あらすじ
さらなる深界六層を目指し、大穴『アビス』の深窟を続けるリコとレグ、そしてナナチ。
前線基地に辿り着いた三人の前に、悠然と立ちはだかったのは黎明卿・ボンドルドであった。
死力を尽くし打倒せんとするレグに対し、ボンドルドは圧倒的な力を見せていく――。
一方、リコ達と一緒に冒険することを切に望んでいたプルシュカ。
しかしその思いもむなしく、ボンドルドの恐ろしい実験の対象となり…。
愛情と憎悪が入り混じる大冒険活劇、第五巻!!
★単行本カバー下イラスト収録★
秘境の大穴「アビス」で消息を絶った有名探検家である母親に会うために主人公の「リコ」が記憶を失ったロボット「レグ」とアビスの底を目指して旅するというお話です。
アニメ化もした本作品、とてもかわいい絵柄なのですが、その雰囲気に呑まれて舐めて読んでしまうとダークなストーリーに良い意味で期待を裏切られてしまいます!!
二人のアビスでの旅路には、原生生物や他の探検家、過酷な環境など、命を脅かす危険がたくさん存在していて、それらの敵との命のやり取りがあり非常にショッキングです!
しかし一度読んでしまったら、予断を許さない展開の連続で、目を瞑りたくなうような展開が続いても、読むことをやめられません!
骨太のダークファンタジーが読みたい方に是非おすすめです!
感情タグBEST3
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匿名
壮絶な展開
アニメ派の私が知っている最もグロテスクなシーズンの終わりの巻です。
度し難い未来や別れが待っていても、リコ一行は進み続けるという確固たる意思が見られます。
デコメガネ
先ず初めに、気合を入れてページをめくりましょう。
ここまでの冒険で、既にダメージは喰らっているものですが、カートリッジの中身は何かが、どうやって作られているかが、ナナチから語られます。
寝る前に読んだら、悪夢となる確率高し。
口直しに面白いことで頭を埋めてから布団に入りましょう。
プルシュカが酷い目に遭うのは薄々感じていましたが、カートリッジにされてしまうとは…
白笛になって一緒に冒険出来るのが唯一の救いでしょうか。肉体を持ったまま一緒に行く姿を見たかった…
レビューにはボンドルド純粋じゃん派の人が多かったですが、私はめちゃくちゃ嫌いにしかなれませんでした。
しかし敵キャラクターとして魅力的ではあったと思うので複雑です。
プルシュカ
ボンドルドとの戦いに決着がつきます。
異常な環境で真っ直ぐ育ったプルシュカ。リコと交流するうちに一緒に外の世界を冒険したいという気持ちを強くしていきますが、その愛情深さゆえにボンドルドのためのカートリッジになってしまいます。姿の変わってしまったプルシュカにメイニャが駆け寄る場面は、衝撃で涙も出ませんでした。
ボンドルドは本当に子供たちを愛していたのかもしれません(とても歪んだ形で)。それでも探窟家なのでアビスへの探究心好奇心の方が上回るんですね。
パーティにメイニャが加わり遂に深界六層へ向かいます。楽しみです。
Posted by ブクログ
ボンドルド・プルシュカ親子(彼らは親子だ!)の魅力に驚嘆。こんなキャラクター達は一度目にしてしまったら誰も忘れられない。
ボンドルドの最期の言葉とその黎明(夜明け)への鮮明なる目的性、プルシュカの最期の願いにはっきりと映るボンボルド、好奇心は倫理規則を超越する(それが発揮されるはイド・フロント=感情欲求衝動最前線!)ボンドルドとリコの共通点。
ボンドルドとリコ、『ロマン』は同じでも手段が違えばこれ程までも違う、それでも二人の純粋さには一点の曇りもなく、
【『「エンパシースキルが一切皆無のボンドルド」にエンパシーを得る』というエンパシースキルを読者は気が付くと読後に与えられている。】そんなことが漫画は出来てしまう!そもそもボンドルドにエンパシースキルは無いのか、それは形が違うだけのボンドルドの博愛主義なのかも。
この人達がこんな行動をとるはずがない、これを一切外れぬ説得力。この人達はこういう目的で行動しているのだ、それを物語の途中から個々人が獲得していく説得力。そんな雁字搦めの確固たる人物達への共感と盛り上がりを最大限発揮するラストシーン。
『素晴らしい』
数多の謎
プルシュカの件は涙なしには見れず 黎明卿とのバトルも熱いのだが レグのもげた腕の火葬砲を如何に起動したのかとか イレギュラーで白笛になったプルシュカ以外の場合どんな儀式を捧げていたのかとか?殲滅卿ライザの白笛は誰が捧げれてたのかとか・・・リコのお父さんじゃないよねぇ?ナナチの視覚を覗かれる技術も不明だし 精神隷属器の仕様も不明点が多い
カートリッジに詰めれれた子供たちには合掌
巻末の方にあるレグによるナナチの図解 ”香り:抗い難い”は笑った