あらすじ
いらっしゃい、京都へ―――
京都のど真ん中、花街にある屋形でまかないさんとして暮らす少女キヨを主人公に、華やかな花街の舞台裏、普通の日のごはんを通して、温かな人間模様が描かれるお台所物語。
健太の家族とキヨのばあちゃんが京都を訪れることに。
3人がお世話になっているキッチンしらさぎや屋形「市」へのご挨拶。
普段は語られないシェフから見た健太の姿や、
ばあちゃんからキヨやすみれにかけられる言葉の数々。
京都で頑張ってきた3人とそれを見守る人々の心がつながる28巻です。
京都と言えば舞妓さんですが、舞妓さんは、仕込みとして修行期間を乗り越えなければならないし、なりたい少女たちは全国から集まってくるけれどオンでもオフでも京言葉で話さなければならないし、しかも、なってからも芸を磨き続けなければならないという厳しい職業。このお話は、青森から舞妓さんになるために京都へやってきた2人の女の子、仕込みからあるきっかけでまかないさんになったキヨと舞妓になるためにひたすらがんばるすみれの奮闘記でもあり、ふんわりしたグルメ(?)マンガでもあるという稀有な作品です。でもこれが本当に美味しそうで可愛くて、読んでいてたびたびほっぺたがゆるみます。舞妓さんや花街に関する小ネタも満載で、お作法が大変そうだけど、一度くらい舞妓さんを呼んでみたくなるかも。
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Posted by ブクログ
健太ん所のシェフ 腕も足もボロボロで、もしや老い先短いんじゃないか?
キヨちゃんのおばあちゃんきて、館に泊まって言ったけど。そんな簡単にお泊まりできる世界なのか?
舞妓さんの帰宅am2時ってネットで出てくるけど。ゆっくり寝れるような場所じゃない気がするんだけど。
Posted by ブクログ
大好きな作品で、電子書籍ではなく、単行本の発売を楽しみにしてる本です。
先ず、出てくる料理が普通で愛おしい(←褒めてます!)
キャラクターが普通で愛おしい(←褒めてます)
地元作品なので、より一層愛おしい!
私自身、家族の3食+お弁当4人分(1人給食様々!)を作る毎日、めんどくささの中にドラマがあり(気持ちよく早すぎる早起きをしてやたらとおかずが詰まったり)、いつものお弁当の中に事件があり(お肉解凍出来てなくて急遽作った名も無いおかず等…)、親元を離れて10年以上経ってから気付く両親の気持ち(食事マナー等…)
そんな、「当たり前」が詰まった作品。
息子たちがキヨちゃん達の年齢に近づく今、今度はキヨちゃんのばあちゃん目線、健太の両親目線でも見てしまいます(笑)
本当に両親と一緒に生活出来る期間は、実は短いかもしれない。
そう思いながら、明日のお弁当のネタを考えながら読みました。
夜お出かけしにくい状況のいま、深夜のスペシャル・ラーメンは憧れですっっっ!
京都でキヨちゃんをさがしてしま
京都に行き祇園の裏辺りをあるくと、ここをキヨちゃん歩いているのかな。
お昼に普段着物の舞妓さんを見かけて、あっすみれちゃんもこんな感じなのかな!と背景も楽しんでいます。
Posted by ブクログ
発売日に買ったはいいけど、中々読めずにいた…。
読んで良かった。久しぶりに泣けた。
シェフの朴訥な様子で、本質を見極めてるところカッコ良い。グッときた。
あのレストランの中で、リスペクトを持ちあい働いている様子が伺えてなんだかほっこり。
p.35「あんなの自分のためだけならあんなにがんばれなかった」
p.85「地味でつまらない基本を何千回と愚直にくり返せるような若者が最後まで残るものだ」
泣けた台詞。
大好きな、キヨとすみれと健太の関係とか。不器用な健太が認められてるとか。『舞妓さんちのまかないさん』という漫画を、キャラクターを愛して見守ってきたからこそぐっときた。
Posted by ブクログ
読書期間;12月28日
夏真っ盛りの中、キッチンしらさぎのオーナーシェフが、健太とセイを愛宕山の登山に誘う。火伏せのお札をもらいに行くため…だが、オーナーシェフは、膝が悪く、不安定。そんな中、同じくして、火伏せのお札をもらいにきたキヨとバッタリ。結果、膝を温存したいオーナーシェフは、登山を断念。セイもオーナーシェフの安全確保で、後日登り直すことになり、健太とキヨは、登山を続け、お札をもらってきた。
そんな矢先、健太の家族が京都へ。しかも、キヨのおばあちゃんも一緒に。キッチンしらさぎに行ったり、キヨのおばあちゃんが市の屋形でごはん作り。楽しい夏を過ごす。
上京
健太の一家とキヨのおばあちゃんが京都にやってくる。
舞妓さんたちは電話も禁止ってことだが、こういう家族が
会いに来るってのは実際あるのだろうか。嬉しそうな
キヨとすみれが可愛いくて良い時間。
「とてつもない美人たちがじゃれついてはるなぁ」が面白い。
Posted by ブクログ
健太の家族もキヨのおばあちゃんもいい。優しい。わかってる。健太が作ったコンビーフのサンドイッチおいしそう。コンビーフおいしく攻略できたことない。次はサンドイッチにしてみよう。すーちゃんと、おかあさんと、百子さん姉さんと3人でラーメン屋さんでトッピングものすごいの食べてたから、ラーメンが食べたくて食べたくて…ラーメン屋さんで食べたいな〜
匿名
ういきゅう!
8巻ですーちゃんがキヨちゃんの誕生日祝いにご馳走していたういきゅうトースト、今度は健太に食べさせてあげたかったと言ってて素敵でした。
京都に行ったときに食べに行きました!きゅうりとウインナーとバターしみしみトーストのハーモニーが最高においしかった〜。
ばあちゃんと一緒だとキヨちゃんもすーちゃんも健太もみんな子どもになりますね。ばあちゃんの包容力はレベルが違う!
徐々に最終章に近づいていて寂しいですけど、見守っていきます!
よかった!!
今回も良かった…沁みる。キヨのばあちゃんがたくさんでてきます。健太も。キヨのばあちゃんの処々出てくる表情と3人の小さい頃を思い出す様子が、哀愁を感じる…