あらすじ
大海国で仲良くなった西海大公家の姫君マリーアに誘われ、彼女の故郷を訪れたアウローラとフェリクス。そこでゆっくりと過ごすはずが、数日後の夜会で披露される恋愛劇に役者として参加することになってしまい大ピンチ! そのうえ、マリーアが失恋したばかりの大海国第四皇子・ナタニエルも加わって、何事もなく進むわけがなく……!? 恋の嵐が巻き起こるシリーズ第11弾!! ※電子版はショートストーリー『旅の終わりに』付。
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何よりも刺繍を愛する伯爵令嬢アウローラ。本来ならパートナーなしで出席するなどあり得ないこの夜会にひとりで参加したのはひとえに参加者の衣装の刺繍を観察するため、だったのに、飛んできた指輪がおでこにぶつかったと思ったら、指輪を投げた当人である公爵嫡男フェリクスの「指輪が選んだこの人を自分の妻にする!」宣言で状況もわからないままに婚約していて…という不自然にも思えるきっかけからお話が始まります。
残念イケメンとはこのことかと納得してしまうようなヒーローと伯爵令嬢とは思えないほど肝の座った明るいヒロインの、気持ちや関係の様子や変化がとても自然かつ丁寧に、しかもテンポよく描かれていて、読み終わった後に幸せな気持ちになること請け合いです。挿絵もとても素敵なこの作品の中で「これでもか!」と詳細に描写される刺繍と衣装がもっと見たい!と思われた方は、コミカライズ版も是非お手に取ってみてはいかがでしょうか。
感情タグBEST3
匿名
今回もおもしろかったです。
アウローラはまた事件に巻き込まれて、フェリクスが過保護になるのも無理はないなと思いました。
異国で素敵な出会いがあり、美味しいものも食べて、演劇にまで参加して、事件にも巻き込まれて盛り沢山でしたが読んでいるこちらも存分に楽しめました。
面白かったし大満足です。だけど、、、刺繍に対する情熱と読むのがちょっと飽きてくる長々した文章(笑)が今回はアッサリしすぎてたような。物凄く読みやすかったけどらしくない感じではありました。最後はきっちり盛り上がって良い作品でした。次も楽しみにしてます!
人魚の国へ
魔力欠乏の療養をしていたフェリクスと、アウローラの元に、西海大公国に帰った、マリーアから、招待状が届いた。奇しくも怪盗ベルと従者が、囚われた船から脱走し、西海大公国へ向かう……またまた、大波乱に巻き込まれる二人。最後に、海からの大きな精霊?海竜?の助力で、一件落着。マリーアの恋も成就して、ハッピーエンド。
今回も甘々
前巻のマリーア大公女がクラヴィス夫妻を自領に招く。
逃げた怪盗ベルを追って公女の想い人ナタニエルも大公領へ。
ベルは大公家伝説の魔珠を狙い大公家に潜入。
魔珠を披露する夜会伝統の劇に出演することになってしまうクラヴィス夫妻。
公女の恋路と怪盗ベルと劇に巻き込まれまたしても活躍する2人。
2人の甘々なやりとりに癒されます。
今回も面白かったです。
相変わらずの
前巻の続きで国外新婚旅行(?)編
主人公2人の仲睦まじさを堪能するためにこのシリーズを買っているのですが、今巻も相変わらずイチャイチャしてました。お芝居練習のシーン等見どころがたくさんあり最高でした。
前巻気になっていた人達についても今巻で決着がついたし、次巻は国内に戻るのかな?楽しみにしております。
面白かったです
今回は刺繍の出番はあまりありませんでした。魔力が少ない土地が舞台だったので、夫の方の見せ場は満載でした。妻は巻き込まれ体質発言が面白かったです♪