あらすじ
これまで何度もリチャードを妨害してきた富豪の少女オクタヴィアに、スリランカ随一の山岳リゾート地ヌワラエリヤのホテルへと呼び出された正義とリチャード。そこで待っていたのは、オクタヴィアとヴィンセントだった。ジェフリー、ヘンリーとも合流し、一行は力を尽くす。リチャードを何度も妨害してきたオクタヴィアの目的とは何だったのか。そして正義とリチャードの関係の行方は? 第二部、完結!
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すごく良い集大成でした!!
クレアモント家の財産相続問題から始まった、リチャードさんを苦しめてきた一連の騒動が、ようやくここで決着しましたー!おめでとう、本当におめでとう…!!!
ヴィンスさんとオクタヴィアさんの関係が、想像よりも可愛らしくてにまにましちゃいました笑
そして最後の正義くんの進路…!「最高すぎるやろ、それ」と声に出して呟いてしまいました笑 もう2人は四六時中一緒、永遠のパートナー…!!理想的すぎる…!!
願わくば、2人パートナーの度合いが心身ともに一層深くなることを期待しつつ(←)、2人のますますの活躍が描かれる第3部が発行されることを願っておりますー!!!
Posted by ブクログ
第二部完結。
オクタヴィアと和解できて良かったです。
ヴィンスさんの人柄も最高です。
皆いい人たち。パーティーでそれが垣間見れます。
そして正義の進路。
公務員になるか宝石商になるか。
正義の出した答えは、リチャードの専属秘書。
とても正義らしい決断だと思いました。
正義とリチャードの関係性は今後どうなるのか。
とても気になります。
Posted by ブクログ
こちらも途中まで読んでてそのままにしてしまってたもの。
ようやくリチャードの周りが片付いた感じ。
今後のリチャードと正義の方向性も整って、ますますこれからの2人の話が読みたいなあ。
オクタヴィアちゃんが楽しく生活してるかも気になるので、その後がみたいです。
第2部完結
考えうる限り最もハッピーなエンドを迎えることができたと思っています。オクタヴィア嬢の願いが間接的に叶って良かった。
今回のMVPはヘンリーでしょう。精神的に弱いと思われていた彼が、どうにもならない局面で最も大人で強かでした。
リチャードと正義の関係にまた新た名前が付加されましたが、今までと何も変わらずただ特別な関係で尊いです。
Posted by ブクログ
やはり宝石に関する物語感は薄くなっているような…そこは少し残念
オクタヴィア嬢との対話、つらさを全て背負い込もうとする彼女を救ってあげられたのかな
ヘンリーとジェフリーも、みんな環境が良い方向に動いたと思う
それより何より…
プロポーズ!プロポーズしたよ!
それに全部持っていかれて読み終わり…第二部完結おめでとう(色々と)
Posted by ブクログ
1部では連続ものの短編が1巻ごとに3話ずつ収まっている、という感じだったけど、2部では1巻ごとに1つのテーマで話が続いていくという構成でした。
ジェフリーもヴィンスもハッピーエンドで良かったーー。
オクタヴィアちゃんもとりあえずは一件落着で、初めてヘンリーに頼もしさを感じました。
3部も期待してます!正義とリチャード、もうもどかしすぎるのでくっついてくれ!!
Posted by ブクログ
本当に綺麗な終わり方だった。もしこれで3部がない、と言われても納得の終わり方だった。結局2人にとっての"あるべき場所"はお互いの隣、という言うまでもない事だった。
ただ、もうあの2人に言う事はひとつ…。
末永くお幸せに!
でも秘書Ver.の正義とリチャードの話も読みたいな。
Posted by ブクログ
オクタヴィアに纏わる出来事の中で、正義とリチャードの間に大学生時代から育まれていった関係性が、ひとまず落とし所を迎えた。
この物語を読むといつも思うのが、2人の関係性が羨ましいなということ。恋人とか夫婦とか家族とかいう枠組みの外で、互いに唯一無二と認識して、人生の終わりを迎えるまで、一緒に歩んでいきたいと思っているのが、幸せで羨ましい。正義もリチャードも、心の中に闇の部分を抱えていて、けれどそれをお互いに救いあい、かつ生来の優しさを持っているからこそ、そうあれるのかもしれないと思う。ある部分では依存関係にも見えるけれど、純粋に、お互いの側にありたいと思える相手を、自分も同性に欲しかったなと思ったりする。
奔放な姉妹の姉がスリランカで正義とリチャードに会った時、正義が言った”好きな人”がようやくわかってほっとした。
第3部ではどんな話の展開を迎えるのか楽しみでしょうがない。
作者が宝石や音楽や芸術にロマンを感じているのが、物語の要所要所で語られていて、そのことにも強く共感するから、この話はとても好き。
長く続いてくれるといいなと思う。