あらすじ
今へと繋がる物語、その結末――
京都のど真ん中、花街にある屋形でまかないさんとして暮らす少女キヨを主人公に、華やかな花街の舞台裏、普通の日のごはんを通して、温かな人間模様が描かれるお台所物語。
屋形「市」を支えるおかあさんと、頼れる先輩・百子さん。
かつて、舞妓さんを志す「あずさ」と「夕子」として出会っていたのでした。
性格は正反対、でもお互いの理解者として支え合う同期の二人は
やがて花街を代表する舞妓さん、そして芸妓さんへと成長していきますが…
もう一つの物語は、想いを重ね現在へと繋がります――
京都と言えば舞妓さんですが、舞妓さんは、仕込みとして修行期間を乗り越えなければならないし、なりたい少女たちは全国から集まってくるけれどオンでもオフでも京言葉で話さなければならないし、しかも、なってからも芸を磨き続けなければならないという厳しい職業。このお話は、青森から舞妓さんになるために京都へやってきた2人の女の子、仕込みからあるきっかけでまかないさんになったキヨと舞妓になるためにひたすらがんばるすみれの奮闘記でもあり、ふんわりしたグルメ(?)マンガでもあるという稀有な作品です。でもこれが本当に美味しそうで可愛くて、読んでいてたびたびほっぺたがゆるみます。舞妓さんや花街に関する小ネタも満載で、お作法が大変そうだけど、一度くらい舞妓さんを呼んでみたくなるかも。
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Posted by ブクログ
ここにもそんな繋がりが まさか百子さんとお母さんそういう事っと、じんわり感動した。で、もしや今後一緒に住むって話し?鍵渡してきたってことは掃除しろってこと?
で、何年ぶりにこういう事になったんだろ?
Posted by ブクログ
二人で舞妓さんデビュー(店出し)を果たしたあずさ(千佳子)と夕子(百子)。客からの評判もよく、二人で芸妓として活躍する。しかし、市の屋形の元おかあさん(夕子の実母)が病に倒れ、千佳子はおかあさんの仕事を担うようになり、やがて、市の屋形の正式なおかあさんになるが、これが原因で、百子と確執が生まれてしまった。数年後、再び市の屋形を訪れた百子は、あずさに謝罪し、二人は無事に仲直りができた。
尊い。
二人の和解、感動して泣きそうな位、尊いシーンでした。
スレ違いで別れて、ズットわだかまりが有ったのが無事解決した。そのキッカケがスーちゃんの舞踊なのも良い感じです。
ティッシュを用意して臨むべし!
市のおかあさんこと「あずさ」さんと、百はなちゃんのお姉さんの百子さん。
二人にも仕込みや舞妓ちゃんの頃があって、今がある。そんな二人の昔から今に至るストーリーに感動の涙が止まらない巻。
『百子さんと芸の道を歩むのは自分じゃない、だから市のおかあさんになって育てよう!』って潔くてカッコイイ!あずさファンに思わずなってしまいました。
今回は美味しいごはんネタが少なめで、ちょっと残念だったけど、それは仕方がないなぁ。
匿名
屋形 市の歴史を紐解く巻
この漫画の脇を固めるキャラクターである「おかあさん」と「百子さん姉さん」の過去を紐解き、再び道が交わるまでの市の歴史を紡いだ巻。じんわりしました。
もう最高!
舞妓さんちのまかないさん史上一番感動した巻でした。百子さん姉さんと市のお母さんの仲違いの原因や時を経ても変わらないお二人のスタンスなどに感銘を受けました。そして百花とキヨの関係性が知らず知らずのうちに、仲違いさせていたお二人の中を元に戻す役割を担っていたとは!
これから楽しみになってくるのは健太、すみれ、キヨの三角関係?の恋の行方ですね❤️楽しみです😊
Posted by ブクログ
めちゃめちゃ、めちゃめちゃ泣いた。
泣けた。
漫画持ってる手が震えるくらい、泣けた。感動した。
舞妓さんちのまかないさん、の中で一番泣けたかも。
そろそろネタ切れでついに過去の話かと最初は疑ったけど違った、真髄だった。本当に良かった、本当に良い話だった。
この巻、すごい。
第256話。
屋形の端々で、昔の自分と夕子の姿を思い出し懐かしむ千佳子の姿にまず泣けた。
場所を残すってとても大事だなと思えた。その場所だからこそ時が経っても、思い出が蘇る、感じられる。
その場所を残したいという気持ちは尊いものだと思った。
第258話
百子さんと千佳子のすれ違いが切なくて涙が出た。
思い合ってるはずなのに…。
自分の才能の限界を悟った千佳子さんにも泣けた。そんな、自分に才能ないって認めるの辛いはずなのに、百子さんのためになることを選択するのに一切迷いがなく前向きなところが、千佳子さんの百子さんへの信頼、思う強さが感じられ、ぐーっと胸が締め付けられる。
第260話
想いって………すぐには伝わらないかもしれないけれど、きちんとわかってもらえる日がいつかやってくるんだ、、と胸が熱くなった。
良かった…涙
第261話
ほっこり 良かった良かった。
百子さんとおかあさんの信じ合う気持ち。
そばにいなくても心に寄り添ってくれる大事な支えの存在、キヨさんとすーちゃんをずーーーーっと見守ってきたから、読んでてよくわかる。うんうん、うんうん(涙)
舞妓さんちのまかないさん、こんな、こんか展開になるとは。すんごく良い。本当に良い。
舞妓さんちのまかないさんハマりたての2019年秋。舞妓さん体験で京都に行った笑
その時以来の、京都へのきらめきの気持ち。
また京都にすごく行きたくなった。
最高でした!
市のおかあさんと百子さんが仲直りできて本当に良かった!長い時間がかかってしまいましたが、これからは百子さんが市に遊びにくる機会が増えるのかな?と期待してしまいます。頑張ってきたおかあさんが、百子さんの前だと舞妓ちゃん達に見せる顔とは違ってるのが微笑ましい。キヨちゃん・すーちゃんコンビだけではなく、今後はおかあさん・百子さんコンビも楽しみです!
いままででいちばん
エモさしかない一巻だった…24巻経てもまだエモいのはすごい!もっともっとこの心地いい空気感の京都に居たいって思う稀有な作品です。
Posted by ブクログ
百子さんとおかあさん、家の鍵交換してたのエモい…そして和解してまた交換するの最高やないか…
百子さんはあずさに一緒に芸の道を歩いてほしかったんですね。百はなが成長してくれて良かった。
心暖まる
今回はみんなかわいらしい顔でした。あずさお母さんとと百子の物語が現代まで追い付きました。芸の道と自分の限界とか、継ぐという事とか。誰の支えで立っているのか。年若い女の子ですが凄く密度の濃い人生だと思います。そして最後にはみんな晴々しい顔に。読んで良かったーと言いたくなる巻でした。
Posted by ブクログ
若い時にすれ違っちゃうのつらい。わかる。ずうっと後になったら、また一緒に歩めるかもしれないけど、その時はとてもそんなふうには思えなくて。すれ違ったままということのほうが多いだろうし。ああ…25巻も楽しみ。手羽先は黒酢で煮るのが好きだな。涼しくなったらまた作ろう。