あらすじ
情念が強くなるあまり、生霊と化した老婆おかね。彼女を救いたいと願うあおと楽丸の前に、楽丸と同じく宮司を務める微神黒狐社の恐丸が現れる。死霊も生霊も悪は悪とする恐丸。彼がとった衝撃の行動を前に、あおと楽丸は…！？そして己の無力さから神具と霊験を失ってしまった楽丸は、あおの説得と、人も霊も救いたいという思いからもう一度宮司としてやり直す決意をする。そんな二人を待ち受けるのは、五大社を守護する５人の廓番衆たち。廓の五体神の承認を得るために、あおと楽丸は彼らの放つ試練に挑む。いざ、修験編開始！！
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Posted by ブクログ
『特別編しだれ桜』で今もまだきよ花が富岡を想ってくれている事に胸がギュッとなった。
富岡の苦労や劣等感をきよ花が本当の意味で理解する事は出来なかったかもしれないけど、誰よりも富岡を想ってくれているなと思う。
切ない。いつかふたりでお花見が出来ればいいな
キャラクター一気に増えました。
楽丸と恐丸以外の廓番集が登場しましたね。一気にキャラクターが増えたので、彼らが今後どんな活躍するかな。
あと、濃紫姿で登場しましたね。カッコイイ！
「女郎蜘蛛」の話は、初めて救われないなぁと感じた悲しくて切ない話でした。
新しいキャラクターの登場でどのように話が進んでいくのか楽しみです。
それにしても、お留守番をくらった鎮守が犬そのものでとてもかわいい。
Posted by ブクログ
女郎蜘蛛編で鍵を壊してしまった楽丸。
あおさんが鍵を買ってきてくれて、他の宮司のところへ許しを得に行くことになる二人。
狐の描写が毎度可愛くてたまらない。
放置されたらうずうずしちゃうって動物っぽくて良い。
将棋勝負に勝つあおさん恰好良かった。
遊女の嗜みでもあるし、わからないふりも上手である。
これから成長物語になるのかな？
今回もしっかりあおさん節が効いています！
一瞬花魁(現世のあおさん)に戻る場面があるのですが小さなデフォルメされた姿も可愛いけれどこの花魁あおさんはとても美しく流石と言う貫禄もあって大好きなページです。
一気に登場人物が増えますがみんな揃ってキャラ立ちしていて面白いです。今後どのように彼らに認めてもらえるのか、どんな試験が与えられるのか楽しみです。ただ最初から出来レースと言うか……トントン拍子で進みすぎるような気がするのでこのまま全てクリアしてしまう展開だとまた同じ過ちを繰り返すのでは？と思ってしまいました。成長が見られると良いけどまだ今の時点では二人とも何か変化したとは思えません。
最後に無料で読めるマ◯ガ◯ックスにはない、きよ花と富岡のその後が描かれておりそれが切ないけれど良いお話でした。富岡はやはり悪だけではなかったと言うか思い出はしっかり刻んでいる姿が見れてこれで本当に幸せになれたのかと思っていたのでその後のお話は凄く良かったです！
