北前船作品一覧

  • 北海道の教科書
    完結
    -
    北海道を深く知りたい人に贈る、大人のための教科書。歴史、地学、産業、交通、統計など、知らなかった北海道が見えてくる。 ・巻頭特集 北海道ヘリテージ/世界遺産/特別史跡/特別天然記念物/国立公園 ・空撮  空から見た札幌/小樽/函館 社会科/歴史:世界遺産に見る縄文時代/北方の大戦争コマシャインの戦い/北前船/五稜郭と蝦夷共和国 産業:復活したラベンダー産業/ばんえい競馬と競走馬 交通:北海道鉄道史/廃線跡は今 理科/地学:発見続く恐竜大国/サハリンが北海道から離れた縄文海進 国語北海道のアイヌ語地名 家庭科/北海道の郷土料理 美術/アイヌの舞踊と伝統工芸 体育/北海道スポーツ史 算数/統計:各市町村別人口・年齢構成 ◎豊富な地図や図版 ◎古地図や浮世絵などの資料も満載 ◎河合敦氏の歴史コラム掲載
  • 化生の海
    4.2
    加賀の海から水死体で発見された男。北海道・余市の自宅には、底に「卯」の字のある一体の古い素焼き人形が残されていた。事件から五年、かすかに残った男の足跡を辿る浅見光彦は、北九州・北陸・北海道を結ぶ長大なラインに行き当たる。それは江戸から明治期に栄華を極めた、北前船の航路と重なっていた。列島を縦断し歴史を遡る光彦の推理。ついに驚愕の真実が、日本海から姿を現す。
  • 汐のなごり
    3.5
    1巻550円 (税込)
    物流の担い手だった北前船や、世界に先がけて米相場が開かれていた北の湊に生きた人々の物語。凜とした端正な時代小説! 惜しくも急逝した北重人、追悼刊行。日経新聞(11/2付)の書評で、北重人の美質は艶やかな文章にあるけれど、今回は風景描写で見事な成果を上げている、と紹介されました。日刊ゲンダイ(10/3付)の[書評]に心打つ時代小説集と紹介されました。大藪賞受賞作家の新境地! 北前船が着く北の湊を舞台に、遊女や、廻船問屋、古手問屋、敵討ちに出向く武士、米相場を張る相場師など、運命に翻弄されながらも、強く、しなやかに生き抜く人々の物語。『海上神火』『木漏れ日の雪』『海羽山』『歳月の船』『賽土の神』『合百の藤次』など6編収録。
  • 江差追分人間模様
    -
    1巻1,047円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「江差追分は不思議な唄である。初めてこの唄に接した人々は、感動してあふれ出る涙に戸惑う。悲しい涙ではない。なぜか心に響く旋律に魂が揺すられて胸に迫ってくるという」(本書第一章「追分全国大会と町民」より)。 本書は北海道渡島半島の西海岸に面する港町、江差町に生まれ、現在に至るまで連綿と歌い継がれている江差追分節の魅力と、それに熱き思いや情熱をかけ、さらには生涯を捧げた人々の生きざまを描いた一冊である。 第一章では「小さな町で全国大会を」という実直で奇抜な発想を実現させた、江差追分全国大会開催までのいきさつと苦労を、また江差追分大会の歴代受賞者の歌声、節回しの特徴や人柄を、彼らを間近で見続けてきた元江差追分会館館長の著者ならではの視点で親しみと尊敬を込めて紹介する。 第二章では江差追分会館建設にまつわる顛末を、第三章では江差町が栄えた江戸時代の北前船の再現に命をかけた若者たちの物語を描き、この唄と江差の風土との深い関わりを浮き彫りにする。 最終章である第四章では名人たちに加え、追分節に魅了された音響専門家、作曲者、音楽家、コレクター、一般の熱心な愛好家たち約四十人を、愛情を込めて紹介。ほとんど「人生をかけて追分に取り組む」と表現して良い人々の純朴で真摯な姿は読んでいて胸が熱くなる。 「江差追分が地域を越え、全国の知識人から庶民にいたるあらゆる人々の心を惹きつけるのはなぜか。渡島半島の西海岸に面した一万人にも満たない港町が、北前船の交易で繁栄を極めた時代があったとしても、うたい継がれ磨かれてきたのはなぜか…。(略)民族の魂に共感するのかも知れない。謎というほかない」(本書第一章「追分全国大会と町民」より)。 江差追分という特殊な唄の生まれと育ち、愛され方が生き生きとした証言で組み立てられ、この唄に魅了された一人である著者によって愛情深く著されている。

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  • 江差 街並み今・昔
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 江戸期からの歴史のまちで、民謡・江差追分でも知られる道南の江差町。「今」と「昔」の街並みを、写真で対比させながらたどる。郷土文化に詳しい同町在住の松村隆さんが自身の思い出も交えながら、古里を語る。歴史を刻んだモノクロ写真が伝える繁栄の時代と衰退、そこからの再生を目指す動きまで、江差の長い歴史の表情がふんだんに盛り込まれている。  内容の一部は次の通り。「藩政期からの役所と問屋の町」(中歌町)、「潮風の通り道」「羽根出し建築」(姥神町)、「北前船の繁栄に夢をつないで」(港)、「ニシン伝説の浜」(鴎島)、「街道のイカぶすま」(五勝手地区)、「江戸の粋を見る」(本町)、「江差豪商の別荘に見る風雅」(豊川町)、「繁次郎、風まかせの浜街道」(泊町)、「ヒノキ流送の土場村」(柳崎町)。

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  • 近江商人と北前船 北の幸を商品化した近江商人たち
    -
    お正月に欠かせないカズノコや棒ダラ、代表的な京料理のニシンそばや昆布巻き。これら北の幸が伝わった背景には、北海道の開拓を行った近江商人と荒れる日本海を果敢に航行した北前船の存在があった。
  • 緒方洪庵 浪華の事件帳 : 1 禁書売り〈新装版〉
    4.0
    2009年に「NHK土曜時代劇」で連続ドラマ化された人気作が、本年、舞台でお目見え! 5月に「大阪松竹座」「新橋演舞場」で相次いで公演(公演名「蘭 RAN 緒方洪庵 浪華の事件帳」主演/藤山扇治郎・北翔海莉)されることを記念し、傑作シリーズ2作を新装版、同時刊行!! 備中から大坂に出て思々斎塾で勉学に勤しむ緒方章(後の洪庵)は、師匠の言いつけでご禁制の蘭学書を入手するため、禁書売りと取り引きする。だが、その男が殺され、章は否応なく事件に巻き込まれる……。物語の幕開け、第1弾!
  • 大人のひとり旅
    完結
    -
    50代のための定期購読マガジン「ノジュール」から、初の「ひとり旅」ムックが登場です。学びや新たな発見のある旅をご紹介する月刊誌です。本書は、読者アンケートで特に人気の高かった15プランを厳選して掲載しました。  誰にも気兼ねなく、ふらりと「ひとり旅」を実践できるよう、すぐにマネできるモデルコースがマップ等と一緒に分かりやすく掲載されています。むかし町や紅葉さんぽ、絶景歩きにアートめぐりなど…定番テーマはもちろん、発酵食や北前船といった個性あるテーマまで。ひとり旅のベテランも、ビギナーも、今すぐ旅に出たくなるプランが目白押しです。 ■掲載例(特集一例など) ・【倉敷・児島】美観地区から国産ジーンズの町へ ・【喜多方・会津若松】蔵と漢字の町、手仕事の城下町 ・【足助】塩の道の宿場町と紅葉の渓谷 ・【龍野】赤トンボが帰郷を誘う播磨の小京都 ・ひとり旅のコツ ■掲載エリア:北海道、山形、青森、福島、長野、神奈川、岐阜、大阪、愛知、兵庫、岡山、香川
  • 川渡甚太夫一代記
    -
    1巻3,520円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 蝦夷地松前と大坂を結んで日本海沿岸を往来した幕末海運の大動脈,北前船。その船頭が,生涯を通じて培った幅ひろい視野と豊富な経験を,みずからの生きた証として情感ゆたかに書きつづった自叙伝。

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  • 北前船が運んだ民謡文化
    -
    港々をつないで広まった日本の民謡のルーツを探る──。江戸時代から明治時代にかけて日本の海運を担い、交易によって繁栄をもたらした北前船。北海道から日本海沿岸各地に寄港しつつ、瀬戸内海から大坂に至る航路上には、さまざまな文化と芸能が花開いた。各寄港地でうたい継がれている唄々の誕生の背景を、詳細な資料と長年の現地調査をもとに、港町を旅する感覚でまとめた一書(著者は、東京国立文化財研究所芸能部長、実践女子大学教授、日本民謡協会理事長などを歴任。広く国内外の伝統芸能の調査研究に従事し、特に伝承学的立場から民俗芸能の研究に努めた)。月刊『第三文明』好評連載の書籍化。
  • 北前船、されど北前船【HOPPAライブラリー】 浪漫・豪商・密貿易
    -
    1巻1,870円 (税込)
    「北前船・豪商・密貿易」を“より深く”知る本!北前船の寄港地は日本海沿岸各地に広がりもつ。北前船のロマン(浪漫)、特徴 的な活躍をした豪商・船主の生き方、北前船の関わった密貿易の三点をポイントに纏めたもの。

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  • 北前船用心棒 赤穂ノ湊 犬侍見参
    -
    塩の浜を血に染めた犬侍の凄絶な立ち合い! 元禄14年春、播州赤穂に向け、摂津を出港する千石船があった。船の名は蓬莱丸、乗組員は素性の知れない面々ばかりで、白い柴犬を連れた千日前伊十郎と名乗る犬侍まで乗り込んでいる。生類憐みの令のもと、お犬様を手にかければ首が飛ぶ。打擲できない犬を従えた犬侍は最強の用心棒だった。 息が詰まるようなご時世に、将軍交代を望む声が出始める。候補は二人、紀伊國屋文左衛門が推す紀伊藩主綱教と大坂の豪商・三代目鴻池善右衛門がよしとする甲府藩主綱重だ。一方、伊十郎と二人、赤穂に先乗りした蓬莱丸の炊・権左は、次席家老・大野九郎兵衛に体よくあしらわれていたが、伊十郎の人柄に魅了された筆頭家老・大石内蔵助の妻りくのとりなしで、ようやく二家老の信頼を取り付ける。 胸襟を開いた大石によれば、松の廊下の刃傷事件の背後で糸を引いていたのは犬侍だという。塩受け取りの当日、潮が満ち始めた塩田の浜に甲斐犬を従えた犬侍・黒虎毛が立ち塞がる。身構える柴犬シロ。得意の石つぶてを握りしめる権左。ついに、伊十郎の龍王剣音無しの秘太刀が虚空に舞った。
  • これでいいのか鳥取県
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 鳥取県は、日本の中でも極めつけの「特殊地域」だ。なんといっても人口が ぶっちぎりで最下位。順位がひとつ上のブービー県はお隣の島根だが、それで も 10 万人以上の差をつけられているというから、まさしく最弱王者である。  が、そんなミニ県にして個性は非常に強い。鳥取や米子は完成度の高い街だ し、倉吉は「山陰の小京都」として名を馳せている。これらの街は、江戸時代 には北前船の中継港として賑わい、明治以降も大陸との貿易拠点として大もう けしたりと、景気の良い過去をもっている。  そんな鳥取県は今、若者層から人気を集めている。観光では、大作家の水木 しげるにあやかった境港の「水木しげるロード」は関西圏から多数の人を集め ているし、鳥取砂丘などのスポットの人気も衰えていない。また何より移住先 として人気が出ている。静かで暮らしやすく適度に田舎、でもそこそこ便利と いう、都会に疲れた人々が鳥取に注目しているというのだ。  加えて2020年に広がった新型コロナウイルス感染症の拡大が、移住地人 気に拍車をかけつつある。人口密集地帯が「危険な土地」となった今、鳥取に 元々あった移住地としての魅力が、さらに大きくなっているのである。  ただ、これだけ人口が少ないということは、基本的に問題が多い土地である ということも示している。かつての貿易港は、その地位を福岡や太平洋沿岸都 市などに奪われている。また、ほとんどが山地の地形のため、農業の規模も大 きくできない。工業生産にしても、そもそも日本の工業全体がトレンドではな いし、新幹線などの高速の大規模輸送手段がないため、山陽エリアに比べて不 利は否めない。こうした負の要因があまりにも積み重なった結果、鳥取県は「相 当衰退している」といわざるを得ないのが現実なのである。  地域としての衰退と秘かな人気上昇という、矛盾する要素を抱えているのが 今の鳥取県の現状だ。果たしてその未来は明るいのか暗いのか。まったくわか らないというのが実際のところである。  本書は、そんな謎多き鳥取県の本質や真相、そして未来を探るべく、地道な 取材と数多くの資料、データを基に分析した。そこで見えてきた鳥取県の意外 な実態や将来像とはどんなものなのか? しかと確かめてもらいたい。
  • 新蔵唐行き
    -
    行方を絶った北前船には、恩義ある人の嫡男が乗っていた。破船の噂を頼りに、新蔵は一人の少女を連れ、長崎福江島を出港した。向かうは波濤逆巻く東シナ海の彼方、アヘン戦争まっただ中の清国だった。冒険時代小説、待望の文庫化!
  • 新潟樽きぬた 明和義人口伝
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    歴史に埋もれた江戸時代の町民自治の顛末 新潟は、北前船をはじめとする大型船の寄港地として繁栄したが、不況と天候不順が続き、不景気のどん底にあえいでいた。しかし、長岡藩は主要な財源である新潟の町からの過重な御用金の取り立てを要求。それに一部の特権商人は、その御用金の上前をはねていた。 憤る人々を、なんとか収めようとした呉服商涌井藤四郎らの努力も実らず、明和5年(1768年)、町民は決起し新潟は町民の手で治められることになった。その先頭に立った藤四郎には、亡き師竹内式部に国学を学んでおり、大いなる志があった。町役人を町民の公選にすることなどを盛り込んだ嘆願書を長岡藩に提出したのだったが……。 わずか2ヶ月とはいえ、パリ・コミューンの百年前に行われた新潟の町民自治。この作品は、その“新潟湊騒動”の顛末を、藤四郎と彼を慕う芸妓お雪との恋模様を絡ませながら描いていく。

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  • Hanako SPECIAL 首都圏から1泊2日、関東の名宿へ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本ムックはカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。 夏休み、秋のシルバーウィーク、年末年始……1年の後半は旅のハイシーズンが目白押し。 旅の魅力の大きな部分を占めるのが「宿」。いい宿は1泊2日で必ず訪れる人を癒やして満足させてくれます。 復活した箱根、日本一のリゾート軽井沢、高原に個性派宿が多い長野・山梨……まずは人気エリア別に最新注目の宿をご紹介。 そして2万円以内で絶対満足できるお値打ち宿、プラスアルファの楽しみのある宿もご紹介。定宿にしたい宿がきっと見つかる! 今回は新幹線の開業で近くなったエリアの「知る人ぞ知る街」にも注目。 かつて北前船で栄えた富山の岩瀬、金沢の大野は、美しい街並みが復活して。アーティストの工房やおいしいグルメスポットが集まり人気上昇中。 名古屋城では復活した本丸御殿の公開をご紹介。 一味違う「旅」を提案する1冊です。
  • はやぶさ新八御用旅(一) 東海道五十三次
    3.6
    身分を隠して江戸を発ち、国許へ向かった大名の姫君をお護りせよ。主君根岸肥前守の密命を受け、東海道を西進する隼新八郎。箱根では5人の追手が斬りかかり、宇津ノ谷(うつのや)峠では虚無僧(こむそう)姿の刺客が現れる。容易ならざる道行きには意外な結末が待っていた。大人気「はやぶさ新八」シリーズが新たな旅に出立す!
  • 幕末若狭武士伝
    NEW
    -
    1巻880円 (税込)
    古代から江戸時代まで若狭小浜は、大陸との往来や北前船の交易、また京へ海産物の搬入と京文化の流入で、全国有数の港町城下町として繁栄していた。だが明治の廃藩置県を境にその姿は陰りを見せる。以来約百五十年、小浜の人々は古の文化を連綿と保ち暮らした。これは幕末明治、幾度の災害から立ち上がり動乱を生き抜いた武士と庶民の物語である。
  • 兵庫 ぶらり歴史探訪ルートガイド
    完結
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 県内各地で気軽に楽しむウォーキング中心のコース! ★ 古寺・ 神社・古戦場・城郭・産業遺産・偉人ゆかりの地…。 ★ 摂津・播磨・丹波・但馬・淡路の五国を散策しながら歴史ロマンを訪ねる26のコース。 ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ 全国で一番城の数が多い兵庫県は、まさに歴史の宝庫。 平清盛、黒田官兵衛、大石内蔵助をはじめ、人気の高いゆかりの人物や国生み神話など、全国有数の歴史が兵庫から生まれています。 本書では、摂津・播麿・丹波・但馬・淡路からなる「兵庫五国」の魅力あふれる歴史をテーマにコースを設定しました。 五国それぞれに特徴があり、バラエティに富んだ歴史のおもしろさが体感できます。 なかでも播麿と但馬、淡路はほとんどすべてが現在の兵庫県で、播麿が最大の面積を誇ります。 国力も強く、城跡や戦跡など、歴史の舞台となった山や伝説の地が数多く残っていることから、コースは播麿、テーマは戦国時代から江戸時代が多くなっています。 また近年、日本遺産に認定された「銀の馬車道」「北前船寄港地」「淡路国生み伝説の舞台」なども紹介しています。 好奇心をくすぐる数々のエピソードに触れながら、兵庫の歴史探訪をお楽しみください。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 摂津 *その一 神戸市兵庫区 幻の都・福原京を歩く *その二 神戸市須磨区 源平合戦の悲話と歴史 ・・・など全8コース ☆ 播麿 *その一 姫路市 黒田官兵衛ゆかりの地を行く *その二 明石市 歴史にふれる時の道 ・・・など全11コース ☆ 丹波 *その一 篠山市 篠山城下町の歴史をたずねる *その二 丹波市柏原町 織田家の城下町・柏原を歩く ・・・全2コース ☆ 但馬 *その一 朝来市生野町 鉱山と銀山まち回廊をめぐる *その二 朝来市和田山町 天空の城・竹田城跡と城下町を散策 ・・・など全3コース ☆ 淡路 *その一 南あわじ市 国生み神話ゆかりの地をめぐる(淡路島・南部編) *その二 淡路市・洲本市 国生み神話ゆかりの地をめぐる(淡路島・北部編) ・・・全2コース
  • 帆神―北前船を馳せた男・工楽松右衛門―(新潮文庫)
    4.3
    「俺は日本の船すべてに俺の発明した帆を掛けさせたい」。江戸後期、播州高砂の漁師から廻船問屋を営む海商にまで上り詰めた松右衛門は、千石船の弱点である帆の改良に取り組む。船が速くなれば、流通が盛んになり民の生活が潤(うるお)う。仕事とは世のため人のためにするもの――。松右衛門は試行錯誤の末、板のように強く羽のように軽い「松右衛門帆」を発明する。日本海運業の革命児を描く歴史長編。(解説・高島礼子)
  • 「本間さま」の経済再生の法則 欲を捨てよ、利益はおのずとついてくる
    5.0
    1巻1,300円 (税込)
    「本間さまには及びもないが、せめてなりたや殿様に」と謳われた酒田の豪商・本間光丘。光丘が十八世紀の半ばに本間家の家督を継いでから五十年の間に、本間家はこの俗謡に謳われるような存在にのし上がった。本間家の家業は北前船交易による商業活動、金融業などだが、光丘はそれだけでなく、庄内藩の財政再建にも携わったのである。光丘はまた、植林事業などの公共事業に私財を投じている。儲けたものは社会に還元する――この基本哲学により、本間家繁栄の礎は築かれたと言えよう。本書は、そんな光丘の商いの極意に迫った快作。不況の今こそ、本間光丘の経営哲学に学ぶべきものは多いが、その光丘の教えのエッセンスを、法則の形で各項目末に掲載。著者の童門冬二氏は、日本経済再生のためには地域経済の活性化が不可欠、と述べているが、本書は地域再生のために何が必要かについての提言をも含んでおり、ビジネスマン・地方自治体職員必読の書になっている。

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  • 密命売薬商
    -
    時は幕末。富山藩の薬売り、於菟屋藤次が帯びた使命は薩摩への販路開拓。交渉の切り札“昆布”を求め、北前船で大坂から蝦夷へ。死と隣り合わせの道中、秘伝の忍の技で難局を切り抜けていく。一方、支藩の動きを察した加賀藩が放った刺客は必殺剣の使い手、馬渕洋之進。北から南へ呉越同舟の決死行。二人の男が求めるは生きる道か、はたまた死に場所か。圧倒的迫力で贈るハードボイルド時代小説。

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