【感想・ネタバレ】しにがみのバラッド。(9)のレビュー

あらすじ

真っ白な少女は、空にたゆたっていました。そこは、不思議なくじらが舞う世界。忘れものの森。電波塔の上。海が近い街のどこか……。傍らには真っ黒な猫の姿をした仕え魔がいました。少女は、死神でした。それは、ひとびとの命を運ぶ存在。真っ白な少女は、ひとびとと関わり、交わり、そして変えていくのです。これは、白い死神と黒猫の、哀しくてやさしい物語。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

仮想空間のオンラインゲームにのめり込む主人公が描かれている「ニノ」は現在、問題となっているネトゲ中毒者に対する警笛を鳴らしている作品だと感じる。

仮想の世界に入り浸り、現実が見えなくなってしまうことを示していると感じとれる。

「午後の猫」はモモが創りだした空間なのか、それとも何なのかは分からなかったが、何か今後の伏線となる事は間違い無いだろうと感じる。

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2016年05月09日

Posted by ブクログ

しにがみのバラッド。全巻の中で一番薄い本。
「ニノ。」はちょっと怖いお話。
「午後の猫。」は素敵。
3話目の「金魚の泪。」がお気に入り。親近感が沸きます。

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2011年04月16日

Posted by ブクログ

死にまつわる短編で構成される。一話一話考えさせられることもあり、命を知れると思う。涙なくして読めない。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

今回は短い話が多かったように思います。「ニノ。」設定がおもしろかった。「午後の猫。」3つの話の中で一番感動した。こんな恋もありだよね。って感じで。「金魚の涙。」幼馴染て微妙だよなぁ、と。友達以上恋人未満。切なかった。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

大切なことを忘れてはいませんか。大切な人を見失っていませんか。しっかり向き合えていますか。そんな事を語りかけているような一冊でした。ファンタジー要素が濃いめでどこかふわふわした少し不安定な雰囲気の9巻でした。

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2012年03月29日

Posted by ブクログ

だんだんとファンタジー要素が増えている気がする。
それが悪いとは思いませんが、なんだかモモが遠いところへ行ってしまった感じがして残念です。
身近な哀しさ、あたたかさが感じられなくなってきています。

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2010年02月16日

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