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-セリーナにとってラスベガスは天国だった。自由を愛し奔放に生きる彼女は、すべてを気に入った。豪華なホテルのバーでは、すばらしい男性にも出会う。ジョナスは弁護士で、普段なら惹かれそうもない生真面目なタイプだったが、目が合った瞬間、ハートに電撃が流れ、気がついたらキスを重ねていた。そして数時間後には結婚式まで挙げてしまっていたのだ。翌朝、冷静になったセリーナはそっとベッドから逃げ出すが、まさか結婚が無効にならず、期間限定の清らかな同居生活が始まるなんて!?
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-ルイーズは祖父母の遺灰を埋葬するため、シチリアを訪れた。10年前、18歳だった彼女はこの地で忘れ得ぬ過ちを冒した――1400年続く公爵家の若き当主、シーザー・ファルコネリと。二人は愛し合っていると信じ、ルイーズは彼に純潔を捧げたが、翌朝、司祭から当主を誘惑したと断罪され、村を追われたのだった。彼からの連絡はなく、だからルイーズもその後のことは伝えていない。もう二度と会うことはないと思っていたのに、まさか、遺灰の埋葬に彼の許可をもらわないといけないなんて……。10年ぶりに会うシーザーは、鋭い眼差しと言葉で彼女を凍りつかせた。「ぼくたちの息子も、連れてきているのかい?」 ■大スター作家ペニー・ジョーダンは、ミステリアスな大人の男性に翻弄されるヒロイン像が多くの読者の共感を呼びました。『純愛の城』は、2011年に亡くなった作家の遺作。深く繊細な心理描写で描く、シークレットベビー・ロマンスです。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-タイラーはタブロイド紙の新聞記者。しかし、いつも特ダネを逃していてクビ寸前!! 起死回生のために彼女は、超人気俳優ザックに1週間単独インタビューの約束を取りつけた。今度失敗したらもうあとはない。不安を抱えながらも取材しに行くと彼の態度は人をよせつけないほどに冷淡で…!? なんとか打ち解けようと、慣れないお酒を飲んだタイラーはその場に倒れ、意識を失ってしまう。翌朝、彼女は目を覚まし驚いた。どうして私がザックのべッドにいるの…!?
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-「頼りになる友達が狼に変身してしまった。そう思っているね」ステファニーは2年前、帰宅途中に一群の若者に襲われ、際どいところを社長のジェイクに助けられた。それ以来、手も触れられないほど男性不信の彼女は、事情を知るジェイクだけを支えとして生きてきた。それなのにジェイクの様子が、近頃おかしい。ジェイクを男として見るように仕向けられたあげく、ある日、無理やり唇を奪われてしまい、ステファニーは彼を拒絶する。なのに彼がほかの女性といるだけで息もできなくなる―― *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-突然の訪問者に、ルビーは言葉を失った――6年前、17歳の彼女が両親を失った悲しみから、一夜のぬくもりを求めて情熱を分かち合った男性、サンダー。「ぼくの息子たちは我が一族の屋敷で育てる」ゴージャスなギリシアの海運王サンダーの一方的な宣言に、ルビーは激しく動揺した。彼はいつ知ったのだろう?双子の息子たちの存在を。学もなく貧しいわたしから二人を奪うなど巨万の富を持つ彼にはたやすいことだ。ああ、いったいどうすれば……?ルビーは悩んだすえ、彼がきっと拒むはずの条件を口にした。「どうしても息子たちがほしいなら……わたしと結婚して」 ■大スター作家ペニー・ジョーダンのシークレットベビー物語をお楽しみください。彼女が描く熱い愛を胸に秘めたヒロイン像がお好きなあなたには、HQロマンスを代表する人気スター作家、ジェニー・ルーカスとアビー・グリーンの作品も、ぜひおすすめします! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.0ハリウッドの寵児と呼ばれる大プロデュサーのニックは、あるベストセラー小説の映画化を狙っていた。だがその小説の作者は正体不明。彼は執拗に作者を探り、たどりついたのは美しき謎の女性ジンクス。なんとか映画化権を得たいニックは自分の魅力を最大限に駆使して彼女の懐柔を試みるも、返ってくるのは拒絶ばかり。諦めないニックに対し、ジンクスは映画化の許可を出さないことを固く心に決めていた。小説には悲しい秘密が隠されているのだから―――…。
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-内装業者のケイトと大富豪のショーンは、仕事で訪れていた人里離れた古城にブリザードのため、閉じ込められてしまった。容赦のない寒さに、ふたりは抱きあって暖をとるのだが、いつしかベッドをともにしてしまう。あれは一時の気の迷いとお互い納得するのだが、ふたりの脳裏からその記憶を消し去ることはできなかった。もう恋なんてしないと決めていたのに…。数か月後、ケイトは妊娠に気づく。彼に打ち明けるか、未婚の母になるか…悩む彼女がくだした結論は!?
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-【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!飛行機事故で助かったダニーは奇跡の女性として有名になった。すると療養中の病院に、ある日見知らぬ男性が訪ねてきた。ランドと名乗る彼は、モナコの大富豪クリーブの使いで彼女をモナコへ招きたいなどと言う。クリーブとは、両親を別れさせた冷酷な祖父のことだ。何を今さらと、ダニーはすぐさま追い返そうとするが、ランドは唯一の肉親に会うチャンスだと説得してきた。彼のゴージャスで誘うようなほほえみに警戒しながら、ダニーはモナコへ旅立つことになるが?
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3.0スザンナは、自分の運が悪いのは、彼女に似合わない、人目を引くこの栗色の髪のせいではないかと疑い始めていた。両親を早くに亡くし、厳格な大伯母に育てられたせいで、時代遅れの貞操観念を植えつけられたのに、軽く見られがちだ。騙されて以来、恋に臆病になり、男性経験もまだなのに……。ある日、スザンナの前に、鼻持ちならない上司が現れる。冷たいグレイの瞳をしたやり手の上司ハザードは、新任式で彼女を見るなり小ばかにし、あからさまに嘲笑してきたのだ。遊び好きと決めつけられて、スザンナの頬に朱が散った。
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-小さなホテルで忙しく働いているエマは、友人の結婚パーティーでルーカスと再会した。かつての上司であり、情熱的な夜をともにした男性だ。だけどそれは過去の話で、どんなに胸が熱くなってもその想いに浸ることはできなかった。それに今は彼と再会したくなかった理由がある。そんな彼女の想いを無視するかのように、ルーカスは熱くふたたび誘いの言葉をかけてくる。避けようにも避けられない想いと、ある“秘密”がエマを追いこむ。そしてついにルーカスは…!
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-17歳で両親をなくしたあと、ルーシーは自活の道を探ろうと秘書養成所に通い、語学力を磨いて、必死で生きてきた。しかし従姉の死後に相続した、崩れかけのコテージに居座る老人からコテージの修理を要求され、途方にくれていた。唯一の財産のフラットを売却する以外、お金は工面できそうもないのだ。そんなとき、先日パーティで出会った富裕な実業家ナイアルとでくわす。一目で彼に惹かれた私の心を見透かしたように、横暴にも唇を奪った男。だが噂でルーシーの窮状を知る彼に、なんとコテージを買い取ると言われた。しかも食事に誘われるとは……。いったいなぜ? 彼には一緒に住んでいる美しい恋人がいるというのに。 ■魅惑の大富豪との初対面で、品定めするように無遠慮な視線を向けられ、身じろぎしたヒロイン。後日、彼と再会しますが……。野性味あふれる情熱的なヒーローとの恋を描く、大スター作家ペニー・ジョーダンの90年代の話題作をお楽しみください。
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-夢の仕事に就き恋愛はあとまわしだったジャスミンが、一瞬で恋に落ちた相手は経営者一族の御曹子カイド。出会ったばかりとは思えないほど濃厚に求めあい、運命を感じたふたりはすぐに結婚を意識するが、カイドが望む妻は家庭におさまる女性だった。頑なに譲らない彼を諦めるしかなかったジャスミン。しかし数か月後、彼女の職場に突然カイドが現れた。淡い期待を抱くジャスミンは知る由もない。激情にかられた御曹子が用意した、彼女の夢を脅かす驚愕の計画を――。
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-29歳にもなって、男を知らないなんてどうかしてる――10年も一途に慕った上司にそう侮辱され、セイラは会社を辞めた。傷心のまま故郷へ戻ったセイラだったが、やがて知り合った隣人、屈強なスチュアートとの時間に癒やされるようになる。だが、自分に劣等感を抱いているセイラは、素直になれず、彼の逞しさに惹かれる気持ちを抑え込んでしまう。未経験だと知られて、また軽蔑され、嫌われるのが怖いのだ。それなのに、心の迷いを打ち明けられないまま、思わず危うい情動に身をまかせそうになって……。
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-サマーは凍りついた。あれはチェイス・ロリマーではないか。二人の出会いは、5年前の夏の日までさかのぼる。恋人の浮気現場を目撃し、心が傷つけられたサマーに、チェイスは大人の魅力を漂わせ、近づいてきたのだ。若く未熟なサマーはわけもわからず、彼の掌中で弄ばれ――ひどい男性不信に陥った彼女は、そのせいで未だ純潔だった。望まぬ再会を果たしたサマーを見つめ、彼は冷笑して告げた。「僕と結婚するんだ。さもなければ例の写真を……」なぜいまごろになって? 思い出したくもない古傷がまた疼く。
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-あるオペラ歌手のロンドン公演を実現させるため、イタリアを訪れたアビー。ところが山中に立つ彼のヴィラに向かう途中で道を間違えてしまう。救ってくれたのは、偶然にもオペラ歌手の異父兄マックスだった。どこか陰のあるセクシーな彼に、アビーの胸はざわめく。マックスも彼女に惹かれるものを感じたらしく、契約を終えた彼女を町案内してくれたり、優しくもてなしてくれた。イギリスに帰ってからも、アビーは彼のキスを忘れることができない。私は恋なんてできないのに…。
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-ビッキーは一人で小さな宿を経営しながら幼い双子を育てている。ある日、知人から、辣腕実業家ジェイを宿に滞在させてほしいと頼まれ、喜んで受け入れたものの、彼をひと目見るなり早くも後悔し始めた。強く惹かれて、落ち着かないのだ。私はいったいどうしてしまったの? 初めて会った人なのに。動揺するビッキーをよそに、ジェイは子供たちとすぐにうちとけ、ついには彼女にプロポーズしてきた。戸惑いながらもジェイとの将来を描き始めたビッキーは、やがて彼が何者かを思い出す。若き日にたった一度犯した過ち――ジェイは、子供たちの父親……。 ■大人気作家ペニー・ジョーダンが描く、重厚な大人のロマンスをお贈りします。ヒロインが9年間隠し通してきた秘密。魅惑的なヒーローが彼女の前に現れたのには理由があったのでしょうか? 愛憎相半ばするヒロインの想いは、はたしていずこへ? *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!クリスマスを間近に、グレッグは絶望していた。すべての銀行に融資を断られてゆきづまり、もうどうなってもいいと雪のなかに倒れこんでいたのだ。すると彼の前に、天使か悪魔か、銀色に輝く存在が現れてふいに尋ねた。「おまえの望みは?」と。これまでの過ちすべてが許されるなら…。妊娠した恋人に金だけ渡し、突きはなした10代。恩人への援助を冷たく断った20代。危篤の母のもとに駆けつけなかった30代。すると天使はただ1度のチャンスをくれて?
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-【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!クリスマス間近のある日、ジュリーは、有名なIT企業社長ロイ・フレッチャーの車にはねられてしまう。だが彼は「接触などしていない、きみが勝手に転んだんだが訴訟はめんどうだ」などと言って示談金を寄越してきた。納得いかないジュリーがそれをつき返しに行くと、彼は美しい顔にとびきりシニカルな笑顔を浮かべて「金額をつりあげるつもりか?」と言い放った。なんて男なの! 激しく反発しながらも、ジュリーはどこか魅力ある彼の存在から目が離せなくなり…?
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-リジーのもとに、ある日一通の手紙が届いた。彼女が所有するアパートメントに問題が発生し、現地まで来てほしい、さもないと裁判沙汰にするという。差出人は大富豪イリオス・マノス。リジーはなんとか旅費を工面し、彼の住むギリシアへ飛んだ。金色の瞳と漆黒の髪を持つギリシア神話の英雄さながらの彼はしかし、「詐欺師め!」とリジーをなじったのだ。リジーは共同所有者にだまされ、莫大な借金を背負わされたと知る。だがお金などまったくないと言う彼女に、イリオスは憤然と言った。「では、その体で払ってもらおう。ぼくと結婚するんだ」 ■“ロマンスの女王”として不動の人気を誇り、2011年に惜しまれつつその短すぎる生涯を閉じた作家、P・ジョーダン。孤児として育ったヒロインは、真実の愛を見つけられるのでしょうか? *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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2.0闇の果てを思わせる迷宮に、アンバーはいた。事故で脚を引きずるようになり、孤独と無力感に蝕まれていた。そんななか、知り合った会社社長ジョエルの申し出で、やはり脚の悪い、彼の幼い息子の面倒を見るために、半年間だけ、肉体関係のない契約結婚をすることになったのだ。アンバーは、ジョエルの類いまれなる美貌に目が眩んでしまう。だが、彼に惹かれれば惹かれるほど、自分の傷に引け目を感じる。そして心が痛むのだ。愛される資格がないとわかっているから。たとえキスをされても、それは同情にすぎないのだと。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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3.3
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-ケイトは、ある結婚式で、今や社長となったジョスと再会した。16歳だったケイトは21歳の青年ジョスと出会い、恋に落ちた。光あふれる日々。切ないほどに甘い至福の思い出――それが甘美であればあるほど、あとに続く絶望は底が見えない。ある人物から彼に妻子がいると聞かされ、愛は地に堕ちたのだ。なにもかも忘れたはずだった。それなのに長い時を経て、彼と再会してからというもの、ケイトは恋しくてたまらない。彼に会いたくてたまらない。だから、必死に消そうとした。この罪深い想いも。ふたりの間に娘がいることも。
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-【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!ケータリング会社で働くローズが、誰もがひれ伏す大富豪ウォレン・ハーカーに声をかけられたのが不運の始まりだった。豪華なパーティーを盛り上げようと、まじめに返事をしただけなのに、嫉妬深い上司はローズに泥棒の濡れ衣を着せた。それを信じたウォレンに、ローズは冷たい蔑みのまなざしと残酷な仕打ちを受けたのだ。職も失ったローズは後日、さびれたレストランでやっと仕事を見つけるが、そこで2度と会いたくないと思っていたウォレンに遭遇し…。
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-シカゴのラジオ番組で絶大な人気を誇り、“最も結婚したい独身男性”に選ばれたローガン。新聞記者のマロリーは彼を探っていた。この世にそんな完璧な人なんて本当にいるの? 彼の秘密を記事にすれば、失敗を取り戻せるほどの大スクープになるに違いない。マロリーは彼の居場所を探り出し、インタビューに向かった。ところが彼の巧みな言葉で、湖で一緒にセーリングを楽しむことになってしまう。素晴らしいひとときに彼女は思わず仕事を忘れてしまい…!?
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-永遠に君を愛する――繰り返される口づけ。18歳の切ない誓い。義兄ジェイクと結ばれたジェイミーは輝きのなかにいた。だが、その日、義兄がほかの女性と抱きあう姿を見て、少女はすべてに絶望し、無言のまま家を去ったのだ。それから6年がたち、思いもよらぬ義兄との突然の再会が、あの日の苦痛よりもっと酷な傷をジェイミーに刻みつけた。既に婚約者がいる、大企業の社長となった義兄が唇を歪め、辛辣な言葉を浴びせたのだ。あれから何人の男を知った、と。あなたしか知らないわ……ジェイミーは寂しい心でつぶやいた。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-ジェニーは悩んでいた。開業間近のホテルで働くことが決まるが、上司として元恋人のマイクが現れたのだ。ゲーム会社を運営する、黒髪のイケメンで長身の億万長者の彼。そんな彼に、ジェニーはかつてひと目で恋に落ち熱い一夜を過ごした。だが些細なことでたちまち破局を迎え――ジェニーはあの時からずっとマイクを忘れられずにいる。そんな彼と仕事をすることになればきっとまた…情熱に抗えず、ふたたび彼に身も心も捧げてしまうわ…!!
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-ソレルは24歳だが、いまだ男性恐怖症で恋愛にも怯えている。少女のころ見てしまった場面に恐怖心を植えつけられたのだ。あるとき、遠縁に当たるヴァルが英国を訪れるという報せがあり、ソレルが滞在中の彼女の世話をすることになった。宿泊先はウェールズにある古いコテージ。彼女とは初対面だが、滞在を心地よいものにしてあげたい、とソレルは思っていた。ところが、現れたヴァルはなんと十も年上の男性だったばかりか、その日からウェールズを襲った猛吹雪のせいでコテージは停電。いかにも手練れといったハンサムな年上男性とふたりきり――閉じ込められてしまったソレルは震えた。一体どうすればいいの? ■2011年に亡くなったペニー・ジョーダン。ピュアなヒロインが、傲慢で男らしさ溢れる年上男性によって、愛の強さや激しさに目覚めるという作風は、今もロマンスファンから絶大な支持を受けています。1991年に刊行された初恋物語をお贈りします。
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4.017歳の夏、“愛している”という言葉を口にしたのはどちらが先だったか、フィリッパはもう思い出せない。両親を亡くし、厳しい伯母になじめなかったフィリッパと、愛に飢えた名家の子息スコットは磁石のように惹かれあった。でも、この身分違いの恋が成就しても誰も喜ばない……。そう諦めたフィリッパが、お腹の子を他の男性の子だと、彼に偽らなければならなかったとき、どれほど苦しかったか――しかし、それはまだ苦しみの序章にすぎなかったのだ。いまや大富豪になったスコットが、彼女の前に現れるまでの。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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5.0アイルランドの美しい古城のホテルで働くアーニャは、ホテルを買収した新オーナーのブレイディに呼びだされ、カリフォルニアを訪れた。夜に溶けるような漆黒の髪。深い海を思わせる紺碧の瞳…。彼に会った瞬間、彼女はその魅力に圧倒されてしまった。仕事のため滞在したアーニャは、ブレイディと過ごすうちに惹かれていき、彼の瞳にも熱い欲望の炎が灯った夜、ついに一夜をともにしてしまう。彼女は確かに幸せを感じていた。翌朝、彼が後悔の言葉を口にするまでは…。
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-5年前、アニーは交通事故に遭い、身も心も大きな傷を負った。それ以来、他人を避け、孤独に生きてきたが、ある日、“夢の恋人”とそっくりな男性とすれ違う。毎晩彼女の夢に現れては抱きすくめる、逞しい体、長い手足……。直感の赴くまま車を走らせると、見覚えのある屋敷に辿り着く。中から出てきたのは――“夢の恋人”だった。威圧的でありながら魅力を湛える彼に、目を奪われ、陶然となる。だが、夢では美しい“恋人”の顏は、苦悶の形に歪んでいた。「君は僕の妻だ。なぜ平然と戻ってきた」 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-フェリシアは会社勤めの平凡なイギリス人女性だが、中東からの留学生に一方的に熱愛され、求婚された。実は彼は故国屈指の大財閥の息子で、二人の結婚には、家長である叔父のラシッドの許しを得なければならないという。ひょんなことからフェリシアは一人で彼の地に赴き、ラシッドに許可を求めなければならなくなったが、着くなり彼から“金目当ての女”と罵倒される。圧倒的なカリスマ性で一族の尊敬を集めるラシッドが、何故かフェリシアにだけはつらく当たる。そればかりか、侮辱の言葉を浴びせながら、彼女の唇を熱く塞いだのだ!■伝説となりつつあるロマンス作家ペニー・ジョーダン。彼女が描く愛憎と情熱は、一度読むと虜になること請け合い。そう、今作のヒロインが、憎むべき男性の虜になってしまったように。熱い名作をお見逃しなく! *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-訪れた城で、リーはショーヴィニー伯爵ことジルと再会する。6年前の夏、16歳のリーは端麗な美貌のジルに幼すぎる恋をした。だが純粋な想いは、いつでもちょっとしたことで汚される。ふたりに嫉妬した友人が、リーの字体をまねて、潔癖なジルにいかがわしいラブレターを出したのだ――。今だにリーが書いたと信じる伯爵は、蔑みの色を浮かべ、脅した。君は僕と結婚するんだ。さもないとあのコピーをばらまくと。さらに、これは愛ではない、単なる欲望だともつきつけられて、古傷をかきむしられたリーの心は、声にならない悲鳴を発した。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリースから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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3.0ローマでマルコと熱い一夜をともにした翌朝、冷たいシーツだけがカサンドラの身を包んだ。そして渡された莫大な金額の小切手。私は娼婦も同然だったのだ…。イタリアでも有数の大富豪と、別荘で働く臨時雇いの庭師。彼の主催するパーティーに急遽代理パートナーとして参加したときから、住む世界が違うとわかってはいた。残酷な仕打ちに、カサンドラは小切手を受けとることなく故国イギリスへ帰る。そしてマルコを忘れるつもりでいた。妊娠しているとわかるまでは――。
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4.0今回こそ受賞できるはず。そう思っていたサマンサの期待は打ち砕かれた。彼女を抑えアメリカ広告機構の栄えある賞を受賞したのはマイケル・ルイス。サマンサの元恋人だ。彼は7年前、婚約までしながら「君は僕より家族を選んだ」とサマンサをののしり、ニューヨークを去っていった。それなのにライバル会社に移籍して帰ってくるなんて! 彼と話すと昔の私に戻ってしまう…敵と親密になるわけにはいかないわ。そんな彼女の思いをよそにマイケルは唇を奪ってきて…!?
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-上司のロスに、アーシュラは土曜のささやかなパーティーに招待された。交流のある彼の娘が、どうしてもアーシュラを招待したいと懇願したのだという。だが、彼女の心は揺れ動いていた。なぜなら、アーシュラはロスに密かに思いを寄せているから。妻子ある彼に気持ちを告げる気はない。上司と部下という関係を徹底しようと心を決め、アーシュラは彼の家を訪ねた。ところが楽しいパーティーが進んでいくなかで、アーシュラは彼の結婚生活が悲惨なものと知り――。
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-【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!老舗の大手デパートで働き、ひとりで娘を育てているケリー。キャリアアップのため、マネージャー職に応募するが、シングルマザーというだけで面接さえ受けさせてもらえない。副社長サムに直談判するが、けんもほろろに追い返されてしまう。いくらハンサムで優秀とは言え、なんて偏見に満ちた傲慢な人なの! 帰宅したケリーに届いた驚きのニュース、それは大人気TV番組『人生交換バトル』の出演依頼だった。しかも、生活を交換する相手は副社長サムで――!?
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5.0【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!ジェイは亡き父のワイナリーを受けつぎ、最高のワインを造るという夢をかなえようと決意した。その矢先、継母がワイナリーを同業者のザックに売ってしまった! ワイナリーをとり戻そうと必死のジェイをあざ笑うかのように、ザックが提案する。「共同所有権を認めよう。その代わりに僕は君が欲しい」息をのむジェイ。彼は面倒のない関係を求めているだけ。これ以上の屈辱はない。でも、あらがえない。私はこのすばらしくハンサムな男性に惹かれてしまったから!
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-【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!マーニーは、3年前に最愛の夫を亡くしてシングルマザーになってから、忙しく働くことで人生をやり過ごしていた。心配する母の強い勧めもあって、久しぶりに休暇をとり、ひとりメキシコの小さな村に出かけた。「かわいそうな疲れた未亡人のマーニー」じゃない場所で過ごしたかったのだ。ビーチに家を借りたまではよかったが、隣に住んでいるアメリカ人男性が相当に怪しい。マーニーを見るなり「君は何者だ、何が狙いだ?」と押しかけてきた。あなたこそ何者なの?
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-出会って一瞬で燃えあがる恋なんて、初めてだった。ウィンドーディスプレイを手がけるデザイナーのジャスミンは、デパートのオーナー一族の御曹司カイドと恋に落ちた。出会い頭のエレベーターでのキス。親密さを分かち合うベッド。ふたりの情熱は永遠に続くかに思えた。だが、彼が望むのは仕事を捨てて無私で尽くす女性だと聞かされ、ジャスミンは泣く泣く彼のもとを去るしかなかった。4カ月後、ジャスミンの職場に突然カイドが現れる。和解にきてくれたんだわ。彼女は胸を弾ませて駆け寄るが、そこにいたのはまるで別人のように冷酷なカイドだった。■男女の“価値観の違い”、そして“理想と現実のギャップ”――この古くて新しいテーマを、大御所作家ペニー・ジョーダンが新鮮な切り口で描きだします。カイドがジャスミンに贈る、クリスマスプレゼントの中身に感涙必至です! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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3.4秘書のイゾベルは、ボスのタリクが事故に遭ったと知らせを受け病院に駆けつけた。そこで医者から彼の1週間の安静を言い渡される。ところが仕事人間の彼は一時もじっとしていられないタイプ。しかも表面上は極めて元気。仕方なく彼女は自分の家につれて行って、面倒をみることにした。だけど、問題が…。彼は仕事だけでなく、とても女好きだということ。そして、イゾベルは上司のタリクを秘かに愛していたのだった。こんな状態で、1週間もふたりきりで過ごせるの!?
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-秘書のアンバーは、あこがれの上司フィンと婚約した。ところが、このうえなく幸せだった彼女の心に小さな不安が積み重なっていく。彼は婚約以来、仕事が忙しいと言って、彼女とほとんど会話もしようとしないのだ。フィンは、モデル・エージェンシーを経営する有能な経営者だ。素敵な彼はいつもモデルたちから熱い視線を送られていた。もしかして、彼の心はもう私に向けられていないのでは…? そんなとき、若いモデルが彼に抱きついているのを見てしまって――!?
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-幼いころ離婚し、愛された記憶もない父が亡くなったとき、ジェシカ姉妹に巨万の遺産が遺された。だがその遺産のせいで、ジェシカの姉は、女たらしの情夫と結婚してしまうのだった。義兄はジェシカにさえ、色目を使い、姉に仲を疑われている。恋愛に幻滅し、ほとほと困り果てたジェシカは、見合いこそ最善の結婚スタイルであるという境地に達し、それを実践することにする。ところが、現れたお見合い相手も、前の結婚で大失敗し、育ち盛りの幼児ふたりを抱えて途方に暮れる、女嫌いの医師ライルで……。 *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.0セイラが会社の共同経営者のイアンに、恋して10年。彼が婚約者をつれて来た。傷心のセイラが泣く泣く故郷へ戻ると、家族は不在で代わりに、なぜか泥だらけの見知らぬ男がいた。スチュアートと名乗る野性的な彼は最近越してきた隣人で、見た目と違ってセイラをお姫様のように扱ってくれ、やさしく抱き上げてもくれた。都会的なイアンと正反対のたくましい腕、厚い胸、何もかも違う彼に一瞬で惹かれてしまうなんて、私は失恋のショックでどうかしてるに違いないわ!
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5.0恩人である伯爵夫人に頼まれ、ある男のあとを追っていたスージー。フィオレンツォ・ベネローゼというその男は、伯爵夫人を脅迫しているのだという。ところが尾行していると、彼は謎の男たちに襲われ運河のなかにつき落とされてしまった。スージーはとっさに彼を助け出し、ずぶ濡れの彼をほうってもおけず自分のアパートメントで着替えをさせることに。初めて間近に見る彼は、たくましく魅力的で、スージーの胸は高鳴ってしまう。だめよ! 彼は悪い男なのに――!
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-2年前の恐ろしい事故で、サラは婚約者を、兄は妻を亡くした。車椅子になった兄と、兄夫婦の幼い娘の世話をすることだけが、以来サラにとってただひとつの生き甲斐になっている。それなのに、兄が再婚するという。事故後転居した先の隣人と。その女性はたしかにすばらしい。だが彼女の兄ジョナスは……。彼はハンサムで、尊大で、サラへの興味を隠しもしない。サラは初めて会ったときから反感を覚えていたが、そんな彼にどうしようもなく惹かれてしまう自分もいやだった。ついにジョナスの誘惑に屈したとき、初めてだったサラは、屈辱と甘い悦びに引き裂かれ、叫んだ。亡き婚約者の名前を。 ■「亡き婚約者と愛を交わす日は決して訪れない。だからあなたを彼だと思って抱かれたの――」サラはジョナスに、そんな残酷な仕打ちをしてしまいます。その報いを受けるのが、ほかでもない自分自身だとサラが知るのは、妊娠がわかったあとでした。
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4.0突然現れた実の父親に会うために、初めてナポリを訪れたキャサリン。だが彼女は父親の都合でひとりナポリに残されてしまった。そんなとき、街の案内役を申し出たのがアレッサンドロだった。彼はとある大企業の社長なのだが、彼女の父親に頼まれて、彼女の接待係をおおせつかったと言う訳だった。最初はとまどいながらも案内を受けているキャサリンだったが、いつしか胸のときめきを覚えるのだった。一方、アレッサンドロには彼女に言えない秘密があって…。
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4.0いとこが会社のお金を横領して自殺した。しかも息をひきとるまぎわ、ラークにそそのかされたと偽りの証言を遺し、彼女は窮地にたたされたのだ。裁判で、会社側についた凄腕弁護士ジェームス・ウルフの徹底的で冷徹な態度、容赦ない攻撃にラークは憎しみすら覚え、泣きくずれたかった。だが意外にも、会社側が訴訟をとりさげ、ことなきをえた。しかし、評判をおとしたラークには働き口もなく、いまやアパートさえ追いだされそうになっている。そこへ、皮肉たっぷりに唇を歪めたウルフがたずねてきた。
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5.0「借金はその体で返してもらおう」ギデオンの言葉にカレッジは耳を疑った。雇い主である大富豪ギデオンから祖母の治療費を借りたことがこんな事態を招くなんて。少女の頃、甘い官能というものを少しだけ教えてくれた“あの人”かもしれないと、胸をときめかせていたのに。彼がさらに残酷な言葉を投げつける。「自分で服を脱ぐか、それとも脱がせてほしいか?」壁に追いつめられたカレッジは、絶望的な思いで目を閉じた。これが、わたしが憧れ続けてきた人の正体なの!?
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