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-全1巻1,760円 (税込)毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「残酷な選択」「妻という名の代償」「忘れえぬ情熱」「乙女を愛した悪魔」の4話をまとめて収録。
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-全1巻1,760円 (税込)毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「ムーンライト・レディ」「赤毛のプリンセス」「十七歳の純愛を王に」「天使と悪魔の結婚」の4話をまとめて収録。
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-全1巻1,760円 (税込)毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「すみれ色の妖精」「生まれ変わったプリンセス」「いたずらな宿命」「砂塵に散った恋」の4話をまとめて収録。
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-全1巻1,760円 (税込)毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「記憶のなかの真実」「フィアンセは偽物?」「クリスマスの依頼人」「愛はワルツの調べ」の4話をまとめて収録。
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-全1巻1,760円 (税込)毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「結婚と復讐のゲーム」「愛は喝采に包まれて」「涙のロイヤルウエディング」「気高き愛人」の4話をまとめて収録。
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-毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「秘書になった王女」「別れの代償」「雨と幸せを連れてきて」の3話をまとめて収録。
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-毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「シークのいざなう夜に」「氷の結婚」の2話をまとめて収録。
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-毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「愛の言葉を花束にして」「脅迫された花嫁」の2話をまとめて収録。
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-毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「意地悪、ときどきキス」「復讐のエーゲ海」の2話をまとめて収録。
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-「何が必要か、決めるのはぼくだ」 サリーは冷酷な父のもとを離れ、大英博物館で働いている。施設にいる病床の母を見舞いながらの生活は楽ではないが、無関心な父の代わりは、サリーしかいなかった。ある日、彼女は父のオフィスで、“買収王”の異名をとる豪腕なイタリア人実業家ザック・デルッカと出会った。彼はまるで獲物を狙うようなまなざしをこちらに向けてくる。いったい、私をなんだと思っているの?その答えは数日後、彼女の最も望まぬ形で明らかになった――買収王が父に要求したのは、そう、娘のサリーだったのだ! *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-取り違えられた愛し子と、 愛する男性との 運命の再会。 女手ひとつで育ててきた2歳になる愛息ショーンが実の子ではないと告げられ、アニーはブラントの屋敷を訪ねた。アニーの産んだ子供は、病院の手違いで、かつての上司で大富豪ブラントの亡き妻の産んだ子と取り違えられていたのだ。まさかこんな形で彼と再会するなんて。育児室に通されたアニーは、幼子を見て、思わず抱き寄せた。間違いない、この子は私が産んだ子――ブラントはまだ知らないけれど、結婚前の彼とたった一度だけ過ごした、あの夜に授かった子だわ! *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-「あとでたっぷりお返しをしよう。覚悟して待っておいで」 画家だった亡き父の展覧会でイタリア大富豪ジェイクと出逢い、謎めいた魅力に強く惹かれたシャーロット。遺作の裸婦画のモデルは父の若き愛人でジェイクの義妹だったが、その事実も、父が若い女性を弄んだことも、彼女は知らなかった。自分がジェイクにとって憎き男の娘だなどとは思いもせず、バカンスに誘われたシャーロットは、ジェイクに身も心も捧げた。ところが休暇が終わると、彼からの連絡はぱたりと途絶えた。弄ばれたんだわ……。シャーロットは打ちのめされた――おなかの中で育つ小さな命が、愛の証ではなかったことに。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている『復讐とは気づかずに』を改題したハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-鬼母は言った。「あなたは息子と結婚すべきじゃない。これは意地悪ではなく、忠告よ」 ウエイトレスのキャリーはいつも破局の予感に怯えていた。ギリシア大富豪アレクシーズは私を世界各地に連れ回し、これまで知らなかった愛の手ほどきをしてくれる。でも彼にとって、私は恋人未満の遊び相手かもしれない……。一方のアレクシーズは母に見合い結婚を迫られ、一計を案じた。キャリーを恋人に仕立てあげて連れ帰れば、母も諦めるだろう。何も知らず彼の国へ連れていかれたキャリーは、ギリシア人ばかりの晩餐会で、言葉もわからずに孤立した。さらに、妊娠がわかると、彼の母から残酷な仕打ちを受け―― *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-身重の私を見捨てたあなたを、なぜか憎むことができなくて……。 アビーは4年前の離婚を機に、片田舎の村で画廊を経営しながら、幼い息子と暮らしていた。ある日、予期せぬ訪問者が現れる──元夫のギリシア人実業家ニックだ。子どもをなかなか授かれずにアビーが悩んでいるのを尻目に、彼は愛人のもとへ通っていた。家を飛び出した彼女はその直後、身ごもっていることに気づき、ニックに告げるが、彼は我が子と認めず離婚を申し立てたのだ。今さら私と息子に何の用があるというの?驚いたことに、ニックは自分と瓜二つの幼子を確認すると、強引に再婚を迫ってきた。償いがしたいと言って。彼への想いを断ち切れず、アビーは受け入れてしまうが……。 ■ギリシア富豪の夫に我が子の存在を否定され、追い払われたヒロイン。再婚後に彼の父親が亡くなり、ようやく隠されていた彼の苦悩を知ることになりますが……。ジャクリーン・バードらしい、王道のドラマティックなロマンスをお楽しみください。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-うら若き花嫁は、夢にも思わなかった――愛しい夫が、冷酷な顔を隠しているとは。 仮装パーティで、赤い悪魔の扮装をさせられたエミリーは、黒衣の天使に扮した実業家、アントン・ディアズに紹介される。「僕はきみが欲しい」と囁かれ、初対面での誘いに驚きながらも、長身で黒髪のセクシーな彼にあらがえず、たちまち恋に落ちた。性急なプロポーズののち、純白の花嫁衣裳で式を挙げ南フランスでロマンティックなハネムーンを過ごすはずだった。だが、甘すぎる愛の交歓をした翌朝――。アントンは黒い瞳に悪魔のような光を宿し、彼女に告げたのだ。エミリーと結婚したのは、愛ゆえではなかったことを。 ■セクシーなストーリー展開を得意とするジャクリーン・バードが、傲慢で魅惑的なラテンヒーローと、純粋なヒロインの甘美でせつない結婚劇をドラマティックに描きます。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-まさか彼の花嫁になるなんて――私を残酷に捨てた、初恋のあの人の。 19歳のローズは訪れたバルセロナで、長身でたくましい黒髪の若き銀行家、ハビエルと出会い、たちまち虜になった――純潔を捧げた翌朝、捨てられるとは夢にも思わず。10年後、ローズは従妹の婚約パーティで偶然ハビエルと再会する。あのとき、妊娠したことだけでも告げたかったけれど、彼が他の女性と結婚間近と聞かされたあと、流産したのだ。「お会いできて光栄だ、ロザリン・メイ」ハビエルに笑顔で挨拶され、ローズは落胆した。私の顔も覚えていないのね……。だがハビエルは、言葉巧みになぜか彼女をスペインの実家へ連れていき、強引に結婚を承諾させてしまう! ■余命いくばくもない祖父のためという大義名分を振りかざされ、自分を深く傷つけた忘れえぬ一夜の相手と、やむなく結婚したヒロインでしたが――。大人気のスペイン人ヒーローに、情熱的に迫られる純真なヒロインの恋物語をお楽しみください。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-憎みきれない愛しい人。もう会えないと思っていたのに……。 19歳で両親を亡くしたレクシーは、父の借金を肩代わりしたハンサムな実業家ジェイクと恋に落ち、結婚した。すぐに夫の子を身ごもり、順風満帆のレクシーだったが、流産した後から歯車が狂い始める。ジェイクと秘書の密会現場を偶然目撃してしまったのだ。私は愛されていなかったの……?ショックで家を飛び出してから5年。ようやく離婚について話し合う覚悟ができた彼女の前に、ジェイクが現れた。「きみは僕の妻だ、離婚は許さない。必ず取り戻す」なぜ今になって? 私はあなたの所有物じゃないわ。憎しみと愛情のはざまで、レクシーの心は千々に乱れた。 ■ハーレクイン・ロマンス黎明期を支えた人気作家、ジャクリーン・バードが描く夫婦再生ロマンス! 若すぎた花嫁は5年の歳月を経て、自立した大人の女性として、再び傲慢すぎる夫と対峙することに……。ヒロインの心情に思わず引きこまれる逸作です。 *本書は、ハーレクインSP文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-我が子にバレンタインと名づけた意味を、 いつかあなたに伝えられたら……。 14歳で両親を亡くし、伯父に引き取られたゾーイ。 伯父のもとで働く気鋭の弁護士ジャスティンに恋をして、 20歳のバレンタインデーの夜、ついに夢が叶い、 長年憧れてきたジャスティンと結ばれて結婚した。 だが、幸せは長くは続かない。彼にとってこの結婚は、 ただの出世への足がかりで、愛人と密会までしていたのだ。 傷ついたゾーイは家を出た──妊娠していることは告げぬまま。 4年後。幼い息子が難病に罹り、骨髄移植が必要となった。 私が不適合なら、残された希望は父親のジャスティンだけ……。 複雑な思いを胸に、ゾーイはかつての最愛の人のもとへ向かった。
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-もう二度と会いたくなかった。 愛されたいと願ってしまうから。 ファッションショーの舞台を下りた花形モデルのリーナ。 明日からは本名のケイティ・メルデントンに戻るのだ。 最後の仕事は、チャリティオークションで デート権を落札した男性とディナーを共にすること。 だが現れた黒髪の長身の男性を見て、彼女は息をのんだ。 ジェイク……! 2年前に別れたきり、 二度と会いたくないと思っていた男性だ。 かつてはジェイクを愛し、愛されていると確信していた―― 継母と彼が愛人関係にあると知るまでは。 ジェイクは、なぜ大金を使ってわたしとの時間を手に入れたの?
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-私の心は、空白のノート。 わが子の存在さえ、知らない。 事故で1カ月も昏睡状態にあったメイブは、記憶を失っていた。 退院した彼女を迎えたのは、夫のダリオ・コスタンツォ。 世界的大企業の創業者一族の御曹司で、とびきりのハンサムだ。 自家用ジェットで飛んだ静養先は楽園のように豪華なヴィラで、 メイブはともに過ごすうち、ダリオに強く惹かれていった。 こんなにもすてきな大富豪が、わたしの夫だなんて……。 ダリオは彼女を気遣い、情熱的に見つめても、触れようとはしない。 もし記憶が戻ったら、本当の夫婦に戻れる? 子どもを作れるかしら。 だがまもなくして、メイブにとって衝撃的な事実が明らかになる。 二人にはすでに赤ん坊がいた。夫はそれを、ひた隠しにしていたのだ! ■ダリオと一緒に過ごすものの、寝室は別。“本当の夫婦”としての実感がないまま、メイブは彼の誠実さや類いまれなる魅力にみるみる心を奪われていきます。衝撃の展開をスパイスに、切なさと情熱を織り込んだロマンスを描いて人気の、C・スペンサーの珠玉作! *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-うっとりするようなキスと抱擁は、あなたが私に与えた罰だった。 家族を失い、天涯孤独となったルーシーは、両親の遺した会社が売却されそうだと知って驚いた。先導しているのは筆頭株主のロレンツォ・ツァネッリ。じつは昔、彼の弟とルーシーの兄は親友同士だったが、登山中の事故で兄だけが生き残り、彼の弟が亡くなったことを、ロレンツォは今でも恨んでいるのだ。でも、会社を守るにはロレンツォに懇願するしかない……。覚悟を決めて出向いたルーシーを嘲ると、彼は怒りもあらわにいきなりキスを奪った。いったいどういうこと?愛人になることが条件だと非情にも告げられ、彼女は凍りついた。 ■傲慢なイタリア富豪と耐え忍ぶヒロインが織りなす、クラシカルな王道ロマンス! 実力派作家ジャクリーン・バードならではの、ていねいな心理描写と後半のどんでん返しは圧巻です。どうぞ最後の1ページまで存分にお楽しみください。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.0二年前、マーリーンの母親は交通事故で亡くなり、四カ月前に母の恋人だったパオロも心臓発作で急死した。パオロは弟ポールの父親で、彼女にとってもいい助言者だった。彼は幼いポールにナポリ近郊のヴィラを、マーリーンに自分の会社の株を遺していた。悲しみも癒えぬうちに、突然イタリアからパオロの娘とパオロの知り合いという男性が訪ねてきて、マーリーンが故人から譲り受けた株とヴィラを買い取りたいと申し出た。彼らはマーリーンのことをパオロの愛人だと思っているらしく、憎しみと軽蔑のこもった態度で接してくる。だが、偶然立ち聞きした二人の会話はそれ以上に侮辱的なものだった。パオロの娘がセックスアピールの塊のような連れの男性に、スムーズに事を運ぶためマーリーンを誘惑してはと話していたのだ!
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2.8イタリアの悪魔との偶然の再会に、ベスは目を大きく見開いた。まだ10代のころ、この無慈悲な弁護士ダンテとかかわったために人生をめちゃくちゃにされたのだ。いま、わたしは本名も捨てて新しい道を歩んでいるというのに、ふたたび彼の憎らしくもハンサムな顔を見ることになるとは。敵のはずなのに、目の前にすると胸の鼓動が速まるのは、なぜ?そんなベスの心を知ってか、ダンテも激しく彼女を求めてきた。その後、過去を忘れるためにもう二度と会わないと決めたベスだったが、2週間が過ぎたころ、いきなり現れたダンテに詰め寄られる――「答えてくれ、妊娠したのか、していないのか?」■おかげさまで、HQロマンスは2900号を迎えることができました。記念作を手がけたのは“愛憎劇の名手”J・バード。かつて傲慢なヒーローに振り回されても、身寄りのないヒロインは誰にも助けを求められませんでした。時をへて巡り合わせたふたりの運命は?
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-セリーナは、唯一の肉親だった祖父の葬儀に現れた男性を見て驚いた。リオン――6年前、祖父のビジネス取引の一環として結婚したが、ほんの8週間でその結婚生活は終わりを告げた。私の寝室に若い男性がいたのをリオンが誤解したからだ。まだ愛していたけれど離婚し、2度と会うつもりはなかったのに……。だが祖父の遺言内容を知り、家政婦に何も遺されていないとわかると、そのお金の工面をリオンに頼むしかないことにセリーナは気づく。しかし、彼の答えは唖然とするものだった。祖父の会社の株を買い上げる代わりに、2週間、彼との地中海クルーズに同行するようにというのだ。■ハーレクイン・ロマンスの大人気作家ジャクリーン・バードの待望の新作です。過去の恨みを晴らすために元夫が提案したクルーズは、2人にとっていわばハネムーンだった! 作者らしい純粋なヒロインと傲慢なヒーローのこの恋の結末は?
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3.7大富豪ロークの妻として幸せに暮らしていたアンジーは、1年前に夫の浮気を知って家を飛び出し、今は独りで暮らしている。ある日、大学生の弟アレックスがやってきて、驚愕の事実を告げた。ロークの口座で決済されるアンジーのカードを無断で使い、インターネットの株取り引きで莫大な額の損失を出したというのだ。それを知ったロークが、アンジーに会いに来いと言ってきた。いちばん顔を合わせたくない相手に弱みを握られてしまった!屈辱をこらえ、お金は少しずつ返すと訴えるアンジーだったが、ロークはからかうような冷笑を浮かべ、妻を抱き寄せてささやいた。「きみを呼んだのは、このためだ」■ポルトガル人の夫が妻を呼び戻した理由――それは、あまりに残酷で甘美な復讐のためだった!
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3.0両親に続いて兄も亡くしたルーシーは、今や天涯孤独の身だが、その両親の遺した会社が売却されそうだと知って驚いた。しかも、それを企んでいるのは筆頭株主のロレンツォ・ツァネッリ!ロレンツォの弟とルーシーの兄はかつて親友同士だったが、登山中の事故で兄だけが助かり、彼は今でも私を恨んでいるのだ。でも、両親の唯一の形見を守るには、ロレンツォに懇願するしかない。だが恥を忍んで出向いたルーシーを一笑に付し、怒りをあらわにしながらもロレンツォは激しいキスをした。いったいどういうこと? ルーシーは想像もしなかった――彼のこのうえなく甘美で残酷な復讐が始まろうとしていることを。■セクシーなストーリー展開が得意なジャクリーン・バードが、魅力的で傲慢なラテンヒーローとの危うい恋を描いた待望の新作です。
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4.0アレクサは美術学校に在籍中、両親を飛行機事故で亡くしたが、親友の支えもあって、なんとか学校を卒業した。アレクサの才能を信じる親友は広い人脈を駆使してくれ、ある日、彼女は大物から注文が入ったことを聞かされる。名門一族の出身で、30代にして企業帝国を率いる男性――ギイ・ド・ロシュマンが肖像画を描いてほしいというのだ。きっと大金持ちのプレイボーイで、尊大な人に違いない。気が進まないながらもアレクサは依頼を引き受け、彼と顔を合わせた。ひと目で魅了されてしまい、情熱の夜を過ごしたあと、ごみのように捨てられるとは想像もせずに。
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4.0フィービーとギリシアの大富豪ジェドは交際して一年、今なお二人は互いに夢中だった。彼に抱かれ、愛されて、幸福感に酔っていたフィービーは、ある日妊娠を知り、喜び勇んで彼に打ち明ける。だが、思いもかけないジェドの言葉に打ちのめされた。「愛人の妊娠を望む男など、この世にいない」ショックのあまり彼女は流産し、失意のうちにジェドの前から姿を消す。だが五年後、ある舞踏会で再会し、フィービーは動転した。彼女にはジェドと二度と会いたくない理由があった……。■傲慢なヒーローに対して簡単にはくみしない、凛としたヒロインが印象的な作品を描くジャクリーン・バード。今作も期待に違わぬ出色の出来で、読みごたえたっぷり。最後まで目が離せません!
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3.5バイオリンに生涯を捧げてきたエラは、男性も知らない。友人のからかいの的だが、初めての時は心から愛する人と迎えたい。だが、ある夜初めて会った男性の魅力に、強い衝撃を受けた。彼の名はバディム。ロシア人の大富豪で、有名なプレイボーイだ。「ぼくらの体が激しく求めあっているのは否定できない」そう言われ、その情熱を信じたエラは、彼の求めに応じて思わず純潔を捧げてしまう。きっと彼なら、これからも私を愛し続けてくれるはず。しかし次の瞬間、冷酷に言われた言葉におののいた。「経験のない女性はごめんだ。僕はベッドで楽しみたいだけだ」
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3.7サリーは冷酷な実業家である父親の庇護の元から独立し、今は博物館研究員として働いている。介護施設へ入所している母親を見舞いながらの生活は決して楽ではなかったが、妻にはまったく無関心な父親の代わりを務められるのはサリー以外になかった。ある日、サリーは父親のオフィスで買収王と呼ばれる豪腕な実業家ザック・デルッカに出くわした。まるで獲物を狙う猛獣のような目でこちらを見る彼に、サリーは嫌悪感を覚えた。いったい私をなんだと思っているの?だが、数日のうちに答えは明白になった――彼女の最も望まない形で。■多くの読者から支持されている実力派作家、ジャクリーン・バードの一年ぶりの新作です! どんな困難も健気に切り抜けてきたサリーでしたが、ザックの脅迫的な誘惑はあまりにも強力で……。
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3.7ジェマは、義理の姉ジャンの誕生パーティに出席していたが、ジャンに男性を紹介されるや、顔から血の気が失せ、心臓が激しく轟きだした。ルークと名乗る浅黒いハンサムな彼こそ、ギリシア旅行中に名前も知らぬままベッドをともにした相手だった。亡き夫との思い出を裏切ってしまった自分を許せず、実は既婚者だと嘘をついて立ち去ったのに……。一方、ルークはジェマを見て心の中で激怒していた。夫のいる身でぼくのベッドに飛び込んだ女。この借りはきっと返してやる。
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4.0観光ガイドとしてローマで働くフランチェスカは困惑していた。上流階級出身で大物実業家のカルロ・カルルッチが、婚約者のいる彼女に誘いをかけてくるのだ。プレイボーイのきまぐれとわかっているのに、経験したことのない熱い思いに駆られてしまうのはなぜだろう?事態が急変したのは、正式な婚約発表の夜だった。フランチェスカは婚約者の裏切りを目の当たりにして卒倒しそうになった。すると背後からカルロのたくましい腕が伸びてきて、彼女を優しく抱きしめた。あたかも、こんななりゆきを予測していたかのように。
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3.0メイブはローマ郊外の病院で目を覚ました――事故で怪我を負い、一カ月も昏睡状態が続いたあとに。意識は戻ったものの、彼女は記憶喪失に陥っていた。退院するメイブを出迎えたのは、夫だというダリオ・コスタンツォ。世界的な大企業の副社長で、とびきりハンサムなイタリア人男性だというのに、彼と結婚していたことをまったく思い出すことができない。病みあがりのメイブはダリオに連れられ、プライベートジェット機で静養先の小さな島に飛んだ。何もかもが謎だらけの暮らしが始まるとも知らずに。
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-十九歳のソフィはシチリアで初めての恋を経験した。相手のマックス・クインターノはイタリア有数の実業家で、恋の噂も絶えない大人の男性だ。とうてい手の届かない存在だと諦めていたところに、ソフィを見初めたマックスが接近してきて、夢がかなう。彼女は幸せに酔いしれた。しかしほどなく、ある出来事のせいでソフィは恋を断ち切る。不意に終わった恋に、マックスの心の奥底に憎悪が根を下ろした。七年後ヴェネチアで偶然ソフィと再会した彼は、復讐を思いたつ。彼女を愛人の身におとしめ、飽きるまで利用しよう、と。
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4.0病院の資金集めのために催された仮面着用のダンスパーティで、産科医のマディソンはひとりの男性に誘われて一曲踊った。これまで出会ったこともないほどセクシーな瞳の持ち主だ。週が明け、彼が病院に現れた。名はテオ・ペトラキス。病気療養中の産科医長の代理で半年間勤務するという。彼がパーティのくじで当てた気球ツアーに誘われたり、自宅で彼の手料理をふるまわれたりするうちに、マディソンはテオにどんどん惹かれていった。だが、彼は言う。「僕は結婚するのも子供を持つのもいやだ」つらい体験が言わせるの? それが何か、マディソンは知りたかった。
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2.3私、ひどくばかなまねをしているのではないかしら?アレクシーズの誘いに乗って世界各地を巡りつつも、キャリーはいつも破局の予感におびえていた。彼はギリシアの大富豪。ウエイトレスをしていたときに知り合った、別世界の男性だった。一方、アレクシーズは彼女に愛を教える喜びに浸っていたが、母親に資産家の娘との見合い結婚を迫られ、一計を案ずる。キャリーを恋人に仕立て上げて連れ帰れば……。わけもわからずギリシアへと連れていかれた彼女を待っていたのは、ギリシア人ばかりの晩餐の席と残酷な仕打ちだった。◆ドラマティックな恋を描いて人気のジュリア・ジェイムズ、お待ちかねの新作をお届けします。登場するのはギリシアの富豪とウエイトレスのカップル。釣り合わぬ恋のゆくえは?◆
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3.3一族が主催した仮装ダンスパーティで、ぴちぴちの赤い悪魔の扮装をさせられたエミリーは、黒衣の天使に扮した実業家、アントン・ディアズに紹介される。「僕はきみが欲しい」初対面での誘いに驚きながらも、彼の魅力にはあらがえず、エミリーはすぐに恋に落ちた。そして性急なプロポーズののち、挙式を済ませた二人はハネムーンを過ごすために、南フランスへ向かった。だがすばらしい愛の交歓の翌日、アントンは目に憎悪をにじませながら、エミリーと結婚したほんとうの理由を告げた。
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-パーティ会場で、レアンドラは自分の格好にうんざりしていた。露出度の高い悩殺的なドレスを着て、まるで商売女だ。ギリシアの若き富豪デモスの頼みで愛人役を演じているのは、売れないとはいえ舞台女優である自分にはぴったりだが……。パーティには、デモスの従兄テオも加わっていた。余命いくばくもないデモスの祖父のたっての望みで、独身生活を謳歌する孫を早く許嫁と結婚させるためだった。テオはレアンドラを金目当ての女と決めつけ、蔑みの目でながめる。その態度に屈辱と怒りを感じながらも、彼女はテオに激しく惹かれた。彼の所有する島に閉じこめられることになろうとも知らずに。
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3.0派遣社員のモーガン・フィールディングは、ジャマルバード国のシークがゴールドコーストに滞在する間、その母親の話し相手を務めている。ある日、いつものように話に花を咲かせていると、王者の風格を漂わせたシーク・タージク本人が現れた。どうやら予定を早めて明日帰国することにしたらしく、タージクは、君も一緒に来ないかとモーガンに誘いかける。突然すぎる提案にうろたえつつも、好奇心に負け、モーガンは彼らとともにジャマルバードへ向かった。だが宮殿に着いたとたん、タージクは皆の前で信じがたい宣言をした。「ミス・フィールディングは僕と婚約して、我が国の王妃となる」★本作は11月刊「ボスと愛人契約」に登場したティーガンの双子の姉、モーガンの物語です。異国の地を訪れた彼女は、突然、危険なオーラを放つシークに結婚を強要されて……。★
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3.7親友のパットに料理の腕を見込まれたサラは、彼女とその夫が企画した船舶旅行に、シェフとして同行していた。旅行も大詰め、明日はいよいよイギリスに帰るという日、マリョルカ島に寄港した一行の船の隣に、豪華なクルーザーが停泊する。クルーザーの所有者はものすごくゴージャスな男性らしく、夜に行われる最後のパーティに彼も招待したと、パットは言う。サラは興味なく親友の話を聞いていたが、現れた男性を見て愕然とした。グイード・バルベリ……二度と会いたくなかった、かつての夫だ。言葉もなく立ちつくすサラに向かって、グイードは笑みを浮かべた。まるで獲物を見つけた獣のように。
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4.0ルシンダは新進気鋭のインテリア・デザイナーだ。今度の仕事はキャリアを積めるという点でとても魅力的だった。しかも改装を頼まれた屋敷の所在地はカリブ海のセントルシア島。南国の楽園でやりがいのある仕事につけるなんて夢のようだ。ただ一つ、依頼主がゼイン・アレキサンダーだというのが引っかかる。ゼインとは彼女がまだこの仕事につく前にも面識があったのだが、そのときも今も、危険な香りを漂わすゼインは彼女を苛立たせた。婚約者と別れて以来、男性不信に陥っているルシンダにとって、ゼインこそ、最も近づきたくない相手の一人。なのに、島に着くなりバカンスをともに過ごそうと誘われて……。
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3.0ヘレンにとって、デリアは十代のころからの大事な親友で、彼女の頼みを拒むことなどできなかった。この三年半、ヘレンはデリアが密かに産んだニコラスの面倒を見ている。デリアからは定期的に連絡が入っていたが、六週間ほど音沙汰がない。心配していた矢先、デリアの訃報がもたらされた。ヘレンは母を失ったニコラスが不憫でならず、デリアの兄レオンにもちかけられた結婚に同意した。彼も妹の遺児の幸せを第一に考え、二人で育てようと言ったのだし、結婚は便宜的なものだと信じていた。しかしほどなく、ヘレンは自分の見通しが甘かったのを思い知らされる。
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-その男は、約束の12時を過ぎてから、ジュリアの前に悠然と現れた。 彼女の疎遠の父が遺言を託した相手――イタリア大富豪のランド。 父は愛人の存在を公言して母を苦しめ、ジュリアが赤ん坊のとき離婚した。 どれだけ貧しかろうと、父の遺産など受け取りたくはなかったけれど、 乳がんを患った母のために、なんとしても治療費を工面したい……。 最愛の母を助けたい一心で、ランドに連絡をとり、こうして会いに来たが、 彼の圧倒的な男らしさと人目を引く顔立ちに、彼女は思わず息をのんだ。 しかし、一方のランドは瞳に軽蔑の色を浮かべ、ジュリアに言い放った。 「きみは亡くなった父親のことさえ気にしない女だ」 彼は私を、見舞いにも来ずに遺産は受け取る悪女と思っているんだわ!
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-僕はきみの奴隷だ。かしずかれるのが気に入らないのかい? 22歳のレベッカは上司の友人の大富豪ベネディクトと出逢い、デートに誘われて天にも昇るような心地を味わう。おめかしをするのも楽しかったし、景色さえも違って見えた。やがて指輪を贈られ、彼の婚約者となったレベッカは、彼のロンドンの自宅でついに一線を越えた。だが彼女が純潔だったと知るや、ベネディクトは怒りを露わにし、亡き弟はかつて彼女に傷つけられて命を落としたと告げた。事実ではないし、ベネディクトの誘惑も愛も偽りだったのね。恋は終わった。しかし、レベッカはある日、吐き気を覚え……。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-冷たく、愛する―― 大富豪から妻への甘美な仕打ち! 大富豪ロークの妻として幸せに暮らしていたアンジーは、 1年前に夫の浮気を知って家を飛び出し、今は独り暮らし。 そこへある日、弟がやってきて驚愕の事実を告げた―― 夫の口座で決済されるアンジーのカードを勝手に使って 株で大損したというのだ。夫に弱みを握られてしまうわ! 案の定、それを知ったロークが会いに来いと彼女に言ってきた。 屈辱をこらえ、お金は少しずつ返すと訴えるアンジーだったが、 ロークはからかうような冷笑を浮かべると、 妻を抱き寄せてささやいた。「きみを呼んだのは、このためだ」 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-義姉のバースデーパーティに出席していたジェマは、一人の男性を紹介されるや、卒倒しそうになった。義姉と腕を組んだその浅黒い肌の魅力的な大富豪は、1年前、ジェマがギリシアを旅行中に出会ったルークだった!当時、ハンサムな彼に魅了され、ジェマは身も心も奪われたが、会ったばかりであまりに性急だったかもしれないと我に返り、とっさに彼のもとから逃げ出してしまったのだ。今、ルークに憎々しげで不敵な笑みを向けられ、ジェマは震えた。彼がなぜここにいるの? もしかして、義姉の恋人なの……? *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-【傲慢ヒーローに振り回されて】絶対に隠しとおすのよ――彼が知る由もない、幼い息子の存在を。 フィービーとギリシアの億万長者ジェドはひと目で恋に落ちた。彼に抱かれ、愛され、幸福感に酔っていたフィービーは、ある日妊娠を知り、溢れんばかりの喜びを彼に伝えた。だが、思いもかけぬジェドの言葉に打ちのめされる。「愛人の妊娠を望む男など、この世にいると思うのか?」ショックのあまり彼女は流産した。失意のなか彼の前から姿を消し、5年の歳月が流れた。ある舞踏会でジェドと再会したフィービーは、激しく動揺する。彼そっくりな幼い息子を育てているなんて知られてはだめ……。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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3.5エロイーズは、ナイトクラブで熱い視線を送ってくる男性と目が合った。マーカス…! 19歳の夏、ギリシャの島で出会いひと目で恋に落ちた人。初めてのデートの後、彼が迷惑していたと母に聞かされ、初恋は終わったと思っていたけれど…彼は5年前と変わらない魅力的な微笑みでダンスに誘ってくれた。私は嫌われていたわけではなかったの? 夢見心地で彼とのダンスを楽しむエロイーズ。マーカスの胸に、彼女への復讐の炎が燃え上がっているとも知らずに…。
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-■私の魂の奥底まで届くようなキスをした人。彼とまた会うなんて危険すぎる。■ろくでもない夫のせいで男性不信に陥っていたリベカは、離婚して二年がたつ今も、男性を遠ざけていた。二度と恋なんかするものですか!そんな彼女にも、気になる男性が一人いた。一年前にたった一度、熱烈なキスを交わしたジェイス。義兄のいとこで、世界的な大企業の経営者だ。ある夜、姉夫婦の計らいでジェイスと再会したリベカは、唇を重ねたときの感触を思い出す。翌日、彼から届いた薔薇には誘惑の言葉が添えられていた。“今夜七時にディナーに出かけよう”一瞬ためらったものの、姉のアナの言葉にリベカは心を決める。「そろそろ世間に飛びだしてもいいころじゃない?」だがリベカの心は、ある不安でいっぱいだった。■フラワーショップを経営する美人姉妹それぞれの恋模様を描いた連作。今作のヒロインは妹のリベカです。たった一度だけ交わした熱いキスを忘れられないリベカとジェイスは、その気持ちが本物かどうかを確かめようとしますが、はたして……。
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-ビーは21歳の誕生日を笑顔で迎えた。大学を卒業し、明日からは亡き父が遺した会社で働く。「やあ、フィービ」パーティの会場でその名前を呼ばれ、ビーは全身が凍りついた。彼女をそう呼ぶのは世界中でただひとり――レオンだけだ。ビーは17歳のとき、レオンと婚約した。父の共同経営者の息子で14歳年上の彼にビーは夢中になったが、女性の影がちらつく彼を信じられず、婚約を解消したのだ。「魅力的な女性になったね」あろうことか唐突にキスをされ、ビーは思わず応えていた――二度と傷つけられたくないのに。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!セリーナは祖父の葬儀で、元夫リオンと再会した。彼とは6年前に結婚し、すぐに破局を迎えた。セリーナが浮気をしたと彼が誤解したのだ。けれどある事情でお金が必要になったセリーナは、やむを得ず資産家のリオンにすがった。すると彼は、2週間自分のクルーザーでともに過ごすなら願いを聞き入れてもいいと言う。目的は明白だ。いまだに私を軽蔑しているくせに、体だけを求めるのね? けれど他に選択肢を持たないセリーナは、彼の要求を受け入れるしかなかった!!
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-アニーはかつてのボスであるブラントに連れられ、彼の屋敷を訪ねた。女手ひとつで育ててきた2歳になる愛息のショーンが、実の子ではないと告げられたのは、つい先日のこと。アニーが出産した日、病院の手違いで赤ん坊が入れ替わったのだという。一人はアニーが、もう一人はブラントの亡き妻が産んだ子供……。ブラントはアニーにとって、手の届かない遠い世界の大富豪だった。その彼とこんな形で再会するなんて、なんという皮肉なの?育児室に通され、そこにいた幼子を見て、アニーは思わず抱き寄せた。間違いない、この子は私が産んだ子――ブラントはまだ知らないけれど、結婚前の彼とたった一度だけ過ごした、あの夜に授かった子だわ。 ■〈小さな命に祝福を〉と題してお贈りしているベビーロマンス特集。3年前、ブラントとの一夜のあと、辞表を出して旅に出たアニー。妊娠に気づいたときには、時すでに遅く、彼は別の女性と結婚していたのでした。衝撃の再会から始まる、シークレットベビー物語! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-ジョージーは、不本意なかたちでチャールズに純潔を奪われた。しかもそれを、彼の異母弟で裕福な銀行家コナンに知られてしまった。コナンは「責任を取って彼女と結婚しろ」とチャールズに迫ったが、あろうことか、チャールズはその後事故で急死する。いったいこれからどうなるのだろう。おなかの子は……?そう、彼女はあの一度きりで妊娠してしまっていたのだ。災難は続き、今度はジョージーが事故を起こして記憶を失う。病院に駆けつけたコナンが言った。「妻も子も無事でよかった……」私に、こんなにもハンサムで優しい夫がいたなんて。退院を迎えた夜、ジョージーは夫の熱い抱擁に迷わず身を任せた。 ■記憶喪失はハーレクイン・ロマンスでもずっと人気のテーマ。ジャクリーン・バードが贈る今作は、次々起こる驚きの展開にページを繰る手が止まらなくなること請け合いです。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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5.0もう2度と、きみをベッドから逃がすような過ちは犯さない――幼い頃から兄代わりに慕ってきたギリシアの大富豪レオン・グレゴリス。18の誕生日に彼と婚約後、まもなくレオンの浮気が発覚し別れを選んだビーだったが、それから3年、亡き父の会社を相続し共同経営者となった彼と、ついに再会を果たす日がやって来た。過去の屈辱を思い出し身を固くするビー。その様子を見た彼は余裕の笑みを浮かべ、挨拶代わりと言わんばかりに衆人環視のなか強引に唇を奪ってきた!※この作品はオリジナル版に着色したものとなります。
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-ホテルの受付アルバイトをするフィービーとギリシアの大富豪ジェドは互いに夢中だった。彼に抱かれ、愛されて幸福感に包まれていたフィービーは、ある日妊娠を知り、喜び勇んで彼に打ち明ける。だが、思いもかけないジェドの言葉に打ちのめされた。「愛人の妊娠を望む男など、この世にいない」ショックのあまり彼女は流産し、失意のうちにジェドの前から姿を消す。だが5年後、突然彼は現れた。フィービーはジェドと2度と会いたくない理由があり、その場を逃げ去るが…。※この作品はオリジナル版に着色したものとなります。
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3.01年前ジェマは、ゆきずりの男性と一夜をともにした。だが、彼女はそのことが片時も頭から離れない。彼女は亡くなった夫をまだ愛しており、結婚指輪をいまだにはずせないのに…。そんな時、彼女の父の横領が発覚した。だが父を援助するという男性が現れた。その男性こそ1年前の忘れようとして忘れられない男性だった。彼の名はルーク。動揺するジェマに、彼は思いもかけない提案をしてきた。それは彼女が彼と結婚すれば、すべての負担を彼が負うと言うのだが…!!
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-大学生のソフィはシチリアで12歳年上の大富豪マックスに恋をした。世の女性が放っておかない彼のような魅力的な男性に求愛され、ソフィは天にも昇る思いで純潔を捧げた。しかし、二人のあいだで結婚の約束まで交わしたというのに、ほどなく彼と長年噂のある女性との親密な会話を立ち聞いてしまう。ショックを受けたソフィは、即座に別れを告げたのだった。7年後、とあるパーティで二人は再会を果たす。ソフィの父親の会社が窮地にあると知ったマックスは、負債を引き受ける代わりに、君を愛人として囲うと言い放った――かつて一方的に離れていった彼女を、飽きるまで楽しむつもりで。 ■ソフィは幼い義弟を路頭に迷わせないために、マックスとの屈辱的な取り引きに応じざるをえませんでした。けれど、いざヴェネチアの屋敷での同棲生活が始まると、ソフィの中にあった情熱の残り火が今にも再燃しようとして……。狂おしいほどにもつれる愛の物語。
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-家の窮状を救うため、ある投資家の要求を聞いてほしい――会社を危機に陥らせた兄の懇願に、カサンドラはうろたえた。投資家ディエゴは、彼女と4夜を過ごすことを条件に、援助を申し出たのだという。カサンドラの胸はかき乱される。カサンドラにとって、美しいディエゴは目の毒でしかない。ずっと好きだったのだ。見るだけで胸が締めつけられるほどに。しかも、非情と噂される彼にかかわれば傷つくことになるだろう。ためらうカサンドラに、純潔を捧げる初夜が来て……彼の唇は、いともたやすく封印していた恋心を揺さぶり起こした。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-アンバーは女学生のように野暮ったい自分が大嫌いだった。ある日、友人スピロのパーティで、怜悧な美貌の彼のおじ、ギリシア人富豪のルーカスと出逢い、生まれて初めて恋に落ちる。彼の目を引くために洗練された女性を装い、愛人関係を結ぶが、やがて美しすぎるという理由でアンバーは捨てられるのだった。アンバーにとって、彼は唯一無二の男性だったのに――数年後、アンバーのもとに再びルーカスが現れる。驚いたことに、死んだスピロが彼女に遺産を譲ったというのだ。富を分散させないための結婚を強要されて、アンバーは絶望する。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!無慈悲に私を裁いたダンテ――彼と再会するなんて! 友人に頼まれ、パーティーで恋人のふりをすることになったベス。そこで出会ったのは、今も悪夢に出てくる弁護士ダンテ。19歳のとき、無実の彼女を刑務所に送った悪魔だ。名前も過去も捨て、ようやく新しい人生を手に入れたのに。憎々しい敵のはずなのに、男らしい魅力を増した彼は悠然とした誘惑でベスの鼓動を速める。私をおぼえていないの? ダンテは公衆の面前でベスの唇を濃厚に奪い、激しく求めてきて…!?
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4.0【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!ソフィが働くホテルのオーナーで、“世界一魅力的な男”として社交界やゴシップ誌をにぎわせているマックス・クインターノ。彼からディナーに誘われたソフィはドレスを買い与えられ、夢のような時間を過ごす。運命の恋と信じて純潔を捧げた翌日、ソフィは彼と義姉の残酷な計画を立ち聞いてしまう。ふたりは不実な恋仲にあって、偽装結婚にソフィを利用しようとしていたのだ! 別れを告げて4年後、父がマックスに借金し、その代償にソフィを求めていると聞き…!?
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5.0マリーは祖父がつれて来た客を見て息をのんだ。レイナー…7年間、決して忘れることのできなかった人。彼とは16歳のときに出会い、バージンを捧げた。だが、彼のふとしたひとことで言い合いになって警官が呼ばれ、そのままひき裂かれてしまった。その後、マリーは祖父にひき取られ、フランスに移り住んでいた。久々の再会だったが、彼は彼女に気づいていないようだ。彼を見てマリーはかつての思いにとらわれていた…この再会が仕組まれた偶然とは夢にも思わずに。
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5.0両親を亡くし伯父に引きとられたゾーイにとって、伯父のもとで働く13歳年上の敏腕弁護士ジャスティンは憧れの人。18歳の誕生日パーティーの日、恋人同伴で現れた彼を見て失恋を味わったはずなのに、2年経った今も彼の姿に胸はときめいてしまう。ところがバレンタインの日、ジャスティンが突然プロポーズしてきた。諦めていた恋の成就に喜んだゾーイは彼と結婚するが、なぜか夫婦の寝室は別にされ…さらに、伯父が彼にゾーイとの結婚を頼みこんだという噂話を聞いて!?
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-資産家女性の専属セラピストとしてエーゲ海クルージングに同行するサフラン。青い海と空に囲まれ楽しんでいた矢先、雇い主の息子でギリシア人実業家のアレックスが現れた。彼はふたりを無理やり自分のクルーザーに乗り換えさせると、サフランを母の資産目当ての詐欺師だと決めつけ、警告と称して唇を奪ってきた。なんて横暴なの!? でもこの瞳、どこかで…? 胸騒ぎを覚えたまま彼の魅力に翻弄されるサフラン。情熱の炎を瞳にゆらめかせる危険な男との旅が始まる――。
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-2年前の出逢いで、ヘレンは大富豪カルロの虜になった。魅力があるぶん、何かがあるだろうとはわかっていたが、惹かれる心をとめられなかった。彼の素性を知るまでは。カルロはかつて、婚約者をヘレンの父親に奪われていたのだ。自分が仇の娘だと知っては、この恋を諦めるしかなかった。その父と継母も今は亡く、そんなときにヘレンの前に現れる――暗く熱を孕む目をしたカルロが。そして吐き捨てるように言った。「君の父親に奪われたものを、君から僕は奪う」カルロの復讐――それは結婚し、ヘレンを妊娠させること……。
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-ヘレンはこの3年半、親友デリアが密かに産んだ赤ん坊の面倒を見ている。親友からの連絡が途絶えて1カ月、不安が頭をもたげ始めたとき、デリアの大富豪の兄――巨万の富を誇るギリシア人銀行家、レオン・アリスティデスが現れた。妹の訃報と遺言をたずさえて。そして、妹の遺児を二人で育てるためヘレンに結婚をもちかけてきた。ヘレンは事故で両親を失い、後遺症のせいで妊娠は望めない。レオンとの結婚に同意しなければ、たった一人の家族とも呼べる赤ん坊のニコラスを取り上げられてしまうのだ。やむなく承諾したヘレンはしかし、レオンの魅力に抗えず純潔を捧げたあと、彼の冷たい企みを知って……。 ■尊大で情熱的なギリシア人ヒーローの魅力が炸裂! ピュアなヒロインを振り回す、彼の非情な企みはやがて……。男女の愛憎物語を描かせたら右に出る者なし、ジャクリーン・バードの名作です。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-サラは、親友夫婦の船舶旅行に同行していた。ある島に寄港した一行の船の隣に、豪華なクルーザーが停泊する。クルーザーの所有者は、ナポリ名門一族の完璧な貴公子らしい。興奮ぎみな親友の言葉を、サラは聞くともなく聞いていたが、夜のパーティに現れた男性を見て、言葉を失うしかなかった。グイード・バルベリ――二度と会いたくなかった、かつての夫。身ごもっていた子を流産すると、彼の父から手切れ金を渡され、ぼろ屑同然に追い払われたのだから。泥棒猫とまで蔑まれて。身動きできないサラに、彼の怜悧な美貌が平然と微笑んでいた。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.5アビーは大富豪ニックと愛しあい、結婚したが、幸せは長く続かなかった。冷たいベッド、女優とのゴシップ、秘書との親密な関係。それでも彼を愛していた。そんな中、アビーは妊娠に喜び彼に告げるも、思いがけず突き放されてしまう。「興味もない」と。その後、一方的に離婚され、子供は認知すらされなかった。涙に暮れたあの時から4年。ニックは再び現れ、復縁を迫ってきた。いったいどういうつもり? 抵抗したいのに、彼の瞳にまた囚われてしまいそうで…。
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4.0イタリアの悪魔との偶然の再会に、ベスは血の気が引いた。この無慈悲な弁護士ダンテのせいで無実の罪を着せられて、まだ10代だったベスは、奈落の底へと突き落とされたのだ。冷たいほどに端整な、その憎い美貌を再び見ることになるとは。だが、彼女を忘れているらしいダンテに情熱的に迫られて、しだいに拒みきれなくなり、ついにベスは一夜を明かしてしまう。忌まわしい、あの過去の呪縛から逃れたいと願っていたのに――しかも2週間を過ぎて、突然ダンテが現れ、詰め寄ってきたのだ。「答えてくれ、妊娠したのか、していないのか」 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-仮装パーティで、赤い悪魔の扮装をさせられたエミリーは、黒衣の天使に扮した実業家、アントン・ディアズに紹介される。「僕はきみが欲しい」と囁かれ、初対面での誘いに驚きながらも、セクシーな彼にあらがえず、エミリーはたちまち恋に落ちた。性急なプロポーズののち、純白の花嫁衣裳で式を挙げ、ハネムーンを過ごすために、ふたりは一路南フランスへ。ところが、甘すぎる愛の交歓をした翌朝のことだった。アントンは黒い瞳に悪魔のような光を宿し、彼女に告げたのだ。エミリーと結婚した真の理由を、残酷な本当の彼の姿を。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-事故で1カ月も昏睡状態にあったメイブは、記憶を失っていた。退院した彼女を迎えたのは、夫のダリオ・コスタンツォ。世界的大企業の創業者一族の御曹司で、とびきりのハンサムだ。自家用ジェットで飛んだ静養先は楽園のように豪奢なヴィラで、メイブはともに過ごすうち、ダリオに強く惹かれていった。こんなにもお金持ちで素敵な男性が、わたしの夫だなんて……。ダリオは彼女を気遣い、情熱的に見つめても、触れようとはしない。もし記憶が戻ったら、本当の夫婦に戻れる? 子どもを作れるかしら。だがまもなくして、メイブにとって衝撃的な事実が明らかになる。二人には既に赤ん坊がいた。夫はそれを、ひた隠しにしていたのだ! ■HQロマンスで長きにわたって活躍したベテラン作家キャサリン・スペンサー。なかでもひときわ印象深い、記憶喪失と夫婦元さやをテーマにした作品をお届けします。はたしてメイブの事故の真相は。なぜ夫は二人の愛の証を隠していたのでしょうか。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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3.5熱い視線を感じて目をやり、ウィローは釘づけになった。そこには、彼女の運命を狂わせたギリシア人富豪テオがいた。女性なら誰もが夢中になるような男性に、情熱的に求められては、未経験の娘などひとたまりもなかった。まだ18歳だったのだ。だが、純潔を捧げたすぐあとに、テオに婚約者がいると知らされ、屈辱に震えながら、逃げるように彼のもとを去った――今、テオは目をきらめかせ、自信に満ちた足取りで近づいてくる。あの日にできた、子どもの存在だけは知られたくない。ウィローは内心の動揺を気取られないよう、視線を引きはがした。 *本書は、ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-シャーロットは、画家だった父の遺作展覧会で、若きイタリア人実業家のジェイク・ダマートと出会った。遺作となった裸婦画のモデルは、父の若い愛人で、ジェイクの妹だったのだが、シャーロットが知るはずもない。自分がジェイクにとって、憎き男の娘であることなど露知らず、シャーロットはその謎めいた魅力に強く惹かれていった。誘われるままバカンスに同行し、ジェイクに身も心も捧げたが、休暇が終わると、彼からの連絡はぱたりと途絶えた。わたしは弄ばれたんだわ――シャーロットは打ちのめされた。体の中に息吹いたばかりの小さな命が、愛の証ではなかったことに。 ■HQロマンスで不動の人気を誇るJ・バードが描く、手練れのラテンヒーローと無垢なヒロインのロマンスです。非情なヒーローはヒロインを翻弄しますが、同時に彼女のピュアな愛に心溶かされていくのです。愛憎の螺旋の終着地を見届けてください。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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3.7花形ファッションモデルのリーナ・ローレンスの最後の仕事、それはチャリティオークションで彼女とのデートを落札した男性と、ディナーをともにすること。これが終われば、明日からは本名のケイティ・メルデントンに戻り、念願の陶磁器デザイナーとして再出発することができるんだわ。しかしデートの相手を見て、彼女は息をのんだ。そこには4年前、彼女を裏切り深く傷つけた元恋人ジェイクがいたのだ。なぜあなたが、大金を使ってまで私との時間を手に入れたの…。
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-パーティに姿を現した男性を見て、ジェイシーの鼓動は速まった。10年前に別れた、傲慢でハンサムなレオがそこにいた。目を閉じると、封印していた悦びや胸の痛みが甦ってくる。まばゆい太陽のもと、彼の魅力に抗えなかった日々が。レオとは結婚まで考えたが、彼はギリシアの大物実業家で、しかも思わぬ誤解から娼婦と侮蔑され、手酷く捨てられたのだ。それなのにいま、レオは臆面もなく彼女を誘惑してきた。微笑の裏に嘲りを潜ませて。「いつもこうしてじらすのか? じらされるのは好きじゃない」
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-大富豪ロークの妻として幸せに暮らしていたアンジーは、1年前に夫の浮気を知って家を飛び出し、今は独りで暮らしている。ある日、アンジーの弟がやってきて、驚愕の事実を告げた。ロークの口座で決済されるアンジーのカードを無断で使い、インターネットの株取り引きで莫大な額の損失を出したというのだ。それを知ったロークが、アンジーに会いに来いと言ってきた。いちばん顔を合わせたくない相手に弱みを握られてしまった――屈辱をこらえ、お金は少しずつ返すと訴えるアンジーだったが、ロークはからかうような冷笑を浮かべ、妻を抱き寄せてささやいた。「きみを呼んだのは、このためだ」 ■ポルトガル人の夫が妻を呼び戻した理由――それは、あまりに残酷で甘美な復讐のためだった! 寡作ながら、HQロマンスで絶大な人気を誇るミシェル・リードの夫婦元さやロマンスです。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-訪れたバルセロナで、19歳のローズは若き銀行家ハビエルと出会い、結ばれた。だが、ふたりの恋が砕け散るのに時間はいらなかった。10年後――従妹の婚約パーティで、はからずもハビエルと再会した彼女は、激しく動揺する。あのあと、ローズはせめて妊娠したことだけでも告げようとし、彼が他の女性との結婚を控えていると聞かされて、流産したのだ。ハビエルはローズの顔も覚えていないのか、社交的な仮面をつけ、「お会いできて光栄だ、ロザリン・メイ」と笑顔で挨拶した。 *本書は、ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-ロンドンの大学へ進学が決まっている18歳のペニー。けっして裕福ではない家計の事情もあり、彼女の父は広大な敷地の一部をイタリア人実業家ソロに売却することを決めた。ソロをひと目見た瞬間、ペニーは初めての恋に落ち、彼からプロポーズを受けたときは心から喜んだが、結局、ソロの隠された一面を見てしまい、涙を隠して立ち去った。4年後、事故で父を亡くしたペニーは驚くべき事実を知る。相続するはずの家と土地の半分をすでにソロが手に入れていたのだ。別人のように冷酷になった彼は、ペニーに結婚を迫ると、強引に海辺の隠れ家へ連れ去った。これはハネムーンだと告げて。■ジャクリーン・バードが描くヒーロー像は、なんといっても傲慢、冷酷、非情。それにもかかわらず、なぜこうも魅力的なのか……?その秘密が、この作品の中に隠されています。 *本書は、ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-義理の兄の頼みで、ベスはあるパーティに赴くことになった。そのなかにきわめて魅力的だが、踊る彼女を苦々しげに見下す男がいた。だが次の瞬間、表情を一変させ、彼はにこやかにベスに近づいてきた。男は10年で巨大ビジネス帝国を築いた実業家として名を馳せるデクスター・ジョルダンニ――イタリア人大富豪だった。ベスは翌日の食事に誘われ、1週間後には婚約指輪を渡された。あまりに速い展開に驚きながらもベスは舞いあがり、デクスターが近づいた真意など疑いもしなかった。 *本書は、ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.0常夏の島で休暇を楽しんでいたライザは、目の前に現れた人物に凍りついた。ニック・メネンデス! 大物実業家である彼のことは、母親同士が親友のため幼い頃から知っている。そして初恋の人。けれどライザが16歳のとき、思わぬ誤解をうけニックにふしだらな女と罵られたのだ。そうして初恋は無残に砕け散り、以来ずっと彼を避けてきた。その彼がなぜここに? ライザは偶然の再会に戸惑うが、同時に恋の炎が燃えるのを感じた。この再会は彼が仕組んだことだとも知らず…。
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-ケリーは、ハンサムなイタリア貴族ジャンニ・マルディーニに見初められ、誰もが羨む伯爵夫人の座についた。だが、上流社会に馴染めず、同居している義母や義姉からも陰湿ないじめを受け、心は徐々に蝕まれていくのだった。夫は、毎晩、ベッドの上では情熱的に愛してくれるが、義母や義姉と上手くいかないと訴えても聞きいれてはくれない。出産後、ますます孤独感が募るケリーは、ある日、未亡人の義姉とジャンニの抱き合う姿を見てしまう。打ちのめされて、彼女は赤ん坊をつれてジャンニの元を去った。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-サリーは冷酷な資産家である父のもとから独立し、いまは博物館研究員として働いている。施設にいる病床の母を見舞いながらの生活は楽ではなかったが、無関心な父の代わりを務められるのはサリー以外にいなかった。ある日、サリーは父親のオフィスでひとりの男性と出会う。買収王と呼ばれる豪腕な実業家ザック・デルッカだった。まるで獲物を狙う猛獣のようなまなざしを向けてくる彼に、サリーは嫌悪感を覚えた。わたしをなんだと思っているの?答えは数日のうちに明白になった。サリーの最も望まないかたちで。名うての買収王が父親に要求したのは、そう、彼女の身体だったのだ。 ■近年のHQロマンスを代表する作家の一人、ジャクリーン・バード。初版当時の編集担当が絶賛する愛人契約がテーマのロマンスです。どんな困難も健気に乗り越えてきたサリーは、ザックの脅迫的な誘惑にも、せいいっぱい反発しようとしますが……。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-22歳のレベッカは優秀な成績で大学を卒業したばかりだった。そんな彼女が出会ったのは、美しい容姿に金褐色の瞳…年上の人類学者ベネディクトだ。周囲は彼を難しい男だと警告するが、レベッカは“傷ついても後悔はしない”と想いを貫く。そんな彼女に応えベネディクトも紳士にエスコートし、ふたりは順調に交際を進めた。しかし「君はまだ、無垢な少女のふりをするのか?」彼のこの言葉が嫉妬ではなく、ある“目的”があることに、幼い彼女は気づきもしなかった――。
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3.6母を亡くし傷心するリサに、不仲な義兄がなぜか有名な実業家のアレックスを紹介してくれた。それは雷に打たれたような衝撃の出会いで、一瞬で恋に落ちたリサは彼との結婚を決めた。夢のような新婚生活はリサの身も心も満たしてくれたが、それも長くは続かなかった。リサは亡き母からひき継いだ会社を彼が潰そうとする企てを偶然、聞いてしまったのだ。やさしい言葉に騙されて、その裏にある罠にまったく気づかず、愛に溺れてしまうなんて――。
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-イタリアの貴族だった、母の愛人が遺した遺産のことで、ある日、若い女性がロッコという美男をともなって現れる。眩いばかりの美貌の男に熱いまなざしをむけられて、胸苦しくなるマーリーンだったが、心はすぐに踏みにじられた。マーリーンこそを貴族の愛人と決めつけたふたりが遺産を奪うために、彼女をロッコに誘惑させようと企んでいるのを立ち聞いてしまうのだ。金づるを探す卑しい女と彼から蔑まれ、マーリーンの唇はわなないた。 *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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3.3貧村で息子と暮らす日々に、アビーは満足していたはずだった。だが偶然村を訪れた、大富豪の元夫ニックとの再会が、彼女の運命を狂わせる――。ギリシア人の夫との結婚は最初はおとぎ話のようだったが、彼が外で遊ぶようになり、やがてベッドも冷たくなった。しかも妊娠がわかると罵倒され、追い出されたのだ……。あれから4年、いまになって現れたニックに再婚を迫られて、断れば村への融資を延期すると脅されてしまう。
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3.5セリーナは祖父の葬儀で、元夫リオンと再会した。彼とは6年前に結婚し、すぐに破局を迎えた。セリーナが浮気をしたと彼が誤解したのだ。けれどある事情でお金が必要になったセリーナは、やむを得ず資産家のリオンにすがった。すると彼は、2週間自分のクルーザーでともに過ごすなら願いを聞き入れてもいいと言う。目的は明白だ。いまだに私を軽蔑しているくせに、体だけを求めるのね? けれど他に選択肢を持たないセリーナは、彼の要求を受け入れるしかなかった!!
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5.0パリサは全身黒い服に身を包み、暗い部屋へ侵入した。結婚を控えた親友がたまたま撮られてしまったヌード写真。ここに住む悪党は、それをねたに親友を脅迫しているのだ。引き出しの中に目的の写真を見つけ、脱出しようと身を翻した瞬間、壁のように頑丈な体に行く手を阻まれて仰向けに組み敷かれた。見覚えのある漆黒の瞳に力強い顎。あれは10年前……まさか、ルク!あなたがゆすり屋だというの?困惑するパリサに、彼は余裕の笑みを浮かべて言った。「警察に突き出されたくなかったら、取引をしようじゃないか」 *本書は、初版ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.3ホテルの受付アルバイトをするフィービーとギリシアの大富豪ジェドは互いに夢中だった。彼に抱かれ、愛されて幸福感に包まれていたフィービーは、ある日妊娠を知り、喜び勇んで彼に打ち明ける。だが、思いもかけないジェドの言葉に打ちのめされた。「愛人の妊娠を望む男など、この世にいない」ショックのあまり彼女は流産し、失意のうちにジェドの前から姿を消す。だが5年後、突然彼は現れた。フィービーはジェドと2度と会いたくない理由があり、その場を逃げ去るが…。
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-パーティ会場で、レアンドラは自分の格好にうんざりしていた。露出度の高い悩殺的なドレスに厚化粧、これではまるで商売女だ。レアンドラはゲイの親友クリスに頼まれ、彼の恋人で、祖父に結婚を迫られているギリシアの若き富豪デモスのために、デモスの愛人役を演じるという芝居を打つことにしたのだ。だが、祖父に付き添ってパーティに現れたデモスの従兄テオを見て、その強烈なセックスアピールに、レアンドラはぼうっとなる。金目当ての悪女と決めつける、テオの蔑みの目に傷つきながら。やがて祖父の命令で、魅力的なテオと共に、美しいエーゲ海の小島に監禁されることになるとも知らずに。 ■閉じ込められた島に二人きり。「従弟ときみを引き離すためだ」と、テオはレアンドラを誘惑して……。ハーレクイン・ロマンスの人気作家J・ジェイムズが溺れそうに甘く熱い恋のかけひきを描きます。 *本書は、初版ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.3本当はずっとあなただけを見てきた。今度こそ、わたしを奪って。■ビーは二十一歳の誕生日を笑顔で迎えていた。優秀な成績で大学を卒業し、明日からは、亡き父が遺してくれた会社でしかるべき地位につく。誕生日パーティは退屈だけれど、気分は上々だ。「やあ、フィービ」その名前を呼ばれ、ビーは全身が凍りついた。彼女をそう呼ぶのは世界じゅうでただ一人――レオンだけだ。ビーは十七歳のとき、レオンと婚約した。父の共同経営者の息子で十四歳年上の彼にビーは夢中になったが、ほかの女性の影がちらつく彼に不信感を覚え、婚約を解消したのだ。「実に魅力的な女性になったね」唐突にキスをされ、ビーは思わず応えていた。二度と傷つけられたくないのに。
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3.0彼はわたしの運命の人。たとえ傷ついてもこの恋はあきらめない。■ひと目で男性に心を奪われる――そんなことが自分の身に起こるとは思ってもみなかった。オックスフォード大学を優秀な成績で卒業し、法学部助教授の研究助手を務める二十二歳のレベッカが運命の人に出会ったのは六月のある日のことだった。助教授の勧めで人類学の講演を聴きに行き、最前列に座って、講演者のベネディクト・マクスウェルと目が合ったとたん、その魅力的な声、金褐色の美しい瞳のとりこになってしまった。講演のあとのパーティーでベネディクトに紹介されたレベッカは、彼に話しかけられ、熱っぽく見つめられたうえ、明日の夜、食事をしようと誘われて夢見心地でうなずいた。初めての恋にふさわしい男ではないという助教授の警告も耳に入らないままに。
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4.0下級貴族を父に持つペニーは、久しぶりに明るい気分でロンドンの街を歩いていた。処女作に続いて四冊の本の契約がまとまり、絵本作家としての未来に展望が開けたからだ。そうよ、いつまでも両親の死を嘆いてばかりはいられない。だが数時間後、弁護士を訪ねたときには再び目の前が暗くなった。ペニーが相続するはずだった屋敷と土地の半分が、すでに第三者の手に渡っているというのだ。「父は、誰に屋敷の権利を売ったんです?」「イタリアの実業家、ソロ・マッフェイアーノという方です」ペニーは愕然とした。そんな残酷なことってあるかしら。よりによって、昔、私を裏切った人が買い手だなんて!
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-ファッションショーのモデルとして訪れたバルセロナで、十九歳のローズは若き銀行家ハビエルと出会い、結ばれた。だが翌朝、初めての恋は無残にうち砕かれる。傷心の彼女はイギリスに帰り、学業に戻って医師を目ざした。十年後、アフリカで医療に携わっていたローズに転機が訪れた。心身の疲れから、休養せざるをえなくなったのだ。帰国直後の週末、従妹の婚約パーティに出たローズは、従妹のフィアンセの叔父を紹介され、愕然とした。ハビエル!私を一夜かぎりで捨てたひと……。「お会いできて光栄だ、ドクター・ロザリン・メイ」笑顔で挨拶するなんて、私のことを少しも覚えていないのね。どうかこの傲慢な悪魔が記憶をよみがえらせませんように。
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3.8夫ともっと愛し合いたい。だが夫の自制心は信じられないほど強く……。■ゾーイは二十歳のバレンタインデーの夜に、初恋の男性であるジャスティンと結ばれ、結婚した。十四歳で両親を亡くし伯父に引き取られたときから、ゾーイは伯父の法律事務所で働く彼をずっと慕ってきた。ジャスティンは彼女より十五歳年上の、野心的な弁護士。これから楽しい新婚生活が始まると思っていたのに、彼は寝室を別にし、愛し合うのも控えめで、ゾーイの心は満たされなかった。さらにジャスティンは出世のために結婚したという噂を聞き、彼との深い仲をあからさまに語る女性が現れると、ゾーイは家を飛び出してしまう。彼に愛されていないという絶望的な思いから、身ごもっていることも告げぬまま……。
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-どうして正直に言ってくれなかったの?僕は船乗りではなく、伯爵だ、と。■ああ、人生ってすばらしい!夏の太陽に輝く湖のほとりで、ケリーはつぶやいた。秋に就職を控えた彼女は、親友ジュディの一家に誘われ、イタリアのガルダ湖畔に立つ別荘に来ていた。ある日、ケリーは別荘に侵入しようとした男を捕まえる。だが、泥棒に見えた男はジュディの夫の友人で、ジャンニと名乗った。誤解がとけると、ケリーは船乗りらしい素朴な彼に惹かれ、楽しいデートを重ねたすえに、彼に身を捧げる。数日後、ジュディとオペラを見に出かけたケリーは、“結婚したい男性ナンバー・ワン”という伯爵を紹介された。彼こそ、ケリーをバイクに乗せて走り回っていたジャンニだった。わたしはイタリアの貴族にもてあそばれた……。ケリーは怒りに身を震わせた。
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3.5一夜の過ちの結果、彼女の人生は思わぬ方向に進みはじめた。■「そんなばかな! おなかの赤ちゃんはどうなるの!」ジョージーは婚約者チャールズの訃報を聞いて、顔面蒼白になった。軍人の彼は、ジープを運転中地雷を轢いて即死したという。婚約後、彼への愛はほんものでないと気づき、いずれ婚約を解消するつもりでいたけれど、まさかこんなことになるなんて。ジョージーはその晩、一睡もできずに朝を迎えた。次の日、チャールズの腹違いの弟コナンが、彼女に話があると言って訪ねてきた。コナンとは何回か顔を合わせているが、彼のことはほとんど何も知らない。葬儀の相談でもするのかと思っていると、コナンはとんでもないことを言い出した――子供のためにも、できるだけ早く自分と結婚するほうがいいと……。
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4.7金づるを探す卑しい女を誘惑し、無一文でほうり出してやる――。マーリーンが偶然立ち聞きしたのはひどい企みだった。マーリーンの母にはパオロという恋人がいたが、既婚者だった彼とは長年家族同然に暮らしながらも一生愛人関係のままだった。やがてふたりが相次いで亡くなると、イタリア貴族だったパオロの遺産について話がしたいと、パオロの知人と名乗る男性が突然乗り込んできたのだ。彼はマーリーンをパオロの愛人と思い込み、蔑みをあらわに接してきて!?
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3.0追い立てられるように車を飛ばした私は事故に遭い、半年間の記憶を失ってしまった。目覚めた私の前に現れたのは、夫を名乗る素敵な男性。そして驚くべきことに私のお腹のなかには彼の赤ちゃんが! 半年前まで恋人すらいなかった私がいつ結婚をしたの!? 何ひとつ思い出せない私に、彼は日々熱い愛をささやき、やさしく接してくれる。だけど夢でみる彼の顔はとても冷たく、涙があふれて止まらない…。あの夢は何? 私はこのまま幸せに暮らしていていいの!?
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3.7好きでもない人の子供を産む。そのために結婚するなんて……。■悪魔とデートするときはどんな服装がいいの?スペイン王朝の血を引くダニエル・ダルボアは、母親とともに、メルボルンで高級ランジェリー・ショップを経営している。一人娘として母を支えてきたものの、店は破産の瀬戸際だ。今夜ダニエルが食事をともにするのは、彼女の店が入っている建物の持ち主、レイフ・バルデス。なんらかの便宜を図ってもらおうと、ダニエルは必死だった。スペイン系移民でシカゴの貧民街で育ったと噂されるレイフは、三十代の実業家だが、成功の陰にはよからぬ話がつきまとっている。彼は莫大な額の援助とともに、愕然とするような提案を口にした。自分と結婚し、スペイン貴族の血を引く跡取りを産んでほしい、と。なんて人――あきれて席を立ったダニエルに、レイフは言い放った。「これはビジネスだ。それ以上でも以下でもない」