ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
12pt
聖女はなぜ求められるのか? マリアと弱者の救済として注目されるリタを基軸にジャンヌ・ダルク、マザー・テレサなど古今東西の聖女の生涯と奇跡また受容の変遷から聖女の実像を解明する。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
ジャンヌ・ダルクについての記載有りということで手に取った一冊。著者は別に「ジャンヌ・ダルク」を著している。 本書では、聖母マリアの生涯と聖母あるいは聖処女としてのあり方を多面的に分析している。また、聖女リタ(こちらは初めて知った)の生涯と、彼女が聖女とされた過程を紹介し、両者の正確の違いを際立た...続きを読むせている。カトリックに於ける聖女のシステムや歴史、数々のカトリックにおける奇蹟(聖母の御出現、涙を流すマリア像)の紹介など、色々興味深く読んだ。ジャンヌを桜型の聖女(処女性、短期間で自分の信念を貫いた女性)と分類し、薔薇型(長い苦難の人生の果てに、尊敬される)の聖女と類型を別けて説明されているのも面白い。 最後の第三章は、ルルドをはじめとする、奇蹟が今も続く、現代の聖地巡礼記。カトリックのテーマパーク化した側面とか、それが逆に信仰に関わらず、老若男女を自然に受け入れ、また、弱者こそが巡礼地では敬われるなど、また、カトリックの方々の信仰のあり方なども参考になった。学生を引率しての巡礼の旅行記であり、カトリック信者ではない筆者の冷静な筆致が気軽に読め、そしてなかなか洞察に富んでいると思われた。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
聖女の条件 万能の聖母マリアと不可能の聖女リタ
新刊情報をお知らせします。
竹下節子
フォロー機能について
「学術・語学」無料一覧へ
「学術・語学」ランキングの一覧へ
疫病の精神史 ――ユダヤ・キリスト教の穢れと救い
叢書パルマコン・ミクロス07 オカルト2.0 西洋エゾテリスム史と霊性の民主化
女のキリスト教史 ──「もう一つのフェミニズム」の系譜
神と金と革命がつくった世界史 キリスト教と共産主義の危険な関係
キリスト教入門
キリスト教の真実 ─―西洋近代をもたらした宗教思想
キリスト教は「宗教」ではない 自由・平等・博愛の起源と普遍化への系譜
叢書パルマコン・ミクロス03 コンスピリチュアリティ入門 スピリチュアルな人は陰謀論を信じやすいか
「竹下節子」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲聖女の条件 万能の聖母マリアと不可能の聖女リタ ページトップヘ