【感想・ネタバレ】掟上今日子の推薦文(文庫版)のレビュー

あらすじ

二億円の絵が一夜にして二百万円に急落。鑑定人は、忘却探偵・掟上今日子。しかし、絵がすり替えられた形跡もなければ、今日子さんには記憶もない。美術館警備員・守の依頼を受けて看破した真相は、さらなるアートな難事件を巻き起こす! 彼女と過ごす時間はいつだって最初で最後。「忘却探偵シリーズ」第2巻。(同一内容の単行本版も配信中)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

探偵として事件の真相がある程度わかっていながら、自首を促すために、全ての真実を解き明かす必要があるという構成が面白かった。

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2024年12月29日

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ネタバレ

今回は画家の卵と額縁匠を巡る事件。犯人の動機がやや理解しがたいが、辻褄はあっている。時間が限られた忘却探偵の最速の推理が楽しめた。

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2019年03月17日

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ネタバレ

シリーズ2作目。中編3つかなと思いきや長編でした。てっきり厄介が登場するのかと思いきや全くの別人が今回の今日子さんの相棒にして物語の案内人。何かと頭の中で考えて、逡巡し自問自答を繰り返す。それが地の文でありモノローグ、セリフとして今日子さんらと言葉を交わす。だからこそちょっと読むのに疲れたが、読み終えた先には気持ちよさが待っていた。唸る程ではないが、「なるほど」と納得させられた。(物語的にはもっとキュッと絞れそうだがそれではつまらない。親切守の変に真面目な性格が故の思考が読者を無駄に翻弄した印象(笑)

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2023年01月16日

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ネタバレ

寝ると忘れてしまう忘却探偵と美術館の警備員の周りで起きる事件を解決する話。
掟上今日子の備忘録の続編で、シリーズ2作目。
前シリーズに出てきた、隠館厄介を期待していたが、今作品には出てこなかった。
新たに警備員の親切守が出てきた。
続編も読んでみたい。

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2023年01月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

忘却探偵2
語り手がずっと厄介だと思っていたが、毎回変わるみたい。ただ、キャラは似ている。なのに少しまわりくどくて面倒な感じだった。 今日子さんの手際の良さを引き立たせるためなのかも知れないけども、もう少し役に立っても良いかしらって場面がちらほら。 正直、傷の位置で犯人の可能性は読んでいてもわかったし… 少し、たらたら長いだけに感じてしまうシーンがあった。 時間自体は面白かったけど。 再読はないけど、シリーズは読み続けてみようと思う。

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2022年10月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作である~の備忘録と違って厄介さんはもう登場しないのかな? かわって親切守の語りで物語が進行する構成になっています。主人公の思考の大小すべてが盛り込まれているからか、語り内容が若干回りくどい、そのため3パートで構成される最初のパートは発生する事件の規模・内容ともあいまってちょっと退屈な内容でしたが、2パート目からは殺人事件の発生という展開に一気に引き込まれて読み切ってしまいました。
前作と比べて今日子さんの性格がちょっとキツイというか主人公への人当りが厳しくなったような気がするのは気のせい? まぁ最終的には探偵事務所で雇われる展開なのでキツイだけではないのですが。
また主人公の語りは日本語の文節としてもうちょっと読みやすい構成になっているともっと楽しく読めるような気がします。

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2019年10月05日

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