あらすじ
家長を破り二度目の鎌倉奪還を果たした時行達は、休息もわずかに京への進軍を開始する。しかし、一行が抱えるある問題が重大な事件へと発展し瓦解の危機に!? さらに、美濃国青野原に到達した顕家軍に足利連合軍の挟撃策が炸裂! 因縁の強敵・貞宗や長尾、そして支離滅裂な怪力を誇る土岐頼遠との総力戦が幕を開ける!
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匿名
時行の成長がよくわかる巻……!!!極限の状態にいるということは、これほど人を成長させることになるんだなあと思った。悲しい覚悟。
最初期からの因縁の相手である小笠原貞宗に遂に一人前の大将として認められ、弓の奥義を引き出すまで成長した時行。
さらに貞宗に一矢報いる姿がとても感慨深いです…
面白い!
久しぶりに歴史系の漫画を読みましたが、ハマってしまいました!
今までは戦国時代を舞台にした漫画を読むことが多く、鎌倉時代を舞台にした作品は初めてです。
ギャグ要素が入っているのでどんどん引き込まれるように読み進められますよ。
時行様たちには無事に逃げきって欲しいという気持ちが大きいですが、最終回がどういう形になるかどうか見守っていきたいです!
Posted by ブクログ
おじさんが魅力的過ぎる巻。正直、当初は少年マンガなのにこんなにおじさんばかり登場して良いのかと思っていた(私自身、おじさんの顔を覚えるのが苦手ということもある)。だけれども、16巻ではふたりのおじさん――北条泰家と小笠原貞宗が魅力に溢れ過ぎている。
北条泰家はどっかで裏切るんじゃないかと思っていたが、最後まで北条家のために尽力していた。そして、ようやくその責務から解き放たれるときの心情にごっつい感情移入をしてしまった。そうだよね、そりゃつらいよね。今後は安らかに生きるんだよ……。
また、小笠原貞宗は眼球圧力おじさんかと思っていたが、ライバルであり、師でもあり、時行を敵の立場から理解するものであり、最高おじさんになっている。
当初、小者だとおもっていた人が化けて魅力的な人物になるのは、松井先生の真骨頂。
Posted by ブクログ
やっぱりおじさんがいい味出しまくっている漫画
泰家おじの最後がよかったし、出てきたら当然の如く主人公の一番の好敵手ムーブをかます小笠原おじもよかった
Posted by ブクログ
鎌倉幕府滅亡~南北朝時代の歴史+ファンタジー物語!
京を目指す顕家軍と逃若党に降りかかる困難。
そして青野原(関ケ原)にて、足利連合軍との闘いが始まる。
第134話~第142話収録。
・解説上手の若君・・・本郷和人による解説。
今回は、下ネタ、正室や側室と他の女性たち、お米、
くじびき、一騎打ち、小勢力の豪傑、関ケ原、鎧。
・SPECIAL THANKS・・・制作に関わる人々のエピソードもあり。
北条泰家の離脱、北畠顕家の奥州での(15歳!)5年間と苦悩。
進軍での困難を経て、いよいよ青野原(関ケ原)の戦いに。
ワクワクドキドキの戦闘シーン、てんこ盛りです。
ソードマスター弧次郎vs.ドーピングファイター長尾景忠。
師弟対決みたいな、時行vs.小笠原貞宗。貞宗、大人だなぁ。
父と同じ?な新田徳寿丸、七支刀をぶん回す鬼畜な結城宗広の
活躍も。また、久しぶりの再会もあります。
ちなみに、三番くじは今川憲国と三浦高継ですね。
宇都宮公綱の名声は、頼朝に「関東一の弓取り」と呼ばれた
ご先祖様がいたからかも。確かに戦での記録、あやふやだし。
そして、バサラ代表・人間爆弾の土岐頼遠がバグりまくり!
顕家が戸惑う相手に、東夷と時行たちはどう戦うのか?
次巻に続く。