あらすじ
白い死神は尋ねます。キミは何処に行くの? キミは誰に逢いに行くの? キミは何処まで歩いて行くの? キミは何処まで、飛んでいけるの……? 人と死神の不思議なふれあい。それは、前ばかりじゃなく後ろを振り返る勇気と、あと一歩踏み出す心の強さを、ほんのすこしだけ与えてくれるのです。白い死神は尋ねます。――キミは何処に行くの? 聴こえますか? これは、白い死神からの哀しくてやさしい唄。
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Posted by ブクログ
モモという「しにがみ」が贈る、笑いあり涙ありで読み終わったら胸がほっこりと温かくなる・・・・
そんな小説だと思います。
おススメは「ホタルノホカリ。」
Posted by ブクログ
1巻と2巻で登場した主人公の過去と未来が書かれている物語。「しちがつなのか」は純愛を描写している綺麗な作品であった。
extraはダニエルがモモに仕えた初期の物語。死神としてはあり得ない行動するモモにダニエルが童謡しているのが面白い。
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哀しくて、温かくて。とても綺麗なお話だった。キャラクターたちの想いが本当に純粋で。個人的に今回1番ぐっときたのは星くずのため息。の最後の辺り。主人公と共感できる部分が多くて、だからこそ私も、いい加減耳を塞ぐ手を離さなくては。走り出してみようかな、と思わされました。ハセガワさんの詩のような言葉はやっぱり綺麗で透明な水のよう。すっと静かに心に染み込むのです。
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『ホタルノヒカリ。』はあまり好きではありませんでした。
エコがなんだかコータに頼りすぎな感じがしたり、お姉さんに八つ当たりしたりとちょっと自分勝手さが好きではありません。
あとの2つは良かったです。
『星くずのため息。』は主人公が平凡で好感が持てる感じ。
『しちがつなのか。』はとっても切ないです。七星も誠剛も好き。
Posted by ブクログ
4巻は3話どれもお気に入りです♪特に、「ホタルノヒカリ」、「しちがつなのか。」が感動です・・・><涙が止まらn(殴
「しちがつなのか」には、2巻に出てきたセイゴ先生が出てきます。
Posted by ブクログ
前に登場した人たちが再登場したりリンクした話が多めで楽しかった。あと二人(?)の出会いも良かった[星屑のためいき。]自分なんか存在しなくてもいいのではないか、とか思っている時に誰かから必要とされるってのは温かいことです。2巻であったのとリンクした話[ホタルノヒカリ。]1巻からのリンクで少し後の話[しちがつなのか]1巻からのリンク。[青すぎる空の詩]ダニエルとモモの出会いの話。
Posted by ブクログ
しにがみのバラッドの続編ですが、今回はとても悲しい。話ばかりでした。本当は大好きなのに、なんでもできる姉がうらやましくて、そして何もできない自分が悔しくて。そしてひどいことを言ってしまった後、姉は事故で帰らぬ人へ。謝ることができなかった姉に対して何とかして謝ろうとする話。自分の彼女がもう死んでしまうとわかっていても彼女への思いを変えず戦う青年の話。人の死に対する強さをしることができました。