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4.5フランス人の妻と2人の息子と暮らす、漫画家・じゃんぽ~る西。 ある日、1歳の次男に絵本の読み聞かせをしていて気づいたこと、それは 「ストーリーを全然気にしてない…!?」 「物語作り」に悩まされてきたプロの漫画家としては衝撃的な発見。 父として、そして漫画家として、「絵本」が子供を惹きつけるその謎を探るべく、「絵本考察」の旅に出る――!? 家族の日常を唯一無二の視点で切り込む、新感覚コミックエッセイ!
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4.0本来、「生き方マニュアル」として誕生した教えから、受難と復活という特殊性を通して「信仰」が生まれた。 「宗教」として制度化したことで成熟し、広く世界に普及する一方で、様々な思惑が入り乱れ、闘争と過ちを繰り返すことにもなった。 本書は、南米や東洋での普及やその影響を通じて、ヨーロッパ世界が相対化され、近代に向かう中で、「本来の教え」が普遍主義理念に昇華するまでの過程を、激動の世界史から解読する。
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4.0滞仏50年近くにおよぶ知仏家の著者が、なぜフランス人はこれほど日本好きなのか。これまでほとんど指摘されることのなかった文化の深層へ切り込んでその本質を語ります。 本書の最大の特徴は、なぜ、いつからフランスは「親日」になったのか、一般的に知られている解釈とは違う理由を提示している点です。一般には19世紀後半に始まるジャポニスムの影響でフランス国内での日本文化への価値が上がったのだと考えられていますが、それはあくまで表層で、本質的には両者には奇妙に通底する奥深さがあったといいます。それがフランスの場合、ローマに支配されないカトリック国としての「ユニヴァーサリズム(普遍主義)」で、それが日本のどんなものでも受け入れることができる「なんでもあり」の懐の深い文化と通底していました。それは効率・勤勉・率直さが一番の価値を持つアメリカ的な文化とは対極にあったものとも言えます。 サブカルチャー、音楽、スポーツ、政治、ライフスタイル、言語を横断しながら、日仏相愛の秘密を探る本書は、これからの世界の中の日本の立ち位置を考える上にも示唆に富む1冊となるでしょう。 カバー画・本文イラスト=じゃんぽ~る西。 【目次】 第1章 日本とフランス、相愛の理由 第2章 日本発サブカルチャーの圧倒的威力 第3章 アメリカが大嫌いなフランス人 第4章 日仏相似の奥に潜むもの 第5省 フランス・バロックと能
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-中沢新一氏推薦「この国で長いことタブー語のような扱いを受けていたオカルトという言葉に本格的な解明の光を当て、文化としての正当な位置付けを回復しようとした勇気ある書物!」 メスメルとパラケルスス、「ヘルメス文書」とキリスト教、神智学とエニアグラム、エサレン研究所とシュタイナー……。パリ在住の文明史家がエゾテリスムの歴史をたどり、欧米のオカルティズム最新事情をレポートする。
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4.3キリスト教抜きに世界のスタンダードは理解できない! 旧約・新約聖書を丁寧に解説、「救世主」「アダムとイヴ」「三位一体」「クリスマスツリーと十字架」「原理主義」「進歩主義とグローバリゼーション」などのキーワード/トピックから、キリスト教理解を立体的に組み上げる。信仰生活のリアル、各宗派とのかかわり方など、実践的なガイドも盛り込んだ、非キリスト教文化圏に住まう「普通の日本人」のための最良の入門書! 混迷の時代、普遍宗教が示す未来とは? [目次] はじめに 教養としてのキリスト教 キリスト教を読む キーワードで考えるキリスト教 三次元で読むキリスト教 知の道具箱 おわりに 学術文庫版へのあとがき
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4.0・フランス人に英語で話しかけると、フランス語で返される本当の理由 ・ほんとはおしゃれじゃないパリジェンヌ ・フランス人は1か月に2キロもフロマージュを嗜む!? ・フランス人流の口説き方...etc. フランス人について楽しく知れて、 気づいたらフランス語が勉強できる!? そんな新感覚のフランス語本です。 わたし、フランス語教員をかれこれ30年やっていて、 参考書を作ったり、NHKのラジオやテレビで講師をしたりしてきました。 そしてその中で感じたことの一つが、ああ、もったいない! ということです。 ちょっとやってみよっかなあ、でもなあ、ムズイって言うしなあ、と足踏みしてしまったり、 あるいはそこを乗り越えて、せっかくフラ語デビュー(これもフラ語です!)したのに、 一番険しいルート(急斜面と氷壁が!)を選んだがために、 なんとなくデクレッシェンド&フェードアウトしちゃったり。 これはほんとにもったいない。だって、もっとラクチンで効率のいいルートがあるからです。 そしてそれが、この本なのです! フランス語なんて、フランス(だけじゃありません)に行けば、小学生だって話してます。 わたしたちにだってできないはずないんです! 気楽に、軽いフットワークで、フランス語の世界を一巡りしてみるのはいかがでしょうか? そしてもし、ああ、こんな感じなのね? じゃあ、もうちょっと追加で何かやってみようかな、と思ったなら、 その時は、参考書も、ラジオもテレビもスクールだってあります。 おや、なんかまぶしいと思ったら、みなさんの未来が、トリコロールに輝き始めているじゃないですか! まいりましたねえ! (はじめにより) ※カバー画像が異なる場合があります。
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4.6たかぎなおこさん熱烈推薦! 「じゃんぽ~る西さんの描く子ども達の目がキラキラ純粋でたまりません」 フランス人ジャーナリストの妻との間に、日仏ハーフの男児2人を授かった漫画家・じゃんぽ~る西。 なかなか父をリスペクトしてくれない息子に手を焼きながらも、父の在り方を模索する日々を描いた『レタスクラブ』の大人気連載が、著者初のオールカラーで待望の書籍化! 単行本でしか読めないたくさんの描き下ろし&レタスクラブ連載時に好評だった写真日記も漏れなく収録。 いま、この瞬間だけの子どもたち、明日にはもう成長して別の存在になってしまう子どもたちとの、かけがえのない一瞬を丁寧に描写した、唯一無二の子育てコミックエッセイです。
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3.8※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 外国語を愛する 外国語に苦しむ すべての人に 白水社の月刊誌「ふらんす」で2020年9月現在も続く、漫画家じゃんぽ?る西さんとフランス人ジャーナリスト西村カリンさんによる人気夫婦連載がいよいよ単行本となる。じゃんぽ?る西さんは、パリ三部作(『パリ愛してるぜ?』『パリが呼んでいる』『かかってこいパリ』)や子育てコミックエッセイ『モンプチ』(全3冊)、また妻であるカリン氏を描いた『わたしはカレン、日本に恋したフランス人』などで知られ、フランスとは縁があるものの、フランス語はいまだに苦手。一方、日本在住20年、長年AFP(フランス通信社)で記者を務め、現在はリベラシオン紙やラジオ・フランスの特派員として活躍する妻のカリンさんは、「日経新聞」で日本語を身につけたという国際ジャーナリスト。ふたりは「言語」をキーワードに、日仏の文化のあいだで成長する子どもたちをそれぞれの視点で観察し、また映画の字幕問題、オリンピックとフランス語、セクハラなどの文化・社会ネタや、大統領選、ジレ・ジョーヌ、カルロス・ゴーンなどの政治・時事ネタを日仏両面から切り込む。日仏夫婦が漫画とコラムでつづった異文化・外国語教育・子育ての悲喜こもごもを、ぜひご堪能あれ!
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4.6【電子限定!描き下ろし特典ペーパー収録】1996年、日本。1人のフランス人が成田空港に降り立った。フランス生まれフランス育ちのフランス人女性・カレン(26)。パリのテレビ局で技術部長として日々奮闘する彼女が5週間の長期休暇の先として選んだのは、それまで全く縁もゆかりもなかった国――日本だった!軽い気持ちで訪れた日本で、彼女の人生は大きく変わる。清潔な空港、定刻通りに動くシステム、雑多な渋谷の街並み、ガングロギャル、山手線のアナウンス、ガラケーとiモード、歌舞伎、着物、ウォシュレット……。彼女を魅了した様々な「日本」は、意外にもあなたの傍にある。主人公カレンの日本との出会いから、日本人との結婚、母国と全く違う日本での育児に奮闘するまでの23年間を描く、ちょっぴりノスタルジックな異文化エッセイ漫画!
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5.0痛快で、やがて悲しい――。ジャンヌ・ダルクの生涯を一言であらわすならば、このようになるでしょうか。時は15世紀、英仏100年戦争の末期。フランスを二分する未曾有の国難のなか、パリを追われた失意の国王シャルル7世のもとに彗星のごとくあらわれたのが、ジャンヌ・ダルクです。甲冑を身にまとい馬上の人となった彼女は破竹の勢いで敵方を打ち破り、またたくまにシャルル7世をランスでの戴冠に導きます。しかし華々しい栄光もつかの間、ジャンヌはイギリス軍に引き渡され、異端者として生きたまま火あぶりにされてしまうのです。「声」に導かれるまま生まれ育った村を旅立ったのが16歳、火刑台に立たされたときには19歳でした。本書は、100年戦争の政治的背景から、中世におけるお告げや聖女の系譜など、彼女が生きた当時の世界を浮かび上がらせることで、ジャンヌ・ダルクの全体像をあざやかに、しかも親しみやすい筆致で描きだします。名もない羊飼いの娘だったジャンヌを突き動かした「声」、ついにはシャルル七世をも動かし、フランスを熱狂させたものとは、いったい何だったのでしょうか。カトリックの聖人は数多くいますが、異端者として火刑にまでなりながら、500年後に聖女として認定されたのは彼女だけです。「普通の女の子」が国を救い、国家意識を創ることを可能にしたヨーロッパ中世とは、そして彼女を「守護聖女」として今なお現役で生かしているフランス人の心性とはいったいどのようなものなのでしょうか。異端にして聖女、華やかで苛烈なジャンヌ・ダルクの世界に、あなたも飛び込んでみませんか?(原本:講談社現代新書、一九九七年)【本書の内容】プロローグ序 章 ジャンヌ・ダルクとはだれか第1章 ジャンヌ・ダルクの先駆者たち――カリスマと聖女第2章 神の「声」を聞いた少女第3章 中世の政治と宗教――少女戦士はいかにして誕生したか第4章 戦場の乙女第5章 ジャンヌの最期/エピローグ/あとがき/学術文庫版あとがき/おもな参考文献
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5.0「普遍」を標榜する神と金と革命思想は理想を追求する過程で共闘と排斥を繰り返した。壮大な歴史から3すくみのメカニズムを解明する 第一章 キリスト教の神と金 一 自然法思想と神 二 神から金へ コラム この世の富の意味 第二章 神と革命 一 ロシア革命とキリスト教 二 ラテン・アメリカでの共闘 三 ヨーロッパの場合 四 神の生き延び方 コラム 革命から神へそして金へ 第三章 三位一体 一 シャルル・ペギー 二 エリック・サティ 三 岡本公三の場合 四 ガイヨー司教 第四章 近代日本の革命とキリスト教 一 近代日本とキリスト教 二 近代日本と社会主義 三 明治日本と信教の自由 コラム 日本的無宗教の裏事情 第五章 東アジアの神と革命 一 孔教論争 二 朝鮮半島と孔教 終章 仮置きの神
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4.3「授乳」も「オムツ替え」も得意な夫。唯一慣れなかったのは…? 爆笑イクメン記! “愛が大事”なフランス人ד愛が苦手”な日本男子。「FEEL YOUNG」の大人気掲載中のエピソードに加えて、語学誌で連載する「フランス語っぽい日々」のほか、特別描きおろしも収録!!
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4.2パリで暮らす漫画男子の愉悦と憂鬱を描く、まったく新しい男目線のパリエッセイ。 ――なぜ日本人にはビズ(頬を寄せ合うフランス人のあいさつ)が難しいのか。なぜパリの寿司屋には「砂糖入り醤油」が置いてあるのか。なぜパリの女性はキレやすいのか。マドモワゼル(お嬢さん)と呼んだらと失礼と聞いてマダムと呼んでも怒られる(嗚呼)。パリでは警官が職務質問中に相手の女性をナンパするって本当なのか。なぜパリ人は窓から部屋の中が丸見えでも気にしないのか。パリではモー娘。はロリコンなのか。なぜパリのオタクはおにぎりに憧れるのか。う○こ漫画を描いている美人パリジェンヌに恋をするとどうなるのか。 パリの漫画家、同人誌、オタクたちの話もたっぷり読めます!!!
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3.5キリスト教は、出現した当時のギリシャ世界において、既存の宗教の枠を超える「型やぶり」な思想であった。ユダヤ教から派生した「突然変異」ともいえるキリスト教が、ギリシャ思想の精髄を吸収しながら古代ローマ世界に浸透し、やがて近代ヨーロッパを覚醒させる。本書では、教義に内在する普遍主義の歴史的連続性を読み解き、修道院がその伝承を担った中世の世界をさぐる。近代主義者たちはキリスト教の歴史事実を意図的に否定するが、その歪曲がなぜ必要だったのかを考える。キリスト教という合わせ鏡をとおして、現代世界の底流にある設計思想を解明する探究の書。