あらすじ
新たな仲間を迎え、ロセッティ商会をさらに発展させていく女性魔導具師のダリヤ。
日々寒さを増していく晩秋の季節、彼女は開発途中だった『暖房器具』の制作を進めようと思い立つ。前世では馴染み深かったその暖房器具は、「手足が温まる」「酒が欲しくなる」「ずっと離れたくない」と、ヴォルフやロセッティ商会員たちをすぐさま虜にする。
「なんだこの、行動力も意志も奪う『堕落座卓』は……」
ダリヤが開発したその魔導具は、ギルドや商会の要人をも巻き込みながら、瞬く間にオルディネに広がっていき――!?
魔導具師ダリヤのものづくりストーリー、ぬくぬく冬支度の第七弾、開幕!
感情タグBEST3
一気に読んだ
とんでもないチートで無双する訳でもなく、ハラハラドキドキする波瀾万丈な話でもないが、引き込まれたまま抜け出せない面白さがある。ダリヤにとっては日常のひとコマだろうが、周囲を巻き込んで広がっていく。登場人物たちも個性的で、それぞれで物語が出来る。読んだ直後に次が読みたくなる。
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購入。
やったね、フライングゲット!(笑)
ネットも読んでるけど、やっぱり書籍派。
書き下ろし満載で、非常に嬉しいです。
季節感たっぷりのコタツ話。大好き!
私的にコタツムリなヨナス様をイラストで拝見出来て、大満足。
いやぁ、楽しい。時間を忘れて読みふけってしまいました。
心配してたこと
お父さんが心配してたこと、武器・諜報関係の担当に勧誘されるかもしれないきっかけを作ってしまった。ヴォルフのお兄さんが手を打ってくれたし、今いる人たちがきっと護ってくれると思うけど、誰もが知らないことをお父さんの物語を読んで知ってるこちらはあたふたしてしまう。皆、お願い護ってください。
Posted by ブクログ
2024/4/19
既刊の残りがわずかだぞ。寂しい。
今回はフォルトがルチアに撃沈してた。
こんな話あったっけ。覚えてなかった。
第2夫人は読者的にもないわぁ。
その書き方が上手よね。
続きも楽しみ。
Posted by ブクログ
婚約破棄されたことを機に、自分の好きなように生きると決めた、転生者である女性魔導具士ダリヤ。
今巻は、友人ヴォルフとの魔剣作りで周囲を巻き込み始めたり、温熱座卓(ヴォルフ曰わく堕落座卓。いわゆる炬燵)の制作をしたり、友人ルチアと服飾ギルド長のフォルトとの間に変化があったり、ダリヤが乗馬に挑戦したりする。
温熱座卓を通じた貴族たちの威信をかけた張り合いがすごい(笑)
王城の財務部長ジルドから暴露される偉い人たちの過去話とか、温熱座卓を満喫しまくるヴォルフの先生ヨナスとか、ダリヤが次々に思いつく魔導具のアイディア話に、無言で連携して動くダリヤ商会の面々とか、今回も全体的におもしろかった。
こたつの魔力
今回は新しい魔導具として『こたつ』を開発したダリヤですが、庶民はもちろん貴族までその魔力にはまってしまう様子がとても面白かったです。
父カルロと母テリーザのなれそめ話も良かった。
どんな理由で実家から戻らなかったのか気になりましたが、お互いに心から愛し合った夫婦だったのだなと胸が熱くなりました。
夢にまで見る
転生ものは・・・と敬遠してたのですが、漫画で嵌まり、7巻までを一気読み。
チート無双もなく、読みやすい文章で日本では身近な生活家電に驚く人々。
そこまでなるかな?と思う優しい世界はありますが、ダリヤに幸あれと願う読者心理が勝ります。
夢に、ダリヤとヴォルフが出て来る程、ここ数日どっぷりと嵌まってます。
そろそろ、甘い展開も見たいのですが・・・。
web版はどうなってるのか、読むのが楽しみです。
Posted by ブクログ
アンケートSS『黒鍋で夕食』二人でコタツの三階個室で食事。
デザートはミルクプリン薔薇ソースがけ、ハート型。
何度もネットで読み返してるが、まとめて読むとさらに楽しい。
今回のコタツと疾風の魔剣騒動は特に好きです。
相変わらず面白い
だらけることなく面白い話を作り続けられることに驚き。何回も読み直したい話は、そう沢山ありません。間違いなく何度も読み直してなお、また読みたい話です。
こたつ
今回の発明品は、こちらで言うコタツだけどダリアが作るコタツの波及がとても面白い。周りを巻き込んであっという間に量産されていく様子は読んでいてとても楽しい。
巻末のカルロの話は、切なかった。
まだまだ続きそうなこのシリーズ。早く次が待ち遠しいです。
こたつに入りたくなる
温熱座卓の製作やそのごのギルドの反応や装飾の出来上がり具合が、話にどんどん引き込まれていきます。私も久しぶりにコタツでゆっくりしたくなりました。
切ない
最後のカルロとテリーザの馴れ初め話がすごく切なかった。情熱的な恋だったとは前からわかっていたけど、それがより詳しく知れて良かった。まさかメイドのソフィアさんがテリーザと一緒にきた人だとは思わなかった。
テリーザの亡くなる前の詳しい話、いつか出るのかな。
Posted by ブクログ
ヴォルフとダリヤの趣味の魔剣作りがうっかり成功してしまい遂に魔物討伐部隊での実用化に至ってしまうのと、遂に炬燵が登場する。
さすがのダリヤでコタツから派生して、電気あんかのようなものから、電気カイロのようなものまで次々と作成。日常生活で出てくるものがこうやって異世界でも出てくると楽しい。ヒーターやエアコンとかいろんな暖房器具がある中で、こたつ笑!
各ギルドが威信をかけてそれぞれが扱う最高級の材料でコタツを作るので、コタツでそこまで話を発展させるの⁉︎と面白かった。
1~7巻まで一気に読みました。
一気に読んじゃうほど面白いんだけど、なんかこの先ダリヤが男爵になって色々やらかしそうで怖い。
いろんな人から、あーだこーだ気をつけろと色々言われているけれど、本人的にいまいちわかってないし、
皆の笑顔のために色々製品開発していて製品評価は気にするのに、世間にどれだけ広まっているかは無頓着。
すべてはヴォルフのために、といってもいいほど最近は視野が狭くなってる気がするなぁ。
まぁ、ダリヤらしいといえばダリヤらしいし、周囲がしっかり守ってるから大丈夫なんだろうけど。
Posted by ブクログ
ダリヤとヴォルフが作った「疾風の魔剣」、魔物討伐で使ったことでスカルフォロット家を巻き込んでの騒動に。ダリヤの学生時代の男友達との和解、コートの話をヴォルフが知ったら面白くないだろうな。ルチアとフォルトの話は切ないなぁ。身分や出会ったタイミングが違えば幸せになれたかもしれないのに。温熱座卓の思わぬ大ヒット、ヨナスまで虜にしてしまってまさに堕落の座卓。乗馬をヴォルフから習ったダリヤこれから二人で素材採取とか行くこともあるのかな。
Posted by ブクログ
今回はお仕事話がメインっぽかったですね。その中でもダリヤが昔学校の同級生に告白されて嫌な思いした話と、フォルトとルチアの関係が印象に残りました。ダリヤは元婚約者といい結構男関係で嫌な思いしてるんですね…。フォルトは貴族の立場なのにルチアに執着してるみたい。結婚した後に好きな人ができるって大変だなって思いました。