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  • 天使を隠した理由
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    そっくりな我が子を見ても、 まだあの夜を否定するの……?ベルは大富豪ギャランティ家の家政婦の娘だった。 一家の次男レミーは親友で、長男アレクシーは初恋の人だ。 ある夜、深い苦悩に沈んでいたアレクシーを放っておけず、 ベルは彼を慰めたい一心で、心からの愛と無垢な体を捧げた。 ところが、君は弟の恋人なのに兄も誘惑するのかと誤解され、 不慮の事故でレミーが亡くなると、君のせいだと責められ、 ベルは屋敷を追い出されてしまった――彼の子を宿したまま。 5年後、ベルと幼い息子の前に、不意にアレクシーが現れる。 息子を見た彼は言った。「君は……弟の子を産んでいたのか!」
  • デイジー・ベルの恋
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    デイジーは、叔父が経営する小さな遊園地の整備士だ。年代ものの回転木馬やゴンドラ、蒸気機関車など、幼いころから慣れ親しんだ古い遊具と毎日格闘している。心から愛する仕事のため、小さな体はいつも煤だらけだ。ある日、遊園地の経営を助けるため、敏腕コンサルタントがやってきた。フィリックス・ギズボーンと名乗る彼は、若く、すらりとした長身で、スーツを完璧に着こなすその姿に、デイジーの胸は熱くなる。でも、彼みたいな人がわたしに目を向けてくれるはずがないわ。デイジーは必死でそう自分に言い聞かせるが、思いがけず、フィリックスからディナーに誘われて……。■ハーレクイン・ロマンスでも活躍中の、ケイト・ハーディの新作をお届けします。フィリックスからディナーに誘われたデイジー。彼はあくまでもビジネスだと言いますが……。固く閉じていたデイジーの心がしだいに花開いていく過程を、お楽しみください。

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  • 囚われの妻
    4.0
    海辺にそびえる壮麗な屋敷。そこは愛の巣か、それとも牢獄か――秘密を抱えた男と記憶をなくした女の、絡み合う愛。 目覚めたとき彼女は病室のベッドの上にいた。なぜこんな場所にいるのか。自分の名前すら思い出せない――そこに現れたのは、ルイスという長身で端整な顔つきの富豪だった。「きみの名前はアナベル。ぼくの妻だ」話によれば彼女はクルーザーの事故に巻きこまれ、一命を取り留めこの病院に運ばれたのだという。そうして記憶が戻らないまま退院を迎えたアナベルは“夫”に言われるがまま、カリブ海を望む豪奢な屋敷へ連れていかれる。でも……本当にこの人はわたしの夫なの? アナベルは言いようのない不安と違和感を拭えずにいた。
  • 秘書とボスのクリスマス ナイト家のスキャンダル I
    4.0
    ホリーは3歳のとき、クリスマスイブに母親に捨てられ過酷な子供時代を過ごした。けれど、アルマーニのスーツを着こなすゴージャスなボスのコナーにひと目で恋におちた瞬間から、人生はきらきらと輝きだした。クリスマスイブ、会社のパーティに出席するためセクシーな深紅のドレスに着替えを済ませたホリーは、苦い離婚以来、女性を寄せつけなかったコナーの言葉にとまどった。「ホリー、きみは……すばらしい」ボスにエスコートされ、会場へ向かうホリーには想像もできなかった――便利な機械のような秘書にすぎない自分が数時間後、彼のオフィスで夢の時を過ごすことになろうとは。■憧れのボスと恋に臆病な秘書の、めくるめくイブ。ミニシリーズ〈ナイト家のスキャンダル〉は、華麗なる大富豪3兄弟のセンセーショナルな恋を、北米で人気急上昇中イヴォンヌ・リンゼイが描く3部作です。
  • 悩めるシンデレラ
    -
    豪華な調度に囲まれた部屋でジーナは気後れしていた。ここは私のいるべき場所ではないわ。ジーナは生まれ落ちてすぐ養女に出された。死期の迫った祖父が苦労して彼女を探しだし、ほんのわずかの言葉を交わしたあと、亡くなった。今、遺言が読み上げられようとしている。私は何もいらない。祖父の養子であるロスが、一族の帝国を引き継げばいい。だが遺言の内容にジーナは耳を疑った。ロスと彼女の結婚を条件に、財産が分与されるというのだ。
  • 南国の花嫁【ハーレクイン・セレクト版】
    -
    大邸宅の一室と思われる豪華な部屋でカレンは目覚めた。ハンサムな浅黒い肌の男性が彼女の手を握り、こちらを見つめている。「あ、あなたは……?」カレンがおずおずと尋ねると、彼は一瞬言葉を失ってから言った。「僕はきみの夫、ルイスだ」このすてきな男性が……わたしの夫ですって?事故に遭い、記憶を失ったカレンには何も思い出せなかった。自分が世界的な大富豪の妻であることも。ルイスが言葉を継いだ。「きみは、別の男と駆け落ちするところだったんだ」そんな……嘘よ。わたしが浮気をしていたなんて。何も思い出せなくても、彼にはこんなに強く惹かれるのに。 ■記憶喪失は、ロマンスの王道テーマのひとつ。往年の人気作家ケイ・ソープが、不貞の濡れ衣を晴らし、夫婦の愛を取り戻すべく奮闘する、一途で健気なヒロインを描きます。 *本書は、ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 南国の花嫁
    値引きあり
    4.3
    やさしく自分を呼ぶ声に、カレンは深い眠りから目を覚ました。そこはロンドンの自宅ではなく、陽光あふれる見慣れぬ部屋だった。さらに、見知らぬハンサムな男性が心配そうにじっと自分を見つめている。あなたは誰?カレンが戸惑いながら聞くと、男性は一瞬言葉を失って答えた。「僕は君の夫だ。」--まさか!私は結婚なんてしていない。カレンは否定するが、彼女は事故で彼に関する記憶を失っていた。彼の妻として、ここブラジルで暮らした3か月間の記憶を--。
  • 南国の花嫁 記憶をなくしたら
    3.0
    深い眠りから覚め、カレンは目を開けた。そこはロンドンの自宅ではなく、太陽の光あふれる見知らぬ部屋だった。手を握られていることに気づき視線を上げると、ハンサムな浅黒い肌の男性がこちらを見つめている。「やっと戻ってきたね」男性が言った。どういう意味? それに、この人はいったい誰なの?カレンがその質問をぶつけると、彼は一瞬言葉を失ってから言った。「僕は君の夫だ」カレンは凍りつき、目を見開いた。■“記憶喪失の物語”――突然消え去ってしまった記憶。もどかしさと闘いながら、切ない愛をはぐくむ恋人たちの物語です。
  • 南国の花嫁【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    やさしく自分を呼ぶ声に、カレンは深い眠りから目を覚ました。そこはロンドンの自宅ではなく、陽光あふれる見慣れぬ部屋だった。さらに、見知らぬハンサムな男性が心配そうにじっと自分を見つめている。あなたは誰? カレンが戸惑いながら聞くと、男性は一瞬言葉を失って答えた。「僕は君の夫だ。」――まさか!私は結婚なんてしていない。カレンは否定するが、彼女は事故で彼に関する記憶を失っていた。彼の妻として、ここブラジルで暮らした3か月間の記憶を――。

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  • 苦い求婚
    完結
    4.0
    ランチの約束で父の会社を訪れたレオニーは、そこで父の上司ヴィダルと出会う。ポルトガル貴族の血をひく大物実業家の彼に誘われ舞い上がったものの、会ったその夜に体を求められたことがショックで、レオニーは翌日の彼のプロポーズも断ってしまった。あれから2年、2度と会うまいと思っていたヴィダルにレオニーは面会を申し込んでいた。父が会社の金を横領したからだ。罪の償いを申し出たレオニーに彼は冷たく言い放った。「命令だ、今度こそ私と結婚しろ」、と。
  • 苦い求婚
    -
    二年前レオニーはヴィダルのプロポーズを断った。会ったその日に体を求めてきた彼は拒絶されると、妻になってほしいと言いだした。相手は多くの女性と浮き名を流すポルトガルの大物実業家だ。しかもレオニーの父は彼の会社で働いている。結婚などできるわけがない。住む世界があまりに違う。だが今になって状況が一変した。会社の金を横領した父の罪を償うためレオニーは我が身を差し出す覚悟でヴィダルに面会を申しこんだ。ヴィダルは二年前とまったく変わっていなかった。求めるものも同じ――レオニーの奉仕だった。
  • 苦い求婚【ハーレクイン文庫版】
    -
    2年前、レオニーはヴィダルのプロポーズを断った。ヴィダル・パレッラ・ドス・サントス――貴族の末裔で、多くの女性と浮き名を流す色男、ポルトガルの大物実業家だ。彼は、会ったその日に体を求めてきた。レオニーが拒絶すると、今度は妻になってほしいと甘い言葉を囁いた、不埒な男だ。だが状況は一変した。父親がヴィダルの会社の金を横領したのだ。レオニーは父の罪を償うため、我が身を差しだす覚悟で、ヴィダルに面会を申しこんだ。彼が求めるものは2年前と同じ、相も変わらぬ、レオニーの奉仕だと知りながら。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 苦い求婚【分冊】 1巻
    無料あり
    1.0
    ランチの約束で父の会社を訪れたレオニーは、そこで父の上司ヴィダルと出会う。ポルトガル貴族の血をひく大物実業家の彼に誘われ舞い上がったものの、会ったその夜に体を求められたことがショックで、レオニーは翌日の彼のプロポーズも断ってしまった。あれから2年、2度と会うまいと思っていたヴィダルにレオニーは面会を申し込んでいた。父が会社の金を横領したからだ。罪の償いを申し出たレオニーに彼は冷たく言い放った。「命令だ、今度こそ私と結婚しろ」、と。

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  • 甘い逃避行 ニューオリンズの恋人たち I
    -
    ★水辺の隠れ家で重ねた二人きりの時間。それは甘美なまでの夢? それとも……。★アケイラはFBI捜査官。偶然訪れたホテルで、喉をかき切られて殺されている女性を発見した。現場となった部屋に入ろうとしたとき、背後に男の気配を感じる。この部屋に泊まっていた男、クロード・ラフィットに違いない。アケイラは容疑者を確保しようと銃を構えて振り返った。ところが、逆に人質にとられて男の逃亡を許してしまうことに!今、アケイラは車のトランクの中で、激しい揺れに耐えていた。押しこめられたときには、思いがけない男の優しさにとまどった。その触れ方はアケイラに忘れたはずの情熱を思い出させた。ああ、彼はいったい、私をどうするつもりなの?
  • 盗み見された初夜
    -
    まだ足りないのか、この淫乱女! さあ、何が欲しいか言うんだ。大勢の観客の前で。 アダルドグッズとともにスイートルームのウェルカム・バスケットの中にあった、秘密のパーティへの招待状。 好奇心に駆られ、夫と会場へ向かったわたしは、 部屋のあちこちで繰り広げられる淫靡なSMプレイに目を奪われた―― メイドの制服や真っ赤なラバースーツに身に包んだ女、両手首を背後で縛られた女…… 黒いガーターベルトとハイヒールだけ身につけた拘束台の女は、 男に乗馬鞭で打たれると、獣のような声をあげて身をよじった。 赤い線の刻まれた肌を紅潮させ、むきだしの下半身からはいまにも蜜がしたたりそうだ。 そのとき、夫の指がわたしのドレスの上から下着を探り、愛撫を始めた。 それに気づいた人々が淫らな視線を向けてくる――ああ、もう我慢できない。見られてもかまわない。 「お行儀の悪いまねはやめるんだ」夫は悪魔のような笑みを浮かべた。
  • 眠れぬシンデレラ
    -
    シンデレラは“偽り”なのに、夜も眠れず彼を想ってしまう……。 家事や雑用を代行するクララの前に、ある日、顧客の兄ラフが現れた。ろくに手がかりも残さずに姿を消した妹を捜す彼は、「妹の居場所を教えれば1万ポンド払う」と傲慢に言い放った。大手老舗百貨店の副社長であるラフは容姿端麗でセクシーだが、この手の男性にひどい目に遭わされたことがあるクララには、絶対に避けるべき存在だとわかっていた。しかしラフは彼女が家事を請け負う彼の妹の家に滞在するだけでなく、耳を疑うような契約を持ちかけてきた――心労で倒れた祖父を安心させるために、クララに彼の恋人役を演じる“恋人代行”をしてほしいというのだ!■英国人作家ジェシカ・ギルモアが綴る、温かく感動的なシンデレラストーリーをお贈りします。地味で控えめな装いのクララがじつは美しいことを即座に見抜く大富豪のラフ。恋してはいけない相手と思いつつも、彼の魅力にからめとられていくクララの運命は……?
  • 眠れぬ夜に見る夢は
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    エイズリンには未来を予見できるという不思議な力があった。でもそのことを知っているのは、ごく限られた人だけ。あからさまに疑いの目を向けてくる者も少なくなかったからだ。イーサン・ブラノンも、まさにそんな一人だった。親友のフィアンセの兄であるイーサンとエイズリンは花婿と花嫁の付添人として出会い、結婚式でその役目を果たした。別れ際、彼に触れられたエイズリンは打たれたような衝撃を覚える。眠れぬ夜が明ける頃、彼女は押し寄せるイメージからその意味を知り、イーサンを訪ねた。家族写真を指さして告げる。「彼は生きてるわ」それは、幼くして亡くなったイーサンの一番下の弟だった!
  • 眠れぬ夜はあなたを想い【ハーレクイン・ロマンス版】
    -
    指一本触れない契約なのに、 夜ごと、あなたへの想いは募り……。まさか、妊娠していたなんて。 濡れ衣を着せられた父の逮捕によりすべてを失ったアリシアは、 途方にくれ、起業家ジェイクのもとを訪ねた。 彼こそが父を破滅に追いやった人物――そして、この子の父親。 あの夜アリシアは、ジェイクの胸の内など知るよしもなく、 ハンサムで情熱的な彼の誘惑に負け、熱い一夜を過ごしたのだ。 ジェイクは妊娠を知ると、子供のための便宜結婚を提案した。 アリシアがつけた条件はひとつ――ベッドは共にしないこと。 二人は合意し、結婚した。賢明な選択をしたと信じこんでいた。 互いへの欲望を抑えきれなくなる、その瞬間までは。
  • 眠れぬ夜はあなたを想い
    -
    まさか、妊娠していたなんて……。濡れ衣を着せられた父の逮捕により、すべてを失ったアリシアは途方にくれ、ジェイクのもとを訪ねた。彼こそが父を破滅に追いやった人物――そして、お腹の子供の父親。あの夜アリシアは、ジェイクの企みなど知るよしもなくひと目で彼に激しく惹かれ、熱い時を過ごしたのだった。動揺したジェイクは、子供のために便宜的な結婚を提案した。そして、一定期間が過ぎたら離婚しよう、と。アリシアがつけた条件はひとつ――ベッドは共にしないこと。二人は合意し、結婚した。賢明な選択をしたと信じこんでいた。互いへの情熱を抑えきれなくなる、その瞬間までは。■決して愛してはいけない男性への憎しみと情熱の狭間で揺れる、せつない想い。絶体絶命の窮地で選んだ道は、はたして幸せへと続いているのでしょうか?
  • 望まれぬ王妃
    -
    身分違いの関係が行き着くのは、またしても悲劇なの……? アンジェリクはタラシア王国の王宮で働いていたとき、傲慢で奔放な王子ヴァレンタインに見そめられ、純潔を捧げた。ほどなく若い二人の関係は噂になり、激怒した彼の父の命令で、アンジェリクは王宮から追放されたのだった。10年後、彼女は今や国王となったヴァレンタインと再会する。富と権力と名声をほしいままにしてきた彼だが、病気のせいで子供の作れない体となり、退位すら考え始めているという。そんな彼から王宮で1カ月暮らさないかと提案されたとき、彼女は腹立たしくも悟る。彼への想いがまだ消えていないことを。 ■アンジェリクは悲劇の再来を恐れつつも、ヴァレンタインに押し切られるように王宮で暮らし始めます。失われた時間を取り戻すように愛し合う二人。悪意に満ちたメディア攻撃に晒されるなか、彼女は妊娠に気づき……。『国王陛下の無垢な花嫁』関連作。
  • 伯爵家の血筋
    完結
    5.0
    ジーナは15歳の時、古びた結婚写真を見つけた。そこには母と見知らぬ男性が写っていた。母を問いつめると、その男性はジーナの実父だという。彼は、妻の妊娠を知らせに実家に向かう途中で事故死し、母はジーナが生まれる前に今の父と結婚したという。25歳になったジーナは実父のことを知りたくて、イタリアを訪れる。ジーナはこの地である男性に出会い、強くひきつけられた。伯爵家の当主である彼の名はルチウス・カランデンテ。その名は実父の名字と同じ…。
  • 伯爵家の血筋 年上と恋に落ち
    -
    ジーナは自分の出生に秘密が隠されているとは思ってもいなかったが、十五歳のとき屋根裏部屋で、母とイタリア人男性との結婚許可証を見つけ、母を問いつめて実父の存在を知った。実父は、妻の妊娠を知らせに実家に向かう途中、事故死し、母はジーナが生まれる前に、今の父と結婚したという。二十五歳になったジーナは実父のことを知りたくて、イタリアを訪れる。実父の故郷は中世の面影を残す小さな町だった。ジーナはこの地で、ある男性に出会い、強く引きつけられた。彼もジーナに引かれているのは明らかだ。伯爵家の当主である彼の名はルチウス・カランデンテ。ジーナの実父の名字と同じだ。近親者の可能性は少なくない。それを思うと、ジーナは彼への気持ちを抑えざるをえなかった。
  • 伯爵家の血筋【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    ジーナは15歳の時、古びた結婚写真を見つけた。そこには母と見知らぬ男性が写っていた。母を問いつめると、その男性はジーナの実父だという。彼は、妻の妊娠を知らせに実家に向かう途中で事故死し、母はジーナが生まれる前に今の父と結婚したという。25歳になったジーナは実父のことを知りたくて、イタリアを訪れる。ジーナはこの地である男性に出会い、強くひきつけられた。伯爵家の当主である彼の名はルチウス・カランデンテ。その名は実父の名字と同じ…。

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  • 華やかなめまい 地中海の恋人
    -
    ローレンは亡き夫の故郷スペインの、彼の生家である古城を訪れた。幼い双子の息子たちを、夫の親族に引き合わせたかったのだ。義兄のラファエルは、傲慢で、絶大な権力を持つ男性だった。彼はローレンの結婚生活が夫の生前から破綻していたことや、彼女のイギリスでの経済状態についても、すっかり調べていた。甥には最高の教育を受けさせなくてはならないと言い、ローレンの経済力ではそれは無理だと断言する。息子たちを取り上げられるのではとおののいたローレンに、ラファエルは結婚を申し込んだ。愛だって生まれるかもしれない……彼女は承諾するしかなかった。だがその後、ローレンが知ったのは、ラファエルが一方では以前からの恋人と密会している事実だった。■“ラテン系ヒーローとの恋物語”―情熱的で強引、圧倒的にセクシーなラテン系ヒーローの魅力が満載の名作をお楽しみください。
  • 花嫁からの手紙
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    時ならぬ春の嵐が吹き荒れる。モンタナの大地と、一人の女の胸に。■季節はずれの吹雪とともにキンケイド牧場に現れたのは、不安を目にたたえた華奢な都会の女性、スーザン。牧場をあずかる牧童頭のランドにわかるはずもなかった。それが、花嫁募集の広告に返事をくれた相手だとは。もっとも、正確には、返事を書いたのは彼女自身ではなかった。むずかしい年頃の彼女の弟、マックの仕業だ。都会に嫌気がさし、牧場暮らしに憧れる少年は、姉がカウボーイと結婚すれば自分も都会を抜け出せると考え、姉の名前で偽りの手紙を書き、他人の写真を同封したのだ。肌もあらわな、ブロンドのピンナップガールの写真を……。家出して一人モンタナへと向かったマックを追ってきたスーザンは、もちろん、すぐに弟を連れてボルチモアへ帰るつもりでいた。なのに、この雪嵐!道が雪に埋まり、とても帰れそうにない。荒くれたカウボーイたちと一緒に何日も過ごせというの?
  • ハーレクイン・イマージュセット 1
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    お得な価格でハーレクイン・イマージュ2作品収録『愛と犠牲の花』-両親を早くに亡くし、妹たちの面倒を見てきた助産師のアビィ。彼女が勤務する産科に、ローハンという名のまばゆいばかりにハンサムなドクターがやってきた。見るも鮮やかな手つきで処置をほどこす有能な彼に、周囲の女性たちはまたたく間に虜になっていった。アビィもまた、彼に微笑まれるとどうしようもなく胸がざわついた。だが、ローハンは愛や結婚に否定的で、自己犠牲的な彼女の生き方をも非難する冷たい男性だとわかる。ショックを受けるアビィだったが、ある夜、突然ローハンが彼女の家を訪れ、思いがけない申し出を――。『スペインの情熱と絆』-1年前、スペイン人の夫サヴの運転する車が衝突され、アイラは4歳の息子ケーシーを失った。その後、サヴは罪悪感から心を閉ざし、彼女に冷たい態度をとるようになっていった。背中を向け合って眠りにつく日々が続き、やがてアイラは離婚しかないと考えるようになる。そのために仕事への復帰を決める彼女だったが、皮肉にも、サヴと同じ職場を選ばざるをえなかった。仕事場では気さくで、魅力的で、部下からの信頼も厚い彼。妻の自分には見せてくれない顔に、アイラの心はさらに沈み……。
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.518
    7/24入荷
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「ボスには内緒」「天国へのチケット」「伯爵家の血筋」「恋に落ちた眠り姫」の4話をまとめて収録。

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  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.201
    完結
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「秘書は天職」「あなたに会えた奇跡」「エンジェル・キス」の3話をまとめて収録。
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.174
    完結
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「イブの約束」「シンデレラの憂鬱」の2話をまとめて収録。
  • ハーレクイン・ディザイアセット 1
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    お得な価格でハーレクイン・ディザイア2作品収録!『スイートルームの恋愛報告』-ルーシーは、探偵ヘイデンの滞在するスイートルームに来ていた。継父がオーナーを務める会社が起こした事件の聴取を受けるためだが、ドアが開いた瞬間、出迎えたヘイデンに一目で心奪われた――。陰のある端整な顔立ち、息がとまるほどの存在感。だが、ヘイデンが継父を黒幕だと疑っていると知り、一瞬のうちに、彼は愛してはいけない人となってしまった。彼を求める心の叫びを無視し、ルーシーは継父の無実を証明しようと、調査の協力を申し出る。やがてヘイデンと行動をともにするうちに、彼の瞳に揺らめく欲望の炎を見つけ、めくるめく夜をともにしてしまう。しかしヘイデンは残酷な言葉を放った。「この関係は一時的なものだ」『記憶をなくした億万長者』-別居中の大富豪の夫サムが事故で大怪我をしたと聞き、 ブリアは病院に向かった。 ところが、昏睡からさめた夫の言葉に驚く。 「今回は成功したのかな、スイートハート。 妊娠の兆候は?」 優しく彼女を気遣うサムの様子は、愛情深い夫そのものだった。 まさか……覚えていないの? 不思議なことにサムの記憶からは、5カ月前ブリアが流産したことも それが二人の関係を最悪な結末に導いたことも、消えていたのだ。 ブリアはサムが快復するまで、再び一緒に暮らすことを決める。 そして、仕事中毒ですれ違いばかりだった夫と過ごす新婚の頃のような甘く幸福な日々に、つかのま酔いしれるが……。
  • ハーレクイン・ロマンスセット 1
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    お得な価格でハーレクイン・ロマンス4作品収録『一夜の恋におびえて』-妹の結婚式で付添人を務めるゾーイ。式の最中、花婿の兄で付添人のアーロンの態度の悪さに辟易し、懲らしめようと近づくが、逆に彼の誘惑の罠にかかり……。『賭けられた花嫁』-父が賭で失った城を取り返すためアンジェリークは首長国に飛んだ。交渉相手レミーの部屋に忍びこむが、捕まって投獄されかける。すると彼からとんでもない提案が!『愛と偽りのギリシア』-ケイラはギリシアの小島でハンサムな漁師と知り合うが、彼はなぜか彼女の正体を疑っていた。それでも惹かれるケイラは、ある日、彼の驚く真実を知った。『希望と名づけた愛の証』―妊娠中のミアはおなかの子の父親の葬儀で、その兄である初恋の相手イーサンと再会した。彼はミアの不実をなじるが、この妊娠には誰にも言えない秘密があった。
  • 白夜のプリンセス バイキングの花嫁たち I
    -
    エリがある日帰宅すると、バイキングが待ち伏せしていた。その全身黒ずくめのたくましい大男は、王の戦士ハウクと名乗り、国に戻れという父王の命令を伝えに来たと言う。エリは父の顔さえ覚えていない。両親の離婚にともない、幼いころ北欧の王国からアメリカに移住したからだ。わたしたちをほうり出した父が、今さらなんの用なの?王国には戻らないわ。エリがきっぱりと断って家から逃げ出そうと身をひるがえしたとき…。「お許しを、殿下」突如大男に押さえつけられ、目の前が真っ暗になった。
  • 薔薇の迷宮 孤高の鷲 III
    -
    クレアは夜の薔薇園にひとりたたずんでいた。ここはグリフと過ごした思い出の場所だ。南部有数の大富豪にして、若きCIA幹部。冷徹な頭脳と熱い肌を兼ねそなえた男性。いまだクレアが愛してやまないグリフ・キャボットは1年前テロリストの凶弾に倒れ、帰らぬ人となった。グリフ、あなたがいなくて本当に寂しいわ。今わたしを苦しめている難題も、あなたならきっと……。ふいに闇と濃い霧の向こうに人影が浮かびあがり、深みのある声がクレアの思いをさえぎった。「きみの力になりたい」■RITA賞を2度も受賞したゲイル・ウィルソンのミニシリーズ『孤高の鷲』。正義に燃える元CIAのエリートたちが紡ぐ大人のラブストーリーです。本作では、死してなおカリスマ性を発揮するトップエージェント、グリフの秘密が明らかに?
  • バルセロナの夜に二人は 異国で迎える季節 III
    -
    トラベル・コンサルタントのキャロラインは新しいクライアント、ローリー・バークの到着をスペインのリゾート地で待ち受けていた。ローリーは世界規模のセキュリティ会社を経営する富豪で、警備という会社の特性上か、容姿は一般には公開されていない。とはいえ、おそらく経歴から察するに、たくましい男性に違いないとキャロラインは予想していた。やがて現れたローリーは、まさに想像どおりの人物だった。引き締まった体に、精悍な顔立ち、そして……狼を思わせる瞳。その瞳を見た瞬間、過去の記憶がよみがえり、彼の正体に気づいたキャロラインは息をのんだ。■〈異国で迎える季節〉もついに最終話。ラストとなる本作の舞台は熱き国スペインです。内気なキャロラインの前に現れた、かつて愛した人。彼との再会は偶然ではないようで……。
  • 緋色の記憶
    -
    ■あなたとは結婚できない――そう告げたのは正しかったはず。■デヴォンは突然婚約の解消を申し出た。刑事だった父が殺害されてから見るようになった悪夢。それはフィアンセのメイスが殺される夢だった。メイスの仕事も父と同じ刑事だ。いつか夢が現実になるかもしれない。その恐怖に耐えきれなかったのだ。それから一年後、デヴォンは衝撃的な事実に気づいた。これまで、父が殺害されたとき、自分は眠っていたと思っていたが、実は殺害を目撃していたということに。恐ろしさのあまり、部分的な記憶喪失に陥っていたのだ。いまでは犯人の顔まで、はっきり思い出すことができる。恐怖と戦いながらも、デヴォンは証言しようと決意する。だが、父の事件を担当しているのはメイスだった。そして、彼の心の傷はいまだ癒えておらず……。
  • 秘書は一夜のシンデレラ
    -
    二度と会えない愛しいひと。彼の面影を胸に、この子たちと生きていく。 カリヴァ国王ディアマンディスの秘書カテリーナは、長年恋い焦がれていた彼と、ある夜ついに結ばれた。一夜の夢と知りながら。けれど思いがけず双子を身ごもり、パニックに陥る。身分違いの恋が幸せな結末を迎えるはずがない。愛するひとの子を守るため、カテリーナはひそかに国を出た。だがアテネで独り暮らし始めた彼女のもとを訪ねてきたのは、誰あろう、怒りの形相のディアマンディスだった!カテリーナを強引に連れ帰り、結婚を宣言。愛を信じぬ冷酷な国王の、愛されぬ花嫁となるが――。 ■ドキドキはらはらの圧倒的筆力! 日本デビュー作『路地裏で拾われたプリンセス』が大好評を博した、気鋭の作家ロレイン・ホール。過酷な運命に翻弄されて家族を失い、愛を渇望しながらも得られなかった国王が、幸福をつかむ感動作です。
  • 秘書はかりそめの花嫁
    5.0
    なんて残酷な運命なのだろう。憧れている人の新妻役を演じるなんて。 親友3人と会社を設立したばかりのハリエットのもとに、突然、それまで勤めていた企業の社長デアンジェロが現れた。海外出張にどうしても一緒に来てほしいという。「きみでなくてはだめなんだ。出張中はぼくの花嫁を演じてくれ」なぜわたしなの? なぜ花嫁が必要なの? ハリエットは訝った。彼の秘書として3年も仕えながら、温かい言葉の一つもなく、退職するときも別れの挨拶さえなかったのに……。だが、引き受ければ認知症の父の介護費用を全額もつと言われ、貯蓄が底をつきかけていたハリエットはしぶしぶ承諾し、数日後、彼と飛び立った――ずっと秘めていた彼への想いは隠して。 ■ゴージャスなラブストーリーで人気のジェシカ・ギルモアが今回描くのは、情熱的なラテン系ヒーロー! エキゾチックな情景描写とともにお楽しみください。
  • 秘書は危険な職業
    -
    大企業に重役の秘書として派遣されたトリシアは、オフィスに入った瞬間、息をのんだ。リー・スミス――3年前、ふたりは休暇中の豪華客船で、熱く燃え上がる3日間を過ごした。だが彼は、トリシアを――エマという偽名を使い、自由奔放なブロンド娘を演じていた彼女のことを、覚えてはいなかった。短い恋が胸に深い傷を残して終わりを告げて以来、トリシアは二度と恋などしないと心に誓い、仕事に打ち込んできた。それなのに、まさかこんなところで彼とまた会うなんて!リーは淡々とトリシアに翌週の出張旅行への同行を命じてきたが、やがて彼女が何者かに気づくと……。 ■再会をテーマに〈忘れえぬ記憶〉と銘打ちお贈りする企画第1弾は、ドラマチックなストーリーで人気のケイ・ソープ。ボス&秘書のスリリングな恋物語をお楽しみください。
  • 秘書は危険な職業
    3.0
    3年前の豪華客船旅行で自由奔放なブロンド娘を演じたエマ。出会った青年リーと熱く燃え上がる3日間を過ごしたエマの恋愛は心に深い傷を残して終わりを告げた――遊びを演じるしかなかった運命の出会い。やがて、臨時秘書と上司として偶然再会した2人。リーはエマが旅先の情事の相手だと気づいていなかった。
  • 昼下がりのお仕置き志願
    -
    「さかりのついた牝犬め。我慢できないのか」 「はい……下着はぐしょ濡れです」 「見せてみなさい」 スーザンは休暇先で、ある写真集を恋人の目を盗んで何度も見返していた。 19世紀の愛らしい乙女たちが、むきだしのお尻を器具や平手で叩かれている。 こんな変態的な行為をもとめる人たちと同じ嗜好が、わたしにもあるらしい。 ハンサムで優しい恋人にいたぶられる自分の痴態を想像すると、どうしようもなく興奮するのだから。 スーザンはフランス窓の外のラウンジチェアに座る恋人に視線を転じた。 サイモン、あなたもこの本を見て興奮したの? その日、珍しく彼と口論になったとき、彼女はおずおずと願望を口にしてみた。 「わたし……あの……お仕置きを受けたほうが……?」 すると彼は眉間にしわを寄せ、使用人でも見るような目つきで腕組みした。 「失敬な振る舞いに対しては、お仕置きが必要だ」 愛情深い恋人は突如、尊大な暴君に変貌した。
  • 美獣の調教
    -
    彼の指が下着の中へ滑り込む。 だめ…カメラの前でイっちゃう。 「おっぱい」と聞くだけで、顔を赤らめる清楚女優――そんなわたしをたった4日で、本能のままの獣に変えた男。 知性派俳優ミハエル・サマーヴィル――セクシーな魅力を放つ色男が、官能芸術映画の撮影中、衣装のボディスに指を滑り込ませてきたのだ。 ミハイルの親指が硬くなった蕾を刺激するだけで、わたしの乳首に命が吹き込まれる。鋭いまなざしで見つめられるだけで、骨の髄までとろかされる。 事実、この4日間、“アレ”を思い出しては、丁寧に擦る、甘ったるい彼の指ばかりをわたしは考えている。 撮影のあいまに行った海で、ミハイルはビキニの結び目をほどきながら、もう片方の手でわたしのいやらしい場所を包み込んだ。 伸縮性のある布地を必死で横にずらそうとして、指の先端や関節が花芯にあたるたびに、あられもなく嬌声をあげ、体をのたうたせるわたしがいる。ついにミハイルは完全に布地をずらすことに成功し――彼の指がゆっくりと差し込まれてきた……。 そんな淫靡な“アレ”の記憶にたゆたっているときに、監督の声が突然響いた。 「君たちが本当にやっているところを、撮影したい」
  • 富豪との許されざる恋
    -
    めくるめく一夜、パンドラの箱は開いた。 サマンサは結婚してすぐ、年の離れた大富豪の夫を失い、婚外子を家族に迎えたがっていた亡夫のため、彼の息子かもしれないルイス・デュラックに会いにニューオリンズへ向かった。けれど、一日中歩き回ってようやく辿り着いた家の主は、不在。憔悴しきって街で倒れかけたとき、ハンサムなレストランのオーナーに優しく声をかけられ、はからずもサマンサは一夜の恋におちてしまう。夫を亡くしてまもないというのに、なんてことを……。眠る彼を残して真夜中にベッドを抜けだしたサマンサ。ところが、翌朝再びルイスの家を訪ね、衝撃を受ける。昨夜、情熱を分かち合った男性――彼こそがルイスだったのだ! ■D-1638『ボスとの秘密の関係』、D-1652『甘美な交換条件』に続く関連作です。出会ったばかりの男性にひと目で惹かれ、一夜限りの恋におちる。それだけでも罪深いのに、まさか彼が亡き夫の忘れ形見かもしれないなんて……。J・ルイスが描く傑作“禁断愛”!
  • プレイボーイは理想の父親
    -
    頭脳明晰、容姿端麗、独身主義。 彼なら完璧――理想的な父親だわ! 救急救命士のサマンサは、ある日、偶然妊婦の出産に立ち会い、赤ん坊の誕生に心を強く揺さぶられた。幼いころ失った母との絆。 私も子供を産み育ててみたいけれど、恋愛も結婚も怖い……。 サマンサは悩んだすえ、人工授精で子供を産もうと思いつく。 容姿端麗で優秀な同僚で、独身主義者のプレイボーイ―― アレックス。でも、こんな頼み事、聞いてくれるかしら? ためらいがちに切り出したもののあっさり拒まれてしまった。 落胆したサマンサだったが、やがて彼は前言を翻し、とんでもない条件をつけてきた。「普通の方法で子供を作るなら」 それって……あなたとベッドをともにするという意味? ■驚いたヒロインは咄嗟に彼の提案を拒みましたが、急に互いを異性として強く意識しだした二人。そしてある日、命の危険にさらされたあと、思いがけず情熱を交わしてしまい――!? かわいい赤ちゃんを授かるまでの、もどかしい恋愛模様をお楽しみください。
  • 平凡な司書の特別な週末
    -
    彼はあの頃の魅力もそのままに現れた。胸に別の女性の面影を抱いて……。 図書館司書のギャビーは、いつも幸せな結婚と家庭を夢見ていた。それは幼い頃に母から疎まれ、祖父母に引き取られて育ったせいだった。今は祖母の介護費に頭を悩ませる日々だが、ギャビーのために年金を使い果たしてしまった祖母のためなら、なんでもするつもりだ。そんなある日、高校時代の憧れの人で億万長者のザンダーと偶然再会した。甘酸っぱい想いを甦らせたギャビーに、彼が取引を持ちかける――多額の報酬を払うので、慈善パーティや家族行事に同伴してほしいと!そばにいるほど彼を好きになってしまうのに、形ばかりの恋人なんて。だが、祖母のためと引き受けたギャビーが目にしたのは、亡き妻の面影を忘れられずに苦しむ、ザンダーの姿だった……。 ■妻を亡くして以降、女性とつき合わず、休みも返上で仕事に打ち込んできたザンダー。内気な司書のギャビーに恋人役を頼んだのは、彼のことを案じた家族が独身女性を次々に紹介してくるのが疎ましかったからでした。けれども、二人きりで週末を過ごすうち……。
  • 炎の夜と氷の朝 ファイナル・ミッション I
    -
    乗っている飛行機がまさに墜落しようとしている今、サラはふいに初恋の人カークのことを思いだした。高校時代の彼女は、クラスメートに“がり勉”呼ばわりされる、あか抜けない女生徒だった。一方のカークは、絶大な人気を誇るフットボールの花形選手だ。彼は私をからかっているだけ。そう自分に言い聞かせながらも、ひとけのない図書室で眼鏡を外され、カークの唇が近づいてきたとき、サラは胸を高鳴らせた。それなのに……。彼女は今でもカークとの関係を悔やんでいた。心残りのあるまま死にたくない! だが険しい山々が迫ってくる。やがて激しい衝撃が訪れ、サラの視界は闇に閉ざされた。
  • ボスとナニーの契約結婚
    -
    ナニーの仕事ではとどまらず、彼女は妻になる“契約”を結んだ。 ナニー派遣会社から紹介され、マギーは瀟洒なペントハウスを訪ねた。現れた物憂げな黒い瞳のジェイスン・ギャレットは、息をのむほどハンサムなシングルファーザー。生後6カ月の息子の世話を彼女に頼みたいと言う。父親そっくりのつぶらな黒い瞳。マギーはたちまち赤ん坊の虜になった。やがて迎えた6週間の契約満了日、ジェイスンから驚くべき提案が――。「ぼくと結婚して息子の面倒を見てくれるなら、君に100万ドル支払う」それだけ莫大なお金があったら、私の育った児童養護施設を経営危機から救うことができる……。マギーは悩んだすえ、結婚を承諾した。■数々の受賞作を誇る作家、テレサ・サウスウィックのナニーがヒロインの物語をお楽しみください。「この世に金で買えないものなどない」と豪語する尊大な億万長者と、恩人のために愛なき結婚をしたヒロイン。はたして、その選択は正しかったのでしょうか?
  • 窓越しのエクスタシー
    -
    「やめて、ここは玄関先よ。誰かに見られる」 「見られるのが好きだろ? 覗くのも」 私は隣人をのぞき見しながら自慰に耽ることが、もうやめられなくなっていた。 2週間前隣に越してきた男は、毎晩帰宅するとカーテンのない窓の前で服を脱ぎ捨て、タトゥーに覆われた筋肉質の体を惜しげもなく披露する。 あるときはそのまま股間のふくらみに手を這わせ、またあるときは訪れる美女たちを悶えさせファックするさまを、彼ははばかりもせず見せつけるのだ。 裏庭から私が見ているとは思いもせずに。 私は彼に気づいてほしかった。彼に犯されたかった。 叶わぬ望みに目を閉じ、せつなく募る欲望のままに指を動かす。 デッキチェアの上で思いきりイキそうになったとき、力強い手が私の脚を左右に押し広げた。 ぎょっとして顔を上げると、目の前に立っていたのは、さっきまで窓の向こうにいたはずの彼――! *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『セクシーすぎる隣人~獰猛なイケメンの淫らで甘い罠~』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
  • 真夏の夜のクリスマス
    -
    彼と一緒にクリスマスを過ごす―― 心に秘めた夢が、現実に変わるとき。 クリスマスに実家に来て恋人役をしてほしい、ですって? 憧れの医師ニックの誘いに、看護師のイーデンはショックを受けた。 結婚を迫る両親の圧力をかわすためだというが、 彼は1年前に婚約者を事故で失って以来、病院中の看護師に 手を出しているという噂で、私の出る幕などないはずなのに! ところが、彼の申し出には、もう一つ願いが込められていた。 親から見放され、ただひとり難病と闘う幼い患者ベンに 家庭で過ごすクリスマスを味わわせてやりたいというのだ。 イーデンは断りきれず、ベンを連れて彼の実家を訪ねることにした。 これはベンのためよ、と自分の心に言い訳をして。■人気のキャロル・マリネッリがイマージュから放つ本作は、オーストラリアの真夏の聖夜を描いた心温まる物語です。同僚として多くの喜びや悲しみを分かち合ってきたニックとイーデンですが、最近は関係がぎくしゃく。涙なしには読めないロマンスが展開します。
  • ミス・ルーシーの情熱
    -
    私…眼鏡以外、何も身につけていないわ! カーテンの隙間から美しい全裸の男性が見える。 裁縫サークルに集った淑女たちは、紅茶とケーキを前に刺激的なお喋りに興じていた。 「ルーシー、あなた、会を休んでいるあいだにアバンチュールを経験したのではない?」 ルーシーはどきりとした。あの日、世にも美しい紳士と過ごした甘美な時間。あれは現実だったのかしら? 興味津々の視線を浴びながら、彼女はみずからの体験を語りはじめた―― その日、雨でぬかるんだ道を自転車で走っていたルーシーは、バランスを崩し、転んでしまった。 天使のような微笑みを浮かべた美青年イーサンが現れたのは、そのときだった。 逞しい腕に抱き上げられ、どこかへ運ばれていく途中で、彼女はいつしか眠りこんでいた。 ところが目を覚まして仰天した。一糸まとわぬ姿でベッドにいる! カーテンで仕切られた部屋の向こうから聞こえてくるのは、水が撥ね、濡れた布が肌を打つ音。 ベッドを抜け出し、カーテンの隙間から奥を覗き見る。そこにいたイーサンは……。
  • メイドは秘密の妻
    -
    まさか6年もの歳月を経て、初夜を迎えることになるなんて……。 ミアがメイドとして働くホテルに、突然“夫”が迎えに現れた。テオ・アエトン。6年前、ギリシア富豪の彼と恋に落ち、夢のような結婚式を挙げた夜、ミアはどん底に突き落とされた。結婚の目的は彼女の祖父の財産。愛などなかったと知ったのだ。すぐに家から飛び出し、そのままテオのもとへは戻らなかった。だが今、祖父の余命が幾ばくもないと聞かされて、ミアはギリシアへ戻ることを決めた。病床の祖父の前に進むと、テオは表情一つ変えず彼女を引き寄せ、驚きのひと言を放った。「安心してください。ごらんのとおり、僕たちは復縁しました」 ■18歳で最愛の人の花嫁となったものの、その日の夜に家を出たヒロイン。祖父のため、復縁したかのように振る舞ううち、再び夫に恋をして……。シャロン・ケンドリックらしい、ドラマティックでせつない夫婦愛の物語をお楽しみください。
  • もつれた歳月【ハーレクインSP文庫版】
    -
    ロマンスの巨匠たち~ リン・グレアムの軌跡7~かつて愛したイタリア富豪が提示したのは、後継ぎを産むための強制結婚!大好評のリン・グレアム全作コレクション、第7弾! 最愛の弟が逮捕されたと聞いて、アシュリーは卒倒しかけた。すべては私のせいだ──弟は私に代わって復讐しようとしただけ。4年前、イタリア名門一族の銀行家ヴィートと交際していた彼女は、ある事情から彼と別れ、その後数々の不運に見舞われてきた。ヴィートにはもう二度と会うつもりなどなかった。だがいま、弟を救えるのは彼以外にいないのだ。意を決してヴィートを訪ねたアシュリーだったが、耳を疑うような取り引きを提示され、衝撃で身をこわばらせた。できないわ。後継ぎを産むためだけに結婚するだなんて! *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • もつれた歳月
    4.0
    最愛の弟が逮捕されたと聞いて、アシュリーは卒倒しかけた。すべては私のせいだ──弟は私に代わって復讐しようとしただけ。4年前、イタリア名門一族の銀行家ヴィートと交際していた彼女は、ある事情から彼と別れ、その後数々の不運に見舞われてきた。ヴィートにはもう2度と会うつもりなどなかった。だがいま、弟を救えるのは彼以外にいないのだ。意を決してヴィートを訪ねたアシュリーだったが、耳を疑うような取り引きを提示され、衝撃で身をこわばらせた。できないわ。後継ぎを産むためだけに結婚するだなんて!

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  • 雇われた純潔のフィアンセ
    4.0
    この結婚に愛が期待できないことは、最初からわかっていたはずなのに……。 ミラは17歳のとき、政略結婚の相手ティエリと対面し、心奪われた。教養に満ち、目もくらむほどセクシーで、自信にあふれた人!ところが、ティエリの顔に浮かんでいたのは明らかな失望の色。ミラは太って冴えない容姿だったのだ。彼にふさわしい妻になりたくて、ひそかにミラはアメリカへ渡った。婚礼の日までに美しくなろうと。7年後、輝くような美女に変身したミラは、帰国前に偶然ティエリと再会する。そして婚約者とは気づかぬ彼に偽名を名乗り、甘いひとときを過ごした。だが、結婚の日を心待ちにするミラの耳に届いたのは、彼が独身最後のこのときに高級娼婦を買うという噂。ミラは矢も楯もたまらず、自分が替え玉になろうと思い立ち……。■自分の雇った高級娼婦が、異国で心惹かれた美しい女性と知って驚愕するヒーロー。実はどちらも自分が婚約中の、かつて冴えなかったフィアンセの偽りの姿とは夢にも思わず……。ヒーローを翻弄するヒロインから目が離せない、イヴォンヌ・リンゼイの力作です。
  • 床磨きのサラの恋
    -
    苦労ばかりの人生の先には、シンデレラストーリーが待っているの? 深夜のオフィスを掃除していたサラは最後に回った部屋で、その大企業のCEO、ベン・ガーディナーにふいに声をかけられた。彼は自社商品のために“普通”の女性の意見を聞きたいと言って、彼女を三つ星レストランのディナーに連れ出した。まさに平凡なサラにとって、それは夢のデートのようだった。するとベンが、サラの意見をおもしろいと思ったのか、1週間のミラノ視察に同行し、アドバイスしてほしいと言い出した。報酬は1万ポンド。家族を養う身には願ってもないボーナスだ。そして脳裏には、ミラノの街を寄り添って歩く二人の姿が――何考えてるの! 清掃員の私が大富豪の彼に似合うはずもないのに。 ■億万長者のベンは、女性とは1カ月以上の関係を持たないと言い切るほどのプレイボーイ。つらいことばかりを経験してきたサラは、彼の申し出がただの気まぐれとわかっていても、胸は自然とときめいて……。心温まるラブストーリーを、気鋭の作家がお届けします。
  • 百合の公爵と眠れる聖母
    -
    結婚嫌いの公爵の愛人に甘んじる。生まれてくる子のために。 貧しく美人でもないジェナは長年働く王宮で疎外感に悩んでいた。公爵セバスチャンが彼女に興味を持ち、近づいてくるまでは。彼は国王とも親しいらしい。つまりは権力者だ。しかしセバスチャンの誘惑を愛と勘違いし、純潔を捧げた直後、国王にその関係を知られて、ジェナは王宮から追放されてしまう。失意の中、実家に戻り、ベッドで眠りについていたときだった。突然、闇の中からセバスチャンが現れ、ジェナは飛び起きた。どういう手段を使ったのか、公爵は彼女の妊娠を知っていた。そして、ジェナは夜明けが来る前に彼の屋敷へ連れ去られた……。 ■マルセラ・ベルの邦訳デビュー作をご紹介します。百合の紋章で知られる公爵ヒーローと刹那的に求め合った結果、小さな命を宿したヒロイン。彼女は公爵家で手厚く保護されますが、ヒーローに結婚の意思はありません。ヒロインの一途な愛と、赤ん坊の運命は?
  • 許されざる者 狼たちの休息 愛はここから
    4.0
    彼はどこかこの近くにいる。エリザベスは彼の怒りや苦痛、そして恐怖がはっきりとわかった。数カ月前から繰り返し現れる、傷ついた男のイメージ。予知能力を持ち、人の心が読める彼女は、この不思議な能力のためにいやなことばかり経験し、今では山奥のキャビンで一人暮らしている。一つのイメージがこれほど長く、心から離れなかったことはない。彼は今夜、このキャビンにやってくる。わたしにも読めないほど心を固く閉ざし、誰からも見捨てられ、最後の助けを求めてここにやってくる。そして予知したとおり、男は彼女の前に現れた。怪我をした体で銃を握りしめ、拘置所のマークがついた囚人服を着て。

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  • 甦った情熱の贈り物
    -
    消えてなどいなかった熱い想い。そして生まれた新たな命……。 数カ月前に創業者の父を亡くして以来、経営が悪化している会社を救うため、アンナは究極の決断を迫られた。会社を存続させるには、ジェイコブに助けを求めるしかない……。彼はベンチャービジネスの世界で大成功を収め、総資産額が10億ドルを超える富豪となった投資家だ。かつてジェイコブはアンナの捧げた愛を冷酷にも拒絶し、彼女やその家族と完全に縁を切ってしまったのだった。アンナはマイアミの豪華ホテルで開かれた会議の場で、幸運にもジェイコブとの再会を6年ぶりに果たす。彼の別荘で二人きりの甘美な時間を過ごすことになるとは予想もせずに。 ■『愛と裏切りの婚約指輪』で満を持して日本デビューを果たしたカレン・ブースは北米編集部イチオシの筆力を持つ期待の作家です。2作目となる本作は切なくて甘酸っぱい再会の物語。ジェイコブの別荘で甘く熱い時間を過ごしたアンナは予期せぬ妊娠に気づき……。
  • 理不尽なお仕置き
    -
    「どうしようもない変態女だな… しゃぶれ!  ぐずぐずするな」 この椅子……サイモンとのSMプレイにうってつけだわ。 アンティークショップに飾られた、どこか卑猥な感じのする艶やかな赤い革張りの椅子に、 スーザンはひと目で魅了された。 休暇中、女性のむきだしのお尻を叩く写真を食い入るように見つめていたサイモン。 突如荒々しい暴君に変貌した彼に苦痛と歓喜に満ちたお仕置きを受けて以来、彼女は変態的なセックスの虜なのだ。 全裸で赤い椅子に座る彼に、お尻を容赦なく叩かれる――そんな自分の恥ずかしい姿を想像すると、 めまいがするほどの興奮に襲われ、高価なその椅子を衝動買いしてしまった。 やがて帰宅したサイモンは、椅子を見るなり怒りをあらわにした。 スーザンが震える声で言う。「ごめんなさい、ご主人さま……お願いです、許してください……」 「いけない子だ」パンティをそろそろと脱ぐ彼女に、彼は命じた。「よこせ」
  • 路地裏で拾われたプリンセス
    -
    路地裏で少年のふりをして暮らす私が、プリンセスの代役ですって……!? 路上で生きのびるため、情報屋のアルは少年のふりをしている。女らしい体のラインをだぶだぶの服で隠して。路上に放り出される前の記憶はなく、本当の名前もわからない。ある日、古代ローマ時代の剣闘士を思わせる男性が訪ねてきた。鋭い光を放つ瞳は金色で、そのオーラに誰もが道を空けた。彼は大富豪リシアス。行方不明のカリヴァ王国プリンセス、ザンドラの情報を集めるようアルに依頼してきた。だが折しも暴漢に襲われ、アルは実は女だと気づかれてしまう!するとリシアスは大金と引き換えに途方もない仕事を依頼する。「きみにプリンセスのふりをしてほしい」 ■気鋭の作家ロレイン・ホールの日本デビュー作は、大人気の男装ヒロインの物語。薄汚い少年の服の代わりに、生まれて初めて美しいドレスを着たヒロイン。過酷な境遇にもめげずひたむきに生きる彼女の初恋の行方は? そして、思いもよらぬ出生の秘密とは……?
  • ロイヤル・ターゲット ヴァシュミラの至宝 I
    -
    狙われているのは国王? それともわたし?王宮に渦巻く陰謀が今、襲いかかる。■記者エリカは新国王の戴冠式取材のため、ヴァシュミラを訪れた。驚いたことに、空港に降り立った彼女を出迎えたのはタクシー運転手の制服を着た新国王ニコライ・ザレド二世自身だ。巧みな変装だが、風雅な物腰と輝くばかりの美貌は隠せない。真意をはかりかねながらも、彼女はニコライの案内で市内を見て回った。やがて公園でベンチに座り、彼から前国王暗殺の経緯を聞くうち、異様な光景を目にしてエリカは凍りついた。一台の車が猛スピードでこちら目がけて突っ込んでくる。とっさに二人は、迫りくる車から逃れようと噴水に飛び込んだ!

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