あらすじ
同じ街で歩む、幼なじみ三人の夏模様。
京都のど真ん中、花街にある屋形でまかないさんとして暮らす少女キヨを主人公に、華やかな花街の舞台裏、普通の日のごはんを通して、温かな人間模様が描かれるお台所物語。
キヨ、すみれ、そして健太。
いつもお互いのことを気にかけながらも、違う道を選んで頑張る幼なじみです。
そんな3人が京都に揃って迎える、暑い暑い夏。
それぞれに前へ進む中、すみれの変調に百子さん姉さんが動く――?
眩しい季節に青々と輝く、人間模様が描かれる21巻です。
京都と言えば舞妓さんですが、舞妓さんは、仕込みとして修行期間を乗り越えなければならないし、なりたい少女たちは全国から集まってくるけれどオンでもオフでも京言葉で話さなければならないし、しかも、なってからも芸を磨き続けなければならないという厳しい職業。このお話は、青森から舞妓さんになるために京都へやってきた2人の女の子、仕込みからあるきっかけでまかないさんになったキヨと舞妓になるためにひたすらがんばるすみれの奮闘記でもあり、ふんわりしたグルメ(?)マンガでもあるという稀有な作品です。でもこれが本当に美味しそうで可愛くて、読んでいてたびたびほっぺたがゆるみます。舞妓さんや花街に関する小ネタも満載で、お作法が大変そうだけど、一度くらい舞妓さんを呼んでみたくなるかも。
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京都の夏
この作品は、読んでるだけで京都(と青森)の季節が自然と感じられる。
ゆったりとしていて、そこに人達の暮らしが流れている。
そんな生活が良いなあと思わせられます。
匿名
お料理
いつもはキヨちゃんがお料理するけど、この巻ではすーちゃんと健太がお料理にチャレンジ!
お料理するのを見慣れているからか、失敗もせず、美味しそうなのができました。
Posted by ブクログ
すーちゃん切ない すーちゃんの好きレベルどんどん上がってるのに、健太がキヨちゃん好きなの知ってるし。芸に身が入らないような感じになってしまって。最終的にどうなるのか気になってしょうがない。
Posted by ブクログ
舞妓さんたちの次の夏休み。突如、"夏合宿"を百子さんから提案され、戸惑うすみれ(百はな)。理由は、中渡健太の想いに振り回され、舞妓さんとしての自覚を失ってしまったすみれ(百はな)を、舞妓さんとしての自覚を気づかせようとした結果だった。健太は、セイの助言を受け、本格的に料理にチャレンジ。キヨは単身、青森の実家へ。それぞれの夏休みを描いた。
Posted by ブクログ
梅酢で紅しょうがね〜今年は忘れないで作りたいわあ。夏のごはん、おうちのごはん、いいよねえ。ハンバーグは長女の大好物だから作る機会も多いけど、これも経験値ね…蒸しとうもろこし食べたくなる。おまけの、おみそ汁のおわんがたまに、つつーってなるのわかる。びっくりする。今年もお料理楽しもう。
Posted by ブクログ
この漫画の好きなところは嫌な人が一人も出てこないこと。
相変わらず出てくる料理が美味しそうで食べたくなる。幼馴染の恋模様は、相変わらずすーちゃんの一人相撲。そんなすーちゃんが可愛い。キヨちゃんも、健太も可愛い。
匿名
みんなそれぞれ、自分のできることを頑張っている姿はとても魅力的です。
まだ大人になりきっていない年齢の子達が一生懸命に努力している様子のひたむきさは見ていて、とても、清々しい気持ちになりました。
つる駒ちゃん達も
いつも努力を惜しまないすみれちゃんはすごい、私も頑張らないといけないな、と思います。でも、つる駒ちゃん達も努力をしていないわけじゃないんだよなぁ。いろんな子がいて面白い。
Posted by ブクログ
電子書籍も増えましたがこれは絶対に、書籍で購入してます(*^^*)
中学を卒業してから、紆余曲折と青春と日常の真っ只中。
みんな、みんな。
いつも通り、頑張ってます。
Posted by ブクログ
やわらかな空気が心地よくてこの漫画でしか得られない栄養がある…
キヨさんの帰省の回のすーちゃんと健太のおばあちゃんへの言葉に感動。
幼なじみのつながりが、事件性を帯びずに描かれている様子が安心して読めるのでこれからもこんな空気感でいてほしい。
すみれと百はな
すみれを消すために頑張ってたのを、すみれも大事にしろという百子さん。
こうして百はな・すみれは一皮むけるのか?黒紋付って別格なのかな?美しいのはわかる。
成長の悩み
美味しそうなご飯、たくさん出てきました~。それだけでも堪能できます。それぞれの成長、分岐点があるかも。キヨちゃんのばあちゃんの描写が切ない。百子ねえさんの合宿も、すごく参考になる~かっこいいです。皆それぞれのみちが見えてきますね。