あらすじ
他人に合わせてばかりの日々をやめ、心地良い新生活をおくっていた大島凪28歳。だけど、何かと優しい隣人・ゴンとの関係が深まるにつれて、気持ちが揺らいで…?【※この商品は「凪のお暇」3巻を1話ごとに分冊したものです。購入の際はご注意ください。】
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たかがいわし、されどいわし!
いわしは貧乏人の食べ物じゃないよ!
シンジの家庭環境ならイワシの群れを見て、そう思うのも分からなくはないけど…凪ちゃんに対しての言葉選びが下手すぎる!
選んでないのか…だからこうなった…
シンジが変わらないとね。
実家
慎二の実家がなかなかヤバイなー。
公務員で愛人4人もいて隠し子までいるってやばすぎる。
そして整形依存の母親も怖い。
兄は何処にいるんだろう。
なぜ好きかわからない
仕事中に過呼吸を起こした女性が人も物も断捨離して引っ越した先での生活のやり直しを描いたお話の第13話。
職安で仲良くなった坂本さんに連れられて行った婚活パーティーで元同僚の足立さんに遭遇した凪はその後彼女にサンドバッグにされてしまうが自称サバサバ系の彼女に言い返すことができた。
しかし言いながら自分も参加者の男性を見ながら全員慎二より下だと思った事やそこから何故彼のことが好きだったのかわからないことに気づいてしまった。
昔慎二と付き合っていた時に行った水族館で群れから外れた一匹のイワシに感情移入をしていた時に慎二が空気の読めないやつだと馬鹿にしたことがあった。
空気を読んで群れている慎二にとってこのイワシの気持ちなんかわからないだろうなぁと暗い気持ちになったことを思い出した。
そもそも最初から営業部のエースで出世頭でみんな大好きな我聞慎二という肩書しか見ていなかった凪だった。
一方慎二はその時の水族館のイワシの群れを壊れていながらも周りの目を気にしてアットホームな家族を演じる自分の家に見えて気持ち悪いと思っていた。
そんな中一匹だけ群れから外れたイワシに畏怖と憧れと懸念を抱いた慎二はあまのじゃくな態度で空気を読めと言ったのだった。
水族館の事を思い出した凪は大量のイワシを買ってきてゴンさんとうららちゃんと一緒にフリッターを作って食べていた。
そこに母親からの電話がかかってきたのだった。
慎二は心の中で思っていることをあまのじゃく的に反対のことを言ってしまう事と、その真意を聞いた相手が当たり前のようにくみ取ってくれること前提で動いていることがそもそもの原因なんだと思った。
すれ違いが切ない
心の中を覗かれたくなくてホントのことを口に出せない慎二。
同じイワシを見ながら片方は心配し、片方は憧憬を抱いていた。
決して価値観は違っていたわけでもないのに言葉にしなかったことですれ違いが進んでいく。
慎二推しだけど無理だろうなぁ。。
「こわい目」ってどういう目だろう?無気力なというか無表情な目、感情を遮断した目ってコトなのかな?お母さんとの関係が気になります。