【感想・ネタバレ】ランウェイで笑って(18)のレビュー

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皆さん、ファッションショーを見たことはあるでしょうか?
タイトルにもなっている“ランウェイ”は、ファッションショーでモデルが歩く道のこと。その名の通り、このマンガはファッション界を舞台にした作品。
高校生・千雪の目標はパリコレモデル。身長158cmというハンデから、周囲には「諦めろ」と言われるものの、折れずに目標として持っている。しかし、千雪はある日クラスメイトの育人に対し、デザイナーの夢を「諦めろ」と言ってしまって……?
どんなに困難だろうと、人から反対されようと目指したい夢。そういったものを追いかけている人は、私にはキラキラとして見えます。いつだって、それに向かって努力する姿は、自分も頑張ろう!と思えて素敵ですよね。
キラキラとして見えるファッション業界に挑む二人の姿、追いかけてみませんか?

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2020年11月23日

前巻から引き続きの合同展示会。いわば既に仕込みは終わった状態であり、この巻で描かれるのは来場者からの評価を待つだけの状態。だというのに何故ここまで緊迫感ある絵が展開されるのだろうね
素直に尊敬してしまう


17巻ではサラッと流されていたファッションウィーク。それを合同展示会の中で振り返りの形で取り...続きを読む上げるとは思わなかった。
そうか、合同展示会において服はその場だけで評価して貰うのではなく、それまでの積み重ねがあって評価されるという事か
それを裏付けるかのようにこの巻ではこれまでの積み重ねが幾つも形を変えて表現されているね

綾野麻衣への恩返しと反抗から逆に”Aphro I dite”から抜け出せていなかったに見えた綾野遠
これまで遠は麻衣に気持ちが向きすぎている為に”Aphro I dite”に囚われているのだと思っていたのだけど、むしろ自分から囚われていたとは驚き。そしてその拘束から抜け出させたのは育人の存在が切っ掛けだというのだから不思議な話

芸華祭までの物語において、パタンナーとしての才能は有ってもデザイナーとしての才能は無いと断言されてきた育人
だというのにこの巻では育人のデザイナーとしての才能がこれでもかと描かれている。
高度な技術で作られた白い服、自由にデコレーション出来るバッグ
急成長を見せた育人の才能はそれでも至天に届かないかのように見えたけど……

あの場面で差し伸べられた手はもしかしたらハンデだったのかも知れないし、一種の甘さだったのかも知れない
それでもあの遠が育人を助ける動きをしたわけで。これは学園長が言っていたように遠が競い合う相手として、並び合う相手として育人を必要とした明確な一瞬だったんじゃなかろうか

他にも美依や千雪の助力に支えられた育人の展示会。まさかその勢いで一位を取るとは全く予想していなかったよ!凄まじい奇跡が起きてしまったね!
これは確かに皆の力あってこその結果なんだけど、皆がそれだけの助力をしたくなるくらいの才能と実力を育人が示したからこそとも言える
母の手前とは言え、あの柳田があそこまで真摯に育人の事を褒めるとは思わなかった……


そんな熱狂に溢れる合同展示会の合間に描かれた恋の煌めき
始まりそうで始まらない育人と千雪の恋物語はようやく次巻にて進展らしきものが見られるのだろうか?

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ランウェイで笑って

かすてらぷりん 2020年11月17日

引き込まれて一気に読んでしまいました。主人公2人を取り巻く環境も人間関係も、一見救われないようでいて、でもギリギリで暖かい。道を切り拓いていく瞬間ひとつひとつの描写に鳥肌立ちます。才能って続けることだよねって、教えてくれる作品です。

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