あらすじ
クズ高vs横浜大栄の試合も、いよいよ最終クォーター! モキチに勝つために努力してきたミネタ。豹に一矢報いるため、進化を遂げたトビ。それぞれの想い、すべてを懸けて試合は白熱する!! そして、残り時間が3分を切った時、ついに空がコートに戻ってきた! 折れない心を最大の武器に、空はどんな試合展開を見せるのか!?
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Posted by ブクログ
【50巻まで刊行されているが、まだ終わっていません…作者の方が体調を崩され休載中ですが、切実に続きが描かれる日を待ち望んでいます】
車谷 空(くるまたに そら)という、身長の低い少年が、バスケットボールという伸長が大きく勝負の要素を左右するスポーツに身を投じる。しかも空の入学した高校は地元でも有名なヤンキー高校。というスポーツ漫画の中ではそれほど珍しくもない、無数にある作品の一つの様に思える。
しかし、連載開始当初こそ「低身長でも戦える」「ヤンキースポーツ漫画あるある」の色が強かったものの、話が進むにつれ、この作品の面白さはそんな簡単な要素では表せないものだと思い知らされる。
自分は部活等でバスケをプレーしていたから、というのが非常に大きいとは思うが、バスケに興じたことが無い人にも部活動などを通じて、遭遇したことが一度はあるであろう多くの「トラウマ」に近い感情。このトラウマというのは劇的ないじめだったりそういった類のものではなく(そういったニュアンスの話もありますが)、「何故あの時、頑張れなかったのか」「自分は胸を張って100%悔いを残さず取り組めたのか」といった、学校生活の端々で心の片隅に引っかかっていたそれのことだ。この作品ではそれを見事に掘り返され、「自分事」として話に没入していってしまう感覚を覚える。また、そのトラウマも本当に細かく異なる描写があって、いやー、なかなか苦しい。実際現実には、漫画のように劇的な解決などはほとんど起きないし、すんごくグレーに感情の起伏を通り過ぎていくものだと思うが、その感覚が、少なくとも自分には刺さってしまう場面が多かった。
もんのすごくチープに表現するなら現代版のSLAM DUNKという感じ、実際に作品の中でも作者がスラムダンクを尊敬していることが伺える描写があり、本人もそう言及していたはず。そういう背景に納得がいくぐらいには、この作品を通してスラムダンクの要素が感じられる所がある。その一方で、作品そのものの展開については結構違う。細かな「部活」ならではの練習風景や試合など、丁寧に掘り下げて描いてくれているため、50巻にもおよんで未だに完結していないわけだが…
試合、というかプレーの時の選手の動きが、本当にバスケをやってた人なんだろうなーというか、動きが頭の中で再現されるぐらいに動きのある絵が非常に個人的には好きな所。
そして、作者の思いの乗った名セリフが多い事も魅力として取り上げられる作品であり、これは良い言葉だなーと思わされるシーンに多く出会うことが多いと思います。
数ある名セリフの中でも私が好きなセリフとしては
「 」「 」←書いてしまうか悩み中。。。
序盤の頃は、狙ったようなセリフ回しも多かったが、刊行数が増えるに従い、本当にそうなんだよ...と思わされる言い回しが増えていったように感じます。
どれだけ時間がかかってもまた連載復帰できる日を待ち望んでいます。
Posted by ブクログ
道は、終わらない。
自分が足を進めるのを放棄しない限り。
まっすぐ前に続いている。
前に進んでいるのかどうかわからなくなるけれど。
自分に残された時間で足りるのかどうか不安になるけど。
確実に、道は「あこがれ」に続いている。
だから、今、歩けるうちは、この1歩を踏み出しておこう。