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  • 拒めない誘惑
    完結
    4.0
    ロージーは大叔母を亡くし、遠縁の親戚の家に身を寄せていた。けれど家主との不倫を疑われ、遠くオックスフォードに行くことになってしまう。休職中のロージーは、車イスに乗ったカラムという男性教授と知りあい、助手として働き始めた。彼のやさしいまなざしと落ち着いた声を聞き、すっかり打ち解けたロージーが自分の身の上話を始めると、彼は彼女に驚くべき提案をした。「僕が君の恋人のふりをし、不倫の疑いを晴らそう。真実味を与えるために一緒に暮らさないか?」
  • 天使が泣いている(1)
    無料あり
    4.0
    全4巻0~330円 (税込)
    【第1章】5歳で藤井家の養子として迎えられた勇気は、長らく子どもが授からなかった養母に溺愛され育てられてきた。だがいつの頃か、養母に抱きしめられると淋しく悲しくなるようになっていた。そして12歳の時、勇気は突然学校に行けなくなってしまう。いい子でいなければママが悲しむ……でもつらい、怖い。勇気の中で何かが変わり始めていた。15歳で父親が誰かもわからない勇気を生み、そして自殺してしまった実母・春菜。僕はお母さんのことを何も知らない。勇気は自分の《真実》そして《生》を求めてさまようことになる。そしてその1歩は、長い長い暗闇のトンネルの入り口に過ぎなかった。岡本ゆり先生が描く愛と衝撃の大河ロマンの傑作、第1巻(全4巻)!
  • 聖なる夜に抱きしめて
    4.0
    大作家三人による夢の競作。愛と感動のクリスマス・アンソロジー! 雪深いコロラドに戻って亡き父の牧場をどう経営しようか途方に暮れるメドウの前に、隣接する大牧場の経営者ダルが現れる。彼女にとってダルは天敵、少女の恋心を踏みにじった傲慢で意地悪な男。でも彼の前では緊張してドジばかり…… D・パーマー「スノウ・マン」の他、猛吹雪のなか閉じ込められた二人を描くL・マッケンナ「キャスのカウボーイ」、オーストラリアの牧場王国を舞台とした真夏の物語、M・ウェイ「アウトバックの夫」の三作を収録。 巨匠によるクリスマス・ストーリー夢の競演!
  • 長い誤解【ハーレクイン文庫版】
    4.0
    17歳の夏、“愛している”という言葉を口にしたのはどちらが先だったか、フィリッパはもう思い出せない。両親を亡くし、厳しい伯母になじめなかったフィリッパと、愛に飢えた名家の子息スコットは磁石のように惹かれあった。でも、この身分違いの恋が成就しても誰も喜ばない……。そう諦めたフィリッパが、お腹の子を他の男性の子だと、彼に偽らなければならなかったとき、どれほど苦しかったか――しかし、それはまだ苦しみの序章にすぎなかったのだ。いまや大富豪になったスコットが、彼女の前に現れるまでの。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 暴君の甘い罰
    4.0
    罰と知りつつ、彼女は結婚を受け入れた。ただ、彼に愛されたい一心で。 両親を亡くし、住む家を失ったサラにとって、自分を受け入れてくれた祖母は、なによりも大切な存在だった。だから、心臓が悪い祖母のためと言われると、大富豪ルークとの結婚を断る理由が見つからなかった。彼は、亡き妻の肉親である私の祖母を安心させたいだけ。しかも継妹の嘘を信じ、私を財産めあての女と思っている。つまりルークは私に、妻という罰を与えるつもりなのだ。けれど前に彼からされた、熱く強引なキスの記憶がよみがえると、無垢なサラの胸は、おびえつつも小さくときめくのだった……。 ■どういう運命のいたずらか、真実の愛にあこがれる純真なヒロインが初めて恋い焦がれたのは、彼女を誰よりも嫌うヒーローでした。夫となってからも、彼は妻をベッドでは求めながらも、しいたげるのをやめません。ロマンスの女王の実力が冴えわたる作品です!
  • 幼さと戸惑いと ハーレクイン・ディザイア傑作選【ハーレクイン・ディザイア傑作選】
    4.0
    無垢な少女に芽生えた恋心は、無惨にも踏みにじられた。 小さな町ジェイコブズビルの本屋で働くサラは、客のひとりジャレッド・キャメロンに心惹かれていた。ジャレッドは町に越してきたばかりで、その素性を知る者はいない。他人とは打ち解けないタイプのようだが、サラには幾分心を開き、二人の距離は日増しに近づいていった。そんなある日、近所でバーベキューパーティが催された。サラはジャレッドに家まで送り届けてもらうことになり、一度のキスで火がついた彼に、突然激しく純潔を奪われてしまう。それはサラが夢見ていたロマンティックなものにはほど遠かった――しかも彼は、サラがバージンだったことを信じてくれず……。■様々な時代の選りすぐりのディザイアの話題作をお贈りする“ハーレクイン・ディザイア傑作選”。今作は、北米ロマンス界最重鎮ダイアナ・パーマーが描く、情熱を知ったばかりの無垢なヒロインが、ヒーローに振り回される物語です。 *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・ディザイア傑作選となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 裏切られた再会〈美しき報復 IV〉
    完結
    4.0
    つい最近までいつも一緒におしゃべりをして楽しい時間を過ごしていて友人たち。彼女らが次々と妻に、そして母になるのを見ていたディー。実業家として活躍し、中世を思わせるこの街で何不自由ない生活を送っているように見えるだろう。手に入らなかったものもあるけれど、人生には満足しているつもり。だけど、ふと心にすきま風を感じる瞬間がある。ある日、恩師の家を訪ねたディーは、そこでかつて心と身体を捧げ、狂おしく愛した元恋人ヒューゴと再会して…!?
  • ドーセットの恋物語
    完結
    4.0
    リンゼイに義理の兄ができたのは10歳のとき。父の再婚相手の連れ子ルーカスは17歳の美しい青年で、実母を亡くした彼女をやさしく気遣ってくれた。リンゼイのルーカスへの想いは、いつしか特別なものへと変わっていった。そんなとき、事故で両親が帰らぬ人となり、兄妹ふたりきりになってしまった。すると、あれほど愛情深かったルーカスは突然別人のように冷淡になり、花嫁学校へ入学するようリンゼイに厳しく迫ってきた。なぜ私を遠ざけようとするの?
  • 恋愛劇場
    4.0
    彼は知りもしない。私が今も純潔であることを。 18歳のベットは町の小劇団で出会った年上の男性カルと惹かれ合い、身を捧げようとしたが彼に制止された。“きみはバージンだ”と言われて。ほどなく彼への想いが無残にも打ち砕かれる日がやってきた。カルが芝居の演出のためにひとりでニューヨークへ行くと宣言したのだ。わたしは捨てられたのよ……。涙がかれるまで泣いたあと彼女は決心した。“小劇団止まりの女優”という彼の蔑みの言葉が間違いだと証明するわ!カルのあとを追うようにニューヨークに来て6年、ベットは舞台女優として成功をおさめ、権威ある賞にもノミネートされた。そんな折、どうしても主役の座を射止めたい芝居のオーディション会場に、突然カルが審査員として現れ言い放った。「この芝居は僕が演出する!」 ■1988年に出版されたダイアナ・パーマーの名作『恋愛劇場』を新訳版でお届けします! かつて心から愛した男性と驚愕の再会を果たしたヒロイン。ずっと守ってきた純潔を彼に捧げて妊娠したものの、残酷な言葉を浴びせられ……。
  • 誘惑の落とし穴〈美しき報復 I〉
    完結
    4.0
    中世の面影を残す美しい街でケリーは親友ベスと陶磁器の店を営んでいた。ある日、ベスが結婚詐欺師ジュリアンに騙され、深く傷つけられてしまう。憤慨したケリーは仲間のアンナ、ディーを集めて復讐を誓う。それはケリーが莫大な遺産を相続したふりをしてジュリアンを誘惑し、罠に落とすというもの。ドレスアップしてパーティーに出かけ、計画はうまくいくかに見えた。しかし、ジュリアンの新しい獲物イブの兄ブラフに怪しまれ、彼とのキスがすべてを狂わせていった。
  • セカンド・ラブ
    完結
    4.0
    セイラが会社の共同経営者のイアンに、恋して10年。彼が婚約者をつれて来た。傷心のセイラが泣く泣く故郷へ戻ると、家族は不在で代わりに、なぜか泥だらけの見知らぬ男がいた。スチュアートと名乗る野性的な彼は最近越してきた隣人で、見た目と違ってセイラをお姫様のように扱ってくれ、やさしく抱き上げてもくれた。都会的なイアンと正反対のたくましい腕、厚い胸、何もかも違う彼に一瞬で惹かれてしまうなんて、私は失恋のショックでどうかしてるに違いないわ!
  • 裁きの日
    4.0
    いとこが会社のお金を横領して自殺した。しかも息をひきとるまぎわ、ラークにそそのかされたと偽りの証言を遺し、彼女は窮地にたたされたのだ。裁判で、会社側についた凄腕弁護士ジェームス・ウルフの徹底的で冷徹な態度、容赦ない攻撃にラークは憎しみすら覚え、泣きくずれたかった。だが意外にも、会社側が訴訟をとりさげ、ことなきをえた。しかし、評判をおとしたラークには働き口もなく、いまやアパートさえ追いだされそうになっている。そこへ、皮肉たっぷりに唇を歪めたウルフがたずねてきた。
  • ワインの裏切り
    完結
    4.0
    祖父の経営するワイン輸入会社で支店長をまかされているジーナは、取引き先の社長の名前を聞いて驚いた。アントニオ・ラミレス! 8年前、ジーナの純粋な愛の告白を踏みにじった男だった。再会した彼はいっそう魅力的になっていた。アントニオは過去など忘れてしまったのか、臆面もなくジーナに接近し、あげく結婚を申し込んできた。今度こそ彼も本気なのかもしれない。無邪気に喜ぶジーナは予想すらしなかった――彼女の愛が再び踏みにじられることになるなんて。
  • もう一度抱きしめて
    4.0
    メリッサは幼い頃からずっと、年上のディエゴを愛していた。ある日、馬で遠出したメリッサは暴漢に襲われかけ、危ないところを助けてくれたディエゴと初めて結ばれる。その責任を取るかたちで、ディエゴはメリッサと結婚した。だが彼はこの結婚をメリッサのしかけた罠だと信じ込み、彼と彼の家族の仕打ちに耐えられなくなったメリッサは、ある秘密を胸に抱いたまま、ディエゴの前から姿を消した。5年後、メリッサは不慮の事故で瀕死の状態に陥る。報せを受けて現れた夫と再会しても、メリッサはかたくなに、「息子はあなたの子じゃない」と言い続け……。 ■男のプライドや庇護欲を内に秘めて悶々とするヒーローと、一途に愛する人を想い続ける無垢なヒロイン。何度読んでもいいですよね。世界中の女性が虜になる超人気作家ダイアナ・パーマーの世界を、あますところなく味わえる1989年初版の名作です。
  • 悲しい秘密
    4.0
    コードが爆弾の処理中に負傷して失明した!旅先で愛する人の悲報を告げられ、マギーは茫然とした。いまわしい過去の秘密を知られたくなくて、彼の前から姿を消そうと決意していたのに……。心配のあまり、急遽マギーは帰国してコードのもとに駆けつけたが、待っていたのは彼の侮蔑に満ちた言葉だった。
  • 愛の審判
    4.0
    亡き母は、著名な弁護士サー・ジェラルドの愛人だった。身ごもったまま巨額の手切れ金と引き替えに身を引いたが、セリーナはつねに自分は罪の子という劣等感に苛まれていた。どうしても耐え難かったのは、父に捨てられたということだ。そのせいで、誰も愛さない、愛せない――。ある日、彼女は父の秘書になるという運命的な出会いを迎える。セリーナの恐れと期待をよそに、父は自分の娘とは気づかない。だが運命はさらなる苦悩も用意していた。父の甥のピアズが、伯父の若い愛人と誤解し、蔑むような笑みでみつめてきたのだ。
  • 春に天使が舞い降りて
    4.0
    ●『悲しい約束』(ダイアナ・パーマー著)悲惨な出来事を機に、デイナは勤務先の病院を辞職し、一時的に失明している患者ギャノンの在宅看護を引き受けた。ギャノンは傲慢で不愉快な男性だったが、彼女は辛抱強く朗らかに接するよう努力した。ある日、ギャノンは視力の戻る見込みがないと診断される。絶望に打ちひしがれた彼は、すがるようにデイナに言った。「結婚してくれ、デイナ。優しくするから」 ●『少しだけ回り道』(ベティ・ニールズ著)ユージェニーは帰郷していたとき、濃い霧で道に迷った大柄な男性を助けた。その男性は、仕事でイギリスに滞在中のオランダ人心臓外科医――アデリク・レインマ・テル・サリスだった。あんなすてきな男性には、もう二度と会えないだろう。そう思っていたユージェニーの前に、アデリクが現れた!
  • テキサスの恋 スプリング・アンコール III
    4.0
    ●『ガイ・フェントン』―カウボーイのガイはかつて、操縦していた飛行機で事故を起こし、その際に婚約者を失ってしまった。以来、安い酒場に行ってはお酒に溺れ、辛い記憶を消そうとする毎日だ。そんなガイの前に、牧場を見学しに女記者キャンディが現れた。キャンディは亡き婚約者にどこか似ていて、ガイの心は乱される。●『実らぬ純愛』―ジャニーがレオ・ハートに夢中だということを、ジェイコブズビルで知らぬ者はいない。いっこうにレオに相手にしてもらえず、ジャニーは、彼好みのカウガールに変身しようと決める。変わっていくジャニーの姿に気づいたのか、ある日レオはキスをしてくれたが、舞い上がったのも束の間……。
  • 誓いのティアラ
    4.0
    狭苦しいアパートメントの部屋で、ブリアンナは怒りに震えていた。目の前にはとびきり魅力的な砂漠の国の要人、アーメドが鎮座して、先ほどから彼女に矢継ぎ早の命令を飛ばしている。「キャビアとボルドーを頼む」「ベッドが硬い」「FAXが必要だ」アーメドはテロリストグループに命を狙われているのだという。彼の身の安全を守るためには、絶対にありえない隠れ家──つまりブリアンナの自宅が最適だと上司に説得され、さらに入院中の彼女の弟の医療費もすべて肩代わりすると言われれば、受け入れるよりほかなかったのだ。でも、これ以上は絶対に無理よ。とくに……私と一緒のベッドを使いたいという要求については。■家族を養うため必死で働くブリアンナは、暗殺者に狙われている砂漠の国の要人アーメドを自宅に匿う羽目に。彼の尊大な振る舞いは止まるところをしらず…。
  • テキサスの恋 ウィンター・アンコール I
    4.0
    『トム・ウォーカー』―秘書のイリージアは、ボスのトムにずっと憧れていた。ある夜、そのトムに誘われてベッドをともにするが、なぜかそれ以来、彼の態度は残酷なほど冷淡になってしまう。ショックを受けたイリージアは退職し、故郷の町へと戻った。そして数年後、イリージアは町でトムを見かけて凍りつく。彼女には、絶対トムに知られたくない秘密があった。 『情熱のパラダイス』―デリアはカジノで酔った客といさかいになり、浅黒い肌をしたハンサムな男性マーカスに助けられた。億万長者のマーカスは、ギャングだとも噂される人物だったが、その不思議な魅力にとらわれ、デリアは彼と交際を始めることに。家族にも内緒で会い続けるうち、やがて妊娠に気づく。幸せを噛みしめ、彼のもとへ報告しに行ったデリアだが……。2編収録。 *現在、配信中の『トム・ウォーカー』『情熱のパラダイス』と内容が重複しています。ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 切ないほどに求めても
    完結
    4.0
    亡き夫の従兄マーカス。初めて会ったときから、ポリーは夫と違う彼の圧倒的な男らしさに惹かれた。けれど、想いはひたすら胸の裡に隠してきた。でもある時、娘がマーカスに似合いの女性を紹介すると言い出した。彼がほかの女性と寄りそう姿なんて見たくない。苦しさのあまりポリーは別の男性の誘いを受けるが、間の悪いことにホテルで彼とかちあってしまう。「君は男の誘いを受けるのか――」なぜか激怒され、無抵抗なままポリーは彼に唇を貪られた――。
  • 愛の選択
    4.0
    スペインの修道院で暮らすホープは、厳しい父の希望どおり、外の世界を知らずに成長した。18歳になったホープのもとに、父の代理だという見知らぬフランス人伯爵が迎えに来た。ブルゴーニュの彼の屋敷に連れていかれたホープは、伯爵の話に慄然とする。父がホープを修道院に閉じ込めたのは、政略結婚のため娘の純潔を守りたかったからだというのだ。言葉を失うホープに、伯爵はさらに言った。父上の破滅を望む僕は、君を今夜、傷物にするつもりだ、と。
  • 半年だけの結婚
    4.0
    アンバーはひとり、失意の底にいた。交通事故で右脚を悪くして以来不運がつづき、目下失業中。たった今も面接を受けてきたが、あっさり断られてしまった。頼れる家族も恋人もいないし……これからどうしたらいいの?涙をこらえながら物思いに沈んでいたアンバーは、近づいてくる車に気づかず、危うく轢かれそうになる。車を運転していたのは、コンピュータ会社社長のジョエル。ジョエルはアンバーの不注意を責めたあと、その境遇を聞くと、意味ありげに彼女を眺めまわしてから、ある仕事を提供した。報酬ははずむから、半年間だけ僕の妻になってくれないか、と。
  • 浜辺のビーナス
    4.0
    女を服従させるのが好みの彼が、なぜ私なんかに興味をもつの? 亡夫の虐待によるいまだ癒えぬ心の傷に苦しむマージーはある日、たった一人の肉親である妹から深刻な相談を受けた。恋人との交際をその兄キャノンに猛反対されているというのだ。“財閥の名家の次男と貧乏な娘では、身分違いも甚だしい!”と。なんて傲慢なの? 妹に泣きつかれ、彼に会うことになったマージー。だが、現れたキャノンは彼女を鋭い目で観察し、忘れたい過去の傷をえぐるような言葉を次々に浴びせかけてきた。もうやめて! 耐えきれずマージーがその場を立ち去ろうとしたとき、いきなり彼の硬い胸に引き寄せられ、耳元でささやかれた。「妹と恋人の仲を裂きたくなければ、ぼくの言うことを聞くんだ」 ■『炎を消さないで』につづき、1982年に出版されたダイアナ・パーマーの秀作『浜辺のビーナス』を新訳版でお贈りします!傲慢な堅物ヒーローと悲劇的な過去を持つヒロインが繰り広げる情熱的なロマンス――唯一無二の作家の才能をご堪能ください。
  • 運命の三週間
    4.0
    短気で動物嫌いな男がくれた時間は、三週間という短いものだった。■ジョージアは子供のころから獣医になりたかった。努力の結果、ついに夢がかなって動物病院で働いている。恋人がいなくても毎日は充実していた。ある日、彼女が担当した犬のトレーニング・クラスに、いたずら好きで有名なセッターのベンがやってきた。ベンのせいでその日のトレーニングはさんざんな結果に終わる。「きみにはプロとしての資格があるのか?」ベンを連れてきた男性はあからさまにジョージアを批判したうえに、彼女の上司にまで余計な告げ口をした。このままでは病院をやめさせられてしまうかもしれない。プライドを傷つけられ、怒りに燃えたジョージアは、自分の能力を証明しようと立ち上がった。
  • 切ないほどに求めても
    4.0
    亡き夫の従兄マーカス。初めて会った瞬間から、ポリーは、夫とは違う荒々しい魅力の彼に強く惹かれた。だが、かなわぬ想いとひたすら心の内を隠してきたのだ。ある日娘が、マーカスに似合いの女性がいるから引き合わせたいという。嫉妬に苦しむポリーは、思わず別の男の誘いを受けるが、間の悪いことに、ホテルでマーカスとかちあってしまった。「きみは自分がもう若くないと感じて、年下の男と――」なぜか激怒した彼にののしられ、じっと胸の痛みに耐えていると、いきなり抱きすくめられて、唇を貪られた。好きな人に欲望のはけ口にされるなんて、いやよ。ポリーはもがいた。
  • 一夜の愛に賭けて〈麗しき三姉妹 II〉
    完結
    4.0
    チャーリーはその男性の光り輝く彫像のような美しさに息をのんだ。彼はチャーリーが修復に来た庭園の所有者であるイタリア公爵ラファエルで、“支配者”と呼ばれる男性。反対に私は泥だらけの作業着にスッピン顔なんて! 三姉妹のなかでもさえない私だから気にはしないけど…。仕事中、宮殿に滞在することになったうえ、憧れのフィレンツェでドレスアップされて…!? その時、チャーリーはまだ知らなかった。明るいプレイボーイの公爵がもつ暗い秘密に――。
  • 好きと言わないで
    4.0
    モンタナ州ホワイトホーンのアビー・ターナーは、間もなく結婚しようとしていた。愛するチェイスを忘れるためだけに。
  • かなわぬ恋 孤独な兵士 VII
    4.0
    今からこの身に起こることに、果たして耐えられるだろうか。手足を縛られ、服を乱暴にはぎ取られたキャリーは恐怖と恥辱にうち震えていた。久しぶりに会った義兄のマイカから、麻薬王ロペスに狙われていると警告されたけれど、本気にはできなかった。男たちにさらわれ、ロペスの屋敷に連れてこられるまでは。ロペスは手下たちに、わたしを好きにしていいと言った。そして今、一人の男がナイフを持って近づいてくる。最初で最後の男性経験は、おぞましいだけのものに終わるだろう。四年前のあの日、マイカに拒絶されてさえいなければ!男がまさに襲いかかろうとしたとき、窓ガラスを打ち破って、覆面をした男が入ってきた。彼は新たな敵なの…。
  • ベビー・ウォーズ【あとがき付き】
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】孤児院育ちのケイトは人を愛することを恐れている。そのせいで恋愛より仕事を常に優先させてきた。そんな彼女に、ある日悲しい知らせが届く。同じ孤児院育ちの親友が亡くなり、小さな赤ちゃんが残されたというのだ。ケイトは迷わずその子をひき取ったが、仕事との両立は困難で、見かねた知人がシッターを薦めてきた。リック・エヴァンス? まさか男性だなんて。ケイトは知るよしもなかった。シッターにしてはゴージャスな彼の驚くべき正体と、その本当の目的を。
  • 新妻を演じる夜〈麗しき三姉妹 I〉
    完結
    4.0
    莫大な借金を返す条件はただひとつ――「便宜上の妻になることだ」会って間もないギリシアの大富豪イリオスはリジーにそう言い放った。三姉妹でデザイン事務所を営んでいたが、亡くなった両親が騙されて負った借金があるなんて…。妹たちを守らなくては。リジーは身をさしだすことを決意する。妻という名のインテリアとして愛も夫婦生活もなく、ただ着飾られる日々。わかっていたのに彫刻のように美しく、傲慢ななかに孤独を秘めるイリオスにいつしか心奪われて…!?
  • 結婚の代償 テキサスの恋 17
    4.0
    父親を亡くしたテスは身寄りがなくなり、大牧場主ハート兄弟の家で家政婦として働いていた。テスは次男のキャラハン―キャグが怖くてたまらない。かつて特殊部隊にいた彼は、鋭い目でいつも彼女を監視し、ことあるごとに冷たい態度をとるからだ。ある日、テスは今日がキャグの誕生日だと知り、心をこめてバースデーケーキを作った。ところが彼はケーキを見るや猛烈に怒り、壁に投げつけてしまった。ひどい!まさか、これほど嫌われていたなんて。ひそかに思いを寄せていた男性の仕打ちにショックを受け、テスは牧場を去ろうと心に決めたのだが…。
  • 旅路の果てに
    4.0
    マリアンは赤ん坊を抱えながら、ようやくのことで亡くなった夫の生まれ故郷の町にたどり着いた。この町に来たのは、臨終の際に夫と交わした約束を果たすためだ。寒風の吹きつけるなか、マリアンはある屋敷を訪ね、その主人ヘイウッドに家政婦として雇ってくれるよう頼んだ。
  • 八年の空白
    4.0
    早すぎる結婚がすべての過ちだったのかもしれない。夫は幼な妻のケイトにはばからず浮気を繰り返した。結婚したのは土地がほしかったからで、愛など元よりないというのだ。君は女としての魅力に欠け、夫婦生活をする気にもなれないと。愛を知らず、女としても未熟なまま2年ほど経ったとき、夫が連れてきたドミニクに、ケイトは強烈に心を奪われてしまう。けれど、それを見抜いたドミニクにふしだらな女と誤解され、生まれて初めて感じたときめきは残酷なまでに砕かれた。その後夫は亡くなり、ひっそりと暮らしていたケイトに、思いがけない再会が……いまだ彼女を蔑む、ドミニクだった。■偉大な作家ペニー・ジョーダンの名作を、ハーレクイン・ロマンスの 黎明期を支えた翻訳家、小林町子が訳した1988年のベストセラーです。 今日のハーレクインで活躍する後進の翻訳者も数多く育てた名訳者が贈る、珠玉のロマンスと愛の言葉を、どうぞご堪能ください。
  • ベビー・ウォーズ
    4.0
    孤児院育ちのケイトはその不幸な生い立ちから、人を愛することを恐れていた。彼女にとっては、恋愛より何より、仕事で自立することが最優先だった。そんな彼女のもとに、ある日悲しい知らせが届く。孤児院で姉妹同然に育った親友が事故で亡くなり、小さな赤ちゃんが残されたというのだ。ケイトは何の迷いもなくその子を引き取ったが、仕事との両立は困難で、見かねた知人がシッターを薦めてきた。リック・エヴァンス? まさか男性のシッターだなんて!ケイトは知る由もなかった。驚くべき彼の正体と、本当の目的を。
  • レディ・エレノア
    完結
    4.0
    エレノア・デ・トレセイルは父に続き祖父までも亡くし、遺された土地と屋敷の相続税の支払いに頭を悩ませていた。祖父との約束は代々受けつがれたこの場所を手放さないことなのに、義妹グラニアは何もかも売りお金を山分けしようと考えている。そんな時、財産の管財人であるジョスが現れ、突然エレノアに結婚を申し込んできた。トレセイル家の称号を手に入れる代わりに、すべてを解決すると。そんな愛のない結婚なんてできない! ジョスは私の愛している人なのに…。
  • 蔑まれた純情
    4.0
    シェルビーは男友達のダニーに頼みこまれ、婚約者のふりをして一緒に帰省することになった。だが、彼の実家に着いたとき、シェルビーは唖然とした。不在のはずのダニーの兄、キングが現れたのだ。キングはシェルビーを都会育ちのあばずれだと軽蔑し、ことあるごとにつらく当たる。彼がいると知っていたら、ここには来なかったのに……。案の定、婚約を告げられたキングは怒りに燃え、シェルビーに向かって冷ややかに言い放った。「きみのような女と弟を結婚させはしない、絶対に」
  • 宿敵の口づけ
    4.0
    不当な理由から失業して行き場をなくしたマギーは、親友の兄クリントの牧場で短期の秘書をすることになった。本当はもう、ここには戻ってきたくなかった。マギーは子どものころから11歳年上のクリントに夢中で、どこへ行くにもおしゃれをして、あとをついてまわった。だが3年前、彼は冷たく言ったのだ。“きみなんか欲しくない”と。以来ずっと彼を避けてきたのに、彼のもとで働き、一つ屋根の下で暮らさなくてはならなくなるなんて。迎えに来たクリントの目に宿る強い光に、マギーの胸はさらなる不安でいっぱいになった。■超人気作家D・パーマーの真骨頂ともいえる、初恋の激しさと苦しみを余すところなく描いた作品です。侮蔑の言葉をぶつけながらマギーを抱きしめるクリント。彼の気まぐれにマギーはいつまで耐えられるのか……。そのもどかしさは、悶えてしまうような甘い責め苦です。
  • はかない初恋
    4.0
    ひっつめ髪に、黒縁めがね。垢抜けない簡素な服。敬虔な母親の影響で、地味な装いを好む秘書のエリナーは、この3年間、ボスのカリーにずっと恋している。振り向いてもらえなくても、そばにいられればいい――そう思っていたある日のこと、エリナーは偶然聞いてしまった。ボスが彼女のことを“男に見向きもされない田舎娘”と言うのを。しかも、傷ついた心に追い打ちをかけるかのように、カリーは美しく洗練された恋人との婚約を発表する。絶望の淵に落とされ、エリナーはたまらず辞職を申し出るが……。
  • 謎めいたプレイボーイ
    4.0
    世界を股にかけて活躍する、敏腕社長マッカラム――数カ月前に彼の秘書になったマデリンは、不在ばかりの社長の顔を、実はまだ見たことすらない。それでも仕事にやりがいを感じ、忙しく過ごしていたある日、隣の家にカルという男が住みはじめた。長身でハンサムなカルは獅子を思わせる威圧感を漂わせ、初対面から、マデリンが自分を誘惑したがっていると決めつける。「時間の無駄だよ、君はぼくのタイプじゃない」とんだ言いがかりに憤慨し、彼を避けようとするマデリンだが……。
  • 涙の湖
    4.0
    病気の母の療養費を稼ぐため、記者のダナは身分を偽って有名会社社長のエイドリアンに近づき、潜入取材を行った。だが彼女の記事の誤りのせいで、彼の会社は破滅してしまう。3年後、まだ罪悪感を拭えずにいるダナを思わぬ事態が襲う。みごとに会社を建て直したエイドリアンが、宣伝のために記事を書いてほしいとダナを指名してきたのだ。きっと復讐する気だわ! 恐る恐る彼を訪ねたダナは、エイドリアンの本当の目的を聞いて、思わず耳を疑った。「半年間、僕の秘書として働け。償いをしてもらう」
  • かなわぬ初恋
    4.0
    両親を相次いで亡くし、孤児になったティシュは、裕福なカリー家の養女となり、何不自由なく育った。中でも長男のラッセルとは兄と妹のように仲良しだった――そう、一年前に帰省した夏のあの日までは。ラッセルは、一糸まとわぬ姿でいたティシュに歩み寄ると、彼女をあばずれだとののしりながら乱暴な口づけをした。傷ついたティシュは、すぐに荷物をまとめてカリー家を去り、二度と帰郷しないとかたく心に誓った。だが一年後、ラッセルは突然迎えに来た。
  • 砂漠よりも熱く
    4.0
    地質調査員として働くジェニファーは、モデル並の美貌が災いして内面を見てもらえず、27歳にして男性とまともに付き合った経験がない。そんな彼女がひそかに心惹かれているのが、同じ会社に勤める保安責任者のハンター。だが、彼のジェニファーへの態度はいつも冷たく、憎まれてでもいるのかと疑いたくなるほどだ。そのハンターと二人で極秘調査を行うため、一週間、昼も夜もともに砂漠で過ごすことになり……。
  • 無邪気な誘惑 年上と恋に落ち
    4.0
    思いがけない熱い口づけが、彼女を切ない片想いへ導いた。■財産目当てで言い寄る男たちにうんざりして、名家の令嬢マーリンは父と賭をした。一カ月間身元に気づかれることなく働けたら、もう結婚はしなくてもいいというものだ。作家の住み込みアシスタントとしての仕事も見つかり、マーリンは張り切って働き始めた。雇い主とも気が合い、楽しい毎日だったが、一つだけ問題があった。雇い主の息子キャメロンだ。彼はマーリンを貧乏で品のない女だと軽蔑し、ことあるごとに首にすると脅すのだ。笑顔でかわしながらも、マーリンは内心怒りに燃えていた。だが、ある日の出来事が二人の関係を大きく変えた。
  • 熱いレッスン
    4.0
    テキサスの牧場で家政婦をしている叔母からの電話に、マリアンは心を揺さぶられた。油田王でもある雇主が病にかかり、余命僅かな彼は回顧録を書く手伝いを必要としているというのだ。私で役に立つのなら──マリアンはすぐさまテキサスへ発った。空港で彼女を迎えたのは、長身で男らしいセクシーな男性だった。彼が叔母の雇主ウォード・ジェソップだと名乗るや、マリアンは愕然とした。こんなに若いのに不治の病だなんて……。ところがウォードはなぜかマリアンを男性不信だと決めつけて、病人とは思えぬ熱心さでいきなり誘惑をはじめた。
  • 心、とけあうとき
    4.0
    ペリドットのように輝く淡いグリーンの瞳。傾けたグラス越しに、ゆっくりとささやく深い声……。バーで友人に紹介された男、ジーンにアリソンは魅了されずにはいられなかった。噂によると彼は女性関係が派手で、荒れた生活を送っているらしい。彼は悪い人じゃない。ただ、心に傷があるだけ。その痛みは、わたしだってよく知っている。アリソンは人一倍道徳心が強く、男性経験もなかったが彼の気をひこうと、遊び慣れた女を装った。映画、ロデオ見物と、ふたりはデートを重ねる。そして、三回目のデートで、ついに……。
  • 花嫁の嘘
    完結
    4.0
    ザックとテスが結婚したとき、周囲の誰もが理想的なカップルと喜んだ。無口だがしなやかな強さをもつ男らしいザックは妻を求めていたし、幼い娘を抱えて頑張るシングルマザーのテスには新しい夫と支えが必要だったから。本当はテスの心には、ひそかに焦がれる別の男性がいたにもかかわらず――。しかし、誰も気づかなかったはずのテスの想いに、ただひとりザックだけが気づいてしまう。ザックは新婚初夜を別々のベッドで過ごそうと提案してきて…。
  • とぎれた言葉
    4.0
    ニューヨークでモデルとして成功したアビーは、 久しぶりに故郷のモンタナへ帰ってきた。 父の死後、家の土地は隣のマクラレン牧場に買い取られている。 アビーよりも14歳年上である牧場主のケイドは、 彼女が幼いころから秘かに思い続けていた相手だった。 しかし4年前の晩、彼女の純真な想いは拒絶され、 それ以来、二人の間にはぎくしゃくとした空気が流れている。 そして今、ある事件がもとで心に傷を負ったアビーは ますます彼に素直になれなくなっていた……。

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  • 代理恋愛
    4.0
    アメリアは親友に頼まれ、奇妙な仕事を引き受けてしまった。もとは彼女の恋人のアイディアだというのだが、ウェントワースという建設会社社長のオフィスに、肌もあらわな格好で乗り込んでほしいというのだ。見事やってのけたアメリアだったが、当然、彼を激怒させてしまう。ウェントワースの祖母の個人秘書になることで許されるかと思いきや、彼は自分の秘書も兼ねることを要求した。さらに、彼の恋人の代役まで引き受ける羽目になり、事態はますますアメリアの手に負えない方向へ進み始める……。

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  • 雪舞う夜に
    4.0
    今をときめくロマンス作家のケイティは、クリスマスの休暇を前に重い気分になっていた。ルームメイトのエイダの兄で、ワイオミングで牧場を営むイーガンをふたりのアパートメントに招待したのだが、荒削りで男らしい顔立ちのイーガンはとても魅力的なのに、なぜか会うたび、ケイティに何かと言いがかりをつけてくるのだ。今回も到着早々、彼はケイティを小説のヒロインさながらの奔放で自堕落な女と決めつけ、力ずくで抱きすくめようとした。驚いたケイトにイーガンは、傲慢にも言い放った。「反発し合うのはお互いに惹かれているからだ」

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  • 嫌いになれなくて
    4.0
    大学生のテディは心を決めかねていた。親友のジェンナから、この休暇に実家のカナダの牧場へまた遊びに来ないかと誘われている。でも、彼女の兄で牧場主のキングには、もう会いたくない。最初に会ったときから敵意をあらわにし、ことあるごとに残酷な言葉を浴びせかけてくる男には。

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  • ジェラシー
    4.0
    ミステリー作家のマデリンはパーティでやきもきしていた。評判の悪いブロンド美女が親友のジョンにつきまとっているのだ。ジョンの体に親しげに触れる様子に無性に腹が立ち、マデリンは彼のためだと自分に言い聞かせて、忠告しに行った。翌日、昨夜のきみは嫉妬していたねとジョンにからかわれ、マデリンが強く否定すると、突然むさぼるように唇を奪われた。そのとたん衝撃が体を駆け抜け、膝の力が抜けていく。我に返ったマデリンは、あわててその場を立ち去った。友人のはずの彼に惹かれてしまう自分から逃げたくて……。

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  • 刻まれた記憶
    4.0
    今日ダイアナは、学生時代からの親友レスリーを墓地に葬り、永遠の別れを告げた。悲しみのあふれる部屋に帰りたくなくて、タクシーを呼び止め、ホテルにやってきた。部屋に入って睡眠薬をのむとすぐに待ち望んだ眠りが訪れたが、気づくと、見知らぬセクシーな男性に見つめられていた。 見知らぬ人でもいい――情熱に身をまかせれば、自分が生きている実感を味わえるだろう。親友の死がつらすぎて、ダイアナは信じられない行動をとっていた。やがて、奔放な一夜で予期せぬ命を授かったことに気づいたダイアナは、仕事を辞め、イギリス西部の小さな町でひっそりと暮らし始めた。だが、そこへあのときの男性が訪ねてきて……。■ハーレクイン・ロマンスの大御所作家、ペニー・ジョーダンが描く人気のシークレットベビーものをお楽しみください。作家得意の波瀾に満ちたダイナミックな展開に、思わず引きこまれます!

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  • 恋するアリス
    完結
    4.0
    法医学調査員であるアリスは、仕事先でハーリーという名のカウボーイと最悪の出会いをはたした。金物店の入り口でぶつかり大ゲンカをしてしまったのだ。怒りにまかせ「あなたが花婿ショップで売出し中でも買わないわ」と、きつい言葉を言い放ってしまったアリス。しかし翌日、彼への印象は180度変化する。若者にからまれていたところを彼によって救われ、その勇敢さとやさしさに一瞬にして心奪われたからだ。そしてアリスは心のままに彼に自ら結婚を迫った――!!
  • 憧れは胸に秘め
    完結
    4.0
    バツイチのボス・ジャレッドの双子の娘の面倒をみることになったキャシー。実はジャレッドの元妻が先日亡くなるまで、彼自身も双子の存在を知らなかった。困り果てた彼は、キャシーにベビーシッターを命じたのだ。若くして成功したジャレッドは尊敬する憧れのボス。その彼に懇願され、断ることはできなかった。子守りをしながら、彼とともに過ごすうちに、その素顔に触れ、どうしようもなくときめいてしまう。でも期待してはだめ。彼は母親役を必要としているだけよ…。
  • 誘惑は嵐の夜に
    完結
    4.0
    「大変…早く薬を飲ませないと」ベビーシッターのシェリルは、1度も会わぬまま大富豪マルコの甥ヴェットールのシッターに採用された。だが甥が熱を出しているのにマルコとは連絡がつかず、病院へ行こうにも突然の嵐に見舞われて邸宅に閉じこめられていた。しかもこの古い屋敷、停電は直る気配がなく――ひとり不安と恐怖に怯えていたシェリルのもとに突然マルコが現れた。助かった。そう安堵したのも束の間、雷の音に驚いたシェリルはマルコに抱きついてしまい…。
  • 片想いのゆくえ
    4.0
    亡き父の小さな牧場を継いだマディは、慣れない仕事のせいで、近所の大牧場主コートに迷惑をかけてばかり。コートは女性が思い描く完璧な男だ。長身のうえ、漆黒の髪と官能的な唇の持ち主で、プロ奏者並みにギターがうまい。このところコートは名門の家柄の美しい女性に求愛していたが、結局すげなく断られてしまったという。だからといって、16歳のときから彼に寄せている想いを告白できるはずもなく、マディは相変わらず小娘扱いされたままだった。ところが、どういうわけか、ある日コートからパーティに誘われ、マディは息が止まりそうになった。■超人気作家ダイアナ・パーマーのテキサス州ブラントビルを舞台にした新作をお届けします。ヒーローを務めるのは『蔑まれた純情』で結ばれた主人公たちの息子、コート。『裏切られた初恋』では、ヒロインの兄として顔を見せていた彼のロマンスにご期待ください。
  • 砂漠の夜の魔法
    完結
    4.0
    仕事で砂漠の王国カブヤディールを訪れることになったジーナ。ここは、かつて魔法のような一夜を過ごした思い出がある国だった。相手はザヒールという名前しか知らない精悍な男性。再会を約束しながらも異国に住む彼の愛を信じることができず、ジーナから別れを告げた。依頼された仕事は“愛によってのみ生きるべき”と王家に言い伝えられている秘宝の鑑定。宮殿で彼女を待っていたのはなんとザヒール! 彼がこの国の王? 私を呼んだのは復讐のためなの…!?
  • 風に吹かれる砂のように
    完結
    4.0
    遠いアラブの国で金融サービスの職についたサディー。だが、雇い主に取引き相手をいかがわしくもてなすよう命じられ、それを断ると突然解雇されてしまう。帰国の旅費もなくさまよっていた彼女を助けたのは、雇い主の家で1度すれ違っただけの男性――ドゥラックス。仕事があると言われ、専用機で強引に連れていかれたところはアラビアン・ナイトのような宮殿…なんと彼は、隣国のシークだった! 夢見心地のサディーだったが、彼は密かに卑劣な計画を立てていて…?
  • 思い出の罠【あとがき付き】
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】天涯孤独の孤児フェイスは夏の間だけ、老富豪フィリップに預けられた。そこで彼女は御曹子ナッシュと出会い、初めての恋に落ちる。しかし、一時の幸せを残酷な運命が襲う。彼女がいた施設の不良が屋敷に盗みに入り、フィリップが心臓発作で命を落としたのだ。止めようとしたフェイスが首謀者にされ、手錠をはめられてしまう。ナッシュにも信じてもらえず、彼女はすべてを失った。10年後、建築士となり、思い出の屋敷の改築仕事をまかされたフェイスは彼と再会し…!?
  • 純愛の城
    4.0
    亡くなった祖父母の遺灰を故郷のシチリアの教会に埋葬する――ルイーズにとって、それはどうしてもかなえてあげたい願いだった。でもまさか司祭ではなく、シーザーに会うことになるとは思わなかった。彼は地元で権威を誇る公爵家の当主。埋葬には彼の許可がいるというのだ。教会でシーザーを前に、ルイーズは思わず逃げだしたくなった。10年ぶりの再会だった。彼には今、大人の風格と厳しさが備わっている。18歳のわたしが一夜をともにした、若き日のシーザーではない。彼はルイーズの申し出を聞いたあと、また会う約束をしながら、すべてを見通したような陰りのある目で、去り際に言った。「きみとはまだ話しあうべきことがありそうだ」■2011年12月31日、惜しまれつつその生涯を閉じたペニー・ジョーダン。病床にありながら果敢に執筆を続けた、彼女の最後の作品をお届けします。長編を始め、数多くの小説を書き、長く愛された作家との思い出とともに、作品の世界をご堪能ください。
  • 愛される価値
    4.0
    幼い頃に母を亡くし、里親のもとを転々としてきたシェリーは、24歳のある日、思いがけぬ事実を知ることとなった。遠い昔に死んだと聞かされていた父親が、実は最近まで生きていて、ずっとシェリーを捜していたという。シェリーはいてもたってもいられなくなり、亡き父が暮らしていた異国ポルトガルへ向かった。到着した荘厳な館で彼女を迎えたのは、義兄のジェーム伯爵。伯爵はシェリーを見ると、冷酷な笑みを浮かべて言い放った――遺産目当てで現れた人間を歓迎する気はない、と。
  • 銀色の夜に抱かれて【あとがき付き】〈レオパルディ家の掟 Ⅲ〉
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】アニーの前に突然現れたファルコン・レオパルディ。彼の目的はすぐに直感して分かった。アニーは彼の血縁のアントニオにレイプされていた。そして、望まない妊娠だったとはいえ、生まれてきた息子のオリヴァーを彼女は愛して育てていた。その息子を、このファルコンはひき取りに来たに違いない。だが、彼はアニー親子をレオパルディ家のあるシチリアに連れて行きたいと申し出てきたのだ。アニーの心の奥で叫んでいた!「そんな誘いにのってはダメ!!」と。
  • 冷たさと情熱と
    4.0
    美貌を武器に次々と恋人を作っては、容赦なく捨てる悪女。モデルのヘザーには、いつもそんな評判がつきまとっていた。それが深く傷ついた初恋のせいだと知っているのは、従姉だけだった。だが今回ヘザーに言い寄ってきたレイスは、いつもの相手とは違った。危険なまでの魅力をたたえ、彼女への熱い関心を隠さない。レイスはモデルの仕事にかこつけてヘザーをオフィスに呼び出し、愛人になることを条件に大きな契約の話さえ持ち出してきた。「僕はきみが欲しい。きみも僕を求めるようにさせてみせる」レイスの言葉の激しさに恐れをなし、ヘザーは家に逃げ帰ったが……。■ペニー・ジョーダンの追悼特集としてお贈りする未邦訳作品。今月は1984年の作品をお届けします。波乱に富んだストーリー展開に、作家の実力の高さが随所にうかがえる傑作です。次回は12月、彼女の遺作がついに刊行されます。ご期待ください。
  • 疑われた献身〈ロシアからこの愛を Ⅱ〉
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】ローラは、ロシア人と砂漠の民の血をひく実業家ワシーリー・デミドフの個人秘書に応募した。友人の兄である彼にローラは10年前から憧れていて、隠し撮りした写真を今も大切に持つほど。しかし、面接をする彼はなぜかローラに異様な敵意を燃やし、悪意に満ちた質問を投げかけてくる。憤然として帰ろうとしたものの彼には中国語が堪能な秘書が必要な切迫した事情があるらしく、意外にも採用される。翌日、ローラは彼とふたりきりでモンテネグロ出張へと旅立つことに!?
  • 狙われた無垢〈ロシアからこの愛を I〉
    完結
    4.0
    由緒正しきロシアの名家で育てられた19歳のアレーナは、高級ホテルのロビーで出会ったキリルにひと目で恋に落ちた。悪魔のように整った容姿に彼女の知らない世界の危険な香りをまとう、若くして成り上がったスラム街出身の億万長者。そんな彼から甘い誘惑の言葉を囁かれ、恭しく手の甲に口づけられ、アレーナはいとも容易く身も心もキリルに捧げてしまったのだ。幸せの頂点にいた彼女は気づかなかった。このめくるめく快楽こそが、彼の復讐の手段だっただなんて!
  • 塔の館の花嫁
    4.0
    まさか彼が会社の重要な取引先の社長だとは思わなかった。彼の名はセバスチャン。豪壮な邸宅に住む、騎士を先祖に持つ貴族。ファッション業界で成功を夢見るジェシカは、セビリアにやってきた。注文服を作る最高の素材が見つかったと喜んだのも束の間、その布地を作る工場の経営者がセバスチャンだったとは……。彼とは仕事で会う前、従妹が彼の弟と起こした恋の不始末を巡って、さんざん激しい言葉の応酬をしあったばかりだった。彼は、話をするために屋敷を訪れたジェシカを従妹と思い込み、大事な弟を金目当てに誘惑した性悪女と、一方的にののしった。商談の席でもなお侮辱を続ける彼の頬を、ジェシカは思わずぶっていた!■追悼特集としてお贈りしているペニー・ジョーダンの新刊。今月と来月は未邦訳作品をお届けします。数々の長編小説を書き、多くの読者を魅了した、彼女の確かな実力をうかがわせる作品ばかりです。
  • 思いがけない婚約
    4.0
    八年前、キャリーはサンタンデール公国の君主リュクに恋をし、一夜をともにしたものの、翌日にはつらい別れを経験した。彼の名づけ親である伯爵夫人に、仲を引き裂かれたのだ。経済ジャーナリストとして成功した今も、心の傷は消えていない。ところが、伯爵夫人の孫でリュクのお妃候補だったマリアが、キャリーの弟と電撃結婚をすることになり、その報告のために城を訪れなくてはならなくなった。つらい気持ちでリュクと再会し、事の次第を伝えるが、大公殿下の答えにキャリーは言葉を失った。「マリアがぼくと結婚しないなら、きみに結婚してもらおう」
  • いつかレディに
    完結
    4.0
    「今さら私が女らしく変わるなんて、無理よ!」自動車整備の仕事をするルシアナは、幼い頃に母を亡くし、兄たちに囲まれ男の子のように育てられた。22歳になった今でも女らしさの欠片もなく、自分の魅力のなさに落ちこむ毎日…。そんなルシアナを見かねた兄夫婦は、幼なじみのジェイクに、妹を女らしくするレッスンをして欲しいと頼む。だがルシアナは素直になれず反発してしまう。それがジェイクの心に火をつけた。「僕は知っている。君の女らしい部分を――」。
  • 長い誤解
    4.0
    伯母の遺品整理のため、フィリッパは久々にガーストン邸を訪れた。ガーストン家の家庭教師だった伯母にここで育てられた彼女は、11年前、大学生だった当主の孫スコットと熱烈な恋に落ちた。だがある時、他に好きな人がいると言って自分から身を引いた――彼が大事な館を継ぐには、それしか方法がなかったのだ。お腹に命が宿っているのを知ったのは、そのあとのこと……。彼女の物思いを破るように、とつぜん車の音が響いた。外を見ると、へこんだ高級車と息子のサイモン、そしてスコットの姿がある!なんとサイモンが、誤ってスコットの車を傷つけたという。スコットは容赦なく彼女を罵り、ある方法で償うよう求めてきた。
  • 灼熱のアルハンブラ
    4.0
    フェリシティは亡き父の祖国スペインにやってきた。公爵家の一員だった父が認知できなかった娘のために、家を遺していたと知らされたのだ。混雑する空港でフェリシティを出迎えたのは、いまや公爵の地位を受け継いでいるビダル・イ・サルバドーレス。最後に会ってから7年が過ぎていたが、目鼻立ちの整った顔には相変わらず冷酷さが漂っている。案内された公爵家の壮麗な屋敷で、フェリシティはビダルの誘惑にあらがえず、唇を許してしまう。するとビダルは目に嫌悪の色を浮かべ、侮蔑の言葉を投げつけた。■『アレジオ公国の花嫁』2部作で、ペニー・ジョーダンは愛の揺らぎを華麗に描きました。今月の最新作では、傲慢な貴族のヒーローに翻弄されるヒロインの物語が繰り広げられています。
  • 女神が微笑むとき テキサスの恋
    4.0
    フェイがバーに足を踏み入れたとたん、店のすべての目が注がれた。誰かを待つわけでも、お酒を飲みたいわけでもない。ただ、世話になっている伯父の家から逃げだしたかったのだ。二十一歳になれば両親の遺産が相続できるのだが、それは今伯父に預けられ、彼女は身動きがとれない。しかも、伯父は金持ちの男性と無理やり結婚させようとしている。ああ、誰かわたしをこんな状況から救いだしてほしい!酔っぱらいがからんできたとき、小麦色に日焼けしたカウボーイ――ドノバンがフェイの腕をとり、助けてくれた。
  • ウィークエンド・ロマンス
    値引きあり
    4.0
    実務経験のない私を快く雇ってくれたジャック。ハンサムで優しく、皆から慕われていたジャック…。そんな彼が事故に遭い、なんと記憶喪失に!!彼のもとへと急いだハンナは、とっさに「自分は婚約者だ」と嘘をつき彼を引き取り自分の別荘へとつれてきてしまった!-記憶が戻るまでよ…。罪悪感にさいなまれるハンナ。だけど魅力的なジャックとの週末はハンナの心に予想以上のトキメキをもたらして…。
  • 結婚の条件
    完結
    4.0
    愛やロマンスの世界に生きるブライダルコーディネーターのサバンナと、そのすべてを否定する離婚専門弁護士・ダッシュ。結婚に対して正反対の意見をもつ二人は、ダッシュの妹でサバンナの客であるスーザンの結婚をめぐり、激しく対立する!果たしてどちらの主張が正しいのか、お互いに証明しあうことになり!?
  • 大富豪と淑女
    完結
    4.0
    悲しい過去から逃れるため、友人のいとこが経営する大企業の秘書として、テキサスにやってきたレスリー。ところが、優しいと評判の社長マットは、わざとレスリーを挑発するような態度をとってくる。ひっそりと目立たぬよう生きてきたレスリーの心の中に、嵐のように踏み込んでくるマット。その行動がレスリーに変化を与えて・・・。 ――あなたと出会って、あなたの優しさに触れ、私は生まれてきた喜びを知ったの。でも、人には言えない過去がある私に、あなたを愛する資格があるの!?――
  • ちぎれたハート
    4.0
    ノリーンは幼い頃に自動車事故で両親を亡くし、伯父夫婦に引き取られ、その娘である従姉とともに育った。やがて従姉は心臓外科医として名高いラモンと結婚。彼を密かに慕っていたノリーンは、祝福の陰で人知れず涙した。あるとき、彼が学会に出席するためパリへ赴くというので、看護師であるノリーンが体調の悪い従姉の世話を引き受けた。ところがノリーンが目を離した隙に、あろうことか、従姉は不慮の死をとげてしまう。自らを責め苛み、真実を告げようとするノリーンにラモンは酷い罵声を浴びせた!
  • 月の夜の誘惑〈眠る湖I〉
    完結
    4.0
    天涯孤独のマギーが、裕福だが孤独な老人ジェレマイア・ロナーガンに助けられたのは、2年前だった。以来マギーは家政婦として働いていた。ある夜、広大なロナーガン家の敷地内の湖で、マギーは一糸まとわぬ姿で泳いでいた。そのとき突然、木の茂みの動く音がした。--男性だ!覗き見するなんて卑劣な男。許せない--だが男は恥じる様子もなく名をなのった。サム・ロナーガン。マギーの体が震えた。ジェレマイアを見放し孤独の底に沈めた冷血な孫の1人だった!
  • 恋の代役
    完結
    4.0
    17歳の姪が、倍も年上の男に夢中になっているという。“あの男--スレードは、姪にとっては危険すぎる”チェルシーはスレードの関心を自分に向けさせ、姪を危ない恋から救おうと決心した。パーティの夜、チェルシーは誘惑的なドレスに身を包み、スレードを挑発する。予想通り、彼は誘いに乗ってきたのだが……!!
  • 恋を教えて
    完結
    4.0
    「結婚」を決意した、恋愛経験ゼロのアディ。コンプレックスが原因で自分に自信が持てず恋の仕方もよくわからない……!そんな時、幼なじみから届いた1通の手紙。いつも私を助けてくれた優しいジョー。理想の結婚相手を探して家庭を持つために、彼ならきっと力を貸してくれる!!美しく成長した幼なじみの頼みに恋の練習台を引き受けた会社社長ジョー。昔からの力強い雰囲気に威厳も加わって魅力的なジョーと恋愛初心者のアディは食事をして、映画を観て、キスをして…。いつしか恋のレッスンは…!?
  • 無邪気なかけひき〈砂漠の恋人I〉
    完結
    4.0
    「知りもしない男性と結婚なんて!祖父の言いなりになるものですか。」縁談のため砂漠の国ズーランに呼び出されたペトラは、ある計画を思いつく。「縁談の相手シーク・ラシードから結婚を断らせるために、私の評判を落として欲しいの!」周囲でも悪評判のプレイボーイを相手に“誘惑の演技”を依頼するが…。
  • 初恋にさよなら テキサスの恋
    4.0
    つい先日、最愛の父親を亡くしたダナは、父の遺言書を読んで愕然とした。遺言の指示に従わなければ、父が遺した小さな牧場を相続できないというのだ。その指示とは1カ月以内にダナが結婚すること。それも、ダナが昔から想いを寄せる隣人のハンクと!
  • 星降る砂漠で
    完結
    4.0
    リーザは砂漠にぽつんとたたずむ廃屋の前でジープを停めた。人けのない土地は、写真家としての彼女を魅了してやまない。だが夢中でシャッターを切るうちに、彼女は足をくじいてしまった。悪いことに地平線には砂嵐が近づいていた。迫り来る脅威。身動きのとれないリーザ。間一髪というその時、黒い馬に乗った男性がリーザを軽々と抱きあげた!この美しい男性はいったい誰?彼が何者かもわからぬまま、リーザは助かるために彼にしがみつくしかなかった…。
  • 純白のウエディング
    完結
    4.0
    17歳のあの夜。恋人の死という残酷な知らせに、悲しみに心ひき裂かれていたナタリーをなぐさめたのは、隣家のマッケンジーだった。年上の彼はこれまでナタリーに無関心のようだったのに、たくましい胸に抱きしめてくれ、熱くふるえる口づけでナタリーに我を忘れさせたのだった!ただ1度のキスなのに、まるで全身に彼の刻印を残されたかのような衝撃を受けたナタリー。そして彼は言った。「忘れるな。このつづきを君に教えるのは僕だ」
  • 嘘のまま愛して
    4.0
    控えめで有能な会計士サスキア・ロジャーズは、ギリシア人の新社長アンドレアスを前にして、言葉を失った。ゆうべサスキアは、恋人の浮気を疑う親友に泣きつかれ、わざと派手な女を演じて彼を誘惑し、誠実さを試すことにした。後から、声をかけた男性が別人だったことに気づいたのだが、その相手こそ、いま目の前にいるアンドレアスだったのだ。誤解を解こうとするも彼は耳を貸さず、サスキアを蔑むばかり。そして途方に暮れるサスキアに、信じがたい脅しをかけてきた。僕の婚約者のふりをしてほしい――断るなら解雇する、と。
  • クリスマスに見た夢は…
    完結
    4.0
    今年。リサにとって人生最高となるはずのクリスマスイブは台無しだった。恋人の実家で開かれたイブのパーティーの席上で、リサは大富豪のオリヴァー・ダヴェンポートに“ふしだら”呼ばわりされたのだ!一方的な非難に反論しようとしても、裕福で社会的地位もあるオリヴァーの言葉を周囲はうのみにするばかり。婚約目前だったのに、恋人にもその家族からも冷たい視線を向けられ、リサの心は絶望にひき裂かれた。オリヴァーには、そうするだけの理由があったのだが…。
  • ちぎれたハート
    完結
    4.0
    愛されることを知らない看護婦のノリーンは愛することも許されず、心を隠して生きてきた。彼女がずっと想いをよせてきた心臓外科医のラモンはノリーンを憎しみの対象とし、辛辣な態度をとり続けているのだ。ここ数年、重い心臓病を患うノリーンは張り裂けるような胸の痛みが、病気ゆえなのか切なさゆえなのか、もうわからなくなっていた。そんなある日、命に係わる大きな発作を起こした彼女を思いがけず手術したのは、ラモンだった。傷つきすぎたノリーンのハートに、真実を知ったラモンによって、初めて、愛という光が射し込み始める--。
  • とらわれのエンジェル
    4.0
    海洋公園に勤務する海洋生物学者カリーは、真夜中のオフィスで、暴漢に襲われてしまった。無事助かったものの、1年たった今でもその時の恐怖が忘れられないカリー。でも、本当に彼女を悩ませていたのは、暴漢の一人カルロスの面影を追ってしまうことだった・・・!「あいつは私を危険な目に遭わせた男よ!なぜ、彼のことが頭から離れないの・・・・・!?」ある日、そんなカリーの前に再びカルロスが現れ、彼女は更なる危険に巻き込まれてしまう!カルロス、あなたは一体何者なの・・・・・!?
  • 愛なき砂漠
    4.0
    親を亡くし、幼い弟を必死で育ててきたクレア。息抜きのために高級ホテルに招待されたクレアは、食堂で赤ん坊連れの異国の男達に気づく。動いた拍子に椅子ごと倒れかけた赤ん坊をとっさにかばったクレアは、同時に手を伸ばした異国の男ラウールに目を奪われてしまう。が、その瞬間、銃声が食堂中に鳴り轟く!!
  • プリンセスは逃走中
    完結
    4.0
    1週間以内に結婚しなければ王位継承権がなくなるですって!?資金難の王室を守るため、プリンセスのジョゼフィーヌは花婿探しにアメリカへ旅立った。変装してロデオ会場にもぐりこんだ彼女を王国に連れ戻そうとする追手から救ってくれたのはとびっきり魅力的なロデオ・カウボーイのバック。そして、会場から逃げた2人はそのまま結婚式を挙げてしまう!!?これは王室を守るための偽造結婚・・・。なのに、なんでこんなに胸が高鳴ってしまうの・・・!?
  • 愛なき結婚
    4.0
    デイリー・グローブ社で働くブライアニーは有能な秘書だが、人には言えない過去があり、職場では冷たい女を装っている。新しいボスが来た日、彼の名を聞いてブライアニーは愕然とする。かつてブライアニーがすべてを捧げた相手、キーロンだったのだ。3年前、キーロンは自分のキャリアのため、彼女の愛を利用した。その結果、彼女は中傷にさらされて職をなくし、警察に尋問され、故郷に戻ることさえかなわなくなってしまった。だがキーロンは、再会に怯える彼女に謝罪や弁解をするどころか、“男をその気にさせて邪険に振る女”と責め立てた!
  • 霧の中のシンデレラ
    完結
    4.0
    L.A.の動物病院で医師として働くフランチェスカは、院長の代理でランダロン王国へと赴くことになる。理由は、国王の愛犬グリンダの出産に立ち会うためだ。宮殿に着いたフランチェスカが早速グリンダの元へ向かおうとすると、茂みの中から突然、馬に乗った男性が現れた!!聞けば彼は、ランダロン王国第二王子マクシムだと言う。互いに、一目で恋に落ちた二人だったが、マクシムには、フランチェスカとは簡単に結ばれない隠された秘密があって!?
  • 新妻を演じる夜 麗しき三姉妹 I
    4.0
    インテリア・デザイナーのリジーのもとに一通の手紙が届いた。彼女が共同所有するアパートメントに問題が発生し、現地まで来てほしい、さもないと裁判沙汰にするという。差出人は、ギリシアの大富豪イリオス・マノス。リジーはなんとか旅費を工面し、ギリシアへ飛んだ。会ったばかりのイリオスから“詐欺師め!”となじられたリジーは、そこで初めて、自分が共同所有者にだまされ、莫大な借金を背負わされたのだと気づいた。お金などまったくないと言う彼女にイリオスは憤然として言った。「では、その体で払ってもらおう。ぼくと結婚するんだ」■不動の人気を誇る作家、P・ジョーダン渾身のミニシリーズ〈麗しき三姉妹〉を今月から三カ月連続でお届けします!孤児の三姉妹は真実の愛を見つけられるのでしょうか?
  • 競り落とした恋人
    完結
    4.0
    アレックスはセクシーなドレスをまとい、男を買い付けるオークション会場にいた。というのも彼女を「不感症」と罵った“別れた夫”を見返すため。 会場に入ると、舞台ではたくましく魅力的なトラビスが競りにかけられていた。互いの目が合った瞬間、二人の身体には激しい欲望の火が灯り・・・。
  • 愛という名のもとに
    4.0
    母親をとうの昔に亡くしているロージーは、短い間に相次いで父と祖父を失い、窮地に立たされた。祖父の遺言によって、ロージーが3カ月以内に結婚しない限り、400年の歴史を誇る屋敷は貪欲な親戚の手に落ちてしまうのだ。弁護士は彼女に、遺言の条件を満たすためだけの契約結婚を勧め、最高の相手として、この界隈随一の富豪ガードの名を挙げる。幼なじみでもあり、何かにつけ子供扱いしてくるいやな男――彼と結婚なんてしたくないけれど、ほかに頼れる人もいない。心を決め、ロージーはガードにプロポーズをするが……。
  • いくつものジェラシー
    4.0
    挙式前日に婚約者パウエルを親友に奪われ、壊れてしまうほど傷ついた9年前。心の痛みを癒せぬまま彼を愛し続けたアントニアは、不治の病を宣告されて…。★九年前アントニアは、ワイオミングの故郷の町で、大学進学と、恋人パウエルとの結婚を控え、希望に満ちた日々を送っていた。そのさなか、父の友人を愛人にしているという噂を立てられる。噂を信じたパウエルは、挙式前日に婚約を破棄したうえ、噂を流した彼女の親友と結婚してしまった。傷心のアントニアは故郷を逃げ出し、いまは、アリゾナで教師をしている。二度と帰るつもりはなかった、医師から不治の病にかかっていると宣告されるまでは。

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  • 冷酷な口づけ
    4.0
    父の死後すぐに義母が家を売りに出していると知り、リビーは隣人のジョーダンに相談した。彼は、何かと力になってくれ、途方に暮れるリビーを支えた。そんな彼の優しさに、以前から抱く憧れはつのるばかりだ。ある日唇を求められてリビーは思った。もしかしてこの恋はかなうかもしれない……。だが、淡い期待はすぐにしぼんだ。ジョーダンは洗練された令嬢とつき合い始めたのだ。
  • せつない選択
    4.0
    仕事がらみで、気が進まないツアーに参加したヘザーは、集まったメンバーを見てショックを受けた。ツアー・リーダーを務めるのは、ハンター・ブラドック――十年前、三カ月間だけヘザーの夫だった男性だ。ヘザーは交通事故で重傷を負った母親の生活を支えるため、結婚したばかりの愛する夫のもとを去ったのだった。ハンターはきっと今も、勝手に家を出た私を許していないだろう。旅行の間、ハンターとはできるだけかかわらないようにしよう。今でも彼との別れを思い出すと胸が張り裂けそうになるのに、現実の彼を見たら、心も体も彼を求めてしまうに違いないから。★その結婚は、互いの心を深く傷つけたまま十年間も中断しています。ベテラン作家バーバラがひさびさに放つのは夫婦再会の物語です。★
  • 情熱を知った午後 レオパルディ家の掟 I
    4.0
    仕事で疲れきって家路を急ぐジュリーの前に、長身でエキゾチックな顔立ちの男性が立ちはだかった。彼はジュリーが抱く赤ん坊を指して言った。「僕はロッコ・レオパルディ。その子のことで話がしたい」ジュリーはその姓を姉から聞いていた。この男性はジョシュの父親かもしれない人の身内なのだ。ジョシュは姉の遺児だが、父親がはっきりしない。母国でDNA鑑定をしたいというロッコの申し出に、愛する甥を奪われるのではないかと恐れつつも、彼女はジョシュの将来を思ってシチリア行きを決意した。■シチリア貴族レオパルディ家の三兄弟が出合うそれぞれの愛をベテラン作家ペニー・ジョーダンが描き分ける三部作がスタート!
  • 涙は愛のために
    4.0
    仕事上のいきさつで命を狙われるはめになり、グローリーはテキサス州の小さな町にやってきた。身分を隠し、農場で料理人として働くことになったのだ。農場の監督役はロドリゴ・ラミレスという長身で黒髪の男。グローリーと顔を合わせるや、彼は不機嫌な声で言い放った。「きみとふざけてる気分じゃないんだ」
  • 凍てついたハート テキサスの恋
    4.0
    十九歳のキーリーは小さな町で獣医助手をしている。何年も前から牧場主のブーン・シンクレアに思いを寄せているが、子供扱いされ、はなから相手にしてもらえない。ある日、彼女はブーンの弟から恋人役を演じてほしいと頼まれる。最近親しくなった女性との交際を兄に反対されたので、キーリーを煙幕にして、ひそかに会いたいというのだ。親友のたっての頼みを断りきれず、彼女は偽の恋人になりすますはめになった。そのせいで、ひた隠しにしてきた秘密が暴きだされることになるとは思いもよらずに……。

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