす「元号越え」秘話 第五部 海外の反応 世界の視点 中韓米英のメディアは天皇「生前退位」をどう報じたのか 中国 中国歴代最高指導者が抱える「天皇コンプレックス」の正体
  • 詳解 有職装束の世界
    値引きあり
    4.0
    衣装から小物、刀など多岐にわたって、詳細に有職装束を紹介。大嘗祭の着付けなども担当する著者ならではのコレクションを余すところなく披露!
  • 新元号でケタ違いに幸せになる! 関西神社お参りガイド
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 19年5月1日、令和への改元は、運気を上げる大チャンス! 中井耀香先生が指南する「運気を呼び込む方法」で、 令和は最高にハッピーに! 時代が完全に令和になるのは11月の大嘗祭。 それまでに運気を呼ぶため何をしたらいいのか、 書き込めるスケジュール表付き! 【主な内容】 ■令和でケタ違いに幸せになる! 開運術   書き込んで使って!大嘗祭までにやることスケジュール   中井耀香先生流お参り術 住吉大社でご利益を授かる!   大嘗祭までにやっておくこと    ・清めの砂を集め始める    ・令和の時代に不必要な縁をほどく    ・狛猪が要る神社へお参り  など ■関西最新御朱印ガイド   神社などにご協力いただき、集めに集めた!   「令和」が記された最新バージョンがたくさん!   御朱印好き必見の限定デザインも! ■ご利益別 関西開運神社  ほか ※掲載情報は紙版発行時のものであり、施設の都合により内容・休み・営業時間が変更になる場合があります。クーポン・応募券は収録しておりません。一部記事・写真・別冊や中綴じなどの特典付録は掲載していない場合があります。
  • 深層日本論―ヤマト少数民族という視座―(新潮新書)
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    日本人は少数民族、すなわちヤマト少数民族である! そう捉えると様々な謎がとけてくる。なぜ粗末な穀物倉庫が伊勢神宮正殿となったのか。秘される大嘗祭で天皇は何をしているのか。今なお、無文字文化の名残を残す中国少数民族に、在りし日の日本の姿をみた碩学が、古事記、万葉集(和歌)、伊勢神宮、大嘗祭をめぐって、本当の“日本古来”とは何なのかを、遥か古代にまで遡って説く日本論の決定版。
  • 持統天皇と男系継承の起源 ――古代王朝の謎を解く
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    古代の大王・天皇には男性と女性、男系と女系が入りまじっていた。それが男系ばかりになったのは、なぜか? そして、いつ、誰が、どのように? 本書がまず注目するのは、天孫降臨神話とともに成立した持統「双系」王朝である。始祖となった女性天皇は代替りをタテの血脈でおこなう天皇制システムを創出し、皇祖神を祭る伊勢神宮に永遠の更新システムを埋め込んだ。しかし持統没後、双系継承は覆る。男系継承は藤原不比等が主導した平城京遷都に仕組まれていたのだ。神話、大嘗祭、王宮や王都、終末期天皇陵から古代王朝の謎を解き明かす。
  • 竹取物語の作者・空海が「かぐや姫」に隠し込んだこの国の巨大秘密
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    1巻2,079円 (税込)
    封印されてしまった縄文以前の歴史のパンドラの箱を開ける! 縄文以前の歴史とは「ムー」である かぐや姫から琉球古陸・徳之島(蓬莱山、エデン)へ超知の旅 ◎ 日本初、否、世界最古級のSF小説の主人公かぐや姫は宇宙人?! ◎ 空海は宇宙人が地球を訪れていることをなぜ知っていたのか ◎ レビ族の血を引く空海は「先代旧事本紀」「竹内文書」も読んでいた?! ◎ 空海は富山の皇祖皇大神宮に通っていた?! ◎ 日本は「旧約の民」と「新約の民」との二重構造から成り立っている ◎ 竹取物語の「天女の羽衣」は大嘗祭の麁服(あらたえ)と一致する ◎ 登場人物の一人である「三室戸斎部の秋田」は忌部氏のこと ◎ かぐや姫が月に帰る8月15日は聖母マリア昇天の日 ◎ 竹取物語の発祥は京田辺市である ◎ 空海の母親の出自・阿刀氏のルーツは「弓月君」 ◎ 「弓月君」は渡来系氏族の秦氏で景教徒 ◎ 秦氏に繋がる空海は大秦寺のペルシャ人・景浄から「イエスの復活」を学び、青龍寺のインド僧・恵果和尚からは「真言密教の真髄」を学ぶ ◎ かぐや姫の物語はイエス・キリストの復活話そのもの ◎ 罪を犯したので月から地球に生まれ落とされたかぐや姫と人類の罪を背負って復活したイエス・キリスト ◎ 『三教指帰』と『竹取物語』の類似点を比較考察することで作者がわかる ◎ 空海は『竹取物語』の中で『三教指帰』の教えを帝の言葉として語らせている ◎ 元伊勢籠神社の海部宮司の娘・真名井御前がかぐや姫のモデルなのか?! ◎ 琉球古陸の中心・徳之島に「ムー山」(ピラミッド)がある ◎ 竹取物語に出てくる蓬莱山の不老不死薬が徳之島の徐福伝説につながる ◎ 卑弥呼の邪馬台国は徳之島である証拠が続々と見つかっている ◎ 徳之島の子安貝が当時の中国の貨幣になっていた ◎ エデンの意味は「よろこび」蓬莱(ほうらい)の意味も「よろこび」 ◎ 徳之島は旧約聖書の「エデンの園」のこと ◎ 徳之島の遺跡からは卑弥呼の人骨がシリウスの聖方位と共に発見されている ◎ 北極星信仰はシリウス信仰を隠す役目 ◎ 徳之島からヒヒイロカネと24弁の菊花紋(シュメール、ダビデ王、天皇家に共通)が出て来た ◎ ラ・ムーを中心に一つのスメラ尊で統括されていたムー大陸 ◎ 日本書紀と古事記の一番の目的はノアの洪水以前つまり縄文以前の歴史を隠す事 ◎ 縄文以前の歴史とはムー大陸の歴史である

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  • 大嘗祭
    3.0
    本書は歴史的資料を博捜して、大嘗祭を構成する儀礼である斎田点定、大嘗宮の造営、大嘗宮の儀、廻立殿の儀等を詳述し、全体像を明らかにする。大嘗祭の原型を探ることで可視化する、秘儀の象徴性とその本質とは。資料として、「天神寿詞」、「登極令」、および関連年表等を付す。
  • 大嘗祭―天皇制と日本文化の源流
    3.0
    1巻1,012円 (税込)
    代替わりした天皇が即位後の秋に1回だけ行う大嘗祭。「秘すべきことがはなはだ多い」とされ、謎に包まれたその儀式は、古来、豊穣祈願、聖婚儀礼など、さまざまに解釈されてきた。著者は大嘗祭が確立した天武朝、さらに古墳時代、弥生時代へとその起源を遡って考察。そのルーツが稲作儀礼にあり、原初段階の日本文化が女性原理に満ちたものであることを明らかにした。現在に至る日本的心性の基層が浮かび上がる。
  • 大嘗祭の本義
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    1巻440円 (税込)
    折口 信夫による作品。
  • 大嘗祭の本義
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
    この電子書籍ファイルは青空文庫のデータをもとに制作しております。

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  • 天皇家と日本人1300年間の呪文
    -
    1巻2,200円 (税込)
    ・山川紘矢氏・山川亜希子氏推薦&特別対談動画付き ・身近な名前の古代ルーツがわかる 「氏名手配&地名手配ハンドブック」付 皇位継承! 大嘗祭、三種の神器、伊勢神宮、天孫降臨、 万世一系、卑弥呼、邪馬台国、神武天皇 etc… この大転換期に【謎の奥伝】全てが明らかになる! 記紀(視野狭窄)神話から シュメール(世界史的起源)へ かつて世界は元一つの文化圏だった! 海を越え、時代を越え、現代日本に受け継がれる シュメール/エジプトの古代2大文明の精神 『古事記』『日本書紀』では捉えきれない 超国際的(ハイパーインターナショナル)な 古代天皇家の起源とは? 歴史言語学的アプローチで紐解く この国の人々の真のルーツと世界史的役割! 序章 天皇家とのご縁を運んだふたつの出会い 第1章 皇位継承の祀りで分かる!天皇家が倭国の頂点に立った理由 第2章 天皇家本来の守護神とは? 第3章 天皇家は万世一系か? 第4章 歴代天皇の名前に秘められたスメルのDNA「エンペラーコード」 第5章 天孫降臨の真実 第6章 女神としてのアマテラスのモデルは卑弥呼女王 第7章 NEW DAWN 新しい夜明けの時代がやってきた! 付録1 氏名手配&地名手配ハンドブック 付録2 コトダマミュージックが起こす数々の奇跡 ~大空は神様のキャンパスだ!~

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  • 天皇即位と大嘗祭―徳島阿波忌部の歴史考
    -
    日本の原点を見つめ、未来を創る!天皇の即位により行なわれる大嘗祭。歴史は古くはるか千年を超える。その日本古代からの儀式の中核をつかさどってきた阿波忌部氏とは一体何者なのか!今まで表舞台では語られることのなかった徳島阿波忌部から大嘗祭の意義を考える。日本創生に向けた道標となる一冊! (※本書は2018/10/1に発売し、2022/6/9に電子化をいたしました)
  • 天皇の秘儀と秘史
    4.0
    1巻1,584円 (税込)
    古史古伝のひとつ「正統竹内文書」の伝承者にして第73世・武内宿祢である筆者は、同時に南朝小倉宮の子孫でもある。秘密結社、竹内神道が保持し、南朝にのみ伝承された秘儀を明らかにし、天皇が行う大嘗祭や即位の礼、日継の儀式とは何かを明らかにする。
  • 天皇は「元首」である
    -
    「表現の不自由展」だけじゃない 政治家とマスコミに読ませたい皇室にまつわる法と常識を徹底解説 ◎「御意向」は伺っても伺わなくても問題 ◎「表現の自由」は免罪符にならない ◎「女系天皇」という詭弁 日本人の節度を取り戻そう 皇室制度に関しては、一ミリも妥協してはいけないのである。 今回は一ミリどころか、大幅に伝統が捻じ曲げられた。 例えば、伝統的には「譲位」とすべきところ、「退位」と「即位」に分離された結果、 三種の神器が渡御することの意味合いが隠されてしまったこと、 元号が代替わり前に公表されたこと、 「太上天皇」を正式名称とせず「上皇」という略称が正式名称にされてしまったこと、 大嘗祭の建物が一部プレハブにされたことなど、枚挙に遑(いとま)が無い。(「まえがき」より) 譲位、皇位継承、皇族方の御結婚、天皇陵の調査問題…… 明治天皇の玄孫が 憲法学的な視点から皇室を論じる
  • 天皇論「日米激突」(小学館新書)
    4.3
    タブー一切なしの衝撃的「天皇論」。 ベストセラーシリーズ『天皇論』の小林よしのりと、『国民の天皇』で大佛次郎論壇賞を受賞し、近著『天皇と日本人』でも論議を巻き起こした米国の日本研究者ケネス・ルオフが、天皇・皇室を巡る問題を大激論! 「そもそも神武天皇は実在しない」から始まり、「天皇が韓国に行ったならば」「大嘗祭は国費でやるべきか」「天皇に人権はあるのか」「外国人労働者と天皇」「昭和天皇に戦争責任はあるか」「ハーフの天皇はありか?」などなど、日米の論客がタブー一切なしで語り合った衝撃的かつ、まったく新しい「天皇論」。 2人の激しい論戦から、新しい時代の天皇と皇室、そして新しい日本のかたちが見えてくる!
  • 日本古代呪術 陰陽五行と日本原始信仰
    4.0
    古代日本において祭りや重要諸行事を支えた原理とは何か。白鳳期の近江遷都、天武天皇大内陵、高松塚古墳、大嘗祭、さらには沖縄に残る祭祀や伝承に秘められた幾重にも重なる謎を果敢に解きほぐしてゆく吉野民俗学の挑戦。日本原始信仰と陰陽五行思想の習合が生み出した古代日本社会の姿、そして外来思想を享受した古代人の思考と世界観に鋭くせまる。
  • 日本人はなぜ外国人に「神道」を説明できないのか
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    大嘗祭、大相撲、歌舞伎、アニメ、経営学、量子論、リベラル思想― その根源には「神道」の精神がある! 近年、日本の文化や習慣に興味を持つ外国人が急増しています。 また、神社などに関心を示す若者も多くなっているようです。 しかし、私たちは日本文化の根本ともいえる「神道」をきちんと説明できるでしょうか…? 「神道とは何か?」「日本とは何か?」について、気鋭の神道思想家が、歴史教科書、伝統文化、芸能やスポーツ、衣食住など多角的に分析した一冊です。 シントウって何だろう…? ●「神道」=「アニミズム」ではない ●戦前に「国家神道」は成立しなかった!? ●「禊ぎ祓へ」は現代でも通用する ●「日本語」が「英語」ともっとも違う点 ●神社や神様には「地域らしさ」がある ●神道の「間」と日本建築の「間」 ●日本料理の起源 ●日本のアニメや漫画はなぜ世界を席巻するのか ●神道の「見える化」と「量子論」etc.
  • 日本の君主制
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    平成16年(2004)、内閣総理大臣小泉純一郎は、私的諮問機関として「皇室典範に関する有識者会議」を設置した。本会議の目指す所は、時代は昭和から平成へと御代が替り、男性皇族が秋篠宮文仁親王殿下以来、40年間誕生していないことから若い男性皇族が不足し、皇位継承に支障を来たすとし、翌平成17年(2005)1月より17回の会合を開き、11月24日には「皇室典範」改正に向けて皇位継承について女性天皇・女系天皇容認、長子優先を柱とした報告書を提出した。本会議は、平成18年(2006)9月、秋篠宮家に悠仁親王殿下が誕生されたため、改正は事実上先送りされた。 葦津珍彦は、大東亜戦争(太平洋戦争)敗戦後の昭和22年(1947)、アメリカを中心とする連合国占領下に於いて施行された現行の「日本国憲法」及び「皇室典範」の問題点と課題を整理し、内務省解体後に設立された全国神社を包括する宗教法人神社本庁の機関紙である「神社新報」上に天皇・皇室、そして深く関わる祭祀制度、神道(国家神道)、神社、国体等に関して持論を展開した。神道ジャーナリストでもある葦津の論は、国内問題だけに眼をとらわれるのではなく、ロシヤ、ドイツ、フランスなど西欧諸国の制度、思想をも踏まえた内容であり、小泉内閣で提議された「女帝問題」等に代表される現代日本が抱える事象を予見している。 世界に前例のない天皇制とは、どんな機能を持つものか。皇位継承を論ずる前に、まずこれを読んでほしい。 ■キーワード(目次の構成) ▲再発行の序 ▲はじめに 天皇制研究とはなにか ▲国民統合の象徴 ▲共和革命の独裁者と帝王意識 ▲明治維新と東洋王朝の亡滅 ▲天皇・祭祀・憲法 ▲天皇の祭祀と建国の精神 ▲明治民権家の天皇制理論 ▲中江兆民の帝国憲法解釈 ▲国体問答 ▲占領時代の天皇・国体論 ▲天皇意思と一般意思 ▲明治天皇の御神徳を敬仰し奉る ▲新日本国憲法の制定に際して ▲神器と大嘗祭の規定なき新しき皇室典範の成立 ▲国体論の将来―新憲法未解決の問題 ▲天皇陛下と東京裁判の判決 ▲天皇陛下万歳 ▲天智天皇を欽慕し奉る ▲明治天皇と神道精神 ▲皇太子様の御近況と将来の御教育の方針 ▲湊川神社の復興 ▲皇大神宮の御遷宮と皇居の御造営に就いて ▲天皇と道徳の関係 ▲菅原道真公の清節 ▲神宮と天皇陛下 ▲付録 天皇・神道・憲法(抜) ▲皇位継承法
  • 日本の民俗宗教
    3.0
    「日本独自の文化・伝統」はどのようにして生まれたのか。天皇のもと稲作中心に営まれた古代日本社会に、中国大陸から仏教が伝来して以降、さまざまな文化との交流、混淆、対立が繰り返される。大嘗祭、祇園祭り、盆踊り、元寇、ねぶた祭り、南蛮貿易、寺請制度、かくれキリシタン。古代から現代まで、数々の外来の文化の影響を受けて変容し形成された日本の民俗宗教を、歴史上の政治状況、制度の変遷とともに多角的に読み解く。
  • 枕

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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 神さまの枕・大嘗祭の枕から枕絵の世界まで,人生の三分の一を共に過す枕をめぐって,その材質の変遷を辿り,伝説と怪談,俗信と民俗,エピソードを興味深く語る。
  • もう一人の「明治天皇」箕作奎吾(みつくりけいご)
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    1巻2,662円 (税込)
    天皇家とは縁もゆかりもない地質学者(地下資源のありかを知る者)の孫・ 箕作奎吾が天皇として即位した? 大室寅之祐の明治天皇すり替え説はその真相を隠すためのフェイクだったのか?! 大胆な仮説の検証がついに一冊の本になった! ネットで話題の「明治天皇=箕作奎吾」説を初めて本格的に検証! 隠れユダヤ教徒たちは黄金の島ジパングで何をしたのか? 写真を解析し内外の公開資料を翻訳して、「明治天皇=箕作奎吾」「オランダ=架空の国」「日本は英国領だった」説など、衝撃の仮説を提示する! ◎ 昭和天皇は、最も強く遺伝的影響を受けたのは箕作元八(げんぱち)という趣旨のことをニューヨークタイムズに打ち明けていた ◎ 箕作奎吾(けいご)(満15歳)の頭蓋骨の特徴が明治天皇(満19歳)の写真の頭蓋骨の特徴と一致。二人は生まれ年も同じ ◎ 孝明天皇は、帝位を他人に譲る決心をしていた。 ◎ 明治天皇の数え年で10歳の習字が、英語や蘭語を書く人のように横書きだった謎 ◎ 写真と尊称から探る箕作家と明治天皇のつながり  ◎ 宮中にユダヤ教と共通する汚れを忌み嫌う掟(おきて) ◎ 箕作りをしていたサンカの食文化とユダヤ教の掟 ◎ ユダヤ教祭司族のモーセが奇跡を起こした杖はサクラ ◎ オランダ商館長は隠れユダヤ教徒だった? ◎ 蘭学者たちがオランダ正月を祝い始めた理由 ◎ 現人神の英訳がユダヤ教の「生ける神」の英訳と同じ理由 ◎ 儒教の経典に「大嘗祭」の説明が ◎ 則天武后の父親は、和名が藤原鎌足だった? ◎ 小御変革とは「別の人が皇統を継ぐこと」だった? ◎ 箕作阮甫が書いた地質学・鉱物学書から「日本坑法」までの流れ ◎ 日本が英国領だったことを示す資料が存在した! ◎ サンカの系譜を持つ者が日本でユダヤ教祭司になりすました理由

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