【感想・ネタバレ】かくりよの宿飯 十二 あやかしお宿の回顧録。のレビュー

アニメ化で話題。亡くなった祖父の借金のかたに、かくりよ(あやかしが棲む世界)にある宿「天神屋」へと連れてこられた主人公・葵。鬼神である大旦那様(美形)に嫁入りしろと言われるが、葵は得意の料理を武器に、宿で働いて借金を返そうとする。天涯孤独だけど明るい主人公と、ツンデレな大旦那様のやりとりが微笑ましい。「千と千尋の神隠し」を連想するような、妖たちの賑やかな世界にもはまります。不思議な世界と、美味しい料理と、ときめきと。楽しく読める作品です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

かくりよの宿飯の第十二弾。

今までのお話とお話の間を埋めるようなエピソードや、
浅草の鬼夫婦とのコラボ、
アニメが始まる話といろいろ。

第一話の大旦那と手毬河童チビの出会いが笑えた。
強い鬼だとわかり、あっという間に大旦那に乗り換えたと思ったら、
食い意地のために葵の下にもどる変わり身の早さ。

その後も、
「葵しゃんの気持ち弄んだら、僕が許さないでしゅ~」と大旦那に言ったり、
きゅうり欲しさに葵の目覚まし代わりを務めたり、
管子猫と友だちになったり、
お涼に甲羅のすきまをのぞかれたりと大暴れ。

手毬河童、最高!

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2023年06月03日

ネタバレ 購入済み

やっぱり面白い

待望の短編集が一冊になって出版されたのが嬉しくて嬉しくて一気に読んでしまいました。私の大好きな白夜さんと管子猫のお話、また、『浅草鬼嫁日記』のキャラクター達も出てきて大旦那様と話しているのが微笑ましく、サスケくんが可愛かったです。
葵と大旦那様の関係がより理解できた気がします。そして、葵とおじいちゃんが暮らしたあの家がとても良い使われ方がされていたのが嬉しかったです。無くならなくて良かった。お手紙は鈴蘭さんに届いたかな?お返事はきたかな?鈴蘭さんと現世に留学中の妖達が笑っているといいなあ。このシリーズを読むと、すごくホワホワと温かい気持ちになります。また新しいお話いつでも待ってます。

#ハッピー #ほのぼの

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2022年03月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

事実上のシリーズ最終巻、番外編の短編集。
前作が少しビターだったので、かくりよらしい内容で良かったです。最初の方の短編は初期のノリで懐かしかったです。それにしても葵って、大旦那様に結構塩対応だったんですね。葵の活躍メインのシリーズなので気づかなかったよ…でも、最後に葵の嫉妬が見られたので安心しました

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2022年03月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

天神屋の大旦那に嫁入りし、大女将見習いとして働く葵。現世にある元実家があることに使われるようになり、葵は過去を振り返る。
かくりよ宿飯シリーズのこぼれをまとめた1冊。1話1話がとても短く、読みやすく、ガガガ文庫で出されたGJ部を思い出した。だが、短い話なのであっさりしていて読み応えがない。そして同じ作者の違う作品を読んでいることを前提にしたような話が何話かあって、読んでいない人は置いてけぼり感があった。違う作品とのコラボを喜ぶ人もいるのは理解出来る。だが、この作品が好き=違う作品も好きとは思わないでほしい。

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2022年03月22日

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