あらすじ
久能整、美術館で事件に遭遇!?
なぜか事件に巻き込まれては、いつの間にか謎も人の心も解きほぐしてしまう大学生・久能整。(くのう ととのう)
今回、ライカと美術館に訪れた整が遭遇したのは、
武器を手に押し入ってきた、"何か"を探す男たちで――!?
整の思考が冴え渡る、新展開の第8巻!
自分は男だけど、この女性マンガにハマってしまいました!
今まで女性モノのマンガは遠慮していましたが、好き嫌いはダメですね!
・・・何故「男だけど」と言うのでしょうか?
別に男の人が女性マンガが好きでもいいですし、反対に女の人が男性マンガを好きでもいい。
老若男女問わず、どんな人がどんなマンガを好きでも、可笑しいなんてことはありません。
でも、つい言ってしまうような言葉。
皆が言うから、そんなもんだから。
私自身も思わず言ってしまうときがあります。
本作の主人公である久能 整(くのう ととのう)くんは、そんなよくある言葉に常識に疑問を投げかけます。
そして、彼なりの言葉で彼自身の思いを滔々と語ります。
それは刺さる人には痛い程刺さる言葉となるでしょう。
思わず目を背けて知らないふりをしたくなるほど。
それでも向き合って、見つめなおして、考えてみてください。
この作品にはそんな思いが込められているように私は感じました。
ミステリーな要素がふんだんにあり、謎解きのワクワク感もしっかりとあります。
それでもこの作品を『ミステリと言う勿れ』。
感情タグBEST3
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いつもはっとする
今回もとても面白かったし、
続きがすごく気になる展開。
整くんやライカさんの言葉が、今まで自分が
どれだけ固定観念にとらわれてきたのか
気付かせてくれます。そして新しい視点をくれる。今回は「犯人となる人は家族愛や絆を信じてる」という意見や、読書感想文は本来「その作品をみてどう思ったか、感じたか(感動したとか書かないといけない、の台詞に対して)」を書くものという言葉に、確かにそうだなぁと感じました。
それからライカさんの生い立ちや
整くんの過去が少しずつ見えてきて
思わず泣いてしまいました。
整くんの痛みも代わってあげれたらよかったと
微笑むライカさんに胸が締め付けられました。
千夜子さんだって本当に本当に苦しかったと思う。
常々疑問に思う、て整くんはよく言うけど
それってとても素敵なことですよね。
作者さんやスタッフさんも素敵な人が多いんだろうなぁ。
沢山の人に読んで欲しい大好きな作品です。
虐待
ライカさんの『整くんの痛みも 代わってあげられたらよかったな』がとても切ない。整もライカも酷い子供時代を送っていた。虐待テーマにしてるの多いな。
点と線
最後、「3人⁉︎」って声が出ちゃいました。
ストーリーは基本的にゆっくり流れていくんだけど、所々に転換点があって点と点を線にしていく。その線としてつながっていくのごわかるからこそ引き込まれるんだろうなと思います。
期待しかないっ!
前巻から登場人物の秘密が色々と垣間見えてきています。ライカさんもそういうことだったなんて……!美術館のお話も面白かったですし、双子ちゃんのお話も続きが気になるところ。
今回の謎はめちゃくちゃ面白い。事件性はないように見えて関係するようなところと、その一方でライカさんがいろいろ知っているのが謎で、ガロくんの話もちらほらでてくる。
ほんと面白いよ…
終わり方も早く続きが読みたくなるのに読むのがもったいないような取って置きたくなるような作品。
整くんが泣きそうになった時自分も泣きそうになった。
あ〜あと出てるのだと一巻だけしか残ってない〜
読みたいけど勿体無い!
うわぁそうだったのか☆2.5
ライカさんの秘密がわかって その前の事件での行動の理由が解った!人の行動には必ず理由 ある。でも そんな理由だったのか。って
カメラだから 見たものを覚えていられる。
でも 辛い事も覚えている…整くんの寄り添い方がやっぱりいい!ライカさんの人の毒気を抜くのが上手いなってセリフもいい!
Posted by ブクログ
2021.07.22.再読
確か4月くらいに一度読んだんだけど、
9巻買って、
全然前の話覚えていなかったので、
再度読み直しました。
ライカと美術館行った話から始まっていたのね。
ライカ好き。
解離性同一性障害って…
ライカいなくならないで欲しい。
整君のためにも
私のためにも
そして入れ替わりをしている双子の話。
実は三つ子かもしれない…
この双子と話している整君好きだよ。
桃太郎の話も。
本当にいい味出してるよ。
続きが気になる
早く続きが読みたい作品。星座は何に関係があるのか、カウンセラーは誰なのか。
整が言う言葉にハッ!とします。気付かされると言うか。整が言う様な世の中になれば過ごしやすくなる気がする。
ライカは本当に居なくなってしまうのかなぁ。
心に染みる言葉がたくさん
整君やライカさんが言う言葉はとても考えさせられるし心に響く。引きこもりとか読書感想文の書き方とか前提が違うとか、現実に生きていく上で改めて考えさせられることですごく好き。フルーツサンド屋の隣のにいちゃんが気になる!
Posted by ブクログ
ライカが千夜子人格のひとつだったことに衝撃。
整くん、割りとくさい台詞も真面目に言ってくれるよね。実に整くんらしくてよい。
ライカの「代わってあげられたらよかったな」という相槌とも本音ともつかない台詞、こっちも泣きそうになった。てかちょっと泣いた。
千両屋(これ、千疋屋のもじりだよね…(笑))の回で左隣のお兄さん、めっちゃ好きww
「オレと仕事のどっちが大事なのよ」の直後、整くんと反応被ってて二人ともかわいくて笑っちゃったww
今回の事件(?)は双子ちゃんかと思いきやまさかの三つ子!!
なんで一人隠れてるの!?
一人だけ男の子で、遺産を相続するのに殺されないように女二人のふりをして、透明人間になっているとか…?
でも狩集家のときは女性でも相続できてたよね…
では何故???
う~~~気になる~~~!!!
疑問解けた
何でドイツ製のカメラの名前と同じなんだろうと、ずっと不思議でした
ビリー・ミリガンだったんですね
最近謎解きツアーにハマってて、先日もホテルの謎を暗号解読して解いてきました
整くんになったみたいで楽しかったです!
2人の素性
整くんとライカさんの過去が語られるようになってきて、内容が重たくなってきました。でも重たくなり過ぎないように、共感が持てるように整くんが緩衝材になって噛み砕いてくれるので、とても読みやすいし日常生活にもいろんなことに興味が持てそうです!
すごい続きの気になる終わり方だったので、早く次巻が出て欲しいです!
Posted by ブクログ
ライカさんが整君の良い理解者となっている様なそんな感じがしました。お互いの身内話も話せる関係になったからこそ、春でライカさんが居なくなるのは精神的にキツい、、、千夜子さんの事を考えると憚られますが、、、それと、私は美術にあまり関心が無かったけど二人が好きというのなら少し調べてみようと思います!
双子の子達と読書感想文について話す場面はハッとさせられました。確かに思った事や感じた事よりも感動や、読んでいて楽しかった点を重点的に書いていたかも、見方を変えるのって大事だ、と気付かされました、、、!
次巻がとにかく楽しみ!
Posted by ブクログ
「被害者」ではなく「サバイバー」。
そういう考え方、いいな。
辛い経験をしても、少しでも前向きになれる。自信につながる。
ライカ誕生の理由。整くんの事情。…辛い。でも、ちゃんと生きてる。
鳩村家の秘密。だから我路くんなのか!
早く続きが読みたい。
謎が
ライカの正体が判明。何となく実体が無い感じがしたのはそういうことだったのか。さらに整君の過去も明かされる。美術館の事件は好みでなかったが双子の謎は気になる!
ミステリ
考えさせられます
名前の大事さ、虐待の負の連鎖…
大人は昔は子どもだったのに、子どもの気持ちを忘れてしまう…
伏線ははられているのに、見過ごしてしまう…
哲学的な奥の深い作品です
美術館デート楽しそうだったのに、こうも事件に巻き込まれるとはもはや体質(笑)
そしてライカさんの秘密というか正体というか。
お別れは必ず来てしまうのかな…。
何度も読みたくなる!
整くんの発想、感情の豊かさ…というか深さは生い立ちに関連するというのがこれから明かされると思いますが新刊が待ち遠しい!
一話一話に出てくる人物それぞれに魅力があり人間臭いのがたまらなく話に引き込まれます。
何度も読みたくなるので買って損はないです。
Posted by ブクログ
Episode11 星降る舌八丁
Episode12 耳よりな話
Episode13 ネガティブなポジティブ
9巻episode13-2 誰も寝てはならぬ、に続く
おもしろい
小さい頃の整くん、つらい事がたくさんあったからこそ今人と関わりたくないと思ったり、でも見逃す事は出来なかったり。礼儀正しくて賢い。きっとずっとそのままなんだろうけど大切な人を見つけて一緒にいてほしいな。ライカさんが統合された時、忘れないでいてほしいな。