あらすじ
真っ白い花びらが、風にたゆたって、泳いでいる。そんな何処かの空から、真っ白な女の子がふわりと現れた。私の心に触りにやってきた。その子は、自分のことを「死神」なんて言うけれど、私は思う。天使じゃないかって。本当は、哀しいことを告げにきたのに。たいせつなものを失くしてしまうと、教えてくれにきたのに。私の心に触れにきた。かわいらしい黒い猫をその胸に抱いて。そして私は、どうしてか言ってしまったんだ。「友達に――なって」なんて。これは白い死神と黒猫の哀しくてやさしい物語。
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Posted by ブクログ
extra以外は全ての物語が突貫通行しているかのようになっている。1ページ目から順番に読んでいく事が望ましいだろう。9巻で登場した「午後の猫」の謎がここで明らかなになります。
Posted by ブクログ
しにバラ。にしては珍しく、1冊を通して同じ世界観・街でのお話です。
主人公たちもだだかぶり…って言うと聞こえが悪い?
嫌いじゃないですが、私は今までのように少しだけ繋がっている方が好きです。
ただ、ヤストの撮った映像は過去のお話でもちょっと出ているようです。