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-結婚式当日、エマは夫クリストの言葉にショックを受けた。この結婚は、私を心配する祖父が不動産を譲る代わりに交わされた便宜結婚だったのだ! 彼女は、式場から逃げ出しコルフ島に身をひそめた。今後の将来設計をしていると、居場所を聞きつけたクリストが現れる。離婚を申し立てるエマに対して彼は氷の瞳で、離婚する気はないし、祖父から遺産管理を一任されていると言い放った。「1年間、僕の妻と姪の母親として暮らすだけでいい」と条件をつきつけられて!?
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3.0砂漠の国タラカールへやって来た教師のキャシー。しかし、悪漢に誘拐され、踊り子として何者かへの貢ぎ物にされてしまう。逃げ出そうとナイフで襲いかかるが、逆に力強い腕で組み伏せられる。さし出された相手はシーク・アミール――正真正銘の王だったのだ! 事情を知った彼は逃がしてくれると言うが、身を守るため、しばらく彼の寵姫のふりをすることに。幾夜もふたりきりで過ごすうち、キャシーは高潔な彼に惹かれていく。美しい婚約者がいると知りながら…!
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-学芸員タムシンは驚くべき記録を発見し、大公アラリック殿下に面会を求めた。「殿下は大公というだけでなく、王位を継ぐ正統な後継者です」アラリックは驚き、国の混乱をたくらむ政敵の差し金ではないかと彼女を疑う。タムシンから目を離すわけにはいかない! 監視するため、彼女に接近するアラリックだが、そんな思惑などつゆ知らぬタムシンはみめ麗しき彼に惹かれていき――仕事に没頭してばかりの地味なわたし。人の愛情をかきたてる人間ではないのよ。
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-アントニアは浪費家だった亡き父の借金に追われ、途方に暮れていた。通訳と旅行ガイドで生計を立てる身に、とうてい返せる額ではない。そんな彼女のもとに、以前1度すれ違っただけの男性が突然現れ、借金は自分が一部立て替えたと言う。困惑するアントニアにレイフと名乗る彼はさらにつづけた。「僕の愛人になれば借金はすべて僕が肩代わりしよう」、と。まるで悪魔の誘惑のような申し出だが、アントニアは毅然として彼を追い払った。もう2度と会うことはないと思ったが?
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-恋人の浮気現場に遭遇、傷つき雨のなかをさまよっていたマギーは、褐色の肌が美しい見知らぬ男性に声をかけられた。彼の差しのべる手に導かれるまま、さらわれるようにつれていかれた先は異国風の豪華な邸宅――現実離れしたできごとの連続に、マギーは熱に浮かされるように会ったばかりの彼と一夜を過ごしてしまう。それから1か月。新国王就任式のスタッフとして招かれた砂漠の王国でマギーが目にしたのは、シーク・カリード――あの夜の彼の姿だった!!
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2.0オーストラリア有数の実業家ウェイクフィールドの卑劣な企みにより、マリナの弟が一族の会社を騙し取られた。頼みの両親はすでに他界し、過去の事故で体にハンディをもつマリナだが、無謀にも敵のパーティーに単独乗り込む。案の定追い返されそうになったところ、ひとりの資産家に助けられた。美貌の男の名はローナン。愛人を演じれば、会社奪還に協力するというではないか。ローナンの燃える瞳が、一瞬でマリナの心を熱く支配した。この取引きは危険すぎる…
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-兄の戴冠式に出席するためクセイ王国に向かう途中、タヒールは墜落事故に遭った。怪我を負った彼を救ったのは、砂漠に住む美しいアナリーサ。タヒールは記憶を失っていたが、アナリーサの看護で体は回復していった。孤絶した砂漠で過ごすうち、お互いに惹かれあい、タヒールとアナリーサは体を重ねる。その翌朝、突然タヒールが侮蔑に満ちた言葉を投げつけ、冷酷に彼女を突き放したのだ。あんなにやさしかった彼が、いったいなぜ!? 私の体だけが目当てだったの!?
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-ギリシアの大富豪の婚約記事を目にしたテサは、衝動にかられるまま南米から地球の裏側のエーゲ海までやって来た。記事の写真を見たときは驚いた。そこには彼女の命の恩人、死んだと思っていたスタヴロスが写っていたのだから! 彼に会って、4年間お守りにしてきたこの指輪を返さなくては。しかし再会したスタヴロスは別人のように冷酷だった。「テサは4年前に死んだ。君が何者かわかるまで屋敷から出るな」それって軟禁!? テサはかまわず出ていこうとするが…。
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-カリーは、おじのために19歳で初老の男性と政略結婚させられ、夫婦生活もない数年を耐えたのち、夫の死により自由の身になった。ギリシアに戻ったある日、彼女は麝香の匂いのする見知らぬ男性と、生まれて初めて激しい官能の世界を体験した。一時の気の迷いだわ。カリーは心の防壁を立て直そうとした。一方、おじは今度は自分の娘を政略結婚させようとしていた。紹介された相手の男性ダモンを見て、カリーは言葉を失った。彼こそがカリーの官能の相手だったのだ!
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-愛する妹を病から救うため、意に沿わぬ結婚を決意したアリッサ。亡き祖父の遺産を相続すれば手術代は手に入るが、そのためには遺言どおり結婚するのが条件なのだ。だが、やっと見つけた便宜的な結婚に応じてくれる相手は、いつまで待っても約束の登記所に現れない。妹を助ける手立てはもうなくなってしまったのだ。その時、絶望するアリッサの前に危険な魅力を放つイタリア訛りの男性が立ちふさがった。“僕を覚えているか? 今日君が結婚する相手はこの僕だ。”
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-ジャジール国の王女サミラはチャリティパーティーで初恋の人タリクと偶然再会した。いまや隣国のスルタンとして名を馳せる彼は、妻と離婚したばかりと聞いている。たくましい腕に天使のような双子を抱き、彼らを愛おしそうに見つめるタリクは昔以上に魅力的だ。これは二度と妊娠ができないと宣告された私に神様がくれた、最初で最後のチャンスかもしれない。サミラは思い切ってタリク親子に自分との再婚話を持ちかけた。するとタリクの表情が一変して…!?
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1.0クアルーム国の海辺で、ロザリーは絵を描こうとして苦しんでいた。大好きだった絵が描けなくなったのには、理由がある。けれど、絵が描けないのは単に才能がないからだ。そのとき突然、白馬に乗ったすばらしく魅力的な男性が現れた。その姿に目を奪われ、ロザリーは夢中でスケッチを始めた。やがて彼は岸に戻ってきて、ロザリーのすぐ近くで馬を止めた。「絵を完成させたいなら、ぼくの朝をきみにあげよう」驚くロザリーに彼は続ける。「きみの午後をぼくにくれるなら」
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-言語療法士のソフィーのもとに見知らぬギリシア人男性が現れた。その魅力的な男性・コスタス・パラミディスは病気の娘エレニのためにソフィーの母親クリスティーナに骨髄移植を頼みにきたのだ。クリスティーナが亡くなったことを知ったコスタスは、娘のソフィーに骨髄検査を受けてほしいと頼んできた。「お金ならいくらでも出す」という傲慢な申し出に怒りを覚えつつも、ソフィーは病気で苦しむエレニのために骨髄検査を受ける決心をし、ギリシアのクレタ島へと旅立ったのだが…。
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1.0叔父の手により、悪名高い王への貢ぎ物として差し出された17歳のリナ。ところが王は急逝し、若き国王となったサイードはハーレムを持つつもりはないと告げ帰宅を命じた。「私にはもう行く所はありません…ここで雇っていただけませんか?」懇願するリナが文字も読めないと知るとサイードは彼女の後見人になると宣言し、学ぶ機会を与えた。彼に恩返しがしたい…その一心で勉学に励むリナ。4年後、すっかり大人に成長したリナにサイードは思いがけない要求をして…!?
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-ひったくりにあってケガを負い、病院のベッドで目覚めたとき、モリーは記憶を失っていた。息をのむほど魅力的な男性が、心配そうに見守っている。彼は夫ピエトロと名乗り、モリーのお腹には彼の子供が宿っているという。記憶が戻らないまま彼のペントハウスで何不自由ない生活を送りながら、モリーは違和感を募らせた。本当に夫婦だというのなら、どうしてピエトロは寝室を分けるのかしら。その理由を知ったとき、モリーはピエトロの残酷な仕打ちに言葉を失った…。
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-ギズラン王女は隣国のシーク、ラシードに突然囚われてしまう。王宮を占拠したラシードは、王女を花嫁に迎えると宣言。粗野で優雅な美しき野獣と称されるラシードは強引に彼女の唇を奪う。怒りに燃えるギズランだったが、一方では激しい喜びが彼女の体を駆け抜けていた。婚礼の式典では黒衣をまとって反発するギズランだったが、ラシードはそんなことなどまったく意に介さないようだった。そして初夜のしとねはギズランの怒りとは裏腹に、あまりにも甘く熱く…。
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-「シャキル…?」ロンドンのザラット大使館のパーティーでシーク・イドリースを紹介され、アーデンはめまいを覚えた。端整な顔立ち、官能的な唇、なぜか軽蔑のにじむ褐色の瞳――私の人生を一変させて消息を絶ったシャキルその人だった。4年前、旅先で惹かれ恋に落ち、夢のような1週間を過ごしたが、彼は落ち合うはずのパリに現れなかった。偽名を使った火遊びだったとわかり、深く傷つきながらも、アーデンは翌朝訪ねてきた彼と熱い口づけを交わしてしまい…。
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-嘘よ、母が横領していたなんて! ラヴェンナは衝撃を受けた。ジョナス・デヴソンは怒りと憎悪を全身にたぎらせている。かつてラヴェンナの母はデヴソン家の家政婦だったが、ジョナスの父と恋に落ちてしまう――。やがてジョナスの父が亡くなり、莫大な資産の整理をしているうちに、彼は不正な大金の引き出しに気づいたという。「私がやったの、母じゃない」横領が自分のためだとわかった彼女は思わず嘘をつき、彼の家政婦として無償で働く罰を受けることになり…!?
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-オーストラリア一の実業家ドナート・サラザールと結婚しろですって!? 横暴な父の命令にエラは愕然とした。破産寸前の父は娘とドナートを結婚させ資金援助を受けるつもりらしい。美人の姉が逃げたため、妹のエラを身代わりにしようというのだ。地味な私が億万長者に相手にされるわけないのに。ところがドナートは会うなりエラとの結婚を望み、きみのすべてが欲しいと告げてきた! いったい何を考えているの? 驚き戸惑うエラだが、彼の思いがけない過去を知り…?
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2.0妹と母を相次いで失ったイモジェンは、脳腫瘍で亡くなった母と同じ症状が出始めた――死を覚悟した彼女は、残りの人生を楽しもうと憧れのパリへ向かう。上流階級のパーティーで、イモジェンはフランス人富豪ティエリーと出会う。燃えあがるふたりは、満ち足りた2週間を過ごし、イモジェンはパリを去った。しかし、母国オーストラリアへ帰る間際、彼女は妊娠に気づく。なんという運命の悪戯…。悩んだ末ティエリーに打ち明けるが、その答えは意外なもので…!?
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1.0慈善団体で働いているエヴァは旅先のパリで偶然、初恋相手のフリンと再会した。屋敷の使用人の息子だった彼とは7年ぶりだったが、彼は巨大企業のCEOとして洗練された魅力的な男性に変貌していた! 旅先での素敵な時間は、ふたりの距離を近づけ彼女がプロポーズされるまでに時間はかからなった。エヴァは愛する彼にバージンを捧げ、愛情ある家庭を築いていくのだと信じていた。実は、この結婚はすべて彼の成功への計画の一部に過ぎなかったことだとは知りもせず──。
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1.0彼が死ぬはずない――。富豪にもかかわらず危険な冒険に命をかける夫オルシーノ・チャッツフィールドをひとり待つ寂しさと恐怖で、ポピーは5年前別居を選択した。しかし彼がヒマラヤ山脈で雪崩に遭遇したとの知らせを受け、急ぎ現地へ飛んだ。そこで待っていたのは大怪我を負いつつも冷たく突き放す夫の姿。ポピーは自分が呼ばれたのは間違いだと去ろうとするが、復帰するまで身のまわりの世話を要求される。その見返りに正式に離婚しようと提案されるが…。
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-母亡きあと、義父に監禁されて2年。レイラは外に出て自由になることだけを切望していた。そんなとき、義父の命令で実業家ジョス・カーモディと結婚させられることになった彼女は、ついに自由を手に入れた! しかしジョスはレイラを金目当ての女と誤解しているのだ。夫婦となっても心の通わない生活が続いたが、甘い口づけを交わしてからふたりの間に情熱の炎が燃え上がった。未来を期待し始めたレイラだったが、愛を信じない夫は決して妻の心を求めようとはせず…。
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2.0雑誌ライターのジャッキーは、取材で訪れたジャジール国でスルタンと呼ばれる君主アシムと出会った。宮殿の奥深く、長い間放置されていたハーレムで…。アシムは全身から傲慢な王者の雰囲気を発し、対照的な肌と髪の色をもつ彼女を興味深げに見据えた。ジャッキーがすべてを奪われるのに時間はかからなかった。妖しく官能的な残り香が今も漂うその部屋で激しく抱かれ、彼女は女性としての幸福に包まれた。王が自分を求める一方で、お妃候補と会っていると知るまでは。
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-18歳のルーシーは身に覚えのない罪で投獄された。罪状は子守りとして雇われている名家の主人を殺したこと。わたしは無実なのに! しかし、主人の弟であり、真実の恋に落ちたと信じていたドメニコさえ法廷で彼女を冷たく見放した。絶望の服役中に彼女は父を亡くし、友人も自尊心もすべてを失った。5年後、釈放された彼女を迎えに来たのはマスコミと――ドメニコ!? 彼の宮殿へと強引につれ去られる。私を財産目当てに兄弟をたぶらかした悪女と信じる彼がなぜ!?
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-ベンガリア王国の王女マリサは、双子の兄を亡くしたばかり。大きな喪失感を抱いて、灼熱の国ブラジルを訪れていた。そこで彼女は世界的実業家のダマソと出会う。彼の瞳はマリサを孤独なひとりの女として見ているようだった。惹かれるままに、彼女はダマソと熱い一夜をともにしたが、翌朝、彼は冷たく去ってしまった。ところが1か月後、新しい命を宿したマリサの前にダマソが再び現れ告げる。「僕と結婚するんだ」何を言ってるの? 私を冷たく捨てていったのに!
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4.0なぜ今になって私の前に現れたの――!?カリスの前にかつての恋人アレッサンドロが現れた。彼はイタリア名門のマッターニ家の伯爵。出会いは2年前のスキー場。セクシーな容姿に生気に満ちた緑色の瞳、そして何よりも情熱的な彼にカリスは瞬く間に恋に落ちた。この幸せはずっと続く…そう信じていたのに、彼はカリスの不貞を疑い冷酷なまでにあっさり捨てた。過去の苦い思い出に不安を募らせるカリスに、彼は以前と変わらない甘くとろけるような強引なキスを仕掛け!?
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5.0ソラヤは14歳の時、遠縁である砂漠の国バクハラの国王と、後妻として婚約する。それから10年、パリに留学し自由を謳歌するソラヤの元に、精悍な砂漠の戦士ザヒールが現れた。ザヒールはバクハラの国王の命を受け、ソラヤを国王の花嫁として迎えに来たのだ。バクハラに行けばこれまでのような自由な暮らしは望むべくもなく、せめてバクハラまでの帰り道、フランス国内を観光したいというソラヤの願いを聞き入れ、ザヒールはヘリコプターにソラヤを乗せ飛び立つのだが…!?
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-大富豪カーステアズ家の別荘の家政婦であるクロエは、ある日、館のプールで謎の男性に出会う。日に焼けたたくましい体、腿には長い傷跡が走り、サングラスをかけた頬にも深い傷が刻まれている。彼が初めて会う当家の当主、デクランと知ったクロエは、雇い主の体に見とれていたことを悟られまいと挨拶を交わすが、その時、彼の目がほとんど見えていないことに気づいた。これがふたりの危険な関係の始まりだったが、彼には亡き弟を裏切り捨てた女性を探す目的があり――。
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-ルイザが働くシドニーの農場に突然マリッツ国の皇太子ラウルがヘリで現れ、驚くべきことを伝える。アーディッサ公国の大公が亡くなり、後継者は孫娘にあたる彼女しかいなくなったというのだ。今すぐ帰国して王女の努めを果たせと命令されるが、駆け落ちした両親を見捨てた国になんて戻りたくない。拒否する彼女を脅し、農場一帯を買い取った彼によってルイザはつれ去られてしまう。しかも彼は「王位継承のため、我が花嫁として君を迎えに来たんだ」と言い…!?
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-さあ、四つん這いになって。 恥ずかしさはすぐに消えるよ。跡形もなく。 パリの古いアパルトマンに越してきたジェニファーは、鳥籠のようなアンティークのエレベーターで家主のアルマンと乗り合わせた。 「おはよう、“ラ・カージュ”――檻――に囚われた小鳥」 朝からそんな台詞を囁くゴージャスなフランス男に、ジェニファーはつい淡い期待を抱く。 だが週末、軽い近所づきあいのつもりでアルマンを訪ねたジェニファーは、部屋に閉じ込められ、彼の欲望の餌食となってしまう! 数時間後、彼女は羞恥をかなぐり捨てて悶えていた。 拘束された両手足をつき、すべてを晒した屈辱的な姿で。
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2.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】雑誌ライターのジャッキーは、取材で訪れたジャジール国でスルタンと呼ばれる君主アシムと出会った。宮殿の奥深く、長い間放置されていたハーレムで…。アシムは全身から傲慢な王者の雰囲気を発し、対照的な肌と髪の色をもつ彼女を興味深げに見据えた。ジャッキーがすべてを奪われるのに時間はかからなかった。妖しく官能的な残り香が今も漂うその部屋で激しく抱かれ、彼女は女性としての幸福に包まれた。王が自分を求める一方で、お妃候補と会っていると知るまでは。
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-ロージーは人気映画俳優ジョシュア・ホークレー――ホークの付き人を急遽つとめることになった。インフルエンザで寝込んでしまった父ドナルドの代役としてだ。ところが、ホークはロージーのことを自宅に押し入った熱狂的なファンだと勘違いし、彼女に厳しい警告を発する。
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-書店経営者のフランチェスカはまたしても恋に失敗した。地味で冴えない私を愛してくれる人はいないのかもしれない……。打ちのめされた気持ちのまま出版社の催すパーティに赴くと、ある小国の眉目秀麗な王子が執筆した本が話題を独占している。講演を依頼しようと王子を捜しているとき、男に声をかけられた。話の流れで、王子が称号を振りかざしていることに我慢できないと力説したフランチェスカに、男は興味を引かれたようだ。見知らぬ男にときめきながらも、彼女はその場を後にした。まさか、彼がコンラッド王子本人とは気づきもせずに。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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5.0ギリシアの海運王ダーメンとの再会は、ステフにとって悪夢のようなものだった。なぜなら彼は以前、人捜しのためにステフの恋心を利用し、あっさり捨てたのだから。彼とのキスを思い出すだけで、甘い痛みと屈辱で今でも胸がきしむ。なのに彼は、再会したステフに「偽りの恋人になってほしい」と提案してきた。なんですって!? 百万ドルもらってもお断りと返せば、ダーメンは「二百万ドルなら?」と笑みを浮かべた。…彼は私を利用できる女としか思ってないのね。なんて酷い男。
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4.0両親の葬儀が終わったあとも、レイチェルは墓地にたたずんでいた。義父の親族の、蔑むような視線がいまなお胸を締めつける。義父マサイアスは、欲深い妻によって破滅したも同然だった。そしてレイチェルは、その妻の娘なのだ。そのとき、セバスチャンの姿が目に飛び込んできた。親族の中で、彼だけがやさしくしてくれた。何年も前から、レイチェルはそんな彼に心を寄せるようになった。「心からお悔やみを申しあげるわ」レイチェルは思わず声をかけた。彼も、親しいマサイアスの死に打ちひしがれているように見えたからだ。だが、こちらに向けられたセバスチャンの冷たい目を見て息をのんだ。
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5.0ひったくりにあってケガを負い、病院のベッドで目覚めたとき、モリーは記憶を失っていた。息をのむほど魅力的な男性が、心配そうに見守っている。彼は夫ピエトロと名乗り、モリーのお腹には彼の子供が宿っているという。記憶が戻らないまま彼のペントハウスで何不自由ない生活を送りながら、モリーは違和感を募らせた。本当に夫婦だというのなら、どうしてピエトロは寝室を分けるのかしら。その理由を知ったとき、モリーはピエトロの残酷な仕打ちに言葉を失った…。
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-なぜ今ごろ会いに来たの? カリスは喜びよりも強いショックを受けた。――それは身分違いの恋だった。マッターニ伯爵との夢のような日々。けれど彼にとっては、つかのまの戯れにすぎなかった。彼が突然姿を消したあと、カリスは絶望し、ひそかに男の子を産んだ。あれから2年。彼の狙いは……息子なのだろうか?やはり、この女性は僕のものだ。アレッサンドロ・マッターニはカリスをひと目見て確信した。だが、今はまだ彼女に真実を告げるときではない。もう1つ、確かめなければならないことがある……。 ■愛情による結婚などばかげている――かつて身も心も捧げた男性に浴びせられた、耳を疑う冷酷な言葉。富も名誉も欲しいままにする億万長者の前に、ひれ伏すしかなくて……。ピュアなヒロイン像が涙と共感を誘う、記憶喪失×シークレットベビー・ロマンス! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.7ジャーナリストのジャッキーは、取材で訪れたジャジール国でスルタンと呼ばれる君主アシムと出会った。宮殿の奥深く、長い間放置されていたハーレムで…。アシムは全身から傲慢な王者の雰囲気を発し、対照的な肌と髪の色をもつ彼女を興味深げに見据えた。ジャッキーがすべてを奪われるのに時間はかからなかった。妖しく官能的な残り香が今も漂うその部屋で激しく抱かれ、彼女は女性としての幸福に包まれた。王が自分を求める一方で、お妃候補と会っていると知るまでは。
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-「どこかで会いましたか?」愛しい男性の心ない言葉――ブライアニーは屈辱のあまり彼の頬を打っていた。5カ月前、彼女は島を購入したいと訪れたリゾート開発会社社長、ラファエル・デ・ルカと恋に落ち、濃密な時を過ごした。だが契約書を手に本社に戻った彼から、その後連絡がない。まさか、ラファエルは島を手に入れるためだけに私を誘惑したの?妊娠に気づいた彼女は必死に悪い予感を打ち消し、彼を待った。そして、ついに意を決して彼に会いに来たのだが……。続くラファエルの告白に、ブライアニーは言葉を失った。「事故の後遺症で、君についての記憶をなくしたのかもしれない」 ■運命を感じ情熱的に愛し合った男性の子を妊娠したのに、彼と連絡が取れない……女性なら誰だって絶望のどん底に突き落とされてしまいますよね。しかも彼は記憶喪失で……。ホットなロマンスで大人気、M・バンクスの4部作〈誘惑された花嫁〉をお贈りします。 *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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2.7ベンガリア王国の王女マリサは、双子の兄を亡くしたばかり。大きな喪失感を抱いて、灼熱の国ブラジルを訪れていた。そこで彼女は世界的実業家のダマソと出会う。彼の瞳はマリサを孤独なひとりの女として見ているようだった。惹かれるままに、彼女はダマソと熱い一夜をともにしたが、翌朝、彼は冷たく去ってしまった。ところが1か月後、新しい命を宿したマリサの前にダマソが再び現れ告げる。「僕と結婚するんだ」何を言ってるの? 私を冷たく捨てていったのに!
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-クリスマスを1カ月後に控えた、ある寒い日のこと。ウェンディは幼いハリーを連れ、冷たい雨の中を会社に急いでいた。社長のカレン・バーリントン直々に呼び出されたのだ。ハリーはウェンディが引き取った、亡くなった隣人の息子だったが、ふたりで初めて祝うクリスマスの準備を始めたところを邪魔され、ウェンディは社長の身勝手な要求に怒り心頭だった。ところが社屋に着いたとたん、彼女は濡れた床に足元を滑らせ、しびれを切らして待っていた社長の胸に倒れ込んでしまう。非情なプレイボーイと噂される彼のたくましい腕の中で、ウェンディは久しく感じたことのない甘い衝撃に心を乱されていた。 ■ハーレクイン・イマージュで人気急上昇中、スーザン・メイアーのクリスマス・ロマンスをお贈りします。子ども好きな純粋ヒロインと、そんな彼女に癒やされる冷酷ビジネスマンヒーローの物語は、クリスマス時期に読めば格別。ピュアなロマンスを求める方に。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.0母亡きあと、義父に監禁されて2年。レイラは外に出て自由になることだけを切望していた。そんなとき、義父の命令で実業家ジョス・カーモディと結婚させられることになった彼女は、ついに自由を手に入れた! しかしジョスはレイラを金目当ての女と誤解しているのだ。夫婦となっても心の通わない生活が続いたが、甘い口づけを交わしてからふたりの間に情熱の炎が燃え上がった。未来を期待し始めたレイラだったが、愛を信じない夫は決して妻の心を求めようとはせず…。
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-祖父が持ちかけた結婚話に、キャットは取りあおうともしなかった。相手は遠縁にあたる実業家アルド。会ったことさえない男性だ。おじい様には気の毒だけれど、丁重に断ろう。だが家を訪ねてきた彼を一目見て、キャットは考えを翻した。「チャオ、キャタリーナ」甘い声に荒削りながら整った顔立ち。室内を満たす官能的な雰囲気に、キャットは数分後には彼との結婚生活を想像さえしていた。あれから十一カ月…。トスカーナの豪勢な別荘で、キャットは失意の新婚生活を送っていた。夫はずっと愛人と一緒で、家には寄りつこうともしない。きっと彼にとっては、祖父の財産めあての結婚にすぎなかったのだ。初めて会った日、彼の瞳の奥にきらめいた炎はなんだったのかしら。
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3.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】なぜ今になって私の前に現れたの――!?カリスの前にかつての恋人アレッサンドロが現れた。彼はイタリア名門のマッターニ家の伯爵。出会いは2年前のスキー場。セクシーな容姿に生気に満ちた緑色の瞳、そして何よりも情熱的な彼にカリスは瞬く間に恋に落ちた。この幸せはずっと続く…そう信じていたのに、彼はカリスの不貞を疑い冷酷なまでにあっさり捨てた。過去の苦い思い出に不安を募らせるカリスに、彼は以前と変わらない甘くとろけるような強引なキスを仕掛け!?
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-レイチェルは父親と大喧嘩をしたあげく家出して、憧れの国スペインへやってきた。目的はふたつ――死んだと聞かされてきた母親を捜すためと、政略結婚から逃れるためだ。しかし動き回っているうちに所持金が底をつき、困った彼女は臨時の秘書の仕事にありつくことにした。オリーブの林を抜けて、目指す住所を訪ねると、なんと立派な庭園の向こうにお城が建っている。レイチェルは小躍りした。城主が雇い主なんてついてるわ!だがその喜びも雇い主のルイス・アルバレスと面会するまでだった。全身に威圧感を漂わせた風貌に、彼女は目の前が真っ暗になった。
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4.7【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】ソラヤは14歳の時、遠縁である砂漠の国バクハラの国王と、後妻として婚約する。それから10年、パリに留学し自由を謳歌するソラヤの元に、精悍な砂漠の戦士ザヒールが現れた。ザヒールはバクハラの国王の命を受け、ソラヤを国王の花嫁として迎えに来たのだ。バクハラに行けばこれまでのような自由な暮らしは望むべくもなく、せめてバクハラまでの帰り道、フランス国内を観光したいというソラヤの願いを聞き入れ、ザヒールはヘリコプターにソラヤを乗せ飛び立つのだが…!?
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4.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】大富豪カーステアズ家の別荘の家政婦であるクロエは、ある日、館のプールで謎の男性に出会う。日に焼けたたくましい体、腿には長い傷跡が走り、サングラスをかけた頬にも深い傷が刻まれている。彼が初めて会う当家の当主、デクランと知ったクロエは、雇い主の体に見とれていたことを悟られまいと挨拶を交わすが、その時、彼の目がほとんど見えていないことに気づいた。これがふたりの危険な関係の始まりだったが、彼には亡き弟を裏切り捨てた女性を探す目的があり――。
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-「死ぬ前にあなたたちの結婚式を見せてもらいたいの」ベッドに力なく横たわる祖母エスターが孫娘ジョーとマットを呼び寄せて懇願した。確かに二人は付き合っていたが、すでに別れてひと月以上がたつ。ただ、具合の悪い祖母にはそれを内緒にしていたのだ。エスターは死期が近いと訴え、結婚から逃れようとする二人の抗議を退けた。まだマットを忘れられないジョーにとっては拷問とも言える残酷な願いだった。だが彼はエスターの容態を心配し、結婚しようと言い出した。たとえ芝居でも、彼女のために式を挙げよう、と。
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3.0ルイザが働くシドニーの農場に突然マリッツ国の皇太子ラウルがヘリで現れ、驚くべきことを伝える。アーディッサ公国の大公が亡くなり、後継者は孫娘にあたる彼女しかいなくなったというのだ。今すぐ帰国して王女の務めを果たせと命令されるが、駆け落ちした両親を見捨てた国になんて戻りたくない。拒否する彼女を脅し、農場一帯を買い取った彼によってルイザはつれ去られてしまう。しかも彼は「王位継承のため、我が花嫁として君を迎えに来たんだ」と言い…!?
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-「きみのことは女性とは思えないから、そばにいても安全だ」知り合いの男性コナーの言葉に、エマは唖然とした。彼は兄弟と賭けをしていて、3カ月間禁欲生活を続けられたら、大おじの遺産を独り占めできるというのだ。激怒したエマは彼を懲らしめようと決める。
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-結婚したい。家庭を持ちたい。赤ちゃんがほしい。幸せな親友を見ているうちに、リーの心は決まった。これから本気で結婚相手を探すのだ。とはいえ今までつき合ったのは1人だけ、デートの仕方もわからない。そんなわたしが男性の心を射止められるかしら?だったら、プレイボーイでデートの達人のトーマスに手伝ってもらったらどうだろう?キスは会って何度目にするものなのか、デートに行くならどこがいいか、彼ならちゃんと教えてくれそうだ。突拍子もない考えに、最初トーマスは難色を示したが……。
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5.0アラブの海で古代の沈没船を調査していたベルは、何者かによって身代金目的に誘拐され、小さな無人島に幽閉された!嵐の夜、間一髪のところをたくましい男性に助けられるが、クアルーム国の君主だという彼、ラフィークによって、今度は宮殿に閉じ込められてしまう。しかも、「1週間以内に自分と結婚するように」というのだ!いったいどういうこと?若き王ラフィークには、実はベルをひきとめなければならないある事情があったのだが…?
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3.6オーストラリア有数の実業家ウェイクフィールドの卑劣な企みにより、マリナの弟が一族の会社を騙し取られた。頼みの両親はすでに他界し、過去の事故で体にハンディをもつマリナだが、無謀にも敵のパーティーに単独乗り込む。案の定追い返されそうになったところ、ひとりの資産家に助けられた。美貌の男の名はローナン。愛人を演じれば、会社奪還に協力するというではないか。ローナンの燃える瞳が、一瞬でマリナの心を熱く支配した。この取引きは危険すぎる…。
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3.3【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】砂漠の国タラカールへやって来た教師のキャシー。しかし、悪漢に誘拐され、踊り子として何者かへの貢ぎ物にされてしまう。逃げ出そうとナイフで襲いかかるが、逆に力強い腕で組み伏せられる。さし出された相手はシーク・アミール――正真正銘の王だったのだ! 事情を知った彼は逃がしてくれると言うが、身を守るため、しばらく彼の寵姫のふりをすることに。幾夜もふたりきりで過ごすうち、キャシーは高潔な彼に惹かれていく。美しい婚約者がいると知りながら…!
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-勤務先のレストランが新しく迎えるシェフは、私を裏切った元婚約者――!動揺するシエナは叔母のトラットリアに逃げ帰った。ところがそこにいたのは初恋の相手ブレット。叔母の助手だった彼は、今や世界に名を馳せるカリスマシェフだ。何も知らない彼に誘惑され、心揺れるシエナ。料理のことしか頭にない男に恋するのはもうこりごりなのに、胸の痛みは温めたチョコレートのように溶けていき……。五感で味わう、恋のリベンジ小説。■本書は、2011年3月に小社より刊行された作品を再編集したものです。
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-マンハッタンにアパートメントを持ちフードスタイリストとして活躍するマルゴーは、キャリアもプライベートも順風満帆――と言いたいところだがセックスはかなりご無沙汰だった。隣人たちは階下に越してきたダニエルがキュートだとさかんに噂し、彼で“解消”すればとけしかけてくる。顔もカラダもいいけど、あのいかにもマジメそうな好青年と? 渇きたくはない、でもちゃんと恋もしたい……迷えるアラサー乙女、マルゴーの選択は?■本書は、2010年3月に小社より刊行された『恋はシュガー&スパイス』を改題・再編集したものです。
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3.0兄の戴冠式に出席するためクセイ王国に向かう途中、タヒールは墜落事故に遭った。怪我を負った彼を救ったのは、砂漠に住む美しいアナリーサ。タヒールは記憶を失っていたが、アナリーサの看護で体は回復していった。孤絶した砂漠で過ごすうち、お互いに惹かれあい、タヒールとアナリーサは体を重ねる。その翌朝、突然タヒールが侮蔑に満ちた言葉を投げつけ、冷酷に彼女を突き放したのだ。あんなにやさしかった彼が、いったいなぜ!?私の体だけが目当てだったの!?
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-学芸員タムシンは驚くべき記録を発見し、大公アラリック殿下に面会を求めた。「殿下は大公というだけでなく、王位を継ぐ正統な後継者です」アラリックは驚き、国の混乱をたくらむ政敵の差し金ではないかと彼女を疑う。タムシンから目を離すわけにはいかない!監視するため、彼女に接近するアラリックだが、そんな思惑などつゆ知らぬタムシンはみめ麗しき彼に惹かれていき――仕事に没頭してばかりの地味なわたし。人の愛情をかきたてる人間ではないのよ。
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4.0クアルーム国の海辺で、ロザリーは絵を描こうとして苦しんでいた。大好きだった絵が描けなくなったのには、理由がある。けれど、絵が描けないのは単に才能がないからだ。そのとき突然、白馬に乗ったすばらしく魅力的な男性が現れた。その姿に目を奪われ、ロザリーは夢中でスケッチを始めた。やがて彼は岸に戻ってきて、ロザリーのすぐ近くで馬を止めた。「絵を完成させたいなら、ぼくの朝をきみにあげよう」驚くロザリーに彼は続ける。「きみの午後をぼくにくれるなら」
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3.6カリーは、おじのために19歳で初老の男性と政略結婚させられ、夫婦生活もない数年を耐えたのち、夫の死により自由の身になった。ギリシアに戻ったある日、彼女は麝香の匂いのする見知らぬ男性と、生まれて初めて激しい官能の世界を体験した。一時の気の迷いだわ。カリーは心の防壁を立て直そうとした。一方、おじは今度は自分の娘を政略結婚させようとしていた。紹介された相手の男性ダモンを見て、カリーは言葉を失った。彼こそがカリーの官能の相手だったのだ!
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5.0恋人の浮気現場に遭遇、傷つき雨のなかをさまよっていたマギーは、褐色の肌が美しい見知らぬ男性に声をかけられた。彼の差しのべる手に導かれるまま、さらわれるようにつれていかれた先は異国風の豪華な邸宅--現実離れしたできごとの連続に、マギーは熱に浮かされるように会ったばかりの彼と一夜を過ごしてしまう。それから1か月。新国王就任式のスタッフとして招かれた砂漠の王国でマギーが目にしたのは、シーク・カリード--あの夜の彼の姿だった!!
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-愛する妹を病から救うため、意に沿わぬ結婚を決意したアリッサ。亡き祖父の遺産を相続すれば手術代は手に入るが、そのためには遺言どおり結婚するのが条件なのだ。だが、やっと見つけた便宜的な結婚に応じてくれる相手は、いつまで待っても約束の登記所に現れない。妹を助ける手立てはもうなくなってしまったのだ。その時、絶望するアリッサの前に危険な魅力を放つイタリア訛りの男性が立ちふさがった。“僕を覚えているか?今日君が結婚する相手はこの僕だ。”
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-言語療法士のソフィーのもとに見知らぬギリシア人男性が現れた。その魅力的な男性・コスタス・パラミディスは病気の娘エレニのためにソフィーの母親クリスティーナに骨髄移植を頼みにきたのだ。クリスティーナが亡くなったことを知ったコスタスは、娘のソフィーに骨髄検査を受けてほしいと頼んできた。「お金ならいくらでも出す」という傲慢な申し出に怒りを覚えつつも、ソフィーは病気で苦しむエレニのために骨髄検査を受ける決心をし、ギリシアのクレタ島へと旅立ったのだが…。
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5.0ギリシアの大富豪の婚約記事を目にしたテサは、衝動にかられるまま南米から地球の裏側のエーゲ海までやって来た。記事の写真を見たときは驚いた。そこには彼女の命の恩人、死んだと思っていたスタヴロスが写っていたのだから!彼に会って、4年間お守りにしてきたこの指輪を返さなくては。しかし再会したスタヴロスは別人のように冷酷だった。「テサは4年前に死んだ。君が何者かわかるまで屋敷から出るな」それって軟禁!?テサはかまわず出ていこうとするが…。
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-いとしい姉夫婦が海難事故で亡くなった――その訃報をキャリーに電話で知らせてきたのは、義兄の弟で、かつての、そして唯一の恋人パオロだった。姉夫婦を失った衝撃で呆然としながらも、遠い夏の記憶がよみがえる。九年前、姉の結婚式でパオロと出会い、その晩純潔を捧げた。だが、女性を本気で愛したことのないプレイボーイの彼は、感極まって愛を告白する彼女をせせら笑い、去っていったのだ。まさかパオロとの再会がこんな形で訪れるなんて……。キャリーは取るものもとりあえず、ローマに向かった。もう一度、彼に利用されるはめになるとも知らずに。
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2.0私はロザリンド・ベネット。通称ロズ。でも、本当の名前は知らない。生まれたときから独りぼっちだったから。そのせいか、ひとけのないハイウェイで愛車が故障し、途方にくれていたときも、助けてくれたメイソンに素直に甘えることができなかった。だけど彼はあくまで忍耐強く、包み込むように接してくれる。こんな人は初めて。彼を信じていいのかしら?ロズの心の扉が、少しずつ開き始めた。★RITA賞ファイナリストの実力派ジャッキー・ブラウン。本作では、異色のヒロインを描いています。お見逃しなく!★
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3.0書店経営者のフランチェスカはまたしても恋に失敗した。地味で冴えない私を愛してくれる人はいないのかもしれない……。打ちのめされた気持ちのまま出版社の催すパーティに赴くと、ある小国の眉目秀麗な王子が執筆した本が話題を独占している。講演を依頼しようと王子を捜しているとき、男に声をかけられた。話の流れで、王子が称号を振りかざしていることに我慢できないと力説したフランチェスカに、男は興味を引かれたようだ。見知らぬ男にときめきながらも、彼女はその場を後にした。まさか、彼がコンラッド王子本人とは気づきもせずに。
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5.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】アントニアは浪費家だった亡き父の借金に追われ、途方に暮れていた。通訳と旅行ガイドで生計を立てる身に、とうてい返せる額ではない。そんな彼女のもとに、以前1度すれ違っただけの男性が突然現れ、借金は自分が一部立て替えたと言う。困惑するアントニアにレイフと名乗る彼はさらにつづけた。「僕の愛人になれば借金はすべて僕が肩代わりしよう」、と。まるで悪魔の誘惑のような申し出だが、アントニアは毅然として彼を追い払った。もう2度と会うことはないと思ったが?
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-ウエイトレスのアリスは従姉の結婚式で、ハンサムなギリシア富豪アドニに出会った。慣れないシャンパンに酔ってしまったところを彼に優しく介抱され、アリスはバージンを捧げた。美しい思い出を胸に彼のもとを去るアリスだが、その後妊娠がわかり…事実を伝えようと、勇気を出してアドニのオフィスを訪ねた。けれど出会った夜、あれほど優しかった彼は冷酷な表情でアリスを見据え、蔑みの言葉を投げつけてきた。「君は男を騙して生活費を稼いでいる女なんだろう?」
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-結婚式目前にフラれた花嫁。でも、式はそのまま続行!? ウエディングドレスの衣裳合わせをしながら、オリヴィアは満ち足りた気分だった。今週末、オリヴィアは花嫁になる。イタリアの二大ファッションブランド合併拡大のための結婚だが、相手企業の御曹司カルロは気心の知れた友人で、愛はなくても実のある結婚となるはずだった。だが、悲劇は起きた。カルロが別の女性と駆け落ちしたのだ! けれどカルロの兄、アレッサンドロは凶報にショックを受けるオリヴィアに無造作に告げた。「式は予定どおり決行する。花婿は僕だ」と。
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-王妃の座も身に余る富も要らない。欲しいのは愛だけ ウエイトレスのオーレリーは目が離せなかった。降りしきる雪の中にたたずむ琥珀色の瞳の男性。今日、店に初めて来たお客さんだ。なぜかその瞳は悲しげで、オーレリーは彼、ルシアンを放ってはおけず家に招いた。そして一夜限りと知りながら、情熱のまま熱を分けあったのだった。――数週間後、妊娠したオーレリーがルシアンという名を手がかりに捜すとすぐ見つかった。なんと彼は隣国バロルトの王だったのだ! オーレリーは宮殿を訪れるが彼は結婚式のリハーサル中で…?
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-ギリシアの大富豪スタヴロスの婚約記事を目にしたテサは、疲れきった体でエーゲ海に浮かぶ島へたどり着いた。 衝動に駆られるまま地球の裏側まで来たのは、その記事に天に召されたはずのスタヴロスが――テサの命を救うため偽装結婚してくれた、憧れの王子様が写っていたから。 彼に会って、4年間お守りにしてきたこの指輪を返さなくては。 だが、再会したスタヴロスは別人のように冷淡だった。 「婚約パーティの夜に妻が現れるとはね。めあては和解金か?」 彼は今になって現れた私を疑っている。でも“妻”というのは? テサは混乱した。4年前、彼は私と本当に結婚したの? *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-両親の葬儀が終わっても、レイチェルは墓地にたたずんでいた。義父は欲深い妻、レイチェルの母のせいで破滅したも同然だった。そのとき、セバスチャンの姿が目に飛び込んできた。親族の中で唯一やさしかった彼に片想いしていたレイチェルは、久しぶりに戻ってきたギリシアで、彼との再会に胸を震わせた。セバスチャンの冷たい目と厳しい言葉に愕然とするが、同時に彼はレイチェルへの熱い想いも口にしたのだ。彼と結ばれたあと、純潔を疑われるとは夢にも思わなかった。レイチェルは傷心の中、彼のもとを去り、妊娠に気づく――。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-今、あなたを愛したいの。すぐに終わる恋とわかっていても……。 イタリア人伯爵の城で、臨時家政婦に雇われたシャーロット。美貌のセクシーな城主アレッシオについどぎまぎしてしまうが、彼には亡き妻を城に幽閉していたという暗い噂があった。なぜか彼に避けられる日々の中、シャーロットは懸命に働いた。舞踏会の夜、地味な裏方のシャーロットもドレスを着て出席し、いつしか心奪われていた伯爵に、誘われるまま純潔を捧げた。それは伯爵のつかの間の戯れだとわかっていた。城を去る日のことを思うと胸がふさがった。あと1カ月だけ……。そんな折、シャーロットは妊娠に気づき、伯爵に告げるが――。 ■健気なヒロイン像で人気のA・ウエストが綴る、イタリアが舞台の幻想的な恋物語。妻の死後、心を閉ざし“湖のドラゴン”と恐れられる伯爵の凍った心を、献身的な家政婦ヒロインが溶かしていきます。17歳で母を失ったヒロインの秘密の出自にもご注目を!
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-私は愛の女神に見放されてしまったの?挙式した日の夜に別れが訪れるなんて。 「君は独りで眠ればいい。押しつけられた花嫁を抱く気はない」ローマの教会でイタリア貴族チェーザレと結婚式を挙げた日の夜、アイダは夫となった男性が腹立たしげに放った言葉に絶望した。残忍な祖父が極悪非道な手段でチェーザレを脅迫し、私との政略結婚を強要していたとは!憧れの彼と愛情にあふれた家庭を築くという夢が崩れ去り、アイダは豪華ホテルのスイートルームから急いで姿を消した。4年後、偽名で貧困生活を送る彼女の前にチェーザレが突然現れ、傲慢に命じる。「君は今でも僕の妻だ。トスカーナの別荘へ来い」 ■8歳で両親を亡くした後、家族の愛に恵まれなかったヒロイン。憧れのイタリア貴族ヒーローとの結婚で、やっと愛情に満ちた家庭を築けると歓喜したのもつかの間、運命は彼女を不幸のどん底に突き落とし……。A・ウエストの劇的な再会ロマンスをお見逃しなく!
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-わたしは売られた花嫁──夫に片想いする自由さえないの? レイラは母亡き後、横暴な義父に虐げられ続けてきた。ついにはビジネスの道具として、多額の金と引き替えに、見知らぬ男性との結婚を決められても、彼女は逆らえなかった。結婚すれば義父から逃げられる。相手は誰でもかまわない……。強欲で好色な老人を想像していたレイラは、現れた相手を見て、目が釘付けになった。たくましくてセクシーで、なんて魅力的。大富豪ジョス・カーモディ――わたしはこの人の妻になるの?思わず胸がときめいたが、彼はレイラを蔑んだ目で睨みつけた。“金のためなら、誰にでも身を委ねる女だ”とでも言いたげに。 ■クラシックな世界観が持ち味の人気作家アニー・ウエストによる、政略結婚ロマンスをお楽しみください。愛を知らないヒロインと、頑なに愛を信じようとしないヒーローが、夜を重ねるうち、心までひとつになっていく様子がしっとりと情緒豊かに描かれます。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-教えて、私は誰なの? この幸せは、いつまで続くの? 意識を取り戻したとき、アリーは見知らぬ男性の腕の中にいた。 ハンサムすぎて近寄りがたいほど整った顔。セクシーな肉体。 心臓がどきんと鳴った。見覚えがある気がするけれど……。 「アレクサ、なぜ君がここにいるんだ?」鋭い視線を向けられ、アリーは戸惑った。アレクサ? 私はアリーよ。でも……。 「自分でもわからないの。思い出せないの」 そこはイタリア人富豪アンジェロの所有する島だった――。 アンジェロは首を傾げた。派手好きだったアレクサに瓜二つだ。 なのに彼女は無垢な乙女にしか見えない。 「君は僕の妻だった」」 ■可憐なヒロインに心揺さぶられ、思わずキスした直後、「僕は君に興味がない」と口走ったヒーロー。一方、ヒロインは二人の間には強い絆がある気がして……? ピュアなヒロイン像が共感を呼ぶ、アニー・ウエストが描く大人気の記憶喪失がテーマの秀作!
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-人生の半分の期間、あこがれ続けた人だから―― 「財布は必要ない。ここでは君は僕の客だ」ストーカーの脅威に悩まされて心身ともに限界だったローラは、兄の親友ニールの自家用機に乗せられ、目覚めると豪奢な別荘にいた。厚い胸板の前で腕を組んだニールは、厳しく非情に見える。少女のころからあこがれ続けた初恋の人、ニール。大人になってからも、事業で成功を収めて大富豪になった彼を新聞や雑誌の記事で追いかけ続けていたけれど……。強引なニールに過剰な反感を抱くローラだったが、心の奥ではすでに気づいていた。さえない会社員の自分が、身のほど知らずの恋に傷つくことを恐れているのだと。 ■兄代わりとして保護者ぶるニールと、積年の恋心をひた隠すローラ。ひとつ屋根の下で暮らすうち、互いの魅力に抗いきれずついに結ばれますが、彼には人を愛せない理由があって……。“みにくいあひるの子”ヒロインの無垢ゆえに熱い恋。A・ウエストの真骨頂です!
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-私は一時の偽りの恋人。本物にはなれそうもない。 親に捨てられ、シチリアの小さな村の修道院で育ったアリーチャ。ミラノに出て、ホテルの客室係として働き始めたのは、この街で消息不明になった親友を捜すためだ。偶然にも初恋の人ダンテがホテルに滞在しているとわかり、アリーチャは今や大富豪となった彼に協力を願い出ることに。だがすぐさま金目当てだろうと罵られ、はねつけられてしまう。ひどいわ! あの優しかったダンテはもういないの?呆然とするアリーチャに、彼は思いがけない提案を持ちかける。「ただし僕の家族の会食に恋人として同行するなら、考え直す」 ■イタリアを舞台にしたドラマティックなロマンスが人気のキャロル・マリネッリ。今作では王道の、偽りの恋人を演じる二人に訪れる愛の奇跡を丁寧に描きます。ヒーローがずっと隠してきた秘密は、ヒロインにとってはどれも驚きの連続で……。
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-なぜ愛してしまったの……?私はお金で買われたも同然なのに。 なんて逞しい人。まるで海の神(ポセイドン)ね。無人の浜で出会った男性は、コーラに、「ここは僕の秘密の避難所なんだ」と言った。そこは彼女が一人になりたいときに行く隠れ場所でもあった。翌日、コーラの実家が営む小さなホテルに、その男性が現れた。彼が沖合に浮かぶ豪華クルーザーの持ち主のストラトだと知り、コーラは驚愕する。ギリシア屈指の実業家がなんの用かしら?「僕と、1カ月で世界中を回るクルージングを楽しまないか?」昨日会ったばかりの、ハンサムな大富豪と? そんなの無理よ!だが、経営難の実家のホテルを助けてやると言われてしまい……。 ■ピュアなヒロインを描いて人気のアニー・ウエスト。実家を助けるため、お金持ちの道楽につきあうことに。ところがストラトが放つカリスマ性と男性的な魅力に絡め取られ、コーラは身も心も捧げてしまいます。彼の深い闇に気づいたのは、身ごもったあとで……。
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-囚われの乙女は決して忘れなかった。地下牢の闇から垣間みた、輝く彼の姿を。 豪奢な邸宅で、アニックは主の帰宅を待っていた――有名な美貌の実業家、マキシマス・キングに頼み事があるのだ。クーデターで10年間、王宮の地下で過ごした王女アニックは、少し前、突然現れた逞しくハンサムな“王子様”に光の世界へと救い出された。そして王子様の名はマキシマスで、大富豪と政府特命の暗殺者という2つの顔があることを知る。戴冠式を控え、身の危険を感じた彼女には助けが必要だった。どうすればもう1つの顔を隠す彼に願いを聞いてもらえるの?考えあぐねたすえ、アニックは思いつめた表情で切り出した。「どうか私を助けてください。代わりに、私の純潔を捧げます」 ■ヒロインの突拍子もない言葉を一笑に付したヒーロー。男性的魅力あふれる彼に、ヒロインは形だけの結婚を申し込まれますが……?リン・グレアム顔負けの劇的展開で大人気、メイシー・イエーツが別名義で綴る、ロマンティックな再会のシンデレラ物語!
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-王妃の座も裕福な暮らしもいらない。わたしが欲しいのはあなたの愛。 なんて美しく、なんて悲しげなたたずまいだろう。雪が降りしきる中、ウエイトレスのオーレリーは、琥珀色の瞳をした長身のたくましい男性に目を引かれた。寒夜をしのぐ宿もないらしい彼を放っておけず、家に招く。出逢ったばかりなのに、たちまち彼に惹かれ、一夜で終わると知りながら、情熱の夜を過ごした翌朝、彼は姿を消していた――彼女のおなかに命を宿して。ルシアンという名を頼りに調べると、素性はすぐに判明、なんと隣国バロルトの王だった! オーレリーが宮殿に赴くと、ルシアンは結婚式のリハーサルの真っ最中だった……。 ■そのうえヒロインは、国王ルシアンのフィアンセに、おなかの赤ちゃんを引き取って育てたいと言われ、呆然。継母に疎まれて育ったヒロインには、とても受け入れることはできなくて……。ピュアなヒロイン像が大人気のアニー・ウエストの作品をお楽しみください。
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-情熱の赴くまま捧げた純潔。その代償は、裏切り、そして妊娠。 カーラが家政婦としてつきそった老齢の葡萄園主が亡くなった。死後に開示された遺言で、カーラには未払いの賃金だけでなく、土地や屋敷までもが遺されていたことが判明する。これに異を唱えたのが、故人の商売敵のマキシム・デュランで、一代で莫大な富を築いた、若くハンサムな大富豪だ。ずっと彼に密かに惹かれていたカーラは、反発しながらも、互いの間に高まる情熱の炎に抗えず、純潔を捧げてしまう。だが翌日、手酷い裏切りに遭ったカーラは自らの過ちを知る。すべてを捨てて逃げ出すが、彼女はすでに身ごもっていて……。 ■ハイディ・ライスがお贈りする、ドラマティックなシンデレラロマンスです。マキシムは亡き雇主の息子だと知ったカーラ。彼は故人への恨みを募らせるあまり、カーラに遺された屋敷をむりやり解体しようとしますが、彼女の妊娠を知ったとき、すべてが変わります。
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-何度でも、彼は私の恋心に火をつける。ただ情熱的なまなざしを向けるだけで。 ステフは結婚した親友を祝うため、美しいギリシアを訪れていた。そして、誰もが憧れる海運王のダーメンと再会して誘惑された。彼女にはダーメンに初恋を利用され、捨てられた過去があり、「100万ドルもらっても一緒にいたくないわ」とはねつけたが、ダーメンに「では200万ドルなら?」と返されただけだった。彼はそんな大金を使ってでも、私を取り戻したいの?かなわぬ想いと諦めていたけれど、ひょっとしたら彼も――?しかし彼は冷酷に告げた。ある女性との結婚を破談にするため、都合よく現れたステフに“恋人のふり”をしてほしいのだと。 ■ヒーローの傲慢な申し出にいったんは怒ったものの、結局ヒロインは受け入れます。なぜなら彼女は元上司にだまされ、莫大な借金を負っていたから。幼いころから生活が苦しく、恋をする暇もなく働いてきた不器用なヒロインに、愛と幸せは訪れるのでしょうか?