社会問題 - 文藝春秋 - 文春新書作品一覧
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4.3ワクチンレタス、人工肉、ゲノム編集、デジタル農業…… あなたの食べ物は知らぬ間に入れ替わっている! ベストセラー『デジタル・ファシズム』の著者が暴く〈フードテック・ファシズム〉 ・もう牛は殺さない「人工肉バーガー」 ・粉ミルクはもう古い! 赤ちゃんは培養母乳で ・「ふるさと納税」デビューしたゲノム編集魚 ・〈原子力ムラ〉の次は〈ゲノム編集ムラ〉!? ・〈デジタル農業アプリ〉の真の目的とは ・食が〈特許〉で支配されるディストピア ・地球の砂漠化を防ぐにはバッファローを見よ! …etc. 巨大資本が仕掛ける強欲マネーゲームーー〈食の文明史的危機〉を描き出す衝撃作!
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4.1子どもの6人に1人が貧困という日本社会。放置すれば43兆円が失われ、政府負担も16兆円増! 日本では衣食住に困るような絶対的貧困は少ない。しかしギリギリの生活で教育へお金をかけられない家庭の子どもは将来の選択肢がせばまり、大人になってから得られる所得が減るだろう。となると回りまわって国の税収は減少。彼らが職を失うことになれば、生活保護や失業保険といった形で支出は増大する。子どもの貧困は「かわいそう」などという感情的な問題だけではなく、私たち一人ひとりの生活を直撃する重大な社会問題なのだ。 本書では、データ分析、国内外での取り組み事例紹介に加え、生活保護世帯、児童擁護施設、ひとり親家庭の当事者たちへインタビューを収録。 【おもな目次】 <第1章 子どもの貧困大国・日本> 貧困は「連鎖」する/子どもの貧困問題は「ジブンゴト」 <第2章 子どもの貧困がもたらす社会的損失> 子どもの貧困は何をもたらすのか?/社会的損失を防ぐために何が必要か?/子どもの貧困が閉ざす日本の未来 <第3章 当事者が語る「貧困の現場」> ケース1(女性・二十代・自立援助ホーム出身)/ケース2(男性・十代・ひとり親家庭)など <第4章 貧困から抜け出すために> 貧困の連鎖の正体とは/「社会的相続」への注目/ライフサイクル論 <第5章 貧困対策で子どもはどう変わるのか> 子どもの貧困対策に効果はあるのか?/幼児教育は生涯にわたって大きなインパクトをもたらす <第6章 子どもの貧困問題解決に向けて> 「子どもの貧困対策プロジェクト」始動/家でも学校でもない第三の居場所を目指して
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4.0
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4.0容赦ない取り立て、雪だるま式に膨れ上がる延滞金……学生をしゃぶりつくす「高利貸し」の正体! 突然、身に覚えのない多額の請求が自宅に届く――いま全国各地でこんなケースが相次いでいる。奨学金を借りた若者たちが返済に行き詰まり、その保証人が日本学生支援機構(JASSO)に訴えられたのだ。 長引く不況から奨学金を借りる学生は増加し続け、いまや大学・短大生の約4割が利用。1人あたりの借入金額は平均300万円以上にもぼる。 だが雇用情勢の不安定化や「ブラック企業」の存在もあって、卒業後、返済に窮する若者が急増している。 滞納が続くと、JASSOは延滞分だけでなく、返済する予定の金額((元本および利子)を、裁判所を通じて「一括請求」する。そのため400~500万円といった莫大な額が突如、請求されることになるのだ。しかも、それら全てに年間の利息が5%にもおよぶ「延滞金」がかかってくる。 借りた本人が返済できない場合、請求は保証人に及ぶ。奨学金の借入時には親族が連帯保証人及び保証人になることが一般的だ。両親はもとより、祖父、祖母、おじ、おばにまで請求がいくことも珍しくない。しかも保証人に請求が行くまでに延滞金が雪だるま式に膨れあがっている。まるで、かつての消費者金融被害のような様相を呈しており、奨学金返済の延滞に対して2015年度に執られた法的措置は8713件にも及ぶ。 著者はNPO法人POSSEの代表を務め、これまで200件以上の奨学金返済の相談に関わってきた。本書では生々しい実例を豊富に紹介しているほか、すでに返済が難しくなってしまった人のために対処法も詳しくアドバイスする。
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3.8日本企業がおこなっている新卒一括採用は悪なのか? この一冊ですべてが分かる。 「お祈りメール」という言葉をご存知ですか。就職活動生に対して企業が不採用を告げるとき、 メールの末尾に、「今後のご活躍を“お祈り”しております」と、慇懃な定型文を付けること から付いた、不採用通知の“愛称”です。 なかには何百回も“お祈り”されてしまい、人格を傷つけられたと思ってしまう学生も。 そもそも、「新卒一括採用」というのは世界では珍しい形態です。 なぜこの仕組みは成立したのか? 企業はなぜ日本型雇用に拘るのか? 欧米のようにサービス残業の無いジョブ型社会にすれば良いんじゃないか? ――色々な声が聞こえます。果たして問題の核心とはなんなのでしょうか。 本書では歴史を振り返り、データをみて、海外と比較をした上で「採用問題」を解き明かします。 著者はドラマにもなったマンガ、三田紀房「エンゼルバンク ドラゴン桜外伝」に登場する 「雇用のカリスマ・海老沢康生」のモデル、海老原嗣生氏。 本作では新卒採用に焦点を絞って分析し、ついには大学改革まで視野を広げた決定版! 豊富な図版と平易な語り口で、難しいテーマが、この一冊でマル分かりです。
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3.8“最後のセーフティーネット”児童相談所は、なぜ虐待を見過ごして しまうのか? 虐待された子どもの「最後のとりで」となるのが児童相談所です。 必要とあらば親と引き離したり、一時保護所で預かったり、訪問や カウンセリングをして安全を確保する役所・・・のはずなのに、 「児童相談所に何度も通報していたのに虐待死してしまった」 という例が後を絶ちません。 人手不足、専門家の不足といったハード面の限界は各メディアでも 言われていますが、それは本質的な問題ではありません。 本書で取り上げる問題の一例は――。 ・心理的虐待、ネグレクトの相談終了の判断基準は「死ぬことはないから」 ・虐待は手間と時間がかり責任を負いたくないので、学校、保育園などに 押し付ける ・役所の中で児相は超不人気部署。お役所体質の問題が凝縮 なぜ虐待が起きるのか、見過ごされるのか、どうしたらいいのか? 著者は19年にわたり心理司として児相に勤め、2000人以上の家族と 接してきたプロフェッショナル。15万部のベストセラー『教室の悪魔』を 記したカウンセラーが、子どもたちの悲痛なか細い声を交えながら、 満を持して問題のすべてを論じます。
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3.7なぜあなたは家に帰れないのか? なぜ夫の帰宅は遅いのか? それは夫が家に居心地の悪さを感じて、家に帰るのが怖くなる「帰宅恐怖症」なのかもしれません。 帰宅が怖くなってしまうのは「妻が怖い」から。 ・「喧嘩を引きずり、『きっとまだ怒っているのだろう』と思うと、家に帰りたくなくなるし、玄関のドアを開けるのが怖くなりました」(公務員・43歳) ・「また喧嘩になったりしたら嫌だから、仕事が終わっても会社に居残ったり、漫画喫茶で時間を潰してから帰るようにしています」(IT関係・37歳) ・「帰宅前、キレイな夜景などを見て、心を癒されていると、『このまま、ずっとここにいたい』と感じて、情けなくなります」(教育関係・42歳) 常に妻の顔色をうかがい、やりとりに疲れ、家に帰るのが億劫になり……世の中は「帰宅恐怖症」の夫で溢れています。放置すれば、いずれ「別居」か「離婚」。 「帰宅恐怖症になりやすい」夫は次の10タイプ――(1)気弱で優しい型/(2)我慢型/(3)争いごと苦手型/(4)外面人間型/(5)面倒くさがりや型/(6)お子ちゃま型/(7)父親が気が利かない方/(8)母親がヒステリー型/(9)母親が過干渉型/(10)女性慣れしていない型 「夫を帰宅恐怖症させやすい」妻は次の10タイプ――(1)しっかりした良い妻型/(2)白黒はっきり型/(3)せっかち型/(4)束縛型/(5)マイルールいっぱい型/(6)ボス型/(7)ヒステリー型/(8)母親が感情的でヒステリー型/(9)父親大好き型/(10)男性慣れしていない型 重要なのは、「帰宅恐怖症」を自覚し、その予兆を認識すること。本書は病のメカニズムを解説し、対処法も伝授します。
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-名著を完全リニューアル 「反日」精神構造の奥底には、どしがたい日本コンプレックスあり! 盧武鉉政権時代の2006年に刊行されて大きな話題を呼んだ『日本離れできない韓国』。反日政策を推進した親北朝鮮・左翼が退潮し、保守を標榜する朴槿恵政権が誕生したが、韓国の反日は盧武鉉政権時代よりもますます激しさを増している。 いったいなぜ、韓国は反日をやめられないのか? 本書では、この数年以内に起こった ・産経新聞支局長刑事告訴&出国禁止事件 ・アメリカ大使襲撃事件と安重根崇拝熱 ・五輪サッカーでの「独島」パフォーマンス ・朴槿恵政権の中国への急接近 などを新たな素材として加え、韓国人の民族意識と精神構造の奥底に迫る。 韓国人の「最も嫌いな国」はダントツ1位で日本だ。しかし本書では、韓国人がいかに「日本」を過剰に意識しているのか、「日本離れ」をしようとするあまり、逆に日本に呪縛されていく悲哀と滑稽さを、政治、大衆文化、経済、社会事件、流行などから巧みに描き出す。 著者は今の韓国社会の現状を、日本と聞くと条件反射的に反応する「反日パブロフの犬」と批判するが、韓国への愛情も忘れない。巷の嫌韓本とは一線を画す一冊。