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Posted by ブクログ 2021年05月04日
私のような、数字とは無縁の、ビジネスパーソンとはおよそ言い難い会社員生活を送ってきていきなりスタートアップ投資部門に行くことになって目を白黒させているような人に強烈におすすめしたい。こんな人がほかにどれほどいるかは知らんけど。
流行り物のように扱われているESG投資に対して一石を投じているくだりが特...続きを読むに好きです。
Posted by ブクログ 2022年09月19日
ファイナンスの復習に読書。
メモ
・利益の計算目的
税金計算のため、配当計算のため、業績評価のため
・bsは経営者がデザインするもの。
・三大戦略コスト
研究開発費、マーケコスト、教育採用コスト
・ファイナンスは三つの意思決定に役立つ
投資するか否か
資金調達の意思決定
リターン配分に関...続きを読むする意思決定
・投資判断の決定プロセス
キャッシュフロー予測
投資判断指標の計算
計算結果と採択基準の比較
・代替案、やらなかったらどうなるかは確認すべき。経営サイドが声をかける意味。
・npv法は企業価値を高める投資基準として優れた手法。再投資機会があることが前提となるirrなどには要注意
・事業リスクに見合ったハードルレートを設定すべき。
・伊藤忠事業exit選定基準
3期累計赤字
リターンの投資時計画比下方乖離
付加価値の3期累計赤字
・evは企業価値ではなく、事業価値の総和を表す
Posted by ブクログ 2021年10月10日
PL経営からBS経営へというキーワードが書いてある一部は非常に読みやすい
決算書から企業を推定するあたりは、今の自分の興味とも合致して面白く読めた
ただ2部以降は自分には少しすんなり入って来なかったので、時期を見てまた再読したい
記載されている数式はあまり難しくないので、しっかり理解すれば読める水準
Posted by ブクログ 2021年09月26日
初めの方は参考になった。
資産は金が化けたもの。
BSが読めるようにならないといけない。
個人的にいつもやってるのは繰越利益剰余金を現在の決算期で1期あたりの税引き後利益を出す。
大体会社がどれだけ利益を残すかがわかる。
ピジョンのPVAツリーが分かりやすかった。
社長は成長ストーリーを描ける人で...続きを読むなければならない。
成長ストーリーはビジネスデザインにつながってくると思う。
企業の成長が止まって成熟ステージに入ると、設備投資をすると言っても減価償却費と同額かそれ以下の投資しかしなくなる傾向が出てきます。最低限の設備を維持するだけの投資しかしなくなる。
WACC=負債比率×税引後負債コスト+株主資本比率×株主資本コスト
税引き後負債コストとは、
負債コスト(借入などの調達金利コスト)×(1−法人税率)
株主資本コストとは、配当金その他未来の収益率を加味する。
株主資本コスト= リスクフリーレート+β(ベータ)×マーケットリスクプレミアム
これが投下資本利益率(ROIC:Return On Invested Capital)を上回る必要がある。
後半に行くと
割引現在価値や企業価値評価についての話
投資回収にあたっては割引現在価値を利用する。
日本企業のほとんどは割引現在価値を無視した回収期間法を使っている。
収益÷投資額=回収期間
海外ではIRR法かNPV法のいずれかが70%を占める。
NPV法は、正味現在価値 これを筆者は採用。
NPV=将来発生するフリーキャッシュフローの現在価値の合計額-初期投資額
プラスだったら回収ができるので投資をすべき。マイナスだったら投資を止めるべき
個人的には回収期間法がシンプルかつ中小企業にとってわかりやすい。
CCCの考え方は参考にしていて資料に加えても良さそう
新規事業の撤退基準を考える。
ハードレートを設ける必要がある。
サンクコストは無視する。埋没損失のため。
初めに設けないと撤退が曖昧になり、大変な事になる。
メモ
投資をしなかったら、どういう打ち手が考えられるか。現場の方々は今、目の前にある投資案件をやりたいのです。「代替案は?」と聞くと、「それは上申前に十分検討した。その結果として、投資すべきとなった」と答えるのが関の山です。やりたい人たちに、やらなかったらどうするかというのは黙っていては出てきません。代替案はわざわざ経営サイドから言って出させないといけません。