【感想・ネタバレ】奔れ、空也 空也十番勝負(十)のレビュー

あらすじ

空也の武者修行、約束の地で待ち受けるのは――!?
京の老舗袋物問屋の隠居と知り合った空也は大和柳生へと同道する。新たな修行の場を得たと感じるが……。そして、最後の勝負が迫る!

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Posted by ブクログ

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感想
居眠り磐音と空也十番勝負が完結し、とても楽しませてもらった。今後は、筆者の感じる老いとリンクさせて、磐音の晩年を書きたいとあったが、これもまた楽しみ。

作中での磐音の役割はもはや代読のみ!?手紙の度に呼び出されるみんなも大変。

最後の勝負の割に、彦次郎との対決は意外に呆気なかった。利次郎はどんだけ休めるねん、眉月は姫様ながらお供を従えず長旅などツッコミどころ満載だが、シリーズが無事終えて良かった。

あらすじ
空也は近江の茶屋で出会った京都の商人と一緒に大和まで行くことにした。その道中、柳生の庄により将軍家師範として名高い正木坂道場に立ち寄る。最初は道場の威勢に圧倒されたが、そこは他流の良いところを受け入れない形骸化した稽古法に陥っていた。

空也は宝生寺で修行を成した後、大台ヶ原を最終の地と決め、修行をする。そこで佐伯彦次郎と相見え、尋常の勝負をする。

空也はなんとか姥捨の郷に辿り着き、修行も終わりを遂げる。

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2024年04月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

空也十番勝負の十番目、完結編
ただし、十番目の勝負はあっさりと語られていた。
今回のメインは柳生の正木道場での修行。
柳生の道場も長い年月のうちに進歩がなく改革が必要t2お言うことをページを割いて語られていた。
読んでいる間はさすがに場面場面の描写がうまく楽しめたが、振り返ると中身が少なかった印象。

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2023年12月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

このシリーズも大団円ですが~大和へ向かう峠で京の袋物問屋の隠居と知り合った空也は室生寺へ寄進する500両の守り手として旅に加えられた。急ぎ旅ではないと隠居は空也を新影流の道場へと導くが,当初は物珍しい大道場の稽古も停滞気味に見えてきた。薩摩剣法の稽古を嫌い,出て行って欲しい雰囲気を感じた空也は室生寺へと再出発するが,剣術師範を解雇された古参の剣術家を斥け,金を室生寺に届けて,女高野と呼ばれる室生寺の山奥で21日の修行を終え,最後の修行の場を歳末の大台ヶ原と定める。そこには安芸広島城下の道場を出奔して道場破りに明け暮れていた佐伯彦次郎が待ち構えていた。・・・姥捨ての里に左肩に傷を負いながら辿り着いた空也は渋谷眉月と再会する~磐音と空也の確執を描くようです。それにしても,三人の馬子はどうして出してきたのだろう,要らなくない?500両を持っていて寄り道するとは信じられない

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2023年10月11日

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