検索結果

  • 禁断の芽ばえ
    3.0
    華やかで美しく活発な姉ヘレンの陰で、いつも目立たず地味でおとなしい一方のベスは、常識的で、夫として理想的な幼なじみのトムと婚約した。二人の婚約披露パーティーが開かれた夜、相変わらず派手に着飾ったヘレンが、恋人を連れて現れた。強烈な魅力を発散するイタリア系の男性、ルーク・ヴァッカリだ。ルークはなぜか執拗に熱い視線でベスを追い続け、彼女は経験したことのないいらだちと激しい反発を感じる。すっかり調子を狂わされたベスを、ルークは無理やりダンスに誘った。熱いキスまで奪ったあと、彼は動揺するベスの耳元でささやいた―もっと自分らしく、思いどおりに生きるべきだ、と。そのときから、ベスの人生は何か奇妙に歯車が狂い始めた。
  • ボス運の悪い人
    4.0
    22歳のエミリーは、とことんボス運に見放されている。5社目の会社も、またしても上司のセクハラが原因で解雇。その後ようやく得たのが、一流企業の社長秘書の職だ。今度のボス、バーデンは、ハンサムなばかりか紳士的で敏腕で、まさに完璧だった――ただひとつ、女性問題を抜きにすれば。毎日のようにかかってくる、違う女性からの誘いの電話。しかも、見境なく友人の奥さんとまで戯れている様子だ。ボスの女性関係など秘書の自分には関係ない、そうわかっていつつも、エミリーはなぜか苛立ってしまい……。
  • 雨のなかの出会い
    3.0
    激しく降る雨は彼女の心も濡らした。今日、また男性に対する不信が生まれたから。■会社を辞めたあと、住み込みの家政婦として働いていたマロンは、雇主から暴行されそうになって、夢中で家から逃げだした。人っ子ひとりいない田園地帯に雨は容赦なくたたきつけ、ひたすら歩きつづける彼女はずぶ濡れになった。義理の父、義理の兄、元ボーイフレンド、そして今日の雇主。マロンの人生は、男性から受けたひどい仕打ちの連続だった。だから車が通りかかり、運転していた男性に乗るよう言われても、男なんてこりごり、と一度は拒否したほどだ。その男性はハリスと名乗り、近くにある改修中の屋敷の所有者だった。彼はマロンを落ち着かせ、彼女に屋敷の管理人の仕事を申し出た。そして、彼女の逃げてきた事情をすべて聞きだすと、さっきまでのマロンの雇主が自分の妹の夫であると打ち明けた。なぜ最初にそう言わなかったの? マロンの胸に疑念が渦巻いた。
  • 恋するクリスマス
    3.5
    出張中の恋人から2週間ぶりに電話があり、ジャーメインはいぶかった。口調があやしい。それもそのはず、出張というのは真っ赤な嘘で、彼の兄ルーカスの屋敷にいたという――ジャーメインの姉と一緒に。まただわ! 美しい姉エドウィナに、これまで何度も恋人を奪われてきた。あきれはてて別れを告げるジャーメインに、彼は懇願した。エドウィナが怪我をしたので世話をしに来てほしい、と。きっとルーカスに乗りかえるつもりの姉が、屋敷にとどまるために仮病を使って彼を操っているのだろう。頼みを断ると、今度はなんと屋敷の主のルーカスが迎えにやってきた。初めてルーカスを見たとたん、ジャーメインは息が止まりそうになり……。■美貌の姉にいつも恋人を横取りされるジャーメインが、14歳年上のルーカスの大人の魅力に圧倒されます。案の定、媚態をふりまく姉に辟易しつつも、恋に落ちていく自分も止められなくて……。
  • 親密な契約
    -
    結婚の条件は子供を産んだら離婚すること。それは二人のあいだの密約だった。■マーケティングの会社に勤める二十五歳のエレクサは、仕事ひと筋で、結婚などまるで眼中にない。悩みの種は、娘を結婚させようと次々に男性を紹介する母親だ。エレクサが結婚するまで、母親の干渉はやまないだろう。そんな折、エレクサは問題解決に願ってもない男の存在を知る。息子は欲しいが、妻はいらない。子供を産んだら即、離婚してくれる女性を探している――友人にそう言い放つ、国際通信会社の部長ノア・ペバレルだ。無謀にもエレクサは面識のないノアに連絡をとる。最初は半信半疑だったノアも、やがて彼女の提案を受け入れた。結婚はするが、住まいは今までどおり別。妊娠の可能性があるときだけ肉体的交渉を持つ、という取り決めだ。真実を知らないエレクサの母親は大喜びだったが……。
  • 始まりはウエディング
    -
    友人のパーティーでハニーはグレアムと言い争っていた。以前からグレアムはしつこく結婚を迫り、愛してもいない彼と結婚する気のないハニーはうんざりしていた。いくら断ってもあきらめないグレアムは、そのときもまた…そこへ、ベン・クレアモントという男性が現れ、ハニーをさりげなくパーティー会場から連れ出してくれた。静かなバーでベンは彼女の話を親身になって聞き、最初は警戒していたハニーもいつしか彼との会話を楽しんでいた。翌朝、ベンから電話で食事に誘われたハニーは、グレアムとの問題を解決する“完璧な”方法を提案された。しかし、それは彼女にとっては信じられない方法だった。グレアムから逃れるために、ベンと形式だけの結婚をするなんて…。
  • キスの魔術
    -
    ジェムはどうしても結論を出さなければならない問題を抱えていた。イエスかノーか、返事は二つに一つ。六カ月間、節度をわきまえた交際を続けてきた男性から先週の土曜日の夜、唐突にプロポーズされたのだ。彼の穏やかなキス、やさしい愛撫、マイホームへの夢…。でも、ジェムは、まだしびれるような熱い思いを知らない。
  • 謎のミセス
    -
    十八歳の時、ペリーはナッシュ・デバルーと結婚した。ただしそれは紙の上だけのことで、本人以外は誰も知らない秘密だ。六年後の今、どうしても離婚しなければならない事情が生じた。〈親愛なるナッシュ、離婚に同意してください〉ペリーは三月の春風に気づくゆとりもなく急ぎ足で手紙を投函したが、ナッシュからの返事はなく、数日後、新聞に衝撃的な記事が載った。
  • 愛人志願
    3.0
    マーシーは生まれ育った村で働いている。ある日、五年ぶりに、高校時代の親友ヒラリーが結婚式を故郷の村であげるためにロンドンから帰ってきた。派手な結婚式でブライズメイドをつとめるというだけでもひかえめでつつましいマーシーにとっては大事件だ。それなのに、とんでもない役目まで引き受けさせられてしまい…。
  • 情熱のフーガ
    -
    3年前、休暇でアンダルシアを訪れた21歳のキャシーは、ハンサムな大富豪ロマン・フェルナンデスに見初められた。だが夢のような求婚のあとに待っていたのは、悪夢の結婚生活。“名家にふさわしくない”と使用人にまで蔑まれ、頼みの綱の夫もほとんど屋敷におらず、その隣には他の女性が。ついに耐えきれなくなり、キャシーはイギリスに逃げ帰ったのだ。だがあれから1年、弟がロマンの金を横領したことが発覚した――告訴はしないでと懇願するキャシーに、ロマンは条件を出した。君が3カ月ぼくとベッドをともにするなら考えてもいい、と。
  • 恋は立入禁止
    完結
    4.0
    奔放な妹ジュスティーンとその恋人キットが雪崩で行方不明に。エレナはふたりの娘ヴァイオレットをひき取ろうとするが、ヴァイオレットは相続争いに巻き込まれ、キットの親戚に奪われそうになる。そこでエレナは同じ懸念を抱いたキットの兄ギデオンと、独身という不利な条件を解消するため、偽装結婚をすることに。あくまで偽装とは言え狡猾な親戚にばれないよう、必要最低限の親密な接触は避けられなかった。魅力的すぎるギデオンに、エレナは夢中になってしまい…?
  • 偽りの彼方に
    -
    祖父が持ちかけた結婚話に、キャットは取りあおうともしなかった。相手は遠縁にあたる実業家アルド。会ったことさえない男性だ。おじい様には気の毒だけれど、丁重に断ろう。だが家を訪ねてきた彼を一目見て、キャットは考えを翻した。「チャオ、キャタリーナ」甘い声に荒削りながら整った顔立ち。室内を満たす官能的な雰囲気に、キャットは数分後には彼との結婚生活を想像さえしていた。あれから十一カ月…。トスカーナの豪勢な別荘で、キャットは失意の新婚生活を送っていた。夫はずっと愛人と一緒で、家には寄りつこうともしない。きっと彼にとっては、祖父の財産めあての結婚にすぎなかったのだ。初めて会った日、彼の瞳の奥にきらめいた炎はなんだったのかしら。
  • こはく色の夢
    3.0
    事故で最愛の両親を失い、自らも大怪我を負ったアンバーは、生き延びた奇跡を噛みしめる間もなく、自分に残された余命がわずか半年だと知ってしまう。まだ22歳で、まともな恋愛経験すらないのに……。絶望して1週間ほど泣き暮らしたあと、彼女は現実を忘れようと、豪奢なホテルのバーに生まれて初めて足を踏み入れた。そこで出会ったのは、ウルフと名乗るゴージャスな紳士。経験のない胸のときめきを覚え、アンバーは願った――このすてきな男性に、最後に夢を見させてほしい、と。
  • 億万長者の恋 億万長者に恋して
    -
    『初恋』と題された肖像画のモデルは驚くほどキャロラインにそっくりだった。彼女が働く画廊によって新たに発見された幻のその名画は今夜、早くも買い手がつきそうな気配だ。キャロラインも『初恋』が早く画廊の手を離れることを望んでいた。肖像画が呼びおこした悲痛な恋の思い出に苦しめられていたからだ。彼女のそれも初恋だった。十二年前の、十七歳のあの夏。野性的なベン・デクスターに出会った日がすべての始まりだった。裏切られ、冷酷に捨てられて、狂おしい恋は終わったけれど…。絵を買いたいという客を迎えるための準備をすませた彼女のもとへ画廊の経営者がひとりの男性を連れてきた―ベン・デクスター。十二年の歳月は彼をすっかり洗練された男性に変えていた。リッチで傲慢なヒーローの華やかな輝きと、隠れた素顔の魅力を描いた、ゴージャスな恋物語。
  • 恋人宣言
    3.0
    兄とともにロンドンのフラットで暮らすリースは、契約文書作成のスペシャリストとして働いている。向かいのフラットに住むローズマリーは同じ町の出身で、夫に女性がいて苦しんでいるが、両親が離婚を認めないという。そんな彼女に秘密の恋人ができ、リースは何かと二人を助けていた。許されない愛に苦悩するローズマリーの恋人は、ある晩泥酔してリースのフラットを訪れ、兄のベッドに泊まった。ところが真夜中に彼のいとこを名乗る男が現れ、彼女をあばずれと罵る。翌朝出勤したリースは、新たに着任した社長を見てわが目を疑った。昨夜の失礼な訪問者、ネイラー・マッシンガムだったのだ!■社長と部下として運命的な再会を果たした二人の、オフィスロマンスをお楽しみください。
  • 二人で暮らせば
    完結
    -
    たったひとりの肉親である父を亡くしたキンバリー。ほかに身よりもなく、婚約者にもフラれたばかりの彼女にとって、もはや唯一心の拠り所は生まれ育った家、ブランコートだけだった。ところが父の遺言により、5か月以内に結婚しなければ、愛するブランコートの相続権を失うというのだ! 困り果てた彼女は、知りあったばかりの売れない役者、スレイドの生活のめんどうをみる代わりに愛のない結婚をもちかけようとする。だが、実はスレイドの正体は…?
  • 婚約の秘密
    3.0
    亡くなった母の形見であるアンティークの指輪。その大切な指輪を兄がなくしてしまい、ルーシーは落ち込んでいた。だが、あるパーティの席で、見知らぬ女性の指に母の指輪がはめられているのに気づく。女性にはジャドという連れの男性がいた。彼は先ほどからずっと、ルーシーに熱い視線を送っていた人で……。
  • 二人で暮らせば
    -
    父の遺言により、あと五カ月以内に結婚しなければ、何よりも愛している家ブランコートを相続できなくなると知り、キンバリーは窮地に立たされていた。そんな折、友人のパーティでスレイドという男性に出会う。彼はプレイボーイだから結婚してもすぐ離婚するだろう――友人のその言葉で、キンバリーはある計画を思いつく。
  • 僕だけを愛して
    3.0
    母が幸せになるならなんでもする。たとえ、したくもない結婚でも。■アリーは数年前、悲しい事情で父を失った。母はいまだに立ち直れず、貧しさのなかで希望も持てずにいる。そんな母に家を買ってあげようと、アリーはモデルになった。有名になった今も、派手な生活はせずに貯金に励む毎日だ。ある日、アリーは夢のような知らせを受けた。亡くなった伯父が、彼女に田舎の家を遺したというのだ。だが、それにはひとつ条件がついていた――伯父の死後一カ月以内に、アリーが結婚していること。彼女の心は決まった。形式だけの結婚をして、家を手に入れよう。でも、そんな話に乗ってくれる人はいるだろうか?アリーは最近知り合ったばかりの男性を思い出した。ハンサムだが、しがない窓拭き屋のジェスロ・コール。ひょっとすると、彼なら同意してくれるかもしれない。
  • 近くて遠い人
    2.0
    苦労して育ててくれた母親に楽をさせるため、 キャシーは有名なクォントラル産業の会長秘書に応募した。 会長が長期出張中のあいだに採用が決まり、 母にも喜ばれ、うきうきと働き始めた2週間後、 彼女は初めて会長のエリオット・クォントラルと顔を合わせる。 すると彼は若く可憐なキャシーが新しい秘書と知るや、 怒りをあらわにし、玉の輿狙いと決めつけてきた! そしていわれのない非難に青ざめる彼女に告げた―― もし少しでも僕に色目を使ったら、すぐに辞めてもらう、と
  • 初めて知った恋だから / 秘書の告白
    完結
    3.5
    兄の借金を返済するための大事な形見の指輪をひったくられたメレン。途方に暮れる彼女に億万長者のジャラッドが援助を申し出てくれる。メレンは知らなかった。それが彼の恋人のふりをする“契約料”だとは…。(「初めて知った恋だから」) 秘書のベニーは社長のホルトに恋をしていた。5年前に雇われたその日からずっと。だが彼が望むのは上流社会に入るための名家の花嫁。耐えきれなくなったベニーは彼を振り向かせるため、最後の手段に打って出て…!?(「秘書の告白」)
  • 愛あれば
    1.7
    勤め先の会長、ライアン・マルホランドから葉書が届いた。〈帰国したら、また食事につきあってください〉ところが、彼は出張から戻ったことを知らせてくれなかった。思いきって自宅を訪ねたカシアにもそっけない。冷たく門前払いをされ、彼を愛し始めていたカシアは傷つく。ところがある日、カシアは会長室に呼び出されると、ライアンから、「きみを愛人にしたい」と驚愕の申し出を受ける。あまりの唐突さに困惑しながらも、断りの電話をした翌日、カシアは机の上にライアンからの手紙を見つけた。〈ただちにカシア・フィンを解雇する〉■引き寄せられては傷つけられて、罪作りなほど奇矯な求愛。得体のしれない独身主義者の謎めいた行動のわけは……? 伝説的な人気を誇る作家ジェシカ・スティールが描く、永遠の人気テーマ――大人げない大富豪と恋に不慣れな乙女との、切ない年の差ラブストーリー!
  • トスカーナの花嫁 シンデレラに憧れて
    -
    大財閥の跡継ぎを産んだ彼女への周囲の目は冷たかった。■カフェで働いていたポーシャは、客のヴィトーに言い寄られ、熱意にほだされて結婚の約束をした。ところが、身ごもった直後、彼と連絡がつかなくなる。ヴィトーの身に何か起こったのだろうか――ポーシャは心配でたまらず、彼の仕事先のレストランに何度も手紙を出したが返事はなかった。数カ月後、ポーシャは新聞でヴィトーの事故死の記事を見て愕然とする。彼はイタリアの大財閥の次男坊で、妻までいた。レストラン開店を夢見て、貯金に励んでいる若者などではなかったのだ。かわいい男の子に恵まれたものの、祝福してくれる人もなく、両親の非難にさらされながら、つらい日々を送る彼女は、ある夜、冷たい目をした見知らぬ男の訪問を受けた。彼はヴィトーの義兄ルチェンゾと名乗り、軽蔑もあらわに言った。「きみと赤ん坊をイタリアに“招待”したい。父の意向だ」
  • 婚約の秘密
    完結
    2.7
    亡くなった母の形見であるアンティークの指輪をなくしてしまい、ルーシーは落ち込んでいた。でもある日、豪華なパーティーの席で見知らぬ美しい女性の指に母の指輪がはめられているのに気づく。女性にはジャドというつれの男性がいた。彼は、その指輪は母の形見だと言うルーシーに驚きの提案をしてきた。「指輪は返そう。条件は、僕の婚約者として君の左手の薬指に指輪をつけること」令嬢とは名ばかりでほぼ一文なしのルーシーは、彼の提案を飲むしかなくて…。
  • あの丘に登れば
    -
    愛する両親を交通事故で失ったエデンは、薄汚れた部屋を借り、残された義兄とどうにか生きてきた。そんなある日のこと、エデンの部屋に突然、裕福な身なりの長身の男が憤然と乗り込んできた。大企業の社長スターン・パーネルは、彼が後見人をしている若い娘を義兄が金目当てにたぶらかし、そそのかして駆け落ちしたというのだ。そして、エデンの体をじろじろと眺め回して決めつけた。彼女は詐欺師の仲間だと。
  • 罪なき愛人
    -
    ぽっちゃりとして不器量な18歳のジョージアは、決して実らぬ恋だと知りつつも、母の再婚相手の息子――血のつながらない兄ジェイソンに想いを寄せていた。だがある日ひょんなことから、ひどい濡れ衣を着せられてしまう。彼女が義父を誘惑しようとしたというのだ!愛するジェイソンからも、実の母親からも信じてもらえず、蔑みの目を向けられたまま、失意のジョージアはNYへ……それきり、ジェイソンとも顔を合わせることはなかった。7年後に義父が亡くなり、帰郷することになるまでは。
  • 友達
    完結
    3.4
    大富豪ケイルの前に、突然、赤ん坊を抱いた女性アンスティが現れた。財産目当てかと追い払おうとしたが、聞けば赤ん坊はケイルの弟の子だと言う。しかも彼女の子ですらなく、友人から預かったなどと言う。乳飲み子を抱えて仕事にも行けず困り果てた彼女は、血縁であるケイルに助けを求めに来たのだった。事態に納得したケイルはふたりを実家につれ帰るが、ケイルの母親は赤ん坊がケイルとアンスティの子だと誤解。ふたりの結婚式の準備がどんどん進められて…!?
  • 危険な恋のドライブ
    完結
    -
    義父の家を出たばかりのヤンシーは、従兄の仲介で大企業の運転手として働き始めた。ある日、社用車を走らせていたヤンシーは、ガソリンが無くなりそうなことに気づき、慌てて給油しようと隣の車線を強引に横切ってしまう。その瞬間、クラクションが鳴り響いた。隣を走っていた高級車と衝突する所だったのだ。車から降りて無茶な運転を非難する男に、ヤンシーは「うるさいおじさんね!」と逆ギレしてしまう。次の日、社長室に呼ばれた彼女を待っていたのは昨日の…!?
  • 友達
    -
    赤ちゃん、泣かないで! このアパートは子供不可なんだから。アンスティはあやしながら、行方不明の赤ん坊の母親を案じた。親友のジョアンナは妊娠を告げたとたん心変わりした恋人レスターも、子供が生まれれば気持ちが変わると信じて出産したが、彼は拒絶するばかり。そのショックでジョアンナが姿を消し、残された赤ん坊を抱いて、アンスティは途方に暮れていた。ふと、レスターの兄ケイルのことがアンスティの心をかすめる。 大富豪の実業家で、弟を会社から追い出した冷血漢だというけれど……。ケイルに相談をもちかけると、意外にも援助の手をさしのべてくれた。だが交換条件として、屋敷に赤ん坊を引き取る代わりに、ケイルはなぜかアンスティに形だけの結婚を提案してきた。■ボス&秘書ものや愛人契約もので大人気の、イマージュのベテラン作家ジェシカ・スティールの作品をお贈りします。起伏に富んだドラマチックなストーリーを存分にお楽しみください!

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  • 名ばかりの結婚
    -
    まだ幼い姪を育てるため、キャシーはイラストを描いて、なんとか生計を立てていた。そんな彼女のもとを、ある日突然1人の男性が訪れる。見るからに高慢そうなスペインの名門一族の当主ハビエルは、自分が姪の父親の兄だと告げ、亡くなった弟の忘れ形見を、なんとしてもスペインへ連れ帰ると主張するのだ。しかも彼はキャシーを姪の母親と人違いしているらしく、脅迫同然に彼女の同行をも促した。悩んだ末、キャシーは正体を隠したままスペインへと赴いた。

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  • ばら屋敷
    2.5
    7年前に父親を亡くして以来、アランドラは1人で病弱な母親の世話をしてきた。最愛の母を看取ったあと、彼女は遺言と1通の手紙を見つける。両親が駆け落ちしたことは知っていたが、父方の祖父が母に宛てた手紙に込められた侮蔑を見てとった瞬間、アランドラの中の反発心がふいにかき立てられた。祖父に直接会って、この手紙を突き返そう。祖父の屋敷を訪ねた彼女を迎えたのは、マットという男だった。会うなり彼はアランドラを“金目当て”と決めつけて……。

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  • 誘惑は蜜の味
    -
    広告代理店に勤めるチェルシーは困り果てていた。上司のマイルズが昇進の代償として関係を迫ってきたのだ。なんとか穏便にすませたいチェルシーは、あるパーティで同じアパートメントの住人クインを見かけたとき、とんでもない妙案を思いつく。陽気で気ままなプレイボーイだという噂の彼に頼みこんで、しばらく婚約者のふりをしてもらえばいいわ!かくしてチェルシーの願いを聞き入れたクインだったが、大々的に婚約発表をするや、驚くべき正体を明らかにして……。
  • 危険な同居人
    完結
    3.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】男嫌いの母親のせいで、男性を寄せつけない秘書のアレシアが、あるパーティーでゴージャスな男性トレントにアプローチされた。彼は情熱的に彼女を誘い、強引にアレシアの家までやって来た。すると彼を見た姉が、急にアレシアに泣きついてきた! なんと彼は姉の夫が勤める会社の社長。会社の金を着服した夫を見逃すよう、アレシアから頼んでほしいというのだ。果たして彼はすべてを水に流す代わりに条件を出した。それは、アレシアが彼の屋敷に住むことで――?
  • 優しいジェラシー
    完結
    2.0
    事故で父を亡くしたフィンは途方に暮れていた。借金のカタに生まれ育った農場を追い出され、遺されたのは馬1頭だけ。行くあてもないのに、大地主タイ・アラダイスは「うちの地所に2度と足を踏み入れるな」と警告してきた。ひどいわ!いくら彼の弟が、私の従姉妹に手ひどく振られたからって私まで目の敵にするなんて。暴君のような彼には2度と会いたくなかったのに、フィンは池で溺れるタイの弟を助けてしまい、そのお礼と称して彼の邸に住むよう命じられ…?
  • 愛を知る日まで
    完結
    4.0
    私を“守る”ための結婚に、少しでもあなたの愛はあるの――? 幼い頃に両親を亡くし後見人の家で育てられたゾーイ。若く魅力的な後見人ハビエに恋心を抱くが、彼女の気持ちはあっさりと拒絶されてしまった。いつまでも彼を想っていてもしょうがない。大好きなのに手の届かない相手と暮らす切なさに耐えかねたゾーイは、ボーイフレンドからの求婚を受け入れ家を出ることを決意する。だがそれを知ったハビエから、悪い男から“守るため”自分と結婚するよう説得され!?
  • アンダルシアの誘惑
    5.0
    ロージーは壮大な館の前に立っていた。数カ月前に亡くなった母から、館の主人マーカスがほんとうの父であると聞かされた。母の愛した人にせめてひと目だけでも会いたい。その一心で、館に住み込む家政婦の求人に応募したのだ。ところが、マーカスは仕事でスペインに滞在中だと知り、慣れない床掃除をしながら、ロージーは思わずすすり泣いてしまう。「きみはロージーだね」やさしい声に振り向くと、グレーの瞳の若い男性と目が合った。いったいこの人は……。ときめきを覚えながらも、ロージーの胸をある不安がよぎった。■ロージーがいだいた不安――それは、きっと自分も母と同じ運命をたどるという予感。貧しくとも精いっぱいに生きる二十歳の彼女と、女性を皮肉な目線でしか見られないスペイン人実業家との、誤解しすれ違う、もどかしくも切ないラブストーリーをお贈りします。
  • はかない結婚
    完結
    4.5
    ジョナのオフィスを訪れたリディ。父親が破産の危機に陥り、父親が彼に貸したままになっていた金を取り戻すためだ。初恋の人とこんな再会をするなんて…。ためらう気持ちを抑えながら、リディが事情を伝えると、彼は小切手を渡してくれた。ところが、あとから彼の借金はすでに返済されていたことが判明する。逆にジョナに借金を負ったリディは、返済のため、なんでも彼の要求に従うという契約を交わす。リディには逆らうすべはなかった。たとえそれが結婚でも。
  • 策略のダイヤモンド
    完結
    -
    秘書のメルリーナはボスのジェイクに片思い中。だけど、根っからのプレイボーイの彼は、幸せな結婚を夢見るメルリーナの相手としてはふさわしくない。それに自分の目の前でガールフレンドをとっかえひっかえする彼は、大好きな相手であると同時に、同じくらい憎い相手でもあったのだ。どうしても彼を私ひとりに夢中にさせてみせるわ!その機会はほどなくしてやってきた。今度のバレンタインは彼の祖父のバースデー、彼女はとびきりセクシーなパーティーを計画した!
  • 罠に落ちたシンデレラ
    完結
    1.0
    マディはギリシアのパーティーでゴージャスな海運王ディミトリと出会い、情熱的な恋に落ちる。しかも彼はイギリスに帰国したマディを追ってきてプロポーズしてくれた。1週間後に結婚式という早い展開に戸惑いながらも、あまりの幸運に信じられないマディ。だが、その幸せは長くは続かなかった。アテネの屋敷には彼の美しい幼なじみが待ちかまえていて宣言した。「彼が本当に愛しているのは私。あなたは子供を産めない私の代わりで、跡継ぎだけが目当てなのよ」。
  • 蝶になるとき【あとがき付き】
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】家政婦のマーシーは、広告代理店を経営するアンドレアの屋敷で働いている。魅力的なアンドレアに心惹かれつつも、その想いを隠して仕事に励んでいた。そんなある日、アンドレアが驚くべき依頼をもちかけてきた。彼が作るコマーシャルに出演してほしいというのだ! 地味でさえない私が、美しく着飾ってコマーシャルに出るなんて…。疑問に思いながらも、一方で淡い期待を抱かずにはいられなかった。だが迎えた撮影日、台本を見たマーシーは屈辱のあまり震えだした。
  • ボス運の悪い人
    完結
    2.3
    家族をつぎつぎに亡くしたエミーが、22年の人生で学んだことは、ふたつ。愛する人は簡単にいなくなってしまうということ。そしてもうひとつ、自分はとことんボス運が悪い!!こと。5社目の会社をセクハラ上司を殴って辞め、なんとか一流企業の重役付臨時秘書の職を得たのはよかったが、新しいボスのバーデンは、不必要にハンサムで、違う女性からじゃんじゃん電話がかかってくる遊び人で、友達の奥さんと不倫しているようだ。それさえなければ完璧なボスなのに!?
  • スペインからの復讐者
    完結
    3.0
    リーザは18のとき、スペインで出会ったウエイターのディエゴと熱烈な恋に落ち、これが運命の恋だと信じた。だが彼の浮気現場に遭遇し、リーザは彼の前から立ち去った。それから5年後、リーザは再び抗えぬ運命によって彼と再会する。なんとディエゴが億万長者となって現れ、父の会社をつぶしにかかったのだ。彼を止める唯一の条件は、彼女が愛人になり、飽きるまで快楽を提供すること――。彼は冷酷に告げた。「スペイン男のプライドを傷つけたら、必ず報復される」と。
  • 危険な招待
    完結
    4.0
    ある絵画展のパーティーで、ロミリーはネイラー・カーデルを紹介された。有能な企業人らしいが、話してみると傲慢でロミリーは腹立たしさを覚えた。もともと男性にはなんの期待もしていない。実はロミリーの母は画家なのだが、暴力的な父に支配され、今は心を病んでいる。その母を陰で支える彼女にとって、男なんて信用できないものなのだ。だが、ネイラーのぶしつけな瞳に見つめられると、なぜか胸がざわめく。…おかしいわ。私は男性に惹かれたりしないのに。
  • フィアンセがいるのに
    完結
    -
    ライサンはいつの間にか婚約していた。実際、ライサンにすればそんな感じだった。幼なじみのノエルの両親が突然事故で亡くなり、悲しんだノエルはライサンとの結婚話を進めてしまったのだ。家族は大喜びなのだが、どうも落ちつかないライサンは旅に出ることにした。たった1度だけ会ったことのある男性のダンテの住む遠い国への旅だ。自分に何が起きているのかわからないまま、異国の地を踏んだとき、目の前に現れたのは、あのダンテだった!!
  • さよならから始めて
    完結
    4.0
    ビアンカの恋人チェーザレは、男らしく情熱的でハンサムな大富豪。多くの女性が夢みる理想の男だ。そしてもてる男はいつだって不実、女は飽きるまでのちょっとしたお楽しみの対象でしかない。決して深入りしてはいけない男だ。ビアンカの母はそんな男――ビアンカの父親に捨てられ、破滅の道をたどってしまった。なのにビアンカは、絶望的なまでにそんなチェーザレを愛してしまった。今日こそ別れを告げなくては。私たちは終わったわ、と。
  • 危険な恋のドライブ 生涯に一度の愛を I
    -
    父の家を出たばかりのヤンシー・ドーキンズは、従兄の仲介で大企業の運転手として働き始めた。ある日、ベンツを走らせていた彼女はガソリン不足に気づき、給油しようと隣の車線を強引に横切った。とたんにクラクションがけたたましく鳴り響き、衝突しかけたアストンマーチンが追いかけてくる。車から降りて無茶な運転を非難する男性に、冷や汗をかきながらも、ヤンシーは言い放った。「何よ、うるさいおじさんね! 悪いのはあなたよ」彼は激怒し、あとで話をつけよう、と言い残して立ち去った。次の日、初めて社長室に呼ばれたヤンシーは、仰天した。あ、あなたはきのうの……!
  • 君と出会ってから
    -
    ファビアンヌは求人広告に出ていた臨時の子守の仕事に応募し、ふさわしい資格がまったくないにもかかわらず採用された。雇い主は一流ファイナンス会社を率いるヴェレ・トラダイン。彼は亡き弟の妻と子供たちを自宅に引き取っており、事情があって子守の女性を探していたという。ファビアンヌはさっそくヴェレの屋敷に赴き、住み込みで働き始めた。ところが、彼は何かにつけて彼女に冷酷な態度をとる。本当に腹の立つ人。でも、これほど意識させられる人は初めてだ。ファビアンヌの心は激しく揺れた。だが、やがて彼女は気づいてしまう。ヴェレは亡くなった弟の妻――義理の妹に惹かれているんだわ!■先月HQイマージュから刊行された『君に甘いつぐないを』も好評だったジェシカ・スティール。冷たく、謎めいたボスとのオフィスラブを描くことに定評のあるベテラン作家です。いまなお色あせぬドラマティックなロマンスをお楽しみください。
  • 雷鳴の夜
    完結
    -
    横暴な父の策略によって、フェリックスは18歳で結婚させられるはめに。登記所で初めて会った結婚相手は10歳年上のネーサン・マロリー。長身で洗練された彼をひと目見て、フェリックスは恋に落ちた。しかし入籍を済ませ、家に帰り着いたふたりを待っていたのは、父のネーサンに対する手ひどい裏切りだった。冷酷な父の行為に、過去の記憶がよみがえる。稲妻が暗闇を裂き、雷が轟くなか、父が母を凌辱していたあの夜! それはこの結婚の行く末を暗示するようで…。
  • 凍れる湖
    完結
    4.5
    秘書のジョリーンは、社長のチェイン・テンプルトンを見たとき、声もなく立ちすくんだ。今朝、私をふしだらな女と蔑んだ男が社長だったなんて!元上司に迫られているところを目撃されたのだ。とんでもない誤解だわ!だが彼は、氷のような眼差しをジョリーンに向け、聞く耳をもたない。こんな横柄な社長とロシアへの長期出張中、ふたりきりで個室のシベリア鉄道で移動だなんて! けれど、寸分の隙もなくスーツを着こなす彼に、ジョリーンの心は乱されて…!?
  • 恋するクリスマス
    完結
    4.4
    ジャーメインのもとに、出張中の恋人アッシュから久しぶりに電話があった。が、様子がどうも変だ。それもそのはず。出張とは真っ赤な嘘で、彼はジャーメインの姉とずっと一緒だったと言うのだ。またなの!もう何度も美しい姉に恋人を奪われているのに。しかも彼は、姉がけがをしている、「世話をしに僕の兄ルーカスの屋敷に来てほしい」と頼みこんでくる。ジャーメインが断ると、その夜、なぜかルーカスが現れ冷たく言い放った。「強情はやめて、君はうちへ来るべきだ」
  • プリンセスはひとりぼっち
    完結
    -
    今さら祖国に戻ってプリンスと結婚しろですって!?プリンセスの地位を追われて15年、未亡人として平凡に生きてきたローズを、その申し出は困惑させた。だけど、考えてみて。このまま義理の父母に人生をコントロールされながら、亡き夫の亡霊に縛られて一生をおくるのが本当に正しいと言えるのかしら?期間限定の契約結婚--これは私が自由になる最後のチャンスかもしれない。ローズは赤いドレスとハイヒールを身にまとい、陰謀うずまく大公家に飛びこんだ!
  • 幸せへのパスポート
    完結
    2.0
    結婚の約束をしたはずの男性が音信不通になり、彼を捜しにイギリスからイタリアへやってきたジェイム。だが、やっと見つけた彼は別の女性と熱烈なキスを交わしていた!裏切りを目の当たりにしてフラフラになったジェイムは、なんと車にはねられてしまう。気がつくと、セクシーな見知らぬ男性の胸の中にいて…!?
  • 悩める伯爵 1巻
    完結
    5.0
    19世紀初頭のイングランド西部。良家のお転婆娘レベッカは幼なじみのドラムが次期伯爵として帰郷すると聞き、怒りで胸は一杯になる。寄宿学校に閉じ込められた4年間。忘れはしない!気持ちを静めるため泉へ向かうレベッカ。だが通りかかったドラムは、一糸纏わぬその姿が美しく成長した彼女とは知らず心惹かれ…。
  • 億万長者の恋
    完結
    2.0
    キャロラインが働く画廊が発見した幻の名画《初恋》のモデルは、驚くほど彼女にそっくりだった…愛するあまり死んでしまうかもしれないと思った、17歳の頃のキャロラインに…。その狂おしい恋の結末は、今もなおキャロラインを苦しめていたのだが、あろうことか、画廊に現れた《初恋》の買い手というのが、彼女から体も心も魂も奪ったあげく逃げた男、ベン・デクスターだった!キャロラインは憎しみと恐怖のあまり体を震わせていた。私はあなたを許しはしない。
  • マドリードの約束
    完結
    1.7
    異国スペインの地で自活をめざしていたイザベルは、道で倒れていた老人ミゲルを助けたことがきっかけで、家政婦として彼の家に住み込みで働き始める。ところがある日、身なりのいいハンサムな男性が訪ねてきた。彼は出迎えたイザベルを軽蔑の眼差しで見つめると「いくら払えばこの家から出ていく」と問いつめた。彼はミゲルの甥のカーヨだった。そんなに金持ちなら、つましい暮らしをしている伯父を援助してあげればいいのに。なぜ私を見下し、追いだそうとするの!?
  • 復讐はきみに〈ゴージャスな罠II〉
    完結
    5.0
    会ったこともない実業家マックが私に復讐を誓っているですって!?父親からの電話にオリヴィアは混乱する。原因は父親がライバルの彼を妬み、デマを捏造して、顧客を奪ったためらしい。バカらしい話と一蹴するが、主婦業レンタル会社を営む彼女に、マックから仕事の依頼が入る。現れたのは女性を虜にする笑顔のセクシーな男性。こんな彼が、もっぱらロマンス小説が恋人の私を誘惑し、陥れようとしているの?大丈夫、私は野心的な資産家なんて大嫌いなんだから!
  • 泥棒は恋の始まり 1巻
    完結
    -
    「ロンドンに怪盗現る!」不穏な噂が飛び交う社交界に、令嬢キットはデビューした。名を偽り、亡き父との約束を守るために盗みを働く怪盗の正体…キットは、自分を鋭く見つめる視線に気づく。彼は昨夜の盗みの現場を見られ、危うく取り押さえられそうになった男性ヒューゴー。まさか、私の正体に気づいたの!?
  • 愛の惑い〈うるわしき姉妹〉
    完結
    -
    「二度と恋なんてするもんですか!!」ろくでもない元夫のせいで男性不信に陥っていたリベカは、離婚して2年経った今も男性を遠ざけていた。そんな彼女にもただ一人、気になる男性がいた。それは1年前にたった一度、情熱的なキスを交わしたジェイスだった……。世界的な大企業の経営者でもあるジェイスの、強引なアプローチに頑ななリベカの心も揺れて…!?
  • 危険な結婚〈うるわしき姉妹〉
    完結
    4.0
    「憎んでいる人をどうして愛せるんだろう?」洗練さと権力をあわせもつ完璧な男性・リュークと結婚したアナは幸せな日々がいつまでも続くと思っていた。彼の愛人を名乗る美女セリーンが現れるまでは…。愛する夫の裏切りにアナの心は引き裂かれる。だが憎みながらも、リュークの愛を求めずにはいられなくて…!?
  • ハロー、マイ・ラヴ
    完結
    4.0
    「そこで何をしているの!」。女性の金切り声で目を覚ましたホイットニーは、隣で寝ている裸の男性に仰天した。悪夢の始まりは、同僚に誘われて参加したパーティーだった。騒々しさから逃げるように忍び込んだ寝室で、いつの間にか眠り込んでしまったのだ。誤解を招いて戸惑う彼女に、当事者であるスローンはとんでもない提案をもちかけ…!?
  • プリンスと虹色の指輪〈世紀のウエディングV〉
    完結
    -
    アリゾナで一人、行方不明の王子の帰りを待つ王家の秘書ローラは、フラリと立ち寄った酒場で荒くれ男にからまれる。この窮地を素敵な男性ジョンに救われたローラ。二人は互いに惹かれ合う心を抑えながら、別れてしまう。ところが翌日、ローラが待つ牧場に昨夜の男性が現れた!!まさか、彼が行方不明の王子なの!?
  • 危険なバカンス
    完結
    -
    バカンス先のマルタ島で物思いに沈むアルドナ。そんな彼女に興味を持って声をかけた青年実業家ゼブは、美しく控えめなアルドナに激しくひかれていく。しかし、アルドナは父の不正経理を知った男に脅され、不正のもみ消しを条件に、「愛人」としてバカンス旅行につれてこられていたのだ。「あの厳格な父が不正を犯していた!?」それだけでもアルドナにはたいへん驚きだったのに、まるで娼婦のように扱われることになるなんて…。しかも、それは決して誰にもいえないことだった。<誤解されたまま抱かれるのはイヤ!>愛するゼブに真実を告げられない痛みがアルドナを苦しめる。「いっそ何もかも打ち明けてしまいたい!」だが、何も言えないでいるアルドナの様子を誤解したゼブは、激しい怒りをぶつける。男性から向けられた初めての激しい怒り。しかし、その怒りは真実の愛だった。
  • 秘書のとまどい
    完結
    5.0
    田舎町で退屈な毎日を過ごしていた箱入り娘エリンに、思わぬ幸運が舞い込んだ。ロンドンに住む親友に呼び出され、仕事の手伝いを頼まれたのだ。しかもロンドンでエリンは、すぐにハンサムな会社社長ジョシュにデートに誘われる。これこそ夢にまでみた都会の生活!と喜ぶエリンだったが、それもつかの間、彼女は彼とかかわってはいけない衝撃的事実を知る。泣く泣く約束を断るが、気まずい関係になった彼のもとで秘書として働くことになり…!?
  • ゲームの結末
    完結
    4.0
    21歳になったら、父の会社の役員にしてもらえるはずだったのに、父はそのポストに別の人間をつけるという。ヴェリティはショックを受け、怒りに燃えた。“絶対に役員のポストを奪い返してみせる!”けれどその男ホルト・ジェファーソンは、ライバルとしてはあまりにも手強く、あまりにも魅力的だった……!!
  • 月夜の契約〈ゴージャスな罠I〉
    完結
    -
    女性3人で主婦業レンタル会社を経営しているメアリー。彼女のもとに、愛する父が実業家イーサン・カーティスの会社に不法侵入し、盗みを働いたという知らせが届く。父への告訴を取り下げる条件は--イーサンの跡継ぎとなる子供を産むこと。そんな取引きを受け入れることはできないと思いつつも、父のためメアリーは仕方なく了承する。女性の憧れの的である彼にとって、目当ては名門の血筋だけだとわかっていながらも、裏腹に身体は燃えあがって…!
  • 情熱のマスカレード
    完結
    2.0
    有名な大物実業家の愛人の娘として生まれ、自立心が強く、なにより「本物の愛」の存在を信じないバーナデット。けれど24歳の誕生日を迎えた夜、若き大富豪との予期せぬ再会が、その揺るぎない思いを変えることになる!誰の力も必要としないバーナデットの心を溶かし愛を奪おうと巧みな言葉を仕掛けるダントン。毎年断り続けてきた、父の家で行われる創業記念パーティー。彼の挑発をうけて参加した仮面舞踏会で誘惑的なゲームに挑むバーナデットだったが…。仕事も恋もゲームのように楽しむダントン。彼の所有する島のリゾート開発をめぐって、南の楽園で1ヶ月間ともに過ごすことになったバーナデットの愛と運命の行方は!?
  • 堕ちた愛人
    完結
    -
    レーシーはナイスバディのセクシー女優。--ホントはとっても“ウブ”なのに、誰も信じてくれないの…。ある日、仲良くお茶を飲んだだけなのに、マスコミに「大臣の愛人」とまつりあげられてしまったレーシー。そんな状況から救い出してくれたのは、その「大臣」の息子--ジョン。素敵な人…そう思ったのも束の間。なんと彼はマスコミ以上にレーシーを無節操な“愛人”だと勘違いしていて--!!
  • ピラミッドの魔術
    完結
    -
    臨時秘書として、憧れのエジプトにやってきたジョス。しかし、やり手の役員と評判のセイン・アディソンは大の女性秘書嫌い。前の秘書に言い寄られ、こりごりしているらしい。傲慢で人づかいが荒いセインに反発するジョスだが、いつしか彼の魅力にひかれていくように。この想いに気づかれたら何もかも失ってしまうのに…!
  • 親密な契約
    完結
    -
    「息子は欲しいが妻はいらない。子供だけ産んで離婚してくれる女性はいないものか-」大企業の敏腕部長ノアが、ふと口にしたこのセリフ。聞いていたのはキャリアウーマンのエレクサだった。結婚をうるさく迫る母にノイローゼ寸前だった彼女は、面識もないノアに連絡をとり、無謀にも結婚の契約を交わす!?
  • 銀色に光る海で
    完結
    -
    19世紀。ファンが管理人をしている海辺の屋敷に新しい主人が来た。海軍で成功を立て、巨万の富を得た公爵家のジョージ・クレアモント。魅力的な彼に、ファンの胸は甘くときめく。しかし彼女には、彼を愛してはいけない秘密があった…。実はファンは彼と敵対する密輸団の頭領だったのだ!許されぬ恋の行方は……!?
  • 赤いセンセーション
    完結
    3.0
    厳しく育てられた反動からついつい派手な服装ばかり選んでしまうアニー。本当は温かい家庭を夢見る普通の女の子なのに周囲からは「男を惑わす悪い女」だと思われてしまう。そんなアニーが休日訪れた上司の家には勤め先の社長で、上司の兄であるダニエルがいた。彼は以前、アニーが人違いで抱きつき情熱的なキスを交わした相手…。「君のようなふしだら女に弟をたぶらかしてほしくない!」アニーを誤解しているダニエルは弟を守ろうと、強引な手管で彼女に近づくが!?
  • ゆがめられた年月
    完結
    -
    イタリアから来た御曹司カルロと初めて会った瞬間、令嬢ベネティアは確信した。この人こそ私の運命の男性!だが、ちょっとした誤解からその想いは無残に打ち砕かれた。そして6年後、父の葬儀で再会したカルロの言葉に耳を疑う。経営不振だった父の会社を救うために私と結婚するですって!?私をふしだらな女と軽蔑しているのに…。
  • シークの愛人/結婚はビジネス?
    完結
    -
    社長令嬢ヘイリーは、仕事で訪れた中東で不運にも戦争に巻き込まれた。そんな彼女を救い出したのは砂漠の王国アナイザのプリンス、シーク・ゼイン。だが彼はヘイリーを自らの宮殿に閉じ込めた!彼の「要求」とは…?(「シークの愛人」)お金持ちギライの令嬢アヴィーナが、ハンサムな大企業の社長に誘われて…。(「結婚はビジネス?」も同時収録)
  • ボスには内緒
    完結
    4.0
    信頼していたボスからセクハラを受け、秘書の職を失ったタリン。その時は夢にも思わなかった。まさか涙ぐんで駆け込んだエレベーターで乗り合わせた男性が、次のボスになるなんて…。彼--大企業の社長であるジェイクは、臨時採用であることと仕事に恋愛を持ち込まないことを約束し、タリンを秘書として雇ってくれたのだ。ハードだが秘書としてトップレベルの仕事をこなす充実した毎日、けれど唐突にタリンは気づいてしまった。なんてこと、私は彼を愛し始めてる…!
  • 誘惑者
    完結
    5.0
    社長秘書のカスリンは、社長の甥レックスと婚約中。だがカスリンは、彼が他の女性とベッドにいる所を目撃してしまう。ショックを受け、婚約破棄を告げるカスリン。直後、彼が事故に遭ったとの知らせが!見舞いをしない彼女の元に、彼の兄ネイトが来て、彼女を罵った。そのネイトが新社長に就任するなんて--。
  • 砂塵に舞う花嫁〈砂漠の恋人〉
    完結
    -
    砂漠の国ズーラン。自然科学の研究のため訪れたカトリーナは、野外市場で一人の男性に目を奪われた。瞳は琥珀色に輝き、砂漠に生きる者の力強さが漂っている。武装した兵士に追われていた彼はカトリーナに近づき、恋人のふりをさせて場を切り抜けようと情熱的なキスをした。偽りの行為なのに、なぜこんなに胸が熱く高鳴るの…!?
  • 無邪気なかけひき〈砂漠の恋人I〉
    完結
    4.0
    「知りもしない男性と結婚なんて!祖父の言いなりになるものですか。」縁談のため砂漠の国ズーランに呼び出されたペトラは、ある計画を思いつく。「縁談の相手シーク・ラシードから結婚を断らせるために、私の評判を落として欲しいの!」周囲でも悪評判のプレイボーイを相手に“誘惑の演技”を依頼するが…。
  • 誘惑はオアシスで〈砂漠の恋人II〉
    完結
    -
    妹から幼い姪フラーの世話を頼まれたマリエラは、砂漠の国ズーランを訪れる。ここに、妹とフラーを捨てた男がいる…。ある手がかりからその男をシーク・ザビアだと推察したマリエラは、怒りを胸に彼がいる砂漠のオアシスへ向かう。しかし、彼は彼でマリエラを『従兄弟をたぶらかした悪女』と勘違いしていて…!?
  • 失われた夏
    完結
    3.5
    経営しているホテルの財政が危うくなり、売却することにしたクローディア。しかし、目の前に現れた取引相手を見て、クローディアは呆然と立ち尽くす…!アダム…6年前、クローディアの心を奪い、手ひどく裏切った男。『私に“彼の子供”がいることが知れたら、どうなるの…!?』アダムを恐れる一方、彼の変わらぬ魅力に胸がしめつけられるクローディアは…!?
  • リッツで夕食
    完結
    -
    クインシーは獣医の父と家族とともに、イギリスの田舎町で平穏な生活を送っていた。ある日、玄関のベルが鳴りドアを開けたクインシーを襲ったのは、記者たちのフラッシュの嵐。そして目の前には、アメリカで人気のポップシンガー、ジョー・アルドネスが立っていた。“いったい何が起こったというの!?”
  • ガラスの迷宮
    完結
    3.0
    製材所の秘書マーシーには半年前から行方不明の夫がいた。ある日偶然見かけた新聞に夫アンディが、建築会社社長モーガンとして美しいフィアンセと一緒に写っていたのだ!マーシーは真偽を確かめるため山奥の家から長時間バスに揺られアトランタへと向かう。しかしマーシーは受付で冷たくあしらわれてしまう…。
  • ある日突然結婚
    完結
    -
    名家の娘・クリスタ。上流階級とはいえ、父は莫大な借金を抱えている。ところが、その借金を肩代わりしようという男性が現れた!「ただし交換条件は、娘・クリスタとの結婚」ですって!?獲物を狙う野獣のような眼差しで非常識なプロポーズをする彼は、青年実業家ロス・ドナヒュー。ヨーロッパ中にホテルやレストランをもつ大金持ち。でも、お金の代わりの結婚、しかも、実は上流階級の権力を得たいという野望のための結婚だなんて……絶対許せない!!この結婚に愛はない。痛いほどそれを感じながら、甘くとろける口づけに、冷静な判断を失っていく…。契約結婚から始まった2人の愛の行方は?!
  • 見知らぬ国で
    完結
    1.0
    女学校で英語を教えるクラウディアは、ある求人広告に目をとめた。“5歳の少女のための家庭教師求む”長期休みに入り暇をもてあましていた彼女は、冷やかし半分で応募してみることに。ところが、面接で気に入られて、思いがけず採用されてしまう。少女の父親ソウルが、彼女を迎えに来てくれるというのだが……。
  • トスカーナの憂鬱
    完結
    4.0
    「姿を変えてもごまかされない。君には償いをしてもらう!」ウェールズの田舎町で暮らすミリーのもとに、突然現れた見知らぬイタリア人男性。彼は、一緒にイタリアへ来て、盗んだ金を返せと言う。--私を双子の姉ジリーと間違えているんだわ!ミリーと母に借金を押しつけ、イタリアに行ったまま行方知れずの姉。その後、母が病気で亡くなったことも知らせることができずにいるけれど、姉の代わりに、この美しい男性の罰を受けなければならないの?
  • 愛は復讐の果てに〈パーフェクト・ファミリー1〉
    完結
    3.3
    長身のブロンド美女ボビーは、ある復讐をとげるため、イギリスの名門クライトン一族に近づく。唯一彼女に疑いの目を向けたのは、弁護士のリューク・クライトンだった。「カリスマ性があってハンサムだけど、油断できない男だわ…。」警戒するボビーの部屋に、突然リュークが訪れた。用を問いただす前に、彼から熱いキスをされて…!?
  • 運命の指輪
    完結
    4.0
    サビーナは、婚約者と旅行に出ている親友ナタリーのフラットに間借りしていた。そこへ、ナタリーの婚約者ロッドのいとこでヨークと名乗るすばらしくハンサムな男性が現れ、ロッドがナタリーに贈った婚約指輪を返せと主張した。それは本来ヨークの祖母のもので、ヨークの結婚相手に渡るべきだったのに、ロッドが盗んだと言うのだ。指輪を預かっていたサビーナは成り行き上、ヨークの婚約者のふりをして指輪をはめ、死の床にある彼の祖母と対面することになったが…?
  • 王子様は、ある日突然
    完結
    4.0
    美しい継母に、魅力がないと言われて育った大企業の社長令嬢オードリー。浮気した恋人に別れを告げた途端、財産目当てだった彼は彼女を激しく罵り始めた。喫茶店の中、深く傷つくオードリー…。だがその時、一人の男性が現れ、「彼女の新しい恋人だ」と名乗る。窮地を救うその姿はまるで白馬の王子様のようで-。
  • 消えた子爵夫人 1巻
    完結
    4.5
    その美男子ぶりと謎めいた結婚で噂の的のリンフォード子爵。彼は6年前、突然姿を消した妻を捜していた…。しかし、ある日美麗の未亡人エミリーに出会った彼は、謎めいた彼女の魅力に強烈に惹きつけられていく。だが、エミリーは決して彼に心を許そうとはしない…。そんな時、失踪した妻の行方が発覚し!!
  • 今夜だけのパートナー〈独身男に乾杯III〉
    完結
    5.0
    ハンター三兄弟の末弟ジョーダンは次兄の結婚式に同伴する女性を決めかねていた。ハンサムな彼に言い寄る女性は沢山いたが、女性不信が決断を鈍らせていたのだ。そんな時、偶然出会った隣室のステイシーをなりゆきで誘うことに。今まで気づかなかった彼女のミステリアスな美しさに心惹かれ初めての恋に目覚め!?
  • あこがれる心の裏で〈独身男に乾杯II〉
    完結
    5.0
    「僕はジョナサン・ハンター、赤ん坊の叔父だよ。」義姉の出産する病院で、看護師のゲイと出会ったジョナサン。美しさと儚さが同居する彼女に強く惹かれ、積極的にアプローチを仕掛ける。つれない態度の彼女だったが、説得の末パブで会うことに。しかし、折角のデート中、彼女に親しげに声をかける男性が現れ…!?
  • キスまでの距離
    完結
    4.0
    ロンドンで働くテイは、女友達と贅沢なアパートに住んでいた。でも友達が何も告げずに出ていき、家賃を払うため急遽ルームメイトを募集することに。やって来たのはハンサムだけれど無愛想な男性、マグナスだった。応募者は結局彼ひとり。仕方なく共同生活が始まるが、彼は画家という以外自分のことは何ひとつ明かさないくせに、テイのデート相手を詮索して冷ややかなまなざしを向けてくる。どうやら、リッチな御曹司ばかりを狙っていると思われているようで…!?
  • 恋の訪れ
    完結
    -
    ピップはシングルマザーである姉の娘。レインにとって可愛いその姪が、自分の父親を探してほしいと頼みこんできた。やがてレインは、姉の昔の恋人で、資産家のジャックを突き止める。社交欄をにぎわす、かなりのプレイボーイらしい。電話をしても手紙を書いてもナシのつぶて。待ち伏せ作戦でやっとつかまえるが、「身に覚えがない」と一蹴される。だけど姪にそっくりの瞳…確信を深めたレインに、ジャックは「確かな証拠はあるのかい」とDNA鑑定をせまってきた…!?
  • 身代わりプリンセス
    完結
    -
    ロイヤルカップルの誕生でにぎわうボマール王国。観光で訪れたミーガンは、突如女王の代役を引き受けることになる!ボマールのガブリエル王女と隣国の皇太子ニコラは実は犬猿の仲。親同士が強引に決めた結婚に反発し、ガブリエル王女は行方不明になっていたのだ。王女そっくりなミーガンは代役として華やかで夢のような王宮の行事をこなしていく。そして、ニコラを知るにつれ惹かれていった…。
  • 恋の奇跡は火曜日に
    完結
    2.8
    「君は罪人だ。償うには僕と食事をしなければならない。」オフィスでコーヒーをかけてしまったキャリーは、この会社のトップに君臨するファーン・メイトランドから強引に誘われる。“ハンサムな猛獣”と噂される彼。危険だと直感したキャリーは誘いを断るが、拒絶されたことがない彼は驚き…。――まさか、どうして!? キャリーの自宅の前に現れた彼の車。追い返そうとするが、もう彼の瞳に逆らえない。それに自分がときめいていることにも気づいてしまっていた。
  • プリンセスへの階段〈世紀のウエディング:サン・ミッシェル王国編IV〉
    完結
    -
    サン・ミッシェル王国の国王の継娘ジュリエット。彼女は、王国警備隊長のリュックに密かに恋をしていた。実は彼こそが、行方不明の王位継承者だった!!リュックは国王になるためのレッスンを彼女に依頼した。国王になれば、彼は他国の王女と結婚することになる…。しかし、二人のレッスンは予想外の方向に向かっていって…!?
  • 不機嫌な秘書
    完結
    -
    出会いからして最悪!両親の会社を買収したカーター・ハミルトンは予想どおりの冷血漢。思いがけずハミルトン社の役員になった私・アシュリンにイヤミばかり。なのに彼の秘書の代役をするはめになるなんて!--得意の語学力を発揮してほかの役員たちに必要とされるようになっても、カーターだけはずっと怒ってばかり…。だけど時おり見せる笑顔が、なんて素敵なの!いやなヤツってわかっているのに止められないこのときめきを……愛と呼ぶのかしら!?
  • フィアンセは当店で
    -
    テスは夜学に通いながら、小さな町のカフェで働くウェイトレス。謎めいた男性・ジャックから、突然とんでもない申し出をされた。「今晩だけ、僕のフィアンセになってくれないか?」彼に借りのあるテスは仕方なく承諾する。しかし、偽りの“婚約”は、次の日には町中の噂になっていて・・・!?心温まる、クリスマスラブストーリー。
  • 永遠はいらない
    4.0
    リゾートホテルでメイドとして働くテスは、バーを訪れた魅力的な黒髪の男性と一夜だけのすばらしい時を過ごした。謎めいたセクシーな彼が求めているのは面倒のない情事、そう分かっていた彼女は、夜明けとともにベッドを去ったが、思いがけず妊娠してしまったことを知る。あの夜の相手が有名な映画プロデューサーであることを知り、悩んだ末に彼のもとを訪れたテスに、浴びせかけられた冷酷な言葉――しかし彼女には、彼がつきつける条件を受けいれる他なかった――。
  • 無邪気な愛人
    3.0
    ある大富豪の看護の仕事をしているボニー。彼から、かつてひどい仕打ちをして捨てた息子ディミトリとの仲をとりもってほしいと頼まれる。息子は今ではギリシア有数の実業家となって父親の会社を買収し、窮地に陥らせているらしい。実の父親に復讐なんて間違っているわ!同情した彼女は地中海の島に赴く。そこで出会った美しい男性と情熱的な恋に落ちるが、彼の正体こそ探しているディミトリで、ボニーのことを父親の愛人だと誤解していることなど知る由もなく…!?
  • 偽りの代償
    2.5
    失恋の傷を癒しに別荘へ出かけたヴァーニーは仰天した。なんと寝室のベッドに男性が寝ている! 彼の正体は、実業界の若き獅子レオン・ボーモント。ヴァーニーの兄ジョンの雇主だ。最近、不倫疑惑でマスコミに追いかけられていた彼は、兄の勧めでここに身をひそめていたらしい。ヴァーニーは、自分はジョンの妹だと名乗るが、レオンはそれをまるで信じず、家政婦か何かだと思いこんでいる。ヴァーニーは彼に勘違いされたまま、なぜか彼の世話をすることに!?

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