あらすじ
“氷の貴公子”と名高い、美貌の近衛騎士・フェリクスが投げた指輪で縁を結ばれた、刺繍好きの伯爵令嬢アウローラ。初めての恋に戸惑いながら、豊穣祭の衣装準備に追われていたある日、彼女を狙う不審な団体がいるとの情報が! 彼女は婚約者であるフェリクスに護衛してもらうため、同じ屋敷に住むことになって…!?
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何よりも刺繍を愛する伯爵令嬢アウローラ。本来ならパートナーなしで出席するなどあり得ないこの夜会にひとりで参加したのはひとえに参加者の衣装の刺繍を観察するため、だったのに、飛んできた指輪がおでこにぶつかったと思ったら、指輪を投げた当人である公爵嫡男フェリクスの「指輪が選んだこの人を自分の妻にする!」宣言で状況もわからないままに婚約していて…という不自然にも思えるきっかけからお話が始まります。
残念イケメンとはこのことかと納得してしまうようなヒーローと伯爵令嬢とは思えないほど肝の座った明るいヒロインの、気持ちや関係の様子や変化がとても自然かつ丁寧に、しかもテンポよく描かれていて、読み終わった後に幸せな気持ちになること請け合いです。挿絵もとても素敵なこの作品の中で「これでもか!」と詳細に描写される刺繍と衣装がもっと見たい!と思われた方は、コミカライズ版も是非お手に取ってみてはいかがでしょうか。
感情タグBEST3
無事に婚約を結んだ2人が終始バカップル一直線でとても微笑ましかったです。本当1巻が嘘のようにたくさん喋ってくれるようになりましたね。笑
匿名
ヒロインのピンチに駆けつけたフェリクスに対するアウローラの言動が面白すぎる!あとがき見て、あぁ、ラブコメだったと……
本当に猪突猛進ヒーローですね。滅茶苦茶笑いました。
2巻は終始イチャイチャと爆笑でした!展開も早くてスイスイ読めて面白かったです。
図書館
なんともお似合いな2人に、心がほんわかします。
普通なら気障で聞いていられないような台詞も、フェリクスが言うと、めっちゃ誠実で素敵に聞こえるから不思議。
3巻も読みます!
まだまだ、目が離せない
女の子のハラハラドキドキと、わくわくに加えて、二人のラブラブ度もアップ(主として、フェリクスの)初めは、1巻で終わりかと思っていたのに、パワーアップして、2巻目が出て、まだ続きそうな気配。 まだまだ、この二人からは目が離せないな。
最早、笑いが起こるレベル
前作でめでたく思いが通じ合った2人…
表情がないとか、人付き合いが苦手とか感情が表にでないとか噂の絶えないフェリクスですが…
彼、めちゃくちゃ素直な男子ですよねw
今まで興味を引く対象が現れなかったというだけで…
素直過ぎて笑いが起こるほどです。
恋人同士になっても刺繍を愛し、その行動パターンがぶれないアウローラにも笑うしかなく、誘拐騒ぎというちょっと事件めいた題材なのですが、
私にとってはもはやコメディでした。
人物設定、物語の構成もしっかりしていて続きが読みたいと思える作品でした。
糖度UP
両想いになった途端にヒーローの糖度がUPしました。前巻はヒーローの家族の存在感がありましたが、今回はヒロインの実家の方の様子がわかるお話でした。
Posted by ブクログ
2巻からは書き下ろし。
舞台はポルタ領で豊穣祭に向けてのお話。
正直すぎるフェリクスの言動に戸惑いながら受け入れるアウローラ。どんどんバカップルさが増す。当人達は無自覚なのに…♡
ルーミスの面白キャラも健在で楽しく読めました。
ポルタ領は個性豊かな人々が多くて良いなぁ。
Posted by ブクログ
ウェブでも電子でも読んでる大好きな小説。
恋愛もののラノベ好きには超お薦めします(^^)d
衣装の色や形、素材やもちろん刺繍の意匠が特に事細かに表現されていて、ぜひとも実物を見てみたいな~
手芸好きも納得の読後感。
可愛い
出だしは嫌な方向の想像をしてしまう話の流れと内容だったのですが、そんな心配など一切必要のない2人のラブラブっぷりが可愛くて仕方ないお話でした。何より構成も言葉の言い回しも上手い文章力で書かれた物語の読み応えは群を抜いています。
辺境地編
豊穣祭でお祭り騒ぎの辺境地編!ヒロインは相変わらず祭りの支度で刺繍ばかり。王都の婚約者からの手紙にも返信せずあたふた。
でもラブラブ溺愛振りは1巻を超えていました。
甘々です
最初の口下手なフェリクスはどこにいったと思うぐらい、フェリクスの口から甘々なセリフが次々に出てきます 笑
読んでいるとにやけてしまうので注意です。
楽しい♪
大人買い2巻目。又してもガッカリする事なく、最後まで楽しみました。言葉の使い方が本当に上手いです。ラブコメディと言って良いのかしら?ラブロマンス!!
描写も上手で、頭の中に情景が浮かぶので、ドキドキキュンキュン(*≧∀≦*)3巻目も楽しみです。
アウローラがかわいい!
心理描写がとても巧みだと思います。
それに肝が座っていて機転の利くアウローラの姿に大変好感が持てます。そしてかわいい!とてもかわいい!
ラブだけでなく刺繍の表現も凄い
フェリクスと同じかそれ以上かというくらいの刺繍への愛が伝わるのが、この作品の凄い所だなと感じます。今回は豊穣祭ということでテーマがある程度決まっているのに刺繍も凄いし、事件も起きるしで読み応えは十分です。
あと巻を増すごとに、フェリクスの愛も増しています。
お気に入りの作品だったので、どうしても続きが読みたくなり購入しました。
買って正解でした。続編なのでダレるかと思ったのですが、パワーアップしてますね。新しいキャラクターも加わって、最後までとても楽しく読むことができました。
Posted by ブクログ
「氷の貴公子」と呼ばれる美貌の騎士・クラヴィス次期侯爵と気持ちを通わせた刺繍大好き伯爵令嬢アウローラ。
今回は社交シーズンの王都ではなく、オフシーズンのアウローラ父の領地が舞台。豊穣祭の準備のために、アウローラは怒涛の刺繍の日々。刺繍好きとしては通常運転なのだけど、ところどころ、婚約者クラヴィスを想ってかわいくなるところが多く見られる。クラヴィスもクラヴィスで、はじめの頃からは想像がつかない、こんなにデレるのかというほどに無自覚で甘々。その2人を微笑ましく生暖かく見守る周囲の人間たちもおもしろいよなぁ。領地にいる間にアウローラの護衛をしているいとこのカイや、すっかり変態キャラになってるユールとのやりとりでも笑った。アウローラが誘拐みたいなこともされるけど、その後の展開ももはや笑えるというか、全体的に平和だなぁとほっこり読めた。
Posted by ブクログ
ラブラブな雰囲気を味わえる、、
重たい話ではなく、刺繍とドレス、掛け合わせて今流行り?の貴族のなんとかを味わいたいなら素敵な1冊
ミステリーだとか頭を悩ませるような感じでは無いのでサラリと読めるお話です。
重たい話を読んだ後のトキメキ本としてはオススメ
すごい、クラヴィス様の愛が本当に激しいし行動力がありすぎ笑
物語もキャラも暗さがないので読んでて清々しい。事件の内容は少し薄いですがライトで読みやすいと思えば良し…?
Posted by ブクログ
アウローラの故郷ポルタ辺境領でのストーリー。
祭りに刺繍、怪しげな魔術師達、護衛のフェリクスと王子までを絡めたちょっとした陰謀劇や武道大会。
二人のいちゃラブも絶好調です。
Posted by ブクログ
フェリクスの溺愛と暴走が激しすぎて笑った。1巻より色んな意味ですごくなってる(笑)今回は王都を離れ、アウローラの故郷で行われる豊穣祭がメインの話。その準備に向けて奮闘する中でアウローラが狙われたり、その護衛をするためにフェリクスと1つ屋根の下だったりとドキドキハラハラさせられます。辺境騎士団や王宮魔女などの新キャラも多々登場。なんだかんだと苦労させられるカイとか良い味出してたな。まぁ1番笑ったのはアウローラ救出作戦(in洞窟)の時のフェリクスだけどww3巻も出ないかな〜と期待しつつ待ってることにします。
Posted by ブクログ
ミュシャに似た(真似た?)裏表紙の絵が華麗なので星3つ。投げた指輪が縁でバカップルになった刺繡大好き変わり者侯爵令嬢と神々しいまでにイケメンの貴族騎士の熱々物語でやんす。精霊の行列、観てみたいな。
挿絵が…
正式に婚約者となって、さらに甘さの増す2人のやりとりが微笑ましくていい。
今回はフェリクスの猪突猛進ぶりが見れてとても面白かったし、それだけアウローラを心配してるのがとても良かった。そしてその一方で誘拐されても刺繍してるアウローラは実は1番強いでは??笑
全体的に面白いのですが、武術大会での勝敗の際、魔術の影響でフェリクスの髪が解け、それを風になびかせながらと書かれているのに挿絵ではしっかり結ばれたままで乱れてもいない。普段結んでいる髪が解けているフェリクスを期待したので、物凄く残念でした。
Posted by ブクログ
2巻からは書き下ろし。ポルタ領いいところだな。いきなり糖度アップ。思ったことを素直に伝えてくれるフェリクスと彼の隣に立つ決意をするアウローラ。よかったけど、バカップルって言いたくなる気持ちわかるよ兄上。魔術師よ現実に帰れ教には噴いた。ユールもちょっと残念なだけじゃなく、ちゃんと見せ場があってよかった。