【感想・ネタバレ】ムーミン全集[新版]5 ムーミン谷の冬のレビュー

あらすじ

見えるものだけが、すべてじゃない。
ムーミントロールは、冬眠中に、たった一人で起きてしまいました。まったく知らない世界が広がっていて、しかもだれひとり心を開いてくれないことに落ち込みますが……?
うつくしい冬の情景、おしゃまさんの含蓄ある言葉、ムーミントロールの心の変化など、名作と評される1冊です。

1964年に翻訳出版されてから、55年もの間愛され続けてきた「ムーミン」の物語。大人気のキャラクター「ムーミン」は、この全集が原典となっており、今なおその魅力は増すばかりです。
この度、今の時代により読みやすくするべく、改訂を行いました。
初めての方も、ムーミンのことなら何でもご存じの方も、楽しんでいただける[新版]として、順次刊行して参ります。
1現代的な表現、言い回しに整え、読みやすく
2クリアなさし絵に全点さしかえ
3原語最終版に基づき、より細部にこだわった表現に
4フィンランド最新刊と共通のカバーデザイン
こどもから大人も楽しめる、大注目のシリーズです!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ムーミンの冬って冬眠してるんじゃね?って思ってたけど、確かに始めは冬眠してた。月の光で起きてしまったムーミンは初めての冬を経験する。

いつもより人(?)も少ないし、雪一面で寂しくて寒くてムーミンは孤独感を感じる。でもそんな中おしゃまさんとかミイとかと一緒に春を待っていくお話。

ムーミンはどっちかっていうと冬どうしようって感じだったけど、おしゃまさんとかミイがあまりにも呑気すぎてそんな気抜いてもいいんだって思った。読んでて楽しかった。

0
2024年10月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これまでのシリーズで感じた小さなお話に次々と飛んでいくことによるおもしろさと読みにくさはこの巻では控えめで、冬眠から目覚めてしまったムーミントロールが初めての冬を乗り越える様子が一貫した物語として描かれている。
冬の情景に不安と恐怖しか持たないムーミントロールに対して、起きてすぐから雪滑りを楽しみむちびのミーがとてもかわいらしい。
ムーミントロールは奇妙な冬の住民との交流を通して、春が訪れる頃には、起きてきたムーミンママに甘えながらもなにかしてあげなくちゃと思うほどに成長しています。

0
2020年10月20日

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