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Posted by ブクログ
出版社が変わって第一弾。
あとがきを最後まで楽しみにとっておくスタイルなので、読みはじめて色々と混乱した。
最初に誤植で御鑓拝借から3年(だったかな)になっている。
え、それで三河屋蔦の三回忌ってどういうこと…?!となり、その後御鑓拝借から6年後だとあり、なるほどなるほど…と思っていたら駿太郎が10歳で???となった。
国三さんも、前作では本家も分家も引き取りたがってる…という体だったけど、新しくは3年ほどしくじりのために修行させられた、となっていた。
ふ~ん、そうきたか。
そして怪しい異界のなんちゃらが新しい敵。
そっちにいっちゃうのかーと思いつつも、話は安定して面白いですよ。
ただ、この間読んだ「夏目影二郎」のほうでも、磐音のほうでも思ったのだけど、作者は主人公を巻き込まれ型にしておきたいようで、なにかのおりに主人公に「自分が望んだことではない」と言わせるのだが、これが気になって仕方がない。
なんで人のせいにするのかな?
一旦受けたのに、人に責められると「自分が望んだことではない」と言い出すのがちょっとね。
引き受けてしまったのなら、腹くくったらええやん。
人のせいかよ~と思ってしまうね、わたしは。
親兵衛さんは、最後戻ってきて良かった。
けど、敵とは関係ない異次元?への謎の神隠し…はっきりしなくてもやもやはするなぁ。