疫病の精神史 ――ユダヤ・キリスト教の穢れと救い

疫病の精神史 ――ユダヤ・キリスト教の穢れと救い

770円 (税込)

3pt

3.0

ペスト、赤痢、コレラ、スペイン風邪、新型コロナ――、古代から現代まで、人類は疫病とどのように向き合ってきたのか。律法により衛生管理を徹底し「穢れ」を排除したユダヤ教と、病者に寄り添い「魂の救い」の必要性を説いたキリスト教。二つの価値観が対立しつつ融合し、やがて西欧近代という大きな流れへと発展してゆく。聖書に描かれた病者たち、中世の聖者や王が施す治療、神なき現代社会で「健康」を消費する現代医学。疫病に翻弄される世界の歴史を描き、精神の変遷を追う。

...続きを読む

疫病の精神史 ――ユダヤ・キリスト教の穢れと救い のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年07月03日

    やっぱ、死は穢れなんだよね。
    現代の細菌学や医学の知識ない時代の対応であり、宗教的に許容できないんだろうなと思う。
    細菌感染を考えるとヨブ記とか仕方ないよね。

    0

疫病の精神史 ――ユダヤ・キリスト教の穢れと救い の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ちくま新書 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

竹下節子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す