あらすじ
1巻に続き、2ヵ月連続刊行! 令和X年、海底地すべりによる大津波が太平洋で発生。しかしそれは、新たに始まる厄災の序章に過ぎなかった。怪獣は現れたが、ヒーローはいない。人類は己の力のみで平和を勝ち取る事ができるか――!? 怪獣への絶望に打ちひしがれるこのえ。しかし、状況は予断を許さない。“マスターキー”を手に、反撃の狼煙をあげろ!!
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緊張感がものすごい漫画!
もうダメだってピンチもこの幼く見える主人公が切り抜ける。
人のためにっていう信念に感動すら覚える。
怖いんだけど、主人公やそれに協力する登場人物たちがみんなかっこいい。
匿名
VS怪獣だけじゃない
レビュータイトル通り。VS怪獣だけの話ではなく、むしろVS怪獣に持っていくための政治的な話が強いと思う。しかしなぜ怪獣が出現するのか、怪獣とは何なのか。そういった根本的な疑問はまだ解決できていないというか、その話は主菜だろうし、そこにいくまで打ち切りにならないよう祈ってる。
匿名
このえも特別他の人より強いわけじゃないけど、怪獣に立ち向かって船の皆もその勇気に奮い立たされる。ヒーローが出てくるのもいいけどこういう展開も好きです。
このえちゃん強い
吹き抜けエントランスから飛び降りて斬りつけるって何処の剣豪ですか?。流石、自衛官。
映画館の泣いてる女の子気の毒だね、どう見ても物心付いてるし大人に成ってから思い返してお父さんの死因が自分だって気に病むんじゃないか?。
前巻から引き続き極めて危機的な状況で物語は進んでいく。
一つの問題を乗り越えたと思えばさらなる脅威が目前に現れ、まったく息もつかせない展開が続く。
本作はもちろんフィクションであるが、日本人が経験してきた数々の災害を想起させるような描写が恐ろしいほどの迫力を生んでいる。
Posted by ブクログ
突然現れた怪獣の襲来に人類が立ち向かうアクション巨編第2巻。
山本弘が切り開いてシン・ゴジラが押し広げた対怪獣路線な印象。
観察し、行動を分析して対策を講じていく。
現代社会を舞台に自衛隊が動くわけで、国際関係などの政治的な判断も加わる。
ピンチの連続。
小さな解決を繰り返し、安定を見せたところでまたピンチといった、怪獣もののハラハラ巻も完璧に押さえられていて好感。
襲われた客船、たまたま乗り合わせた新任自衛官が奮闘する。
行儀よすぎる印象もなくもないが、平成&令和の幾多の危機を絆で切り抜けた日本人たちなら、こういう団結もあるかもしれない。
人を導き、政治な駆け引き、情報を利用し声を高める。
怪獣ものではあるが、単純に戦闘でやっつけようというだけではない大人の展開が素敵。
防人さんが良いですね
表紙にもなっている防人このえさんが覚悟を決めて奮闘していて、あと、1巻冒頭で生き延びた大和君も出てきたりで、この辺は王道展開で…‥ただ、案の定というべきか、海自と海上保安庁とでも情報の共有が出来ていなかったり、他国からの干渉も出てくるのは故・小松左京氏のSF小説とかと同様ですね。 正体が不明でも、音に敏感らしいというのは見えてきましたし。マスターキーと呼ばれている斧が活躍しています。🪓
Posted by ブクログ
有効な解決策が見いだせぬまま、犠牲者は増えるばかり。ますます窮地に陥っていく富嶽。ようやく動き出した自衛隊の作戦まで、このえの奮闘は持ち堪えることができるのか!? SNSや動画サイトなど、現代の情報インフラを駆使した情報のやりとりと、誰もが軽い責任で声を上げられることによる弊害が事態を左右するリアリティ。ほんとにこんなことになりそう