あらすじ
怪獣は現れたが、ヒーローはいない。人類は己の力のみで平和を勝ち取る事ができるか――!? 2匹目の怪獣が現れ、大きな混乱に叩き込まれる東京。死後の“毒”により対応が複雑化する中、アメリカはとんでもない情報を秘匿していて――。混沌の第7巻!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
7巻なので基本構造は割愛。
前巻までの流れを継承して、真剣に怪獣が現代日本に現れたらと言うシミュレーションを描く。
ややもするとコメディレベルにご都合めいた展開も見せるが、いずれ相手のターンに巻き返しが起こることでしょう。
無双なはずの怪獣が沢山卵を産む不自然さを感じていたのだが、そのあたりの設定もしっかり用意されているようで、ワクワクさせられる。
あらを探しているわけでは無いが、気になる部分を覚えていて、どうフォローがあるのかを確認する読書法は、本格推理好きはよくする手法であり、そこが面白さ。
Posted by ブクログ
横暴なアメリカの対応とそれを受けざるをえない日本という良くある展開。ちょっと食傷気味ではある。米軍の介入を秘匿しようとする自衛隊と、不信感を抱く警察や自治体との間の確執が事態を悪化させそう。