【感想・ネタバレ】イノサン Rougeルージュ 7のレビュー

あらすじ

“首飾り事件”結末の因果に、マリーは大いなる「運命」との闘諍を誓う。一方、「人は皆、平等」の新思想の青年オリビエが、車裂き刑で処されることに。同情し暴動を起こす民衆に、サンソン兄妹は「新しき力」を見出す…!! そして、マリーが引き連れる「新しき命」の存在は――!? 物語はフランス革命の真の引鉄、「ベルサイユ死刑囚解放事件」から「三部会」、そして遂に「国王処刑」へ…!!! サンソンが映し出す“フランス革命の真実”とは――!!?

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「漫画は常に進化しているか?」
その答えがここにあります。

作者は『孤高の人』で第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した坂本眞一先生。
今作では、主人公がシャルル=アンリ・サンソンから妹のマリー=ジョセフ・サンソンへと変わり、物語もフランス革命へと加速していきます。

圧倒的かつ繊細な作画、緻密に組立てられた時代描写はそのままに、前作から成長した登場人物たちの人間模様も見所です。

感じてください。これが漫画の革命です。

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ネタバレ 購入済み

急に話の展開が早くなった。サンソンの剣を手放そうと決めたマリーは潔い。そこまでに描かれる心理描写が良いと思う。その後の兄妹達での戦いは、家の為とはいえ、見ていて辛いものがある。

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2020年12月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

取り敢えず帯の中島美嘉がすごくマリーなので舞台とかやるなら中島美嘉でお願いしたい。
ここに来てようやくナポレオン出てきましたが、コルシカ訛りがまさかの博多弁でめっちゃ可愛い。

0
2018年01月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

マリーの突飛に見える行動を、「マリーだから」で納得させる
キャラクターの強さは、確かにマリーにはあると思う。
フランスの大きな転換期となる革命の、うねりの強さに圧倒された。

突っ込みたくなるところは多いにあるものの、
ところどころに出てくるマリーの描写は素直に恰好良かった。

訛っていると意地悪をされていた兵士がナポレオンの若かりし頃だと
最初は気が付かなかった。

兄妹の共闘に胸が熱くなったばかりなのに
転じて命を奪い合う関係になってしまったのは悲しい。
ゼロもマリーも、この先どう生きていくのだろうか。

0
2022年01月21日

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