DDさんのレビュー一覧
レビュアー
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分冊との差異
〇はじめに
本作品は、カバー裏に記載されていますが、「奇才・天原が描くオトナ向けファンタジーコメディ」です
〇分冊との差異
・カバー表裏、そでのカラーカバー
・表紙表裏、登場人物紹介と目次
・6話ごとの配信には含まれない一話
〇レビュー
作者曰く、単行本は30か月に1冊のペースなので、今回は異例の速さです
しかし、第三巻の有無は天のみぞ知る
そのため、六話ごとの分冊も購入しておく必要大いにあります
それ以外にも、今回もカバー裏表紙とそこに載せられた煽りが秀逸なので、手に取る値打ちがあります
第1巻はメイル隊長、この第2巻はメナ副隊長のご自宅がカバー裏(カラー) -
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第一巻から勢い衰えず
第一巻はVtuberを商業コミックで取り上げるという新分野を切り開いた
その勢いは衰えることなく、第二巻へとつながった
第一巻を手に取り、波長が合ったならば是非ともこの第二巻をお勧めしたい
第二巻になって、若干の迷走は見られるものの、基本としての主人公一家のドタバタは変わらない
特に母の「おっさん」化は磨きがかかってくる
・第一巻第5話で登場した主人公のマドンナについては、今回で伏線回収された
・第一巻でほんの少し出てきたナルシスト君は、第二巻でその正体が明らかになるので、期待されたし
・第二巻では、一家のV姿を透視?できる占い師が登場する これがなかなかの切れ味ある狂言 -
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きみはまったく大丈夫なのだから
涼くんと千夜姉さんに加えて二組目の重要な姉弟が登場します
謎の美少女 陽さんの正体が語られます
それは、涼くんにとっても千夜姉さんにも深くかかわる事です
物語は、更に深い闇へと潜っていきますが
それでも、涼くんと千夜姉さんとの世界は淡々としています
闇が深ければ、一層に光は輝きます
その闇の深さは、主人公 涼くんに語り掛けられたタイトルの一言に集約されます
もちろん、全く違う意味がルビにて語られます
物語は、ますます 終わりのない無限回廊の様を呈してきます
このシリーズを一貫するのは「決して終わらない光と闇の物語」です
是非、本書を手に取ってこの謎解きと終わりのない物語を楽 -
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原作ノベル版と相互補完的な作品
原作派の方々にも是非お勧めしたい作品です
一般的に原作付きコミカライズは、原作のダイジェストに留まる事が多いです
しかし、壮大な群像スペクタクルの原作に対して、本作では原作では描写されなかった登場人物の内面的な心情が女性作家らしく細やかに描写がされています
特に、御方様に関連する心情描写は秀逸です
また、コミカライズ版のみ読者の方(少ないでしょうが)には、背景情報としての原作を一読される事をお勧めします
原作ノベルとコミカライズ版は、相互補完的な作品で両方を合わせて読む事をお勧めします
余談になりますが、次巻で氣比雪乃様の登場が如何様にコミカライズ版で扱われるのか楽しみにしてい -
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悪役令嬢転生ではなくバ美肉
異世界転生・悪役令嬢モノとタイトルだけ見て思ったら大間違い
むしろ 実体はバ美肉モノです
幾重にも、定石を覆すシカケがあります
初見の方が、本書を読む際には、必ず口の中を空にしておいてください
さもなくば、貴方の端末は、ビシャビシャになりかねません
ページをめくるたびに、作者の仕掛けたギミックに吹き出す事でしょう
1巻は、単なる導入部分に過ぎません
Webで公開されている先行公開部分から察するに
さらに、重層構造のトリックがさく裂する事に間違いはありません
Webでは公開されていない追加や新しいエピソードもあるので、購入されて損はありません
分類は青年マンガ -
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少し雰囲気が何時もと異なります
表紙絵とは裏腹に、いままでの楽しい日常から、新しい生活へ踏み出すための伏線が設定される巻です
終わらない楽しい日々にも、いつかは終止符が打たれ、新しい日常へと踏み出す日が来ます
楽しい宴も必ず終わります
一つの終わりは新しい日常の始まりです
物語は始める事は困難ですが、終わらせる事は、それよりも難しく作者の真の力量が問われます
夏休みが終わり、彼女たちにも変化する時が迫ります
いつものスラップスティックを期待される読者は違和感を感じるかもしれませんが
第10巻への重要な助走と伏線設置される第10巻への期待が高まる第9巻でした
第8巻まで読了した諸兄・諸姉には、ぜひ手に取る事をお -
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1巻とは雰囲気が変わります
1巻が落ち着いた登場人物の内面に迫る話の運びでした
この2巻では、新たなメンバー加入があったり、戦闘があったりと1巻の静から動へと変わります
※1巻の様に涙腺にくるような事はありません
そして、多くの伏線が張られます
夫々がどのように回収されていくのかが楽しみです
戦闘といっても派手さはありません
基本は人物の内面の葛藤に貫かれています
数多の異世界物語とは一線を画しています
1巻だけでも話の運びとしては完結しているといえますが、
更にその先を読みたいと思う方は、この2巻を手に取るべきでしょう
この2巻を読むと、次の3巻が待ち遠しくなります -
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穏やかな読了感
たわいもの無い 幼い恋の物語といってしまえばそれだけですが
これに、ほんの少し 女装男子要素がスパイスとして効いています(決して百合ではありません)
安心して読み進める事が出来る穏やかなストーリーです
穏やかな(生暖かい?)気持ちで読み進む事が出来ます
むしろ、本書が「少女マンガ」ではなく、「青年マンガ」に分類されている事に些か違和感すら感じます
※追記
同人誌第一巻から第四巻をお持ちの方も購入されて、損をする事はありません
同人誌第一巻(P24)+Twitter掲載+α(かなり加筆があります)=P170
私個人は書籍(電子書籍)を買い求めた後に、同人誌を別途 求めて確認し、
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購入済み
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購入済み
身に覚えがありすぎる
◎第12話 婚約者の父親に挨拶に行く話
妻と定めた女性の父親に挨拶へ行く事は避けて通れな儀礼です。
何とも言えない、猛烈な圧迫感があります。
こういう時に義母は傍でニコニコ笑っているだけです。
面識があり、普通に話せる関係であったとしてもです。
結婚式より詳細に覚えてると言うと妻に叱られそうですが
男性にとっては、かかる大事はそうそうありません。
いきなりの海外勤務を申し渡された時よりもはっきりと覚えています。
十人十色の幸福があるとは言いますが、
これだけは古今東西同じ様です。
◎第9話 本日の一押しポイント(申告制)
これ 良いかも
早速 実行してい見た -
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覚悟してお読みください
随分と物騒なタイトルをつけましたが、商業作品のもつ工業製品的な等質な品質ではありません。むしろ、良質な同人誌を手にしたような嬉しさを感じます。大量消費される雑誌掲載作品では出せない手元に置いて何度も繰り返し読み楽しむ喜びがあります。
表層的には日常系ですが、異世界を隠れ蓑にした大胆な意図が見え隠れします。
商業誌、同人誌に多く見られる刹那的な作品や刺激だけを追い求めた作品に疲れを覚えた方にお勧めしたい作品です。
作者の意図をつかむには、歴史、科学、政治、哲学の広い知見が求められます。
差別の根深さを皮膚感覚で知らないと、見事にはぐらかされます。
初見に惑わされず、覚悟してお読みくださ -
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