【感想・ネタバレ】付添い屋・六平太 犬神の巻 髪切り女のレビュー

あらすじ

伝説の時代劇脚本家が贈る円熟の第16弾!

●第一話 日雇い浪人
天保四年の冬、笹郷藩主の登城の列に加わるため、若党に扮していた六平太。乗り物とともに御成街道を進んでいると、不意に幾つかの黒い影が飛び出し、行列を襲いはじめた。立ちはだかった六平太に、曲者は引き上げていったものの……。
●第二話 髪切り女
品川で娘が髪を切られる事件が起きてから、ひと月半。巣鴨で四件目となったが、怪我を負わせるわけでもないという。いまだに手掛かりを得られない下手人の意図が気になる六平太が、毘沙門の親方・甚五郎に話を振ってみると意外な繋がりが……。
●第三話 内輪揉め
「市兵衛店」で夫婦喧嘩が! やきもち屋のお常は、天気が悪いのに仕事に行くと言ってきかない大工の夫・留吉が、若い女とできていると疑って引かないのだ。六平太が留吉に事情を聞くと、仕事先で妙なものを見つけてしまい、気になっているという。
●第四話 春待月
六平太は『飛騨屋』の主・山左衛門の相談に乗っていた。店の養子を決めたと言うが、お登世の婿としてではないらしい。独身娘の集まり『いかず連』はどうなるのか? 翌日、六平太の恋仲のおりきが行方れずに。笹郷藩の行列を襲った者が怪しいが。

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人生の川を、それぞれの人が、行き着く場所へ、流れていく。登世さんも、これで、やっと落ち着くのかな?笹郷藩の行末は?それより何より、六平太は、何処へ流れ着くのか?

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2025年04月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 主に大店のお嬢さんの付添い(用心棒)をして暮らしている浪人の秋月六平太の物語。よくできた妹の登世、愛する女性おりきが脇を固めています。シリーズもいつの間にか№16になりました。「髪切り女」、2023.4発行。日雇い浪人、髪切り女、内輪揉め、春待月 の4話。

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2023年07月31日

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