【感想・ネタバレ】ながたんと青と-いちかの料理帖-(9)のレビュー

あらすじ

突如、慎太郎とふた葉から飛び出した
「桑乃木の二号店をやらせてほしい」という頼み。
暗躍する兄・栄に、このままでは対抗できないと思った周は、
復学を機にある決意を固める。
だが、それはいち日との一時的な離別を意味していた――。

お互いを想う気持ちは、
年の差だけでなく、遠く隔たった距離をも超えられるのか。
急展開の第9巻!

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戦後の復興も途上の昭和26年、京都にある老舗料亭「桑乃木」の長女であるいち日(いちか)は34歳。一緒に実家を継ぐはずだった料理人の夫・高行(たかゆき)を戦争で亡くし、今は西洋料理のコックとしてホテルの厨房に勤めています。料亭「桑乃木」は、このままではつぶれてしまうほど経済状態が悪く、次女のふた葉(ふたば)には大阪でホテルを営む山口家から養子縁組前提のお見合いの話が舞い込みますが、いざお見合い当日に顔を合わせてみれば、当初聞いていた次男の代わりに19歳の大学生である三男・周(あまね)が相手だと言われ、ふた葉は実家で料理人を務める慎太郎(しんたろう)と駆け落ちしてしまうのです。桑乃木家としては山口家の資金援助がほしい、そして山口家としては京都の好立地にある料亭「桑乃木」がほしい…そんな思惑から、このお見合いはいち日と周で成立し、二人は夫婦になるのですが、結婚前にお互いには別の好きな人がいることを告白しあったこの二人の関係はこの後どうなっていくのでしょうか。そして「桑乃木」の再興は果たせるのでしょうか。
戦争未亡人の年上妻と口の悪い大学生夫という、歳の差19歳の夫婦が少しずつお互いを知って、近づいたり離れたりしながら、最初から愛情で結ばれたわけではない二人の関係や気持ちが変化する様子が細やかに描かれていて、甘いだけじゃない恋愛マンガとして非常にドキドキさせてくれます。
また本作は、女性が料亭の料理人になるなんてとんでもないと思われていた時代に、いち日がどんな風に料理人として成長していくのか、そしていち日と周が協力して店を立て直せるのかどうか、いろいろな角度から楽しめるお仕事マンガでもあります。おまけに、作中で丁寧に書かれるレシピもものすごく美味しそうなんです! いろいろな意味で楽しめて、いろいろな意味で先が気になるこの作品、ぜひ読んでみてください。
ちなみに、「ながたん」は包丁・「青と」は青唐辛子を指す方言なんだそうですよ。

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続巻も楽しみにしてます

ヒロインであるいちかは、頑張り屋で思いやりがあり、情に厚いとても魅力的な女性なので、気持ち良く読めます。政略結婚した夫の周と両想いであるにも関わらず、年齢差でお互いに遠慮があるので、両片想いのような状態で、読者としては非常にじれったくて萌えます。でもそれぞれ好きな気持ちを自覚しているので少しずつ距離が近づき、巻が進むにつれてラブシーンが増えてきました。ラブラブになるのももう少しかな〜次巻が待ち遠しいです!

2
2022年10月13日

ネタバレ 購入済み

ぐわぁーーーー❗

大好きな漫画なんだけど
ぐわーーーーー❗なんかこんなモヤモヤして読んだの初めて❗
周りの人達、自分の思いと思い込みでかき回しすぎでしょ⁉️やめてほしい❗
そしてラスト~
早く10巻出ますように。

1
2022年10月23日

匿名

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涙。

みっくんの涙にもらい泣きしてしまいました。
もう、父、母、息子…家族なんですね。ひざに抱く周にも感動。

ふたりの恋の行方も気になります。
シェフ、ありがとう。
周、応援してるよ。

0
2023年02月17日

匿名

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ながたんと青と

まだまだ飽きずにおもしろいです。2番目のお兄さんがいい感じにかき回してくれてる気もします。早く次が気になります。

#胸キュン #ハッピー #癒やされる

0
2022年11月03日

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いいとこで終わり!

鈴音ちゃんはいい子かと思っていたのだけど、ただの自分勝手なお嬢様なのか
もしくは何か理由があるのか分からなくなりました。やっと両思いなの?ってとこで
次巻です。

#癒やされる #ドキドキハラハラ

3
2022年11月01日

ネタバレ 購入済み

はやく

早くお互いの気持ちをちゃんと確認して幸せな2人になって欲しい。

0
2022年11月05日

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