あらすじ
鈴里高校と鵠沼学園の合同夏合宿は中盤へ。
二年連続高校書道日本一を狙う一条毅が、三浦先生に話した
「書の甲子園」への構想は高校生の域を超えたものだった。
一方、何を書くか決めていなかったユカリとひろみは図書館に出かけ、
望月は一条と一緒に三浦先生の家へ向かう――
そして、以前から気になっていた
三浦先生が若い頃に出会ったという凄い書家の作品を
ユカリは見に行くが…!?
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Posted by ブクログ
面白いっ!今回は迫力があった。絵的にも展開的にもね。書の魅力とともに語られてきた青春ラブコメもつぎで終わりか~……。寂しいが、最終刊も楽しみだ。
Posted by ブクログ
最近、書を好んで鑑賞する機会が増えた。
なかでも、「是非この目で見たい!」と思っている書が2つあった。
このまんがに掲載されていたのが、きっかけである。
一つは、良寛の「風」の書。
もう一つは、この巻に載っている、井上有一の「噫横川国民学校」。
東京大空襲の経験と思いをぶつけた作品。
前者は、この夏にじっくり鑑賞できた。
後者は、「目にしたい」と思うようになってから4〜5年、上京するたびに展示情報を調べているのだが、展示がなかったり私自身の見落としがあったりして、なかなか鑑賞のタイミングが合わなかった。
ようやく、観る機会を得ることができた。
まんがで目にしてから10年前後経っても強い記憶に残っているくらいなのだから、実物を前にした時に、自分自身受け止め切れるだろうか、という思いはある。
でも、その時が実に楽しみである。
きっと、同じような思いで見る人は、少なからずいるであろう。
書に対する認識を拡げてくれた、「きっかけ」をくださった、作者に、感謝したい。
Posted by ブクログ
書の甲子園に向けての合宿合宿。
作品の糸口を探す縁が目にした書とは。
という13巻。
目標に向かって悩み、ぶつかり、挫け、迷い、そして少しでも前へ進め。
さわやかな雰囲気のマンガだけど、突然今回のような衝撃をぶち込むから、この作者は油断できない。
Posted by ブクログ
久々の新刊。そうだ、夏合宿だった。
漫画でもある程度衝撃を受けるんだから実際見たらショックだろうなあなんて思いながら読みました。
そしてユカリちゃんはどんな書を書くのか。次が最終巻のようなので楽しみのような、さみしいようなです。