あらすじ
「みんなと一緒に歳をとりたい」
迷宮の主となったマルシルの願いは、
呪いとなって世界を飲み込み始めた。
マルシルを誑かし、己の欲望を叶えようとする翼獅子を、
ライオス達は止められるのか!?
グルメ in ダンジョン!
チキンが無いならバジリスクを食べればいいじゃない。うん。……え!?
数あるグルメ漫画の中でもかなり異色な本作。目的はダンジョン深部にいる仲間の救出……と真面目なハズなのですが、その道中が実にコミカルです。
「早く助けに行かないと!」
「でもお金なくて食料買えない!」
「じゃあ魔物を食べて節約しよう!」
「……( ゚д゚)!?」
そんな流れで冒険開始。エルフやドワーフと共に剣や魔法で戦い、ダンジョン内の魔物を比喩ではなく文字通り「料理」しつつ進んで行きます。「ただ焼くだけ」などではなく「しっかり調理して美味しく食べる!」という姿勢がブレないのがまた楽しいですね。「食べてみよう!」「食べるの!?」みたいなボケと突っ込みがまた良い味出してて実に美味しい、まさにイチ押しの一品です!
ダンジョンにグルメを求めるのは間違っているだろうか……ダンジョン飯、ああダンジョン飯。
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
遂に物語はクライマックスに。
マルシルの暴走を止める声かけで、チルチャックが顔真っ赤にして「俺の家族見たくないか!?」「家族の仲を修復できるよう一緒に作戦を考えてくれ!!」と言って、マルシルが「会いたい!!」「考えたい!!」と心動かされるのが胸アツだった。もうすっかり仕事仲間じゃなくて友達じゃないか!
「翼獅子の力を使わずとも寿命を延ばす方法」が「バランスのとれた食生活」「生活リズムの見直し」「そして適切な運動」なのも、ザ・ダンジョン飯!どこか呑気で健やかでいい。
そして九井さん絵がうますぎ!ケツァルコアトルめちゃかっこよかった。
匿名
シリアスだけどギャグも面白い
マルシルの郷土料理で二郎系ラーメンを作ったのがとても面白かったです。ドッペルゲンガーの解釈の仕方も独特で良かったです。
匿名
闇落ちマルシル
闇落ちマルシルの衣装、センスはあれだけどかわいい系セクシー路線は狙えると思う。闇落ちしても仲間想いなのかわいいけど。
匿名
うまくいかない
マルシルをどうにか救い出そうとする回。マルシルの幼少期の話を、マルシルが生み出した魔物の口から聞くことになった。歯が生え変わるのに20年とか、知能は高くなるのに体の成長だけ追いついてないとか、生々しかった。どんな物語にもよくある異種族とのハーフの人間。多分、本来は結ばれるべきでは無い混血だからこそ起こることなんだけど、それでも愛した結果の子供の苦労に、批判するべきなのか同情すべきなのか…。素直なままなのに思考誘導されて上手くいかない説得に、やきもきさせられた。あらゆることが上手くいってないことを実感させられる回。
Posted by ブクログ
最終決戦にふさわしい盛り上がり。隊長とマルシル戦は格好良かったし、マルシルの主ドレスも素敵。イヅツミがどんどんまとも(?)になっていってて、今ままではチルチャックがつっこんでいたところをイヅツミが代わりを担っている。
マルシルの望みは、例えば飼っている猫や犬といった人間と寿命が異なる大切な家族のことを想うと、そうだよねずっと一緒にいたいよねと背中をさすりたくなる。
次回最終巻
9月で連載は終了。
12月中に刊行予定らしい、あと来年24/1からアニメ化。
いろいろ楽しみではあります。
とりあえず部屋片そ。
お好みで。
種族による寿命差をなくして、100年後もみんなに会いたいというマルシルの願い事に対してそれは理想の押しつけだ、とはっきり返すライオス……というシリアスなやりとりがあったかと思えば、センシ渾身の家系ラーメン(湯切りしてるセンシがめちゃくちゃ笑えました)の温度差。いよいよ佳境で次巻が気になります。
あくまで食で
説得するところがいい。根幹を忘れてない。エルフたちとはずれてるけど、関係なくとにかく食の発想で悪魔と勝負するわけだ。世界を食で救済するとかちょっとすごいかも。でもケガしたり死んでそうな人もいて許してもらえるのかが心配。
まさにクライマックス!!
掲載雑誌がなかなか地元の本屋に来ないので、前巻からの進捗状況は把握出来て無かったが、おおお!まさにクライマックス。
勢いに任せた、怒濤の展開。
なるか?第二回ドラ肉祭り!!
とても気になります。
Posted by ブクログ
・隊長の戦闘シーンはやっぱりカッコいい
・ライオスに対して遠慮しなくなったカブルーのツッコミが楽しい
・ラストのマルシル説得の3人可愛すぎる
・チルチャックの家族見たい欲が溢れたマルシル笑
シリアスとコメディのバランスが上手い。