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いよいよ佳境に
戦国時代にタイムスリップした料理人のケン。 信長のシェフとして活躍する中で次第に信長に尊敬の念を抱く。 本能寺の変もマジかに迫り、主人公のケンはどう動くのか、歴史はどう変わるのか変わらないのか。 歴史に対して新たな角度で考えつつ、物語に登場する鴨肉などのアレンジ料理も楽しめます。
#ドキドキハラハラ #深い #タメになる
ひと味違う光彦作品
海外が舞台のため、いつもの浅見光彦シリーズとは一味違った展開が新鮮です。 本作ではイタリアのトスカーナ地方が舞台のため、貴賓室の怪人第一話と違ってクルーズの風景が楽しめないのが少し残念です。 とはいえ、若いころの兄のエピソードがからみ、ミステリーとしては一話より楽しめます。 キリスト教遺物の盗難に関して教会関係者との駆け引きもあり、映像化してほしい作品です。
#癒やされる #深い
時を経て最後は正義が勝利
エジプトでの父親の死が、時を経て、勤務先の学校での教え子の死を契機とする連続殺人に繋がっていく。丁寧な伏線と密室トリックなどが楽しめる作品です。エジプト好きにとっては、日本での描写が大半であることが少し物足りませんが、ミステリーとして楽しめる作品です。大物の陰謀に対し、最後には正義が勝つところもスッキリします。
エジプトを味わえるサスペンス
USA在住の人類学教授が、エジプトの考古学研究室で起こった殺人事件を妻と共に解決するというストーリー。考古学研究室やナイル川クルーズ、不法な遺物売買人への接近など、エジプトならではのシーンが味わえました。クルーズのシーンが少なめなのが少し残念ですが、エジプトを味わえる一作品だと思います。
時を経て読み返したくなる作品
パンパネラという種族の物語。 時代を超えたテーマを含み、自分の成長と共に面白味が変わってくる作品です。 改めて続編も読み返したくなりました。
竜馬を通した幕末史
自らの生き方を模索する竜馬と、彼を取り巻く土佐藩士、国家変革の遠因となった土佐藩の階級体制などが生き生きと描かれています。 竜馬自身の物語だけでも大変面白いのですが、動乱の時代に生きた人々の様子を通して、様々なことを考えさせられます。 学生時代にこの本を読んでいれば、もっと歴史が好きになれたかも。
無さそうで有り得るストーリー
完全犯罪とは、このようなものかもしれません。 日常の死の中にあり得る怖さを、大富豪の家庭という非日常さが薄めてくれています。 デザートを味わうように軽妙に読み進められるミステリー。
映像化の面白さ
配役や演出により、小説が効果的に映像化されていることが実感でき、再度小説を読み直してみたくなりました。 他のシリーズの映像化が楽しみになる対談内容です。
現代にも通じるリーダー像
変化の激しかった戦国時代の中で、私欲を捨てて自国大和の安泰に主眼を置き、動静を判断した武将の生涯が書かれています。 現在話題の明智光秀との関係も描かれ、時代を別の角度から眺められる作品となっています。