【感想・ネタバレ】坂の上の雲(一)のレビュー

あらすじ

維新で賊軍とされた伊予・松山に、三人の若者がいた。貧乏士族の長男で風呂焚きまでした信さん(後の秋山好古)、弟で札付きのガキ大将の淳さん(真之)、その竹馬の友で怖がりの升さん(正岡子規)である。三人はやがて、固陋なる故郷を離れ、学問・天下を目指して東京に向かう。しかし、誰が彼らの将来を予見できただろうか。一人は日本陸軍の騎兵の礎をつくり、一人は日本海大海戦を勝利にみちびき、さらに一人は日本の文学に革命を起こすことになるのである。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

大河ドラマの再放送をみて購入。
ドラマの光景が目に浮かびながらも、人間関係や時代背景などの細部まで知ることができ、面白い。江戸の旧藩主などの名残を残しながらも、明治の開かれた社会という時代の間。この時代の歴史の教科書で出るあの人物が、この人とこんな風に繋がっていたのだな、という発見ばかり。

印象に残ったのは真之、子規が大学予備門を目指して入学し、将来何になりたいのか?と葛藤するところ。今の現代人と同じだと感じた。中でも真之は自分の適性を自覚し、海軍の道に転向してその道で能力を発揮するのは持って生まれた才能なのかと思った。

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2025年03月29日

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