あらすじ
長年の悲願が実り、ついに鎌倉奪還を果たした北条時行は久々の故郷に胸を躍らせ、逃若党の仲間と共に鎌倉の各地を巡りながら穏やかな時間を過ごしていた。一方、帝が治める京では北条家に鎌倉を獲られたことにより混迷を極めていた。帝の意向を無視して足利尊氏は時行を討ち取るため鎌倉に向けて自ら出陣する!
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匿名
初めて若が「主従」という関係性を頼重との間に持ち出す、この場面が本当に悲しくて……でもすごく好きで……史実とは分かっていても。
遂に足利尊氏との戦が始まりました!
前半の鎌倉での穏やかな時間との差が凄いです。
急に自害をしようとする尊氏が本当に怖いです…
前半は鎌倉奪還で得た頼もしい仲間と新たな味方、そして新しい強力な武器に時行の故郷をほのぼのと廻るのに対し後半のカタストロフとの落差が堪えられない😂一気に読んでしまいました。