【感想・ネタバレ】茉莉花官吏伝 九 虎穴に入らずんば同盟を得ずのレビュー

あらすじ

分裂の危機にある叉羅国が他国に攻め込まれた!
急ぎ帰国命令の出た茉莉花に、ラーナ
シュは白楼国の皇帝・珀陽の力を借りたいと頼む。
だが、旨みのない同盟は結べないと珀陽はきっぱり拒否。
文官と個人の間で揺れ動く茉莉花の心を見抜いた珀陽は『ラーナシュと暁月の違い』の話を茉莉花にしたあと「私を、文官として負かしてみてくれ」と告げ!?

期間限定!豪華キャスト陣によるオーディオドラマが聴けるQRコードを収録
※視聴期限は2021年11月16日(火)まで
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中華風の架空の世界が舞台。
自称「ちょっと物覚えがいい」後宮女官の茉莉花が、皇帝の珀陽にその才能を見いだされ、官吏として成長していくお話です。

この茉莉花の「ちょっと物覚えがいい」というのは、「一度見たものは忘れない」というすごい能力なのですが、そこで簡単に「天才のサクセスストーリー」へとは繋がらないのがこのお話の面白いところ。

珀陽からは理不尽とも思える難題を与えられ、若い女だからと周囲から舐められるのは普通で、うまくいかないことの方が多いかもしれません。

しかし、だからこそ、そんな逆境の中で徐々に才能を開花させ、最終的には周囲が期待した以上の功績をあげていくところは毎回、痛快ですっきりします。

また、皇帝としては完璧な珀陽が、茉莉花と二人きりの時には素の顔を見せたり、茉莉花もそんな「特別扱い」にドキドキしたりと、この二人の恋の行方も見どころです。

※同著者の『十三歳の誕生日、皇后になりました。』シリーズは本作のスピンオフ作品となります。

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解決編す

叉羅国編が解決。今回も楽しめました。珀陽とのイチャイチャは少し。子星と天河の優秀っぷりが好き。さすが禁色!有能な変態の出番もあり。これから読む人は1巻から続けて全部読んで欲しいです。

1
2020年11月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白い。
ラーナシュよくわからないけど若いいい人、のまんま。二重王朝問題解決のための無事婚約も終えて帰国〜
珀陽ひさびさ〜〜。帯飾りに喜ぶとこかわいい。チャタナリさんのアドバイス素晴らしい。

最後ラーナシュに10年後のお願いとして求婚してほしいって話が今後の2人の未来のための布石になりそう。

0
2025年07月02日

ネタバレ 購入済み

サーラ編とりあえず完結

茉莉花はまたまた成果をあげるのですが成果をあげるごとに自国が戦争の準備が進んでいることに気づいたところで続く、、、早く次読みたい。
10年後の約束も出てくるのできっとこの物語は10年後までの設定で続くんでしょう。

0
2021年01月22日

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