あらすじ
小春(こはる)たちチームOGMの活躍によって、巫狐(みこ)による京都の心霊スポットでの動画撮影騒動は一件落着したかに思われた。
だが、その裏で暗躍していた、怪しげな黒い狐面の存在が明らかになる。
小春たちは、心霊スポットで何かを探している様子だったというその人物の正体を追うが、仲間の一人が連れ去られてしまい……!?
黒い狐面の衝撃の正体、そしてその胸に秘されていた切なる想いと願いとは――。
前世からの縁を通じてめぐり逢い、数々の不思議な出来事を解決してきた小春と澪人。
大切な出逢いと経験を糧に、それぞれの新たな未来に向けて、ついに一歩を踏み出す!
京都の四季と和菓子で贈る、優しい恋と成長の物語。
大人気日常ファンタジー、温かな希望あふれる感動のフィナーレ!
――この祇園で、数々の愛しき縁と出逢い、胸に抱いたこの夢と想いは、きっと、ずっと色褪せない。
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Posted by ブクログ
京都の心霊スポットでの動画撮影騒動は一件落着に思われていたが、まだ裏では怪しげな動きが影を潜めていた…
安曇姉妹と松原兄弟の良かった関係が、姉の香澄が事故で亡くなった事で歯車が狂い、妹の安曇が松原家へ嫁ぐ事になったけど、その松原家の扱いが余りに酷すぎる。家の為とは言え、安曇の存在を消し去って若い愛人の子を跡取りにするなんて。しかも、その愛人が姉の香澄と似た雰囲気なのがやるせない。
やっと勇気を出した松原と安曇が幸せになってくれそうでホッとしました。
葛葉の助けたかった女の子の正体が、まさかの人で。何だか少し葛葉が哀れになってしまいました。
『かりそめの恋』に翻弄された葛葉だったけど、
きちんとそれを昇華させてやりたい事を見つけ前を見始めた事にホッとしました。
小春達も自分達の進路を見つけ、それぞれ進んでいく事に成長を感じました。
これで終わりなのが寂しいですが、番外編が読めるみたいなので楽しみです。
満足
12巻目までは なんか壮大な映画の様になってしまっていて話しの大きさに「あ~そうですか」となってしまっていたのですが 一段落ついた後のお話は タイトル通りの「まちのおがみやさん」っぽくてほのぼの満足でした。ただ 千歳君にもう少し頑張ってもらいたかった。麗しの君が出来すぎです(笑)
Posted by ブクログ
感動の最終回! でも、あんまり最終回という感じはしなかった! みんなの進む進路が決まったのは良かったけどね~♪。番外編も楽しみ! まだまだ小春さんたちの物語、読みたいな~! 千歳くんもまだまだ活躍、これからだと思うし! 小春さんと澪人くんの恋模様、読んでてすごく微笑ましくて楽しかった! 祇園の拝み屋さんは永遠に不滅なのヽ(=´▽`=)ノ。