【感想・ネタバレ】キノの旅XXIII the Beautiful Worldのレビュー

あらすじ

「あの箱ですか? 私達の永遠の命を守ってくれるものですよ!」国に入る前に、キノとエルメスは答えをもらいました。答えが全然理解できなかったので、キノが訊ねました。背広を着た入国審査官は、とても若い男でした。まだ二十歳前に見えました。彼は、それはそれは嬉しそうに、手続きそっちのけで説明してくれます。「あそこには、たくさんの国民達が眠っています!」「眠っている……?」キノが首を傾げました。「つまりまさか――」エルメスの言葉を、「墓地じゃないですよ!」入国審査官は笑顔で遮りました。「みんな生きています! ただ――」キノが反対側に首を傾げました。(「眠る国」、他全11話収録)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「ロボットがいる国」が好きだった。
仲間として迎えていた勤勉な人たちは生活が便利でうまくやれているというのが昔話の教訓めいていて良い。

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2022年05月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回は特に作者の思想や社会情勢に対する考え方が色濃く出てるなと感じた。

『愚か者は死んでもいい国』
の中で国の独裁者についてキノとエルメスの間で話題に上るが、その際にエルメスが「自国の独裁者について愚痴が言えるような国は独裁国家では無い」という旨の発言をしている。
まだまだ自国の政治家について悪口が言えるだけいいじゃん!という矮小化とも取れる発言をしていたのが残念だった。

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2020年11月12日

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